Battle of Arias
- 日時:7/13(Sun)
- DM:schnee0/所長 Geust DM:つち
- 参加PC
次回予告
ついに帝国首都への扉が開かれた。あとはここを攻め落とし、皇帝を倒せば長かった戦いも終わる。
しかし、流石に敵の最後の砦だけあって、並の兵士が数で攻めていったとしても首都は落とせない。20chainsが敵の大将どもをなぎ倒して血路を切り開かねばならないのだ。
システム
- 合同卓。8人PLで、3DM。卓は3つあり、PL達は自由に卓を移動できる。各卓でエンカウンターが行われており、増援にいったり、別のミッションをこなすことができる。
- リアルタイムだった。バフ呪文もリアルタイムだし、一時間ごとに敵味方の兵士の数が減っていく。で、これが0になると死亡。
作戦の詳細
帝国首都Arias
首都Ariasについて以下のことが分かっている。
- 城壁によって仕切られている
- 特殊なForbbidanceがかかっており、Line of Effectの通らないところにTeleport(その他瞬間移動)できない(つまり、Dimension Doorで壁を抜けることが出来ない)。壁を飛んで越すことはできる。
- 中心の六角形のそのまた中心に、皇帝がいると思われる執政院がある
- 現在中心の六角形は黒い霧に包まれており、内部は見えない。Scryなども通らず、また偵察部隊は帰ってこなかった。
敵の目的と手段
- 20Chainsの集めた情報から、皇帝の目的はOerthのHell化
- そのために必要なOriginal Nineは一部は破壊されたが、まだ向こうの手にある。
- また、Scroll of Oarthも一部敵の手にある。
- Divination呪文を駆使しして調べたところ、皇帝の儀式はかなり来るところまで来ており、儀式を止めるためには二つのことが必要である。
- 皇帝を倒し、儀式をやめさせる。
- 帝都内部に大量にいるHalf-FiendやDevilをなるべく殺す。
- 二つ目の作業が必要な理由は、儀式が止まってもFiendを媒介・イケニエにして勝手にHell化が進むから。
作戦と20Chainsの役割
- Half-Fiendの軍隊と戦えるだけの選りすぐりの兵士達を集め、攻め入る。
- 内部に10万以上いると考えられるFiendを出来る限り殺す。
- 20Chainsは、味方の通常兵士達が全滅しないように敵のボスと殴り合う。
- 一通りボスを殴り、通常兵士達が安心して戦えるようになったなら、20Chainsが奥に進んで皇帝を倒す。
回復の魔法フィールド
Miracleを使って、作戦実行の一日の間特殊な時空Fieldを張る。ここでは、時間の流れが速くなり、速やかに休息が取れる。具体的には、実時間5minの休息で、
- 5+1d10Lv分Spellが回復
- CL15でHealがかかる。
- n/day能力がn*20%の確率で1/day分回復。ただし、100%を越える場合は100%+x%にして、二回以上回復する可能性あり(i.e. 7/day能力:100%1チャージ回復し、40%でもう1チャージ回復)
- Magic Itemの特殊能力は回復しません。あくまで、自分の能力のみ。
Death Pactサービス
20Chainsの希望者には、事前にCL20でDeath Pactをかける。これは、ConがPermanentに-2される代わりに、一度死亡してもTrue Ressurectionがかかる(hp全快で復活)
Diamond
死亡事態を考慮して、Diamondを125000gp分用意しました。必要なときに使ってください。
事前準備
Abrahamが妹の死を悲しみながら祈っていると、Oleinさんの口が開いて、ランタンアルコンが出てきた。上に小さなハーフリングが乗っています(Ruin of Greyhawk参照)。
ハーフリングは言った。「帝都にて堕ちた聖者と出会うだろう。分かたれし刃一つになる時、悪を打ち砕く力となるだろう。しかし、黒く染まった刃は汝によってのみその真の姿を取り戻すだろう。」
また、Abrahamは以前(20鎖暗殺計画のころ)お世話になったBronze Dragonのところに行った。Dragonは作業場で工作していた。作っていたのは、リヤカーに翼としっぽと四本の足をつけたような変なシロモノ。
「おお、いいところに来た。おまえにこの前あげた試作品の頭を返しておくれ」 と言われてBronze Dragonのヘッド頭を返すと、Bronze Dragonはそれをリヤカーの頭にくっつけた。
「見よ、Abraham。マッハ6号の完成だ。これで悪をひき殺してこい。コメリカに寄付?何を言っている、マッハ6号を乗りこなせるのはきっとお前しかいない」
コメリカに戻ってきたAbrahamはAugustaに、この後Hellに行くからコメリカ騎士をやめさせて欲しいと言うと、「もし仮に帝国を倒すことに成功したとしても、彼等が開いた魔界の扉の影響はこのアシュケレスに強く残ってしまうでしょう。帝国の終わりは私たちの戦いの終わりではなく、戦後処理と復興にも大きな苦労があることは必定。それでも行ってしまわれると言うのでしたら…私に止める権利はありません。ですがせめて…この戦いが終わるまでは、コメリカの騎士として私のために戦っては頂けませんか?」と言われた。それに答えてAbrahamは、
「ありがとうございます。しかし、私は貴方のために全てを捧げることは出来ないのです。 私の主人は貴方のために戦うことを許しては下さるでしょうが、命が下れば私は去らねばならない。そんな私に騎士の称号はふさわしくありません。」
「残るか残らないかは、主の命次第です。ただ、本心を言えば私はあの子のそばにいてあげたいのです。貴方は正しい心をお持ちです。騎士Tikoや騎士Theodoreもいる。でも、あの子には誰もいないのです。どうか、不忠をお許し下さい」
などと格好いいことを言っていたが、Oleinさんが機嫌を損ねないかどうかびくびくしながらやっているあたりがAbrahamだった。
StreakはLilendilに祈っていた。「Lilendil様、Lilendil様、上級クラ……じゃなくって、私がLilendil様の僕として死ぬ覚悟をするために、私の前にあらわれて祝福をお願いしたいのですが。」すると答えが。「んー、LEとかむかつくからちょっと行ってぶっ壊してこいよ、何とかなるって。あ、Faith Pointやるよ。そうだな…じゃあ1d10ポイント。がんばれよ。あ?Contemplative?そうだなぁ、じゃあ気が向いたらなんか送るよ。」
PascalはZaraの場所をDiscern Locationした。すると、どうやら帝国執政院地下にいるらしいということがわかった。するとそこにTheodoreがやってきて、「パスカル、お前の体はひ弱でいかん。筋力12ではとても戦争を勝ち抜くことなどできない。というわけで、このスペシャルな呪文を教えよう」
と言って、Body of Warを教えてもらった(結局使われなかったが)。
Lindenの行動
1日目:Trillに「TrillがいるからEvilになれない」発言などを怒られてそっぽを向かれる。
2日目:失意の内にSpell勉強。
3日目:悩みながらSpell勉強。
4日目:考えながらSpell勉強。
5日目:思いついてDragonbornに。TrillにLichにもならないしAvasquateも使わない事を約束して許してもらう。
6日目:母親の所に行ったり(勿論Disguiseはして)、どこかTrillに行きたい場所があればそこに行ったりする。
7日目:最終準備
6日目、Trillは帝都を見たいと言う。それで、一緒に空から帝都を眺めていると、その中心部分を見ながらぽつりとTrillが言いました。
「マスター、ボクが居なくなってもわるいひとにならないでくれますか…?」
そして、Lindenの答えを聞かずに、味方陣地のほうへ降りていった。
他のメンバーも、Rod of Wonderを398回振ったりと、最終決戦に備えていた。
みんなでDivination
1:堕ちたる人の波より逃れるには聖なる言葉を求めよ
2:地獄の魔炎を宿す機関は地下に眠る
3:虐げられし砂漠の民の魂は哀れ悪魔へと姿を変え、炎の中で舞い踊る
4:襲い来るは武装した猿の群れ、勇気を持って戦え。
5:核なる1つにありし悪魔等は力を持って粉砕さるだろう
6:天使を食らうもの、近づくものを飲み込み溶かすれる。
7:聖者道を誤りて、鋭き刃携え、裁きの時を待つ
8:大気の魔神とともにあるは−(ピー)の愛娘の最後のかけらを持つ異様なる風。しかし気をつけよ、かの者、魔神に操られ汝等を地の底へと封じ込めるだろう。
9:ツユシアを逃れし能率の探求者が再び汝等の道を妨げるだろう。
10:冒涜の声を放つ盗人が何もかもを奪い去る。
11:目覚めし巨像は主命に従い道を阻む
12:魔道を進みし巨人、20鎖を狙い打つ
みんなでいろいろ相談して、Communeする
Q | A |
---|---|
1のボスのために用意するHoly Wordは1発で十分か? | yes |
2のボスが地中に逃げ、追撃のためにBurrow Speedが必要になるようなことがあり得るか? | no |
7のボスはZara? | no |
7のボスはリノール? | Partially yes |
リノールと戦わずにすむ方法はあるでしょうか? | yes |
8のボスの「地の底へ封じる」は、Freedom of Movementで逃れられるか? | no |
6のボスに地の底に封じられた場合、Burrowで逃げられる? | no |
9のボスはEsse? | no |
9のボスはロメロ君? | yes |
我々のうち誰かが今後一週間以内にZaraと敵対しますか? | unknown |
Zaraを殺す以外の方法で救う方法はありますか? | yes |
3番で炎対策していない場合、した場合よりも格段に厳しいですか? | yes |
5のボスはForce Damageでないと有効打を与えられませんか? | no |
5のボスはSRがありますか? | yes |
3のボスはSRがありますか? | no |
9のボスはSRがありますか? | yes |
8のボスはSRがありますか? | yes |
7のボスはSRがありますか? | yes |
9に不死者はいますか? | yes |
異様なる風(8のボス)はImprisonment、またはそれに似た能力を使って来ますか? | yes |
本編
戦闘準備
リアル時間で一時間程度かけて、ひたすらバフがけ。Chain Mindblankなど容赦ないものが飛び交っていた。
Mistは、故郷が襲撃されていると聞きそちらへ向かうことになった。
戦の開始
Augustaが将兵を前にして演説する。
「勇敢なる兵士の皆さん、今ここに皆さんと一緒に立てることを嬉しく思います。
皆さんもすでにご存じと思いますが、帝国の目的は単なるAshchelesの征服などではありません。皇帝はNine Hellに住む悪魔であり、このOerthとHellをつなげようとしているのです。ここ二ヶ月間、空の色が赤く染まっているのは、すでに彼等の試みの一部が成功しているからであり、このまま手をこまねいていれば、全世界に破滅的な影響が及ぶことは免れないでしょう。私たちはこの悪魔の帝国に勝たねばなりません。そして皆さんこそが、そのための最後の希望なのです。
敵は恐るべき悪魔の軍団です。開きつつあるゲートから帝国はDevil達を呼び出し、また帝国の兵士達も暗黒の気におかされて悪魔化しています。すんなりと勝てる戦いではないでしょう。
私の国、コメリカは、Arias Arcane帝国に蹂躙され、一時は国の滅亡の危機に瀕していました。私のスタートはポルカトラズの牢獄の中からでした。しかし、私はそこを逃げだし、王都を取り戻し、一時はMosの解放にまで手を貸すところまで行きました。その後アルケンロードHybrisにまた攻められたものの、最後にはHybrisを倒し、コメリカの自由を勝ち取りました。そして今、帝国首都の前に陣を張っています。圧倒的に不利な状況から、皆さんの力のおかげで大逆転することが出来たのです。今まで乗り越えてきた困難に比べれば、悪魔相手の戦争など、恐るるに足りません。
そして皆さん、忘れてはならない名前があります。彼等の存在こそが、帝国の誤算でした。彼等の存在こそが、我々の希望の種でした。この大逆転劇を起こした私たちの英雄、20Chains!」
すると、派手なIllusionとともに20Chainsが現れた。そして、一人ずつコメントする。PascalやTiko、Abrahamなどはまともなことを言って兵士達の士気を上げていたが、社会力的にチャレンジされているRocheやLindenの意味の分からないコメントなどは兵士達を困惑させていた。
めいめいのコメントが終わると、Augustaが後を引き取る。
「では皆さん、英雄と共に、敵地へと赴こうではありませんか。悪魔を切って切って切りまくろうではありませんか。今一度繰り返します、皆さんこそ、Ashcheles、いえ、このOarthの希望なのです。そしてこの希望を絶やさぬために、私からささやかな祝福を。」
と言ってAugusutaはLion's LoarのMagic Itemを起動して、みんなを鼓舞した。だが、Augustaが続けてしゃべろうとすると、帝国のほうから不気味な咆吼が聞こえ、帝国の空の上に渦をまいて黒雲が出来る。黒雲は雷を発し、帝都はいっそう不気味な感じに。兵士達は、ちょっとおっかなそうな顔をしている。だがPascalが「恐れることはない!」的なことを言って、兵士達は元気を取り戻した。Augusutaが叫ぶ。「突撃!」
Ariasの門にむかってなだれ込んでいく連合軍。だが、悪魔によって強化された帝国軍の力は強大であり、向こうの方が破壊力も戦力も上だ。20Chainsが敵を蹴散らさねば、この戦、勝つことは不可能。PC達も、兵士達の先陣を切って突撃…するまえにPlaneterを呼んだりしていた。
こうして、Ariasの戦いが始まった。
HFEの地
まずPC達が向かったのは、2。ここにはHell Fire Engineがいるのだが、地下に格納されており、後でしか出てこない。特に探す気もなかったらしく、PC達はここをスルーして9へ。
Undead軍団
こちらに来たのはTiko, Streak, Linden,
ここは礼拝堂と墓地のある区画のようである。あたりには異臭が漂い、Undeadが闊歩している。
Undeadは内部へと続く門の近くにある礼拝堂の裏の墓地からわいてきている。
でもとりあえず礼拝堂の中に入ったら、Night Walkerがいた。戦いが始まると、外からBone Clawを従えたTrue Necromancerのロメロ君がやってきた。「むむむ、お前達は20Chains!いつぞやは私のかわいいスカムゾンビちゃんたちをさんざんな目に遭わせてくれたなぁ!だが、お前達、今回は前回のようにはいかんぞ!
私はハイブリス様の教えを請い、ついに作り出したのだ、最高に効率の良いSkeltonを!さぁ、やってしまえ、Titan Skelton!」
彼がこういうと、礼拝堂のわきからTitan Skelton×2が出てくる。Titan SkeltonはSkeltonの中で最も効率がよいSkeltonであり、SkeltonのくせにTo hitが+31もある。
さらに、あたりに散らばっていた骨はSpell Sticed Evolved Serpentierになり、