トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

第2回(王国1)

エステル

私。パーティーの頭脳担当。

ヴェテンスカップ

魔法使い。村にいた名ばかりのバカ魔法使いとは違って、ちゃんと才能もあるみたいね。特に知識では私でもちょっと勝てないかも。

ハイダンヴュ

戦士。不本意だけど戦士としての実力と人を引っ張っていくカリスマはあるみたい。普通の町人にはこういうのが評判がいいし、このままリーダーをやらせておいてもいっか。

ハマヌー

神官。宗教関係者はたいていおかしい事しか言わないけど、Gorumの神官はとりわけ頭がおかしいわね。神官としての力は優秀だから、発言だけスルーして活躍してもらおうかしら。

サルビア

戦士?魔法も使う。強いんだけど、何かあるたびにやたらとペコペコしていてイライラする。もっと自分に自信持ちなさいよ。

ダリ―

野伏。彼の野外活動の実力はなかなかのもの。その割には夢は小さいし低姿勢だしやっぱり見ていてイライラする。


オレグの交易所1

オレグの交易所で休んでいると、グリーグというレンジャーのうわさ話を聞いた。グリーグはたくさんの獲物を捕るためにどこにでも見境無く罠をしかける評判の悪いレンジャーだけど、最近姿を見かけないんだって。我がパーティーのリーダー様がまた「危険な目にあっているかもしれないから探して助けなければ」とか言ってた。顔も知らないレンジャーなんて、どこで野垂れ死んでも問題ないじゃない。
それと、以前に見逃してあげた盗賊がコックになっていた。名前は…なんだっけ?まあコックなんか盗賊あがりでもできる簡単な仕事で、ぴったりじゃないかしら。


探索1エリア目

私たちはスタッグロードの砦を探すため、ソーンリバーの南側を重点的に探索する事にした。
野営していると、Worgとオオカミの群れに襲われた。この辺りは彼らの住処だったようね。ヴェテンスカップのColor Sprayとハイダンヴュのグレイブで次々と薙ぎ払われるオオカミたち。私の爆弾で最後のWorgにトドメをさすと、Worgは「俺を倒したお前にハウルオブザノースウィンドの称号をやろう」と言って息絶えた。いや、そんな称号いらないわよ。

探索2エリア目

丘の上に洞窟があるのを見つけて、入ろうとするとコウモリの群れに襲われた。ハイダンヴュサルビアが武器をぶんぶん振り回すけど、群れには全く効いていない。まあ、ここは私に任せておきなさいって。...数十秒後、コウモリたちは私の爆弾できれいに吹っ飛んだ。
洞窟に入ると8角形の部屋があって、壁にはモザイク画がある。はるか昔に誰かが住んでいたみたいね。奥に行こうとすると、今度はSkeletonの群れ(12)に襲われた。こいつらは古くて耐久性は低かったみたいで、やっぱり私の爆弾できれいに吹っ飛んだ。…なんかDMからのヘイト値が上がった気がしたけど、気にしない。
ダリーが先行偵察でさらに奥に進もうとすると、Wightが「我が眠りを妨げるものは誰だ!」といって襲ってきた。「ヒィー、すいません、すいません」といいながら逃げて来るダリー。ああもう、なんでアンデッドに謝っているのよ!で、Wightと戦うハメになったんだけど、こいつの剣で切られると生命力を吸われてしまい、今の私たちだと2撃は耐えられそうにない。やたらと堅くて(AC24)しぶとかった(HP68)から、ヴェテンスカップのMagic Missileのワンドと私のAcid Flaskで地道にダメージを与えて倒したけど、正直Wightの剣が壊れかけていなかったら(Attackが+1しかない)危なかったわね。
洞窟に落ちていた白骨死体は魔法の指輪を着けていたので、ありがたくもらっていった。ダリーは死体に返そうとしていたけど、とんでもない。死体がアイテムなんて付けていても有効利用できないじゃないの。

オレグの交易所2

食料が無くなって来たので、一度交易所まで戻った。
南の沼にはLizard Folkが住んでいるといううわさ話と、森の西の方でErastilの像を見たといううわさ話を聞いた。そういえば失われたErastilの神殿を探しているという人がいた気がするけど、スタッグロードとは関係無いし、当分は放っておいてもいいわよね。
Wightのせいで私が投げるための酸の持ち合わせが無くなったので師匠に分けてもらおうと思ったけど、こういう時に限って師匠は留守だった。いなくてもいい時にはいるくせに、必要な時にはいないんだから。仕方がないので私は師匠の鞄をあさって酸を4本抜いて、代わりに代金と「酸4本買いました」と書き置きを入れておいた。師匠だし、これで十分でしょ。


探索3エリア目

みんなから集めたお金で食料を十分に買い込んでまた探索に出発すると、他の冒険者パーティーに会った。彼らはレストヴのお触れで派遣されてきた第1次隊で、すでに東の方にバンホールドという街を作っているみたい。
彼らの話によると、私たちが探索している辺りにはチルドレンオブナイトという盗賊団がうろついていて、あんまりこちらに進出してくる気はないみたい。
私たちも街を作ったら仲良くしようという約束をして、彼らと別れた。

探索4エリア目

川沿いに探索していると浅瀬を見つけた。ここなら橋が無くても川を渡ることができそう。街を作るつもりならこういう交通の要所になりそうなところを押さえておくのも大事よね。

探索5エリア目

川をさかのぼっていくと湖に出た。ダリーが目ざとく獣道を見つけて「この先に釣りに最高のスポットがあったよ」とか言ってたけど、こんな街から遠いところで釣りをする物好きなんているわけないじゃない。
湖には人ぐらいの大きさのカミツキガメが住んでいるみたいだから、あんまり近寄らない方がよさそうね。

探索6エリア目

ついに丘の上に立っている砦を発見した。きっとここがスタッグロードの住処ね。ダリーが様子を見てくると見張り塔に1人見張りがいるだけで、油断しきっている様子。とりあえず夜まで待って、偵察に行ってみる事にした。
夜になり、ダリーが門の前まで行こうとすると、突然地面から手が伸びて足を捕まれた。と思うと、地面から12匹のZombieが起きあがって襲いかかってきた。ダリーは足を捕まれて悲鳴は上げなかったけど、次の瞬間には「た、たすけてくれ〜」と言って私たちの方に走って来た。…悲鳴をがまんした意味、無いじゃない。全く、情けないわね。
なかなか倒れないZombieたちに苦戦しているとさすがにザル警備の砦も気が付いたらしく、門が開いて1匹のOwlbearが蹴り出されてまた門が閉められた。Owlbearは満足にエサをもらっていなかったようで、私たちをエサだと認識して襲いかかって来た。サルビアハイダンヴュがOwlbearの爪で殺されかかったものの、なんとか撃退した。門は簡単には開けられそうにないし、見張り塔から盗賊どもが弓で私たちを撃って来るので、ひとまず逃げる事にした。ハマヌーは「逃げるのではない、一時撤退だ」とか言っていたけど、そんなのどっちでも一緒じゃない。ダリーがうまく手引きしてくれたおかげで盗賊どもには追いつかれずにすんだ。

オレグの交易所4

戻ってきて砦を攻略する作戦について相談した。「砦の壁にロープを付けて門の反対側からかんぬきを開ける」「盗賊に変装して中に入れてもらう」とかの案が出たけど、最終的な方法としては…「門に油をかけてキャンプファイアーして、出てきたところを殴る」。うん、シンプルでいいんじゃない。交易所で火をかけるための道具と盾になりそうな黒く塗った板を手に入れて、再度砦に向かうことにした。


再度、スタッグロードの砦

夜になるのを待って作戦を実行に移す。みんなで門の前まで行って油や薪をばらまいていると、火を付けるまでもなくすぐに砦の中が騒がしくなって門が開いた。…まあ、そりゃそうよね。門のすぐ後ろでは12人の盗賊と、話に聞いていた四天王が武器を構えて待っていた。中には以前に逃がしたクレスルもいる。だから、逃がさずに殺してしまえばいいと言ったのに。戦闘が始まると、四天王のうちロングソードを持った男が「もうこんな生活はいやだ!」と言って味方のはずの盗賊たちを攻撃しはじめた。このアキロスという盗賊は裏切る機会をずっと待っていたみたい。
アキロスと協力して盗賊どもを薙ぎ払っていると、奥から牡鹿のガイコツを頭に被った男が出てきた。こいつが噂のスタッグロードね。アル中で酔っぱらっていたけど話に聞いていた通り弓の腕は確かで、人間の急所を的確に狙ってきた。でも、肉の壁のザコ盗賊を倒してしまえばこちらのもの。こちらの前衛陣がスタッグロードを囲い、大した反撃も受けることが無くスタッグロードを倒す事ができた。
スタッグロードと、まだ息があった盗賊たちを縛り上げて尋問してみる。クレスルはまた改心すると言い、ハマヌーが逃がしてしまった。ザコのうち1人はファルグリムという名前だった。そういえば、警備隊から探すように依頼された脱走兵がそんな名前だったわね。生かして連れて帰ることにする。
スタッグロードはなぜ盗賊をしていたのかという問われて、身の上を話し始めた。彼の父親は彼を嫌っていて、幼い頃からさんざん虐待を受けていたが、ある日夢の中にきれいな女の人が現れて「やっておしまい」と言われたのをきっかけに父親を幽閉して虐待する事にしたらしい。盗賊以外に何も出来ることが無かったから盗賊になったそうだ。まあ私はそんな事はどうでもいいからさっさと殺そうと思ったんだけど、ここでまたハイダンヴュが「俺の生い立ちは(略)。お前もまだ立ち直れる。俺がお前に生きる意味を与えてやる!」とか言って説得して、結局生かして手下として使う事になった。あーあ、何があっても知らないわよ。スタッグロードは父親から名前を与えられなかったので、ハイダンヴュが新しくアーチャーという名前を与えた。
砦を漁るとかなりの額のお金が出てきたので、パーティーで分け合った。地下にはアーチャーの父親(すでに気が狂っている)がいて、私は殺そうと言ったけど、ハイダンヴュはこいつまで連れ帰ることにした。アーチャーもこいつは邪教を信じるDruidで、殺した方がいいよって言っているじゃない。全く、頭がおかしいという点ではハイダンヴュも変わらないわね。
砦の地下の落盤で埋まった通路を掘り返すと奥から「図書館」と書かれた扉が出てきた。ダリーが鍵を開けようとしたが、魔法の鍵で開けることが出来なかったので、いつか鍵を開ける魔法を覚えた時に探索してみようという事になった。

渡し跡

交易所に帰る途中、スタッグロードの死体を流せと言っていたアンデッドがいた場所に寄った。川に近づくとまたアンデッドが出てきた。アーチャーが「ゴメン」と謝ったけど、当然アンデッドが聞く耳を持つわけが無かったのでそのままアーチャーが射殺した。まあ、これで渡しは使えるわけだし、問題ないか。

オレグの交易所5

スタッグロードを倒した証拠として彼の被っていた牡鹿のガイコツを警備隊に渡した。これで、しばらくすればレストヴから街を作るためのチャーターが来るはずね。ファルグリムも警備隊に引き渡した。
アーチャーの父親については、ハイダンヴュが「レストヴに連れ帰ってしかるべき罪の償いをさせよう」って言っていたけど、こいつ明らかに縛り首よね?だったらここで埋めてしまっても一緒じゃない。とか言い争いをしていたら、師匠が来て「実験中の薬で気が狂っているのをなんとかするから」って言って連れて行ってしまった。師匠の薬って…絶対アレよね…。うーん、別に実験台として使っても問題ないヤツだし、まあいっか。


探索7エリア目

チャーターが来るまでの間は暇なので、さらに探索を進める事にする。
湖の近くを探索していると川に落ちかけている馬車を見つけた。一緒にいるGnomeが持ち主らしく必死に引き上げようとしているが、彼らの腕力ではどうにもなりそうにない。私とハイダンヴュが馬車とポニーをつないでいる縄を外して、サルビアのEnlarge Personで大きくなったダリーが荷馬車を力任せに引き上げた。Gnomeたちは失われたDwarfの砦を探しているそうだけど、頭のおかしいハイダンヴュと会話してコミュニケーションが無駄だと悟ったらしく、すぐにどこかへ行ってしまった。
その夜、ヴェテンスカップとダリーが見張りをしていると遠くの方に鬼火が見えたと思うとふっと消えてしまった。イヤな予感がした二人がみんなを起こすと、その直後ハイダンヴュが感電して、丸いものがハイダンヴュの横に現れた。これはWill-o'-wispね!みんなで必死に応戦して、なんとか追い払う事ができた。ハマヌーのChannel Positive Energyが無かったら全滅していたところだったわ。2LVのランダムエンカウンターにWill-o'-wispを混ぜるシナリオ作者とか死んだ方がいいわね。

探索8エリア目

ファングベリーの群生地を見つけた。摘んでいる時に小蜘蛛の群れに襲われたけど、私が爆弾を一発投げると吹っ飛んだ。

探索9エリア目

獣道を歩いていると、馬ほどもあるイノシシが突進してきた。交易所で聞いていたタスクガッターね。突進をまともに食らったダリーが大怪我をしたけど、それ以外は大きい被害も無くしとめる事ができた。仕留めた証拠品として、首はトロフィーに加工して持って行く。

オレグの交易所6

交易所に戻るとヒルナリックがチャーターを持って来ていた。彼女が私たちの街作りをサポートしてくれるんだって。これでようやく私(+おまけ5人)の街作りの第一歩が踏み出せるのね!
私たちは、川が近く見晴らしもよいスタッグロードの砦付近に街を作る事にした。ハイダンヴュの希望により、街の名前はテストラになった。


テストラ

私たちはまず砦の周りに道を造り、農地を開拓して粉挽き所を建てることにした。
数日後、見慣れない掘っ立て小屋が立っていると思ったらいつの間にか師匠が住んでいた。「おや師匠、あなたも私の街に住むんですか?」と聞いたら、わざわざハイダンヴュを連れてきて「ここの街はお前の街では無いそうですよ」と返してきた。うーん、確かに正確に言うと私と他5人の街なんだけど、わざわざ頭のおかしいハイダンヴュを連れてきて言い返すところが師匠だなあ。
そうこうしているうちに一ヶ月ほどが過ぎた。

探索10エリア目

建設作業は一般人に任せて、私たちは未探索エリアを少しでも開発しておくことにする。実は交易所の西の方がほとんど探索できていなかったので探索していたところ、いつものように先行偵察していたダリーが落とし穴に落ちた。穴の底にはお腹の空いたタスマニアンタイガーがいて襲われたが、難なく撃退。これは噂に聞いた迷惑レンジャーのグリーグの仕業かしらね。

探索11エリア目

森の奥にストーンサークルがあるのを見つけた。調べようとするとクマ5匹に襲われそうになったので慌てて逃げ出すと、クマはストーンサークルの外には追いかけて来ないみたい。ガーディアンかしら?
今後の方針を相談していると、別方向からストーンサークルに入ろうとする人を見つけたので、制止した。人はジョッドとアキロスで、私たちがErastilの神殿をちっとも探さないものだから、しびれを切らして自分たちで探しにきたんだって。「何でクマが5匹もいるんだ」って怒っていたけど、そんなの私たちに言われても知らないわよ。1d4で4を振った人に文句を言ってちょうだい。