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宮廷政治

 権力者間の意見の食い違いを解決するルール

このルールは、PC間での意見の食い違いが収まらないときに、PCの誰か、あるいはDMが発動させる。発動した場合、以下の手順でその回のアクティブリーダーを決め、そのリーダーが決断を下す。

1.リーダー候補選定

アクティブリーダーになれるのは、PCと、役職に就いている仲間である。ただし、リーダー候補を辞退することもできる。仲間が辞退するかどうかは、DMが決める。

2.人間関係投票(オプション)

各PCは、自分以外のリーダー候補で、「この人ならリーダーにしてもいいかも…!」という人を一人クローズドで選ぶ。ただし、投票しなくてもよい。仲間NPCには投票権は無い。投票された人は、リーダーシップロールに一票につき+2の修正を得る。

3.国内人気修正

国内での人気が高いPC/NPCには、その人気の度合いによってリーダーシップロールに+1〜+3の修正がつく。逆に、特に人気がないPC/NPCには、ペナルティがつくこともある。

4.リーダーシップロール

自分がついている役職で使うアビリティでの、アビリティチェックを行う。たとえば、国王ならChaチェックになる。
国王は、チェックに+4の修正がつく。
何の役割にもついていない場合、能力値修正を加えることは出来ない。
また、話の要件に関係する役職に就いている場合、+2の修正がつく(戦争に関する意志決定での、将軍など)。
ロールの結果が最高値だった人物(PC/NPC)が、アクティブリーダーになり、GMが争いが解決したと判断するまで意志決定を行う。アクティブリーダーは、最長でも1ヶ月(王国運営フェイズの間)しか続かない。

 宮廷内陰謀

リーダーシップロールに、以下の手段でボーナスを得ることができる。

1.金

自分のLv×200gpの賄賂を利用する毎に、チェックに+1のボーナスを得る。賄賂は最大で+4のボーナスを得ることができる。

2.技能

DC20+自分のLvのDiplomacy/Bluff/Intimidateに成功することで、チェックに+2のボーナスを得る。失敗すると、チェックに-2のペナルティがつく。リーダーシップロールの前に、1回だけ試みることができる。

3.呪文

Charm Person, Enthrall, Suggestionなどの呪文により、ボーナスを得る。Lv3までの呪文であれば+2、Lv4〜Lv6だったら+4、Lv7以上なら+6。ただし、対抗相手にSpellcasterがいれば、対抗Spellcraftを行い、呪文を使ったことが発覚すると、チェックに-2のペナルティがつく。リーダーシップロールの前に、1回だけ試みることができる。その他、類似の超常能力なども、Lv1呪文か、相当呪文として同じように使う。