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第十四回「Wells of Darkness part1」

Pazuniaへ

Orgoshに船を預けた一行は、Wind WalkでLemoriaxへ、そしてジグラットのそびえる邪悪都市をスルーし、街の城壁の外にある巨大な骸骨の口の中へと飛び込んだ。Bar-LuglaとRetreverが見張ってはいたが、PC達を見るとさっと脇によけていた。
口の中では、この世のものとは思えぬ怪しげな突風が吹いている。体を吹き散らされそうになりながらも耐えていると、真っ赤な空へと吹き飛ばされてきた。空には、数え切れないほどのVrockが飛んでいる。まさにこここそ、Pazuniaに違いない。
近くに見える城壁に近づいてみると、そこは鉄でできた砦だった。ここは目的地であるHostileじゃない街、Broken Reachではなかろうということで、空にあがって確認し、今度こそ街にたどり着いた。
街は活気でにぎわっていたが、住民の十人中八人はデーモンだった。安全に泊まれる場所を求めて、市場でPrivate Sanctumを買うことにする。値段は少々張ったが、(Leichen袋につっこまれた)Laviniaを蘇生させるためのダイアモンドも手に入れたし、目的地のWells of Darknessに行くためのポータルを記した地図も市場で売っていそうだということが分かった。
Raspel,Lens,Arenaで地図やさんを探していると、脇に抱えた鞄にたくさんの巻物をつっこんで歩いているノームに声をかけられた。どうやら地図屋らしく、目的の地図を売ってくれるらしい。
一方その頃Plutoは何となくサイオニックなアイテムを求めて市場をうろついていた。それらしい店は見つけたが、一緒にいたLeichenが覗くと店主はGithyanki。Silversword関係でごたごたが起こると面倒くさいと思ったLeichenは、Plutoを止めた。さらに店を探すと、今度はMindFlayerの店が見つかったが、Plutoは店の中に入った上で、「こんな店でものが買えるか!」と逆ギレし、店主を不審がらせていた。
翌日地図の場所に行くことにして、あらためて宿を探すと、サキュバスの経営するいかがわしい宿屋に一人100gpで泊まれた。
LaviniaにSpeak with Deadしたけど、AbyssじゃなくてMaterial Planeで蘇りたいと言われた。

裏切り

地図の通りに進むと、そこにあったのは洞窟。Plutoが千里眼で見ようとするが、中は見ることができない。おそるおそる進んでいくと、中ではSlaad5体が何かの儀式を行っていた。そしてPCたちをみると、「ようやく来たぞ、イケニエが!」と叫んで襲いかかってきた。
ところが、ここでRaspelが奇妙な行動にでた。Holy Wordを唱えるふりをして、仲間だけを巻き込むBlashphemyを撃ったのだ。これでDazeするメンバー達。さらにそこにSlaadのPower word Stunも飛んできて、半数くらい動けなくなる。また、Prismatic Sprayするために前に出ていたArenaにLightning Boltがたくさん飛んできて、Arenaはばったりと倒れてしまった…。
すると、床の魔法陣が血を吸って輝き、詠唱を続けていたDeath Slaadが言った「あ、なんかまちがえた」。

一方その頃

Lightless Depth part1で行方不明になっていたAileeは、Isle of Dreadの地下深く、Mictrantechutriの領域にいた。
アミュレットに呼ばれるようにして地下道を下っていった先には、広大な地下空間が広がっていた。地面は砂のように見えたが、よく見るとたくさんの骨と砕かれた骨でできていた。骨は動物のモノもあれば、人間のモノもあるし、人間のようで人間のものでない骨もある。AileeLeichenへのおみやげに、と奇妙な骨を一本拾うのだった。
だだっ広い空間の真ん中に、一つだけ構造物がある。以前Syldinaを復活させたMictraの神殿に似たような、石造りの、というかまるで石みたいな神殿だ。
その中にはいると、Mictranの声が響いた。
「アミュレットを戻しに来てくれてありがとう。君の魂を返してあげたいんだけど、最近ニーズヘッグ取られちゃった」
愕然とするAilee。そんな彼女に、死の神は一つの縦笛をくれる。その笛は正しく吹くことが出来れば竜を屠ることの出来る笛だというのだ。
そこでAileeは懸命になって笛の練習を始めた。だが、笛はなかなか思うように鳴らない…。
こうして、Aileeが気がつかないまま1ヶ月あまりの時間が経った。そして、「Ailee!こんな所で何をやっている!」と聞き覚えのある声が。見ると、半透明だが師匠のルカロスであった。
Ailee、お前は死の神に騙されている。その笛を吹き続ければ、ここに捕らわれ続けるのだぞ!」
「なんだ貴様は!邪魔をするな!」と死の神が叫ぶと、地面の骨が動き出し、Skeltonの大軍が生まれる。Aileeはそれを見て、笛を放り出し逃げ出すことにした。
Skeltonに追われながら走っていると、ルカロスは立ち止まり、「ここは私が食い止める、お前は逃げなさい」と言う。Aileeは後ろ髪を引かれる思いであったが、結局逃げた。巨大な空間の端に一つの洞窟を見つけたAileeは、そこに飛び込む。後ろの方からカタカタという音がずっと聞こえてくるが、Undeadなので疲れを知らないAileeはひたすらに走り続けた。
どれだけ走ったかはわからないが、いつしか、後ろからの音は聞こえなくなっていた。そして、目の前には6本の分かれ道が。
それぞれに色のついた石でできたアーチがついている。
色は黒、アイヴォリー、水色、赤、黄色、緑。Olman文化でそれぞれの色が何を表しているかを思い出そうとするが、ほとんど分からず、結局赤に飛び込んだ。その道を進んでいくと、たどり着いたのは小さな小部屋の行き止まり。小部屋には、いくつかの石棺が並んでいる。すると、石棺の蓋が開き、中から人が起き上がってきて、Aileeのことを睨む。
が、UndaedにDominate Personは利かず、逆にAileeのアミュレットが光ると、Vampire達は悲鳴を上げながらアミュレットに吸い込まれていった。
そしてその瞬間、Aileeの足下に真っ黒な穴があき、落ちていく…。
(ちなみに他の道は黒:Lich、アイヴォリー:Mummy、水色:Ghost、黄色:Grave Touhed Ghoul、緑:Death Knightでした。)

落ちてきた少女(Vampireだけど)

Death Slaadが「間違えた」と言った瞬間、魔法陣が光り、その上に穴が空いて誰かが落ちてきた。RaspelがTrue Seeingで見ると、どう見てもVampireだった。「うわUndeadだ」とつぶやくと、何故か凄い怒った顔で睨まれる。
Aileeを知っている人にとっては、落ちてきたのは長い間行方不明だったAileeその人であった。
Aileeは戦闘状況を素早く認識したが、とりあえずRaspelに殴りかかり、逃げられたので仕方なくSlaadに攻撃し始めた。
一方、Slaadはもう一度召喚を開始し、今度こそ成功、Material Planeに通じる穴を開けた。その穴から出てきたのはSlaadを崇拝するWizards of Hopping Prophetの戦士。GrappleしてStill Vampric Touchをしてくる可哀想な生き物だ。Freedomが無かったせいでGrappleに苦労するものの、Slaadも含めてなんとか撃退することに成功した。Raspelは途中で形勢が悪くなってきたのを見て、またSlaadがRaspelも攻撃してきたこともあって、また味方に戻った。戦闘が終わった後、「いやぁDominateされてたんだよ」とGlibnessつきでBluffし、なんとなくパーティに残ることになった。
Material Planeに続くポータルは、実は昔Sea Wyvernで航海している時に、偽僧侶がSlaadの卵を産み付けられた神殿につながっていたのだけれど、行くのも無駄ということでDispelされた。

Wells of Darknessへ

Broken Reachへと戻り、Wells of Darknessへ向かう方法を求めて街の領主にして情報屋のサキュバス、Red Shroud様の所へ行く。お金を貢ぐと、普通にポータルの場所を教えてくれた。
ポータルと言っても言ってみるとそこは穴で、ここにダイブすればつくらしい。
そして付いたところは、穴の底だった。そして穴にはAbyssal Ghoulが数体。こいつらは問題なく倒したのだが、その間に困った子のArenaが壁をよじ登って外に行ってしまった。あまつさえ、適当に道を歩き始める。
しかもランダムエンカウンターでアビサルアントスウォームと遭遇したが、範囲呪文を打ちまくって勝った。
Wells of Darknessにはたくさんの井戸がある。この井戸の底は魔法的にShatterd Nightという特殊なプレーンにつながっており、井戸に封じられるということは、このShatterd Nightに封じられるということでもある。従って、井戸の中は空っぽだ。これらの井戸と井戸を結ぶ小道がえんえんと続くこのプレーン。PC達はShami-Amoureの井戸を探してぶらぶらと歩き始めた。井戸には封じられているものの名前が書いてあるので、いけば分かるのだ。
とりあえず完全に反対方向に行って迷い、巡礼マリリスとお話しした後、逆方向に行ってようやくShami-Amoureの井戸を発見した。

10Vileゴリラ

井戸の中に入ろうとすると、中から4匹のHugeゴリラが出てきた。腕が4本あり、どうやらGirallonの親戚のようだ。だが、こいつらは何故かダメージが1d8+17 plus 10 vile ダメージもあり、toHit+26の手で4回も殴られると、あっという間に最大HPが40ポイント減るという恐ろしい生き物だった。
一方Arenaは、また勝手に井戸の底にDimension Doorしていた。するとそこには、Gargantuan Retrieverが。逃げようとするも、そいつはFree ActionでDimensional Lockをはり、テレポートを禁じた。そんなところへファンブルして足を滑らせたCedricも落ちてくる。レトリーバーは殴りも強く、非常に危なかったが、Invisiして壁をはい登って逃げた。Invisが見えればなぁ!
とにかく厳しかったので、一度撤退。で、色々準備してきて、今度こそ勝った。
さて、井戸の底には黒いプールがあって、それに触ると、そこにShami-Amoureらしき金髪の女性の人影がもやもやと浮かぶ。Telepathicに話が出来るのだが、「助けて」的なことしか言わない。
方法やよく分からないので、shamiの井戸を探している途中にあった城にとりあえず行ってみよう、という話になった。