トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

Raspel

Raspel Spellseer


自称,WizardでありCleric

印象に残りにくい,NPCのような性格と容姿をしている.

コールドロンの有名なMysticTheurge,Surbaneの元で修行をしていた.
しかし,座学だけで増える知識に限界があることに気づき,フィールドワークをするために師の元を出奔.
一人旅をしたりいろいろな冒険者に混ざったりしながらIsle of Dreadにやってきた.

好奇心からDemogorgonの神殿に忍び込んだところもちろんとっつかまり,監禁される.

 手記

第9回:

神殿で私を救出してくれた冒険者がいたので,探索ついでについて行くことにする.
奇形を発生させる真珠や,死せざる者に仕えるコボルト,呪文で作り替えられた大男など,いろいろと面白いものに出会えた.

また,Farshoreの街がCrimsonFleetに襲われそうになったので冒険者達はCrimsonFleetにカチコミをかけるそうだ.
CrimsonFleetの秘儀には興味があるが,潜入したところで教えてくれるわけではないだろう.
いっそこの冒険者達とともに彼らを打ち倒し,その秘儀を余すところなく封じるというのは冴えたやり方なのかもしれない.

正義に浮かされた者は悪の書庫を焼き払うが,それは許されることではない.
すべての本はBoccabの物だからだ.

Raspel the Liar

生い立ちが発掘されたので貼る.そういえばこんな設定だったな……村八分でブチ切れて出てきたのは覚えてるんだけど,細かいディテールが全然違ったやorz
まぁ,あとから善良なClrの振りをして村に潜入して火を放ったんだろう.うん.

 生い立ち

嘘つきラスペル(本名ペーター・ミュンヒハウゼン)は小さな農村に生まれた.
小さい頃からいたずら好きで,嘘をつくのが好きだった.少年時代のある日,ラ
スペルのついた嘘で遊び仲間が事故死.それが村の有力者の子供であったため,一家もろとも村八分をくらう.両親はそれに耐えかね一家心中を図ったが残念なことにラスペルだけは生き延び,天涯孤独になった彼は村を飛び出した.

この出来事以来,ラスペルは「信頼」という言葉を憎悪すると同時に,報復を極度に恐れるようになった.

魔法の才のあったラスペルはBeguilerとして嘘で世を渡るうち,嘘と秘密の神,Vecnaの存在を知る.嘘と秘密を至上とする教義にうたれたラスペルは早速VecnaのClericとなるが,DeityとClericの関係は信仰という名の信頼に根ざしたものだった.
ラスペルは信仰が信頼関係であることに絶望し,Clericであることをやめた.そして,再びBeguilerとして生きていくうち,信仰の力を盗むもの,Ur-Priestの存在を知った.信頼の破壊者,秘密の信奉者たることを望むラスペルは,その秘技への接近を始めた...

 その後

Raspelは次元海賊などをしつつ,適当な後ろ盾と不死が手に入ったところで海賊団の皆を裏切って放浪の旅に出た.とはいえ所詮Mortal上がりである.IggwilvやMalcanthetに殺されかけたり,殺されてから蘇生させられたり,パシられたり,靴を舐めたりと,大変不本意な日々を送った.

そして950年後,辛うじて自由の身となったRaspelはとある地下都市に流れ着く.そこは疑念が渦巻いており,Raspelにとって身を隠すには最適&大変に暮らしやすい場所であった.

自身のペテンの才によって特権階級に至ったRaspel-U-RPR-1は,ハッキングの結果,都市の真の支配者がコンピュータでなくOrcusであることを知った.せっかく(下層民を合法的にいじめ殺せるという)幸福な生活を手に入れたのに,また自分の周りにはAbyss列強の影がちらつくのか.「自分より強い奴らのパワーゲームに巻き込まれるのはもうごめんだ」と思いつつも,Raspelはヒリヒリと肌を焼く焦燥感にどこか懐かしさを覚え始めていた.

目の前にあるテレスクリーンの電源を落とし(これは特権的な行為である),Raspelは黒い鏡面に映った自分に向かって呟いた.

「気をつけろ,誰も信じるな,マテコンポーチを手放すな("Stay alert! Trust no one! Keep your matecon handy!")」

―― Raspel "the Liar"