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第八回「Lightless Depth part1」

0:高速まとめ


・黒い真珠が世の中に出てくるのを防ぐため、島の北から地下に潜った。
・奥には有機的な町があって、そこのTlaloc's Tearsを壊すと、「堤防」が壊れて生産できなくなる。


1:インターミッション


前回の襲撃の後、PC達は駄目駄目な生活を送っているわけではなく、正しい冒険者人生を歩んでいた。

Arena

何かあったらしい。PL達は外に出て、翌日行われるであろうRappan Athukの行くであろうTempleのあまりのアレさを話していた。私(TH)は翌日用事があって本当に良かった、と思った。次の次ぐらいには参加しよう。

Leichen

鉱山跡を改修して作られたLeichen神殿では、鉱山労働者の信者が多く集まっていた。
何人かの鉱山労働者は海賊の襲撃により、亡くなってしまったのだが、Leichenの家族に対する
「○○さんを完全に復活させる事は私の力ではできません。しかし、神に仕える身として復活させる事はできます。家族の元に戻る事はできなくなりますがそれでも良いですか?」と騙……ではなく、説得し何人かのスケルトンを得た。
彼らは白い司祭っぽい服装で、神殿の拡張工事を不眠不休で行っており、家族と会っても何も反応は無いが(近くにLeichenがいる時のみ首を縦に動かしたりする)、家族はあまり気にしていないようだった。

何というか所謂「新興宗教」みたいだなあ、と思った。

Pluto

船乗り達から周囲の海域の情報を集めていると、「船魔法使い」の噂を聞く。何でも、変な生物からの遭遇を避けるまじないをかけてくれるそうだ。
PlutoとSpellcraft要員としてArenaが町から離れた魔法使いの住処に向かった。

木のムロの中に魔法使いはいたが、顔はフードに隠れていた。が、殺気は隠しきれていなく、Plutoはビビって体が震えた。どうやら遭遇を減らすだけではなく、「Fireballバリスタ」「船底にアダマンティン装甲」等の改造もしてくれるらしかった。が、必要な代償を聞くと、
「これから貴様らはFarshoreの地下に向かうだろう。そこで、黒い四角い石を見つけるだろう。それを私に渡すのだ。これを約束してくれたらお主らの船を改造してやろう」
と答えた。
Plutoが「それは何に使うのか?」「そもそも地下に行かなかったらどうするのか?」と聞くが、何も教えてくれない。
ひとまず、ただより高いものは無い、という言葉を思い出し「船を使う機会ができたらまた来ます」と答え、町に戻った。

他に機会があるたびに他の人の首筋を観察していたが、それっぽい人はいなかった。

Glutton

「でっかい悪いないか〜??」と、町中で悪を探していると、Doric(Pelorの神官)に「アンデッド退治に行きませんか?」と誘われた。
Cedricは"このまま2人で行かせるとDricが(Gluttonに)殺される!"とちょっと普通のパーティでは思わないような事を思い、ついて行く事にした。
何かを知っているLeichenAileeは行かなかった。
アンデッド退治と言っても、Doricがturnを唱え続けている、という楽勝の仕事だった。

そんな充実した生活を送っている、ある日、島の中心にある台地から呼ばれている気がした。一回目は暴れたくなったが、何とか耐える事ができた。(WillSaveに成功した)
が、一月の間にそんな事が何度(7回?)もあり、心の疼きに耐える事ができなく、街中で暴れてしまった。
それからというもの、Gluttonが街中に入ると周囲40feetから人がいなくなってしまった。

結局、GluttonSea Wyvern号のGlutton小屋に寂しく常駐する事にした。が、船の甲板は唐突に暴れるGluttonによって破壊されてしまった。Plutoは「船魔法使いには甲板に装甲を貼ってもらったほうが良いんじゃね?」とも思ったが、「どうせGluttonならDR関係なく壊される」と諭されて、泣きながら修復した。

Cedric
手紙をSasserineに送り、その返事が返ってきた。が、他のPC達には見せなかった。

2:魔法の船、ただししゃべったりはしない


一ヶ月ほどたったある日、パーティの面々はLaviniaに呼び出された。
会って早々、彼女は「この町での私の評判はがた落ちです」と嘆いていた。

「前回の海賊の襲撃はLaviniaが来たからだ」という噂(まあ、完全に間違い、というわけではないのだが)が広まっており、また、Sasserineからつれてきたゴロツキども(GluttonArena)の評判も悪く(ただし、AileeとかLeichenの評判は良い)、名声は地に落ちていた。しかし、「評判が悪くなったからといって、この仕事を手放す気は無い」と声を荒立てた。そのため、名声を回復させるための仕事をPC達に持ちかけた。
要約すると

・Isle of Dreadの北に巨大なドラゴンタートル自称"エムラーグ"、他称"the Glutton"が住んでいる。(分かりにくいので、これからはエムラーグで統一する)
・エムラーグはIsle of Dreadの交易ルート上に住んでおり、時々船を襲い、シーレーン的に不味い。
・クリムゾン=フリート達はエムラーグに貢物を渡して見逃してもらう契約を結んだらしい
・我々も私(Lavinia)の私財から2万gp相当の貢物を準備したので、これでエムラーグに渡して船を襲わないように交渉して欲しい。
・排除でも良いけど、多分難しい。
・"シースカル"という笛をエムラーグがいる海域で海につけて吹くとやってくる。

地元住人のArenaの感覚だと、「エムラーグを倒すのは割とありえない」との事だったので、交渉をがんばる方針で何とかがんばる事に決める。

海に行く、という事で、また船魔術師の所に向かい、改造を依頼する事にした。
翌日の朝になってみると
・操舵輪にイルカの飾り(Profession(sailor+10))
・右のカタパルトからDisintegrateビームが出る(3/day, 22d6, DC19)
・左のカタパルトからFireball砲が出る(3/day, 8d6が1d6個, DC14)
・船底がアダマンティン装甲
と格好良く?改造されていた。

3:ピピピ……HPたったの350か……(Rappan Athuk的には)ゴミめ


Sea Wyvern改に乗り、PC達は350マイルほど離れたエムラーグの住む海域に進む。
途中は、100回に?回の確率で怪物が出る海域だったが、船魔術師のまじないのおかげで、1/100の確率まで下がっていた。

海域でフエを吹いた。でも誰もPerformを持っていなかった。そのため、達成値0で、あまりにも下手な音色が鳴り響いたため、Hostileな状態のエムラーグがやってきた。
Diplomacy……というかカリスマが一番高いArenaが必死で交渉するが、PC達の間で「やばいんじゃね、これ……」という雰囲気が漂いはじめてきた。
結局、Hostileな状態から一段階?しか上げる事ができなく、エムラーグは突然ブレスを吹いた。もちろんこのブレスは、どこぞのtempleにいるようなCONダメージを与えるようなブレスでは無かったが、純粋に高いDCやダメージ等、Savegetide的には無茶苦茶な強敵だった。

さて、この時、Leichenは船酔いで船室にこもっていたのだが、エムラーグの攻撃を受けて、船室から飛び出してきた。
この攻撃からLeichenが飛び出してくる間の(ゲーム内時間)一瞬の間に、Cedricはブレスの強さ(DC)からHPが350だと推測していた。
Leichenのバフがかかり、Cedricのスカウターを信じてエムラーグを殴り続けた。
そんな中、Cedricの必殺「大切な『何か』を消費してアタック」が火を噴いた。弓を放った後のCedricはげっそりとしていた。体重が減っていた。贅肉が無くなっているだけならば良いのだが、どうやら何度か打つとCONが減るらしい。
殴り続けた結果、エムラーグは海に沈んだ。HP33?で、スカウターは正確だった。

実はエムラーグのCRは16で、あと1高いと、あるいはPC達のLVが1低いと経験値が貰えなかった。どうやら、交渉系PCが活躍する場だったらしい……。

PC達は宝を漁り、また、エムラーグの首を刈り、町に戻った。

4:良くあるなぜか説明口調で書かれている手紙


港に戻ったPC達はエムラーグの首を掲げた。ざわめきは町中に広がり、それに伴いLaviniaの名声も回復していった。
首は博物館に寄贈された。

そんな中、漁師が変な手紙を海から見つけた、とLaviniaに報告があった。
その手紙はVanthusのものだった。要約すると
・Vanthusはカリバントコープ(エムラーグがいた所のそば)でシャドウパール(体が捻じ曲がる煙がでる黒真珠)を手に入れた。
・一つしか手に入らなかったけど、もっと沢山注文している。
・シャドウパールは洞窟に住んでるトログロダイトが、洞窟の奥から交易して持ってきている。
・なんか最近トログロダイトは前より「病気の状態が悪く」なっているらしい

他にも、うだうだ書いてあった気がするが、それについてはDMからのフォローがあるはず。
Leichenは、「不眠不休で、働く信者」達が、地下神殿を掘り進め拡張した先に何か空間……ぶっちゃけダンジョンを発見したのを知る。このダンジョンは次のシナリオで行く事にして、優先順位が高い、黒真珠が沢山世の中に出てくるのを防ぐために、パーティはトログロダイトの洞窟に向かった。

5:砲戦距離120


島の北にある、エムラーグが住んでいた海域の岸辺に、「それっぽい」洞窟があった。近づいてみると、トログロダイトのクレリックが4体と一匹の恐竜がいた。ClericはHoldpersonをかけようとしたが、(DMは)げんなりとしていた。
結局、遠くから、艦砲射撃をし、恐竜を殺した。クレリックは奥に逃げていった。

近づき、死体を調べてみると、なんだか皮膚が硬くなっていた。

奥の部屋には、物が腐ったような病気の匂いがたちこめていた。たるの中に謎の石があり、それをロデムにつんだ。

さらに奥に進むと、通路の壁に壁画が飾ってあった。
一枚目の絵には、やりを持ったレプタリアン(爬虫類っぽい種族)が描かれていた。
さらに進むと、また絵があり、トログロダイトが大きなトカゲを崇めている。
最後の絵では、爬虫類な骸骨から触手が伸びていて、それが黒い真珠を持っていて、そこから煙が出ている。その煙にIsle of Dreadが包まれている様子が描かれていた。

6 モンスターたちの賛美歌


さらに進むと、大きな空洞があった。
その空洞は、トログロダイト達の村として用いられていたようだった。
が、その村には悪臭が漂っており、洞穴のような家からは呻き声が響いていた。近くの家に入ってみると、包帯に巻かれたトログロダイトが倒れていた。
話を聞くと……
「これは我々の神"Laogzed"の祝福だ……」「よそ者は出て行け……」

包帯を奪い取ろうとすると、襲ってくるが難なく倒す。

包帯を調べてみると、どうやらこれは毒性があるカビから作られた液体に漬す事で作られたもので、Nonmagicな病気のProgressがとまる、というものだった。

確かこのあたりで病気に感染してしまう人が何人か出てしまう。

Arenaは、(ちょっと前世風に)一人天井を彷徨っていると、檻があった。その檻の中にはトログロダイトとオルマンの人(それ風の刺青をしていた)がいた。
オルマンの人はフィーブルマインドがかかっていて、よく分からない感じになっていた。
トログロダイドは、話が通じる感じだったので、割と異種族に寛容なPC達は檻から出してあげた。彼の名前は「イルグジット」。話を聞くに
「他のトログロダイトはみんな病気になっているのに、それを祝福だと言っている」
「それに反対したら閉じ込められてしまった」
「このオルマンの人は、地上に『何か』を探しに行った神官が捕まえてきた」
「黒い真珠は地下にいる『Rose of Dread』(DM注:Lords of Dreadだよ)と取引をして手に入れていた。で、それを海賊に売っていた。」
「この黒い真珠を地上にばら撒く事が神の教え、と神官達は主張している。でも、それはおかしい、と彼は思っている。」

この後、神官達、イルグジットと、そして、クレリックであるLeichenの主張がぶつかり合い、宗教論争に発展した。

よく見渡してみると、人間が一人、PC種族を入れてもさらにドワーフが一人、他の人達はみんなアレな人々で、「どこの悪の組織の集会だよ」という雰囲気だった。
しかし、輪の中心となっているトログロダイトと からは、宗教的な高貴なオーラが滲み出ていた。

もちろん誰もLeichenが信仰している神様なんて知らなかった。

空間の奥に進むと、祭壇と緑の像が配置されていた。その像は、おなかからキバがはえたカエルがはえていた。が、それに対して、Leichenは「そんな像だったっけなあ?」と思った。

イルグジットに、フィーブルマインドな人をまかせ、祭壇の横穴から奥に進むと、トログロダイトのクレリックとファイターが沢山いた。
一瞬イルグジットに気を使うが、「狂っちゃったのはやってOK」というお墨付きをもらっていたので、Fireballと、グラトンの突撃により、あっさりと片がついた。
このあたりの戦闘解決方法はすべて抽象戦闘だった。

まわりには、戦闘によるものではないクレリックの死体が倒れていた。よく見ると体が硬くなっていた。どうやら、病気が進行するとこうなるらしい。

7:エンカウンターまでは何マイル?


さらに奥に進むため、フィーブルなマインドな人を船に残り守っているAileeにまかせ、イルグジットの案内のもと、奥に進んだ。

2マイル!ほど奥に進む(エレベータとかもあった)と広い空間があった。
DMは「ここには毒っぽい池があるよ」と言ってマップを描き始めた。
明らかに何か出る予感を醸し出しながら、少しずつ進んだ。確かこの時、Plutoはフライングカーペットに乗り、チキンに前に進んだ気がする。

すると、やはり突然襲われた。巨大ブラックプディングだった。
グラトンがつかまったが、強引にいくつかに分割して、Fireballで焼ききった。

さらに8マイル進むと木にマグマがかかって化石化したものがあった。ローパーが隠れていた。ロデムが引かれてタイマン勝負をしたが、ロデムは「壊されて」しまった。結局殴りあい、セドリックが止めを刺した。

さらに16マイルほど進んだ。
このあたりでPC達はうんざりしはじめ、「そもそも1マイルってどのぐらいよ?」と思いはじめた。(1マイル=1.6km)
フィート法に馴染みがない(と言ってもマスめは条件反射で5フィート)PC達は、あまりの遠さに驚き、そろそろ休む事にする。
この時、Leichenは1hourかけてロデムを復活させた。このとき、ArenaさんはLeichenが祈っている神様の正体に気がついてしまい、顔が真っ青になっていた。

その後、ランダムエンカウントで、アンバーハルク3体と出会う。
Leichen、グラトン、Plutoがコンフュージョンにかかってしまう。
グラトンはアンバーハルクを倒すが、混乱したまま。その後、nearest creatureに攻撃を出すが、皆走って逃げる。Plutoもこの時混乱していて、「通常通り行動」を出さないと死んでいた。

8!

翌日、病気が進行した人は皮膚が硬くなり、NaturalACが+1となった。
この段階で、上記の包帯をつけたら、ずっとAC+1なんじゃね、とも思う。

イルグジットもクレリックなので、「みなさんアグレッシブですね」とCalmEmotionを準備した。

さらに16マイル進むと、トンネルが広くなり、大きな部屋になった。
真ん中に大きなカーテンのようなバリアが張られており、そこにオルマン人が3D表示のように捕らわれていた。

幕は100ft半径ぐらいの大きさで、3Dモニターのような雰囲気だった。
あるいは、ウィザードリィー6の鉱山の中に閉じ込められていた魔法使いな雰囲気だった。

そして、ここから発せられるささやきが部屋中を満たしていた。
「……呪われた島の台地に、呪われし船長がおもむくだろう」

9!

アンダーダークの町である「バーバス」の長老ならば、何か知っているかもしれない、というイルグジットの提案に従い、分かれ道を進み、その町に向かった。
なお、ここでの深度は2100feetぐらいだった。

道の途中に、毒のコケが群生していたが、それを突破し、町の入り口にたどり着いた。

そこには変な顔をした「フックホラー」が6人(体?)いた。
この門番は「こんな怪しい集団を入れるわけにはいかない」と主張していたが、長老がやってきて、「夢のお告げっぽい人(ここではHumanという意味ではないと思われる)が来たか……」「仕方がないから入れてあげよう」と電波な事をつぶやいて通してくれた。

長老に話を聞くと、
・昔この地で「魚っぽい人」と「オルマン人」との戦争があった。魚どもの地下の町から水が除去されたことにより、魚どもは撤退した。
・魚は魔法で操られた奴隷を送り込んでいたが、この地下の水を除去した魔法パワーは精神操作に対する障壁となっており、これにより奴隷は解放された。
・この解放された奴隷の子孫が我々である。

Plutoは、もっと早くここに来ていれば解放されていたのか、と思った。

夢のお告げとは……
・バーバスに恐ろしい事がおこり、Lords of Dreadと呼ばれる地下の人たちが襲ってくる。それを光あふれる地上からやってくる勇者がやってきて助けてくれる


また、Leichenは神殿に向かうと、ヘビの神様が祭られていた。
Leichen的には「Mictrantechutriじゃね?」と思った。

このあたりで全員の病気はLeichenの素晴らしい神様パワーで治った。

翌日、近くに問題の魚が閉じ込められている所がある、と聞いて、観光に向かった。

そこは、また例の大きなバリア状のカーテンで囲われている場所で、「こちら側」と「向こう側」に分かれていた。向こう側は海になっていた。こちら側にはアボレスが石化して飾られていた。どうやら、アボレスは水がないと石化するらしい。

壊したほうが良いんじゃね?と提案したが、住人の誇り(?)らしく、そのままにしておく。

10!

石像を楽しんだ?後、イルグジットに案内され、元の道を進む。
うんざりするほど長い距離を歩いた後、Oldなテンプルにたどり着いた。ここは水で浸されていた。

するとイルグズジットが前に進み出た。やべえ、裏切りだ、と一瞬思ったが、どうやらそういう雰囲気でもない。
「Father、勇者を連れてきました。」
「良くつれてきたぞ、イルグジット」

パーティーにも声が響いた。
「良くまいられた、勇者達」
「私はこの島の地下のスピリットだ(「大地の精霊 of Dread」だ)。ここで、邪悪な企みが行われている。Rose of Dreadが邪悪なものを作っている。この汚染はトログロダイトの村々にも広がっている。あなた方は、Lords of Dreadを倒しにやってきた。私は彼らを倒す方法を知っている。皆ならばそれを実行できるはずだろう。」
「この地下にある、オルマンの雨の神であるトロラック(LE)のアーティファクトがカーテンをつくっている。これを壊すと水をさえぎるカーテンが壊れる。」
「敵は「コプルー(Kopuru, MM2参照)」だ。はるか昔、水中で、もっとも勢力を持っていた。巨大な帝国を築いていた。彼らの主食「コプラ」が謎の病気で全滅した。これにより帝国が崩壊してしまった。」
「ちなみに、このあたりは島の中心の台地の真下ぐらいだ。」


11!

さらに17マイル進むと、広い空間に出た。

距離の感覚がおかしくなっていて、DMがマップを全員に見せてくれたが、一瞬ダンジョンかと思いきや、マス目の単位がマイルだった。
何というか、ダンジョンシナリオだと聞いて、PlutoはSearchを上げていたのに、使う機会がなくてがっかりだった。

この広い空間の真ん中に大きな穴があり、穴の底は4体のアボレス石像があった。カニやSpiderサソリ、Largeラゴデッサがいた。

確かここは見なかったことにしてスルーした気がする(DM注:いやいや、ラゴデッサが瞬殺されて終わっただけです)。


いつのまにか、グラトンの「何か」が進行していき、どんどんSavegeになっていった。
Plutoはグラトンがクラーケンコーブであったねじくれた人に似てきたなあと思った。
ゲーム用語的には、Int-1、キバが生えて、肌の色が灰色、acidとstunがイミューンになった。

12!

さらに6マイルほど進んだ。このあたりは地下1万5百フィートぐらいになっていた。
これまでよりもさらに巨大な空間にたどり着いた。

この空間は、有機的な建物が聳え立っていた。言葉で説明するよりも、これからDMがうpるだろう絵を見るほうが良いと思うので、言葉での説明は略。

建物以外には、紫の光の柱が4つあった。(多分、これもイラストに出ている)

一番近い光の柱に向かうと、途中に、キモい装飾(イラスト参照)のプールがあった。そこには黒い水がたまっていた。当然のように触手が伸び、襲ってきたが、抽象戦闘により、あっさりと終わった。


柱に近づくと、気持ち悪くなる人が続出した(DC30ナウジード)。が、50feet離れると元に戻った。この光の柱に矢を打ち込んだら矢は分解された。

あまりにもやばすぎるので、ほかのそれっぽい建物であるピラミッドに向かった。
途中に、コプルーとトログロダイトの集団がいたが、抽象戦闘であっさりと片が付いた。サンゴでできたデモポーゴン(?何かのイービルの神様?)(DM注:Demogorgonはデーモンロードの一人です)のホーリーシンボルを見つけたので、皆喜んで割った。

ピラミッドに近づくと、そこはむしろジグラッドに近い雰囲気だった。が、所々石がはがれており、そこを良く見ると、中は肉っぽい様子だった。ここにはラッパンアスク並に沢山のコプルーや、その他色々いた。モブテンプレートは付いていないようだったが、あまりにも数が多いので、逃げ出す事にした。

逃げる直前に、「離れた所に目を飛ばすPower」で、ピラミッドの中を偵察すると、中に部屋がある事が分かった。(何も分かっていない、とも言う)

LeichenがDivinationで神託を求めると「仲間がさまよっているから彼の忠告を聞け」とのお告げを得る事ができた。

というわけで、てきとーに町?を彷徨っていると、凄く変な生き物と出会った。

なんだか虫っぽい生き物で、脳が埋め込まれていた(DM注:この子はBrain Collectorと言って、Epic Level Handbookに載っているNalugus?とかいうモンスターの幼体です)。PC達をしげしげと眺め、襲ってきた。
ファンブルを何回がしたような気がするが、普通に倒す。
基本急所?はなさげだが、Cedricはなぜか直感的に急所が分かった。が、普通の人じゃあちょっと無理だろうなあ、と思った。


戦闘が終わり、Shotrestしていると、突然背後からLargeの生き物がやってきた。

それはDevourだった。DevourはLeichenの肩を叩き「きみがLeichen?」と親しげに話しかけてきた。
「君がLeihenか、最近の活躍を聞いている。」
「柱に常命のものが触れると神様の介入が無いと復活できない」
「君達が目的としているtears何ちゃらはクレーターにある」
「クレーターにはブレインコレクターの親玉がいる
「私はそこに行って交渉してきたが、お互いに脅すだけで、直接的な敵対はしなかった。」

他のPC達は「……いや、いくら何でもこれは無いだろ」「どうみてもアンデッドです本当に……」と思った。
Knowledgeが高いArenaだけが正体に気がついた。が、あまりのアレさにビビって黙っておく事にした。