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第一七回「Enemies of My Enemy part2」

Session17 Enemies of My Enemy part2

 1 Aileeの夢


人間に戻ったAileeは、夜、久々に寝ることができた。
(他の人は惜しい事をした、と思っていた)

ファンタジー世界のお約束として、夢でお師匠と出会った。「Aileeよ……」
まとめると以下の事が分かった。
・ムロンガと出会うだろう。彼はシャドウパールを持ち込んだ本人だ。
・今はデモゴーゴンの配下だ。
・そいつを殺せ
・殺すための歌を教えよう(プレステージクラスになる事ができた)


 2シルバーソード探し


Psionicsの生き物……というよりDavy様を倒すためのアイテム、シルバーソードを探しに出た一向。
Divinationすると、「レッドドラゴンが出てくるから頑張れ」とのお言葉。

対策をして、PlaneShiftしてギスの墓に向かった。
出た部屋には扉があり、「始祖たるギスの墓所、母なる母音を追え」と書かれていた。
扉を開けると、台座があり、台座には
「Follow the Vowel to Gith」
と書かれていた。
所謂一つのリドルだった。

その部屋は扉が3つあり、それぞれ上に1、2、3の文字が書かれていた。


……
……………
…………………PC達がここで行った事を6文字でまとめると……(配点:10点)

色々あった。

結論として、英文の母音の間の文字数の扉をたどっていけばゴールにつけた。

途中には、リッチとアイアンゴーレムが待ち構えていた。
リッチはプリズマティックスプレーを撃ち(Arenaは、「私の十八番を!!」と怒っていた)、強敵だと思いきや、LeichenのHealで終わった。

ゴールには、首が日本あるRedDragonが待ち構えていた。
Maximizeブレス160点×2を吹いてきた。
STで1を出した、Leichenのアイテムが一つ壊れる事になった。ダイスロールの結果、右手に持っていたライトメイスが壊れてしまった。(明らかに普段もってねーだろ、という突っ込みが入ったが、DMとのサイコロの振り合いで持っている事になった。)
このドラゴンは、片方の首でグラップルし、もう一つの首でSpellを唱える嫌な敵だったが、頑張って倒した。

この部屋には宝箱が6つと棺があった。
宝箱の中には、沢山アイテムが入っていたが、何よりすごいのは、能力値が上がる本だった。Plutoが宝箱の罠を解除しようとしたが、立て続けに失敗した。しかし、INT本が欲しかったPlutoは、その宝箱だけは、CPを使い必死で開けた。(最終的に、Con、Int、Cha本が残った。)
棺の中には、目的の剣があった。


Sasserineに戻った一向は色々な歴史を調べた。どうやら、ギスヤンキとゼライが戦った際に、剣は二つに分かれたらしい。
今回手に入れた剣で、二つの剣をそろえたわけだが、元への戻し方が良く分からない。
色々試した結果、前回手に入れたかなてこで一つの剣になる事が分かった。

これによりシルバーソードを手に入れる事ができた。

 ファーレルム


Master Perlを破壊するための矢をを手に入れるためファーレルムに行った。
このプレーンは、重力方向がなく、思った方向に重力が働く場所だった。
目的のXaxox砦は空中に浮かんでいた。シーワイバーン号で横付けし、普通に重力方向を調節して砦に入ったり、雰囲気を重視する人は小船を出して砦の中に入っていった。
砦の中は、戦いから長い年月が経過した廃墟になっていた。一部頭がない死体が転がっていた事に嫌な予感がしつつ、皆は矢を探しはじめた。矢を探し続け、何本か見つけることができた。が喜んだのも束の間、ファーレルムにいる脳みそを吸う変な生き物がやってきた。後に分かった事だが、どうやら、この生き物は脳みそを吸うことで、CLが上がる生き物のようだった。
あまりのアレさに、Dimension Doorで逃げた。

ただ、まだ矢が足りなかったので、パーティは砦の中を探し続けた。探し続けると、また何本か見つかったのだが、「手が沢山生えている玉」が転がってきた。要するに、インディ先生の映画にあるような、通路の奥から岩がやってくるトラップだった。
ただし、流石高レベルパーティ、ソリッドフォッグで動きを止め、殴り倒した。

そう、探し続けると矢を見つける事ができるが、どんどんエンカウント率が上がっていく、というチキンレースだったのだ。
皆チキンだったので、それが分かった段階でさらに矢を得る事を諦め、逃げ帰ったのだった。


 帰ってきたオルクス様


残っている「お使い」は、正直もう「どこのキャンペーンのラスボスですか?」というものしか残っていなかった。
そんな中まだ話が分かる?気がする??コネがあるオルクス様に会いに行く事に決めた。
ただ、朝Leichenがお祈りをしようとすると、なぜか神様パワーが薄く、7lv以上のSpellが使えない事に気がついてしまった。

おおおお、とうとうラッパンギャング達がOrcusを倒したのかーーーーーと事情を知っているプレイヤーは盛り上がっていた。
が、そんなことは知らないキャラクター達は、Orcusに会いに、タナトス(プレーン名)にあるエバーラスト(都市名)に向かった。

タナトスの港町についたPC達はこれからの方針を決めるため、LeichenがDivinationを行った。帰ってきた返信は、もちろん……
「404」
だった。

ラチがあかないので、Daemonが住む町で情報収集をすることに決め、そのあたりを歩いているクラブレズに話しかけた。
Areana「Orcusさんに会いに着ました」
Ailee「ひいいい、この子頭がおかしい子なんです」
クラブ「なんだお前、モータルのくせに」ポキポキ
Pluto「まあ、まあ、こんな街中で戦っても仕方ないですし(プハー)」(DiplomacyのAidに失敗)
Cedric「戦っても結果なんて分かりきってるからやめましょうよ(プハー)」(DiplomacyのAidに失敗)
Areana「近道教えなさいよーーー」(Diplomacyに失敗)

と、どう考えても(狭義の)交渉向きではない人々が交渉を行い、(広義の)交渉を行うことになった。
もちろんこの交渉は成功し、快く情報を教えてくれた。
「エバーラストに行くには電車に乗るのが良いよ」
「0gp、100gp、1000gp、10000gpの客車があるよ」
「電車がのれる駅はあっち」
「もう許して下さい」
という事が分かった。
おとなしく、飛んで行く等の案もあったのだが、観光がしたかったパーティ達は、駅に向かった。

駅には、巨大なムカデスケルトンがいた、というか、停まっていた。
どうやら、このスケルトンの上に乗る公共交通機関らしい。値段は
100gp:骨の上に載るだけ(落ちるかもしれない)
1000gp:骨のフレームの中に入る(落ちにくい)
10000gp:肉の壁がある(落ちない、ただLeichen的には邪道)
0gp:死体として運ばれる
という意味だった。

100gp払って乗り込む、というか骨に跨り、出発を待った。
出発の汽笛が鳴り、ムカデのアシがカサカサと動きだし、電車が動きはじめた。
スピードは意外と速く、200ftmoveで高速移動していた。

トンネルに入り、トンネルを抜けるとそこは雪原だった。というよりも、何も無い光景だった。
何もない光景に飽きだしていると、突然ブザーが鳴り、アナウンスが流れた。
「お客様の中にTrueリザレクションが使える方はいらっしゃいますか?」

あまりの面白さに、PC達は見学に向かう事にした。Raspelは嫌がったが、唯一Trueリザレクションが使えたので、強制的に連れて行かれた。
指定された肉の壁がある高級な客車に向かうと、そこにはOrcusが倒れていた。
横にはテネブロス(Orcus様の霊体)がいた。

Goodの人がいる手前、アビサルでこっそりLeichenRaspelAileeがOrcus様と交渉した。
その結果、RaspelがTrueリザレクションをかけることで、Orcus様が協力してくれる、という事が決まった。
それに加え、Raspelは、お礼として口が上手くなった。(Bluffに謎ボーナスがついた)
具体的な話は、翌日に話すことに決め、この日はOrcus城に泊まった。

翌日、Orcusの腹心のオーク、クアーノマグがBarlが守っていたOrcus Rodを奪ってきた。
どうやら、直接戦えば絶対に勝てないBarlもだまし討ち等々の絡め手には弱いようだった。
Barlは今、ニセモノのOrcusRodを守っている……と推測されたが、事実はOrcus様しか知らない。

Orcus様と具体的な話を詰めはじめる。しかし、「軍を出す」という話になり、Orcus様は「お前達にその器があるのか?」と叫び、パーテイをアリーナにテレポートさせた。アリーナには、紫肌のHugeサイズの巨人がいた。
「これが私のChampionだ。タイマンで戦え」とOrcus様は命じた。
「タイマンかよー」と思ったが、もちろん逆らえるはずがなく、みんなでレンズにバフをかけた。

Fullバフ・レンズは流石に強く、Championを倒した。

Orcus様は力を認めてくれた。「ただし、軍勢を集めるのに時間がかかる。この間に他のお使いイベントをこなすのだ」

とその時、Hugeティラノサウルスゾンビの上乗った長い槍を持った騎士風の人*5がテレポートして現れた。
「我々は様々なプレーンを渡りあるいて無謀な行動をとろうとしている貴様らを止めにきた」
どうやら、 の手のものだった。

さらに同時にコワトルジャスティアー*3も現れた。
「我々の盟友を倒したものたちに復讐にきた」
もちろんPC達はコワトルのことなんてこれっぽっちも覚えていなかった。

2組とも格好良く名乗りを上げたものは良いものの、横目でOrcus様を発見すると、「あっ……」と固まってしまった。

Orcus様は「このアリーナは自由を求めたグラディエーター達が戦ってきたが、自由になったものはいなかった。なぜならば……最後に私と戦わなくてはいけないからだーーーー」
と名乗りを上げ、戦いの火蓋は切って落とされた。

ティラノサウルスゾンビのチャージの連続に、PC達はヘロヘロになってしまった。
Orcus様は、前線で殴り合っていた。前世の記憶により、「QuickenHealとかMiracletとか沢山使ってたじゃん」とツッコミを受けるが、どうやらこのOrcus様は「殴りOrcus様」らしい。、
あまりのダメージ量の多さに、Orcus様が勝つけれどもその前にPartyは全滅してしまう、という状況になってしまう。

そんな戦闘において、いくつかの感動的な(CPな)シーンがうまれた
Orcus様を巻き込んで、敵全員を巻き込む範囲Powerを使うPluto。もちろんOrcus様のSRは抜けず。
Raspelに回復呪文を使わせるため、死にそうになっているのに、チャージライン上に残るというtactical(良い意味で)な行動をとり、実際に死んだLens

その結果、全員倒しきる事ができた。
「子犬を助ける不良」理論により、Orcus様って実は良いヤツなんじゃね?という印象をプレイヤーに与えつつ、Orcus様と別れた。

なお、Leichenを含め、MaterialPlaneにおいて、7lv以上のクレリックスペルが使えない制限はまだまだ続くという事が判明した。


 モンスターボール


マルカセントの協力を求めて、シュンディラーバリに向かった。
緑の大地と青空が広がっており、一見のんびりな世界だったが、よく見るとブロックが襲いあっているという、超高レベルの人にとってだけのんびりな世界だった。
ここは、マルカセントのためだけの天国らしく、街は全体的にピンクに塗られていた。
街の門から4つの列が出ており、「労働」「製作」「余興」「栄養」の4つに分かれていた。

街の中は歓楽街になっており、色々考えたがとりあえず、真ん中にある巨大な宮殿に向かった。
中もまたお店が連なっており、迷路のように複雑になっていた。マルカセントがいる場所を探していると、「マルカセントはこっち」とサキュバスに誘われて、別の場所に連れて行かれそうになる。
マルカセントがいる場所に行くためにはそれを突破しなくてはいけないらしく、これは3.5版なSkillCharangeかと思いきや、Find the pathでマルカセント部屋に到着することができた。

マルカセント部屋では、大音量で音楽が流れており、中では沢山の人(Daemon?)が踊り狂っていた。
奥のほうに、マルカセントが「床から伸びている手でできたベッド」に横たわっていた。

マルカセントのほうまで、人を掻き分けたり、飛んだり、壁を伝ったりして前まで到着した。
前まで行くと、皆周囲の床下から、手が出てきて、椅子が出てきた。

モンスターボールを譲ってもらうために、Diplomacyを行う。
「私に裏切れと?ふむ、私の眼を覗き込み、耐えられたら考えてやろう。」
といい、ラスペルの前に立ち付け加えた。
「ひざまずきなさい」
もちろんラスペルはひざまずいた。
「私の眼をみよ、キスして『私と契約する』といえ」
マルカセントが、ラスペルの首筋にキスをし、ハートマークが残った。ラスペルはLvドレインされたり、Stunしたりした。
ラスペルの頭の中に、「ラスペルはこれで完全に私の手下になったのよ」という声が響き、色々なボーナスを得た。

そして、皆に向き直り語りはじめた。
「皆さんは私に尽くしてくれました。シャミアモーレを解放してくれたり、と全て私の計画通り」
「だが、それだからといって私と契約できると思わないで。もし、契約したければ、私の『お使い』をしてらっしゃい」

ようやく、お使いイベントの説明がはじまった。

「私の友人、クリムゾンが家出して帰ってこないの。つれもどしてきて。」
「彼女はパズズ(第一階層)のこの場所(地図を渡す)にいるわ。」

パーティーが向かうと、地図に指定された場所にはペイロア神殿があった。
中には隠し扉があり、奥はカタコンベとなっていた。
進むと、白い服を着た司祭達が出てきた。一番奥には、ペイロアっぽい服をきたクリムゾンらしき人がいた。

やべえ、Goodの人と争うのか、面倒だな、とPlutoが思ったのもつかのま、DetectEvilすると、ピカピカのEvilだった。

彼らはモンクとShadow dancerの混ざり物ドラキュラで、影ひそみ+Spring Attack+ネガティブLv攻撃をしてきた。さらに、クリムゾンはVopal剣をもっていた。

「逃がさないために、クリムゾンをシルバーソードで殴り、Dimension Anchorをかけるべきだ」と煽られた?Plutoが、「ヒャッハー」と叫び、クリムゾンに殴りかかったが、クリムゾンのクリティカル攻撃をくらい、首が飛んでしまった。

DMは「ヒャッハー、はじめてVopalでPCを殺せた」と喜んでいた。

戦闘状況は硬直状態が続いていたが、クリムゾンも無力化され、ドラキュラはどうしょうもなくなり逃げていった。

クリムゾンをつれ、マルカセントのところに戻った。
マルカセントは「何でこんなことしたの?悲しいわ」と言い、合図をした。
奥から様々なGoodの神様風の格好をした、Cha高めの沢山のSistersが出てきて、クリムゾンを囲み惨殺した。

すげえ趣味してるなあ、プレイヤー達は思った。
私は、それぞれがマルカセントに対する呼び方とかが違うのかなあ、と一瞬思った。が、こう思うのは私の世代的なものなのだろう。

マルカセントは、「使い方はイグクビルグに聞け」と言い、フラスコ状の「モンスターボール」をPC達に渡してくれた。PC達は「寄り道せずに」イグクビルグの元に戻った。

イグクビルグにモンスターボールの使い方や、オルクスオブのアスペクトの場所を聞いた。

・オルクスオブのアスペクトは、デモゴーゴンのキャンプ地に封印されている
・一度、それを解放し、再びこのモンスターボールに封印する必要がある。

「このモンスターボールってマスターボール相当ですか?」という質問に対しては

ハイパーボール相当という解答だったため、プレイヤー達は頭を抱えた。