トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

Olein Hifatt

Abrahamの祖先の遺産ファルシオンの柄から盛り上がって出てきた、Abrahamに似た顔状の物体。これは柄と刀身の表面を自在に動き回ることが出来、常に他人から見えるような位置にいる。+4相当まで強化された際に、小さな腕が生えてきた。この腕は1ポンド未満の物品を保持することができ、スイフトアクションを用いることで受け取れる。交換は組みつき中でも移動アクションを用いれば無チェックで可能。また、所持者のいかなる行動も阻害しない。
通常時・Astrite時に関わらず、darkmatterが近くにあると、その純度に比例して刀身が輝くようになる。 ただし、他のものよりも弱い。
Shrunken Shrieker(グロ注意)として働き、Abraham以外の人間が祖先の遺産に触れたときには叫ぶ。
これはインテリジェントアイテムである。詳細は以下のとおり。
OleinはAntimagic fieldに入った際など、Magic Itemの能力が抑止されるような場合は全ての能力を使用することができなくなる。


Olein Hifatt

アライメントはLGで、能力値はint8 Wis12 Cha15である。
使用可能なスキルは無い。
所有者とのみテレパシーで会話可能。ただし、返答は発音する必要がある。視覚・聴覚は通常通り。愛称はオレインさん。
アイテムとしてのCLは使用者のHDと同じとなる。
このアイテムにはOlein Hifattの意思が宿っている。Olein Hifattは16(10進数)代前のAbrahamの先祖であり、上のエルフとともにパラディンとしてAstriteのファルシオンを振るって戦っていた。戦後、彼のファルシオンは二人の子供のために分割され、代々Hifatt家とGarmarine家に伝えられていた。(足りない分は鉄で補う)


Ability (祖先の遺産+4相当時)

扱い方が悪いとストレスがたまり、祖先の遺産の能力は全て消失し、ただの高品質の武器として扱う。目安は一日一、二回以下の行動を行ったときで、パラディンが呪文を回復するタイミングで全ての能力は元に戻る。ただしこれは目安なので、所持者の行動によっては一発で能力が消失する、もっと長期にわたって能力を封印するなどの裁定を行ってもいい。
ex:床に落とす・肉体的に応答が可能な状態で呼びかけを無視する・殴ったら剣にダメージがあるような対象を殴る(その対象が、そのような能力を持っていることが明らかになった時以降に一回ごと)・Evilでないobjectを殴る(敵の唱えた壁魔法であれば問題は無い。)・Goodでない行いをするなど。回数を含めてDMの気分で決めてかまわない。
物によっては、祖先の遺産への供物を拒否することもある。ただし、値段を設定していなかった以外の場合はめったに拒絶しない。

  • Astrite change(Su)

このファルシオンは、これまでのHifatt家の人間によって様々な魔法的強化を受けてきたが、一代につき最低でも一回は折れたり、サビになったり(後に呪文で復活。名前忘れた。)、ディスジャンクションされたりしており、魔力の名残はない。
しかし、Olein Hifattの意識はこの剣に施された強化を全て覚えており、それらを思い出すことで祖先の武器を強化できる。
利益:祖先の武器に捧げものをするタイミングで、使用者は以下の強化リストからこの武器に施すことができるものを1つ選択しておく。ベインの対象はDMGの表を参照してランダムに決定するが、ベインの対象がGoodかLawfulのOutsiderとなった場合、ふり直しをする。2回連続してベインを選択するときも改めてランダムに決定する。
一日三回、所持者はswift actionを用いることで1roundだけ祖先の遺産をAstrite製にし、DRを抜く際にGood扱いにすることが出来る。持続時間中、祖先の遺産には選択した強化が施される。起動に合言葉が必要なものは、すでに起動したものとして扱う。
一度に二チャージ使用することでimmediate actionとなり、三チャージでfree actionとなる。
強化リスト:DMGの+1強化(強化ボーナス+1を含み、Spell storingとMighty Cleavingを除く)、Blessed(BoED)、Ranged Sundering


  • Cooperative Smite Evil(Ex)(+3相当時追加)

所持者がSmite Evilを使用した際にOlein Hifattが高速で刀身を動き回ることにより、相手にチェーンソーの要領で恐ろしい傷を与える。強化ボーナスが増えると、この時のOlein Hifattが増えるが、ダメージは据え置き。
利益:Smite Evil使用時に、武器に1d6点のダメージを追加する。このダメージはSmite Evilによるものでは無いのでCharging Smiteなどの効果を受けないが、Evilでないクリーチャーにも効果がある。

  • Locate kinfolk(Sp)(+4相当時追加)

Locate Creatureとほぼ同等。以下の点で異なる。
1.対象は10等親以内のクリーチャーである必要がある。
2.Oleinの腕が方向を示し、距離は口で説明される。

  • Path of Exalted(Ex)(+4相当時追加)

所有者が倫理的葛藤に陥った際、OleinさんにStandard actionで相談することで、OleinさんがPaladinとして進むべき道を示してくれる。効果は同名の呪文とほぼ同じだが、代償を支払う必要がない点で異なる。
この能力を一週間に一度を超えて使おうとすると、「少しは自分で考えなさい」と言われ、Oleinの全ての能力は24時間封印される。


  • Temporary Astrite(Ex)

この武器は、Astrite時にはSR25、全てのEnergyに対するResistance20とhardness20/hp50を持つ(強化ボーナスなどの影響も受ける)。
しかし、Desert Roseとは異なり、他の素材のDRやHardnessを抜く力は持たない。
この武器へのダメージを計算する際、Astrite時と通常時で食らったダメージを記録しておき、Astrite時のダメージは両方のダメージを合計する。通常時には通常時のダメージのみ適用するが、Astrite時のhpがこの方法で求めたhpを下回る場合、その値になる。


その他

Abraham以外が祖先の遺産を持つとただの高品質ファルシオンとして扱われるようになるが、Shrunken Shriekerとしての能力は失わない。
Olein Hifattに「お前要らない」と言う事で以上の能力はすべて消えるが、祖先の遺産としての能力は残る。
ただし、この行為を行うには、使用者がDC20のDiplomacyチェックに成功する必要がある。一日に一回のみ。10分間かかる。
祖先の遺産に供物を捧げるためには、Oleinにアイテムを食べさせる必要がある。この時にかかる時間は通常通り。
時々ランタンアルコンが出てくる。



このアイテムの能力はAloe!以外の全てのDMが変更できる。
Aloe!は、"Olein Hifatt"の部分に追加の設定をすることができる。
Abrahamは通常のAncestral Relicの利益を制限している(貢物の価値を市価の半分としている)ので、そのおつりのつもりで。あと、様々な人がAbrahamの剣を狙っているので(主にSKQ)その防御用という感じで。
強化する際には、Ancestral Relicを通常通りに運用していたらどうなっていたかについて思いをはせてみる。
強化するときは、この武器にはもとになる祖先の遺産があることを忘れずに。


<更新履歴>
10/15 実はOleinは16(10進数)代前の先祖だった。本人が最初に20と言ったのは、400(10進数)年程前にはOleinが生まれ育った地域で8進数が一般的だったため。その他こまごま。ランタンアルコンはAbrahamがこの剣を持っていることを知っていて帝国に立ち向かわせたとかだと、なぜみんなAstrite持っているかの理由に無理がなくなるかもしれない。 SKQ
11/21 +2になったから強化。今のところは合計8000gpだけど、本来は16000gpなので強化時には大体+3になるようにした。
12/29 +3になったから強化。隠し能力として、命中ロール、クリティカルロール、追加のラックチェック×三回に全て20を出せば、神格もばらばらに出来ます。 SKQ
4/9 +4相当になったら腕が生えます。Locate Kinfolkの能力も生えます。 SKQ