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第0回

 パーティーメンバー

  • ぺー(Male Elf Rogue)

かつてたくさんのElfが住んでいたが、今ではHumanとFeyの国になっているSevenarches出身の盗賊。盗賊技能は、幼い頃に故郷を追われ、必死で生き延びるうちに身につけた
イニシアチブをコールされると、気が抜ける名前である。

  • アプリコット aka A.P.(Female Half-orc Bard)

芸術の都なう、なPitaxに歌の師匠を探しに来たバード。そのムキムキのガタイと美しい声のアンバランスさが人々を惹きつけてやまない。
交渉と威圧など絡め手を好むが、いざというときは戦斧でずんばらり。

River KingdomsのDaggermarkからやってきた武術家。日常的な杖を凶器に変えることで、人々の悪?の心を解放するという棒術を伝える一門に生まれ、Pitaxに新たな道場(と門弟)を作るためにやってきた。
文句を言いながらもきっちり戦う「T-E(Tsun - Evil)」。

学者の父親に振り回され、各地を旅してきたHalf-Elf。Pitax近くの森でドルイド修行をしていたが、修行を終えてPitaxに帰ってきた。
お供はホワイトタイガーで、もちろん仲間なんかよりはるかに大事。

Taldor出身、Abador信仰のInquisitor。没落貴族の出身で、北に流れてPitaxへとたどりついた。
貴族らしく、「君なら出来る」と肩をたたいて仲間を励ます(Morale Bonus+2)のが仕事。

Pitaxの孤児院で生まれ育ったErastilのパラディン。パラディンだってご飯を食べなければならない、ということで野菜を作ったり、用心棒などをして食い扶持を稼ぐ家庭的なパラディン。
善良だが、なんだか不運。

1.Falling Star Tarven

キール君が育ったErastilの孤児院は、今日もご飯がありません。子供達の、「キールおなかへったー」の声に送られて、キールはなじみのFalling Star Tarvenに仕事を探しに行きました。店の主人、ガスパールさんがキールのことをひいきにしてくれているので、いろいろと仕事を貰えることも多いのです。
「やあキール、よく来たね。俺からはとくに仕事はないんだが、こんな話があるぜ。ここから西に二日ほど歩いたところに、昔から古い塔が建っているんだな。昔といっても何十年か前かららしいんだけど、この塔、奇妙なことに入り口が一つもないんだ。と、ここまで聞くとなんだか入りたくなりもするわけだが、この塔、微妙にもろそうでな、無理矢理穴を空けて入ったら、なんだか崩れそうな、そんな雰囲気があったわけよ。そんな作りの塔だから、あえて労力や金を投じてまで入ろうという人もいなくて、長い間放りっぱなしだった。ところがだ、なんでも、最近その塔の壁面が崩れて、中に入れるようになったそうなんだ。保証はもちろんできないけど、中に何かあるかもしれないよ?仲間でも募って、行ってみたらどうだい」
Falling Star Tarvenは学生街にあることもあって、冒険者まがいの学生や、学生並みに金がないちんぴらが集まっています。店主が声をかけ、謎の腕相撲大会などのいくつかのgdgdロールプレイの結果、パーティメンバーが集まりました。

2.野犬との戦い

2日ほど歩くと、塔につきました。塔は街道沿いにあるので、結構簡単にいけるのです。確かに塔は崩れていて、5階建ての建物のうち、4階部分までの壁面の一部が崩れており、中に入れるようになっています。
少し遠くから眺めると、一階の崩れた部分に、何か生き物が隠れているのを見つけました。近寄ってくると、そいつらはわんわん言いながら出てきました。野犬×4のようです。崩れたところはがれきにうまってDifficulte Terreinなので、犬たちはダブルムーブで近づいて終わってしまいました。すると、杖や斧で脳天をかち割られたり、クリティカルヒットした弓でのどを貫かれ、あっという間に3匹が死亡。残りの一匹はアプリコットに威圧され、怖くなって逃げ出しました。一階部分を探索すると、蜘蛛の巣に絡まった犬の死骸から、宝飾がなされた銀のドッグタグが見つかりました。塔の中央部には階段がありましたが、2階へ続く段が崩れて、地下へ行く通路をふさいでいました。つまり、行き止まりと。
仕方がないので、クラインが崩れているところから外壁を登ります。

3.ショッカー

いつも思うんですが、Lv低いパーティにショッカーリザードの数を増やすのは良くないよね。
クラインが登ると、そこにはショッカーリザードが隠れていました。Hide+13のリザードが見つかるわけもなく、不意打ちされるクライン。そこへ他のみんなが登ってきました。
本当は1体だったんだけど、6人パーティだったので2体にしてみました。すると、集団電撃が使えるではないか!
これは使わないではいられない、と、20ft.半径に4d8電撃(Ref12Half)を打ちます。シンシアイルマリ以外の4人が巻き込まれましたが、なぜか全員セーブを通しやがりました。しかも、DMの4d8の目は4,5,1,1=11点。誰も死にません。クラインが気絶しましたが、登ってきたイルマリに治されてしまいました。しかも、アプリコットの攻撃がクリティカルして、一匹があっさり殺されました。だめだ、ショッカー1匹では誰もやれねぇ。
というわけで、ショッカーは殺されました。

4.イニシアチブ振らせてください

倒したものの、範囲攻撃でまんべんなくhpが削れたため、回復リソースがつきました。どういう風に回復しようか相談しているうちに、隣の部屋の扉が開いて、出てきたのは、くさい・わるい・かたいと三拍子そろった?トログロダイト。しかも、なんだか少し若いようです(若いテンプレ適用)。
4匹いて、そのまま戦うのは不利そうだったので、アプリコットが交渉に入りました。
「われわれは客人だ、通せ」
なんだか交渉ではなくて、はったりと威圧ですね。ですがアプリコットはどちらも修正値が高く、手を変え品を変え脅されたりだまされたりして、しかたなくボスに確認を取りに行くトログロ。
これで人数が3人になったから、やっちまおうぜ、的な雰囲気が漂いましたが、LGのキールイルマリが強固に反対します。すったもんだしているうちに、先ほどのトログロが仲間を4人つれて戻ってきました。
「客人だなんて嘘だな、やっちまえ!」
こうしてようやくイニシアチブ。が、PC達は傷ついていることもあって、さっさと脱出しましたとさ。

5.再戦

一度Pitaxに帰り、ドッグタグを換金した金でCure Light Potionを買うけなげなパーティ。トログロを放っておく訳にもいかず、キールにつれられて再び塔へ。
今度は、Disguiseで変装したアプリコットが、Charm Personでトログロをチャームして、見張りをだまして突入する作戦です。これは成功し、見張りは上からロープを垂らしてくれました。アプリコットはそれに登り、後ろからトログロを突き落とします。もう一人の見張りは、クレインが壁をよじ登って、殴り倒しました。他にも2匹ほどやってきましたが、驚異の猫3連パンチなどによって撃破されてしまいました。
クレインがその奥の罠にひっかかってしまったりはしましたが、その後はつつがなく奥に進み、武器庫でちょっとした高級品などを手に入れ、そのまま上へ。
上に登ると、Draconicで「開けるな」と書いてある扉がありました。この奥にはBurning Skelton(1d6 fire auraのついたSkelton)という殺意の高い生き物がいましたが、誰も開けなかったのでスルー。
上の階に行って、またトログロ×4に遭遇しました。トログロは、爪爪かみでがんばりましたが、若いテンプレがつくとAtk-2なんで、やっぱり無理でした。スマイト・イービルされたらもう無理。でも、AoOでイルマリを倒せたし、よしとするかな。とにかくイルマリが気絶してしまったので、一度撤退して野宿しながら傷を治すことに。

6.ペット自慢大会

塔の奥に進むと、鍵のかかった扉が。ぺーが開けると、中には縛られた一人の人間の男が。助け出すと、男は捕まっていたにしてはやたらほがらかな感じで語ってくれました。「ありがとう、ぼくはパスファインダーのバレナーって言うんだ。この塔を調べに来たんだけど、トログロダイトに捕まっちゃってねぇ、はっはっは。君たちが助けに来てくれなかったらあやうく変なトログロの神様のイケニエにされるところだったよ」
PC達がボスのところに行こうとしていることを知ると、戦うのはいやだけど、呪歌を歌って協力してくれることになりました。
さて、最上階に行きますと、ドルイドらしいトログロと、若くない普通のトログロが。会話らしい会話もなく、襲ってきます。ドルイドはFlame Bladeをキャスト。お供のクロコダイルが、キールに襲いかかって大ダメージを与え、Grappleします。
ところがあろうことがDC20の脱出チェックにキールは通し、ワニから逃げてしまいました。ここをシンシアのお供がフルアタックするとワニは絶命。ついでにクレインに殴られていた大人トログロも絶命。怒り狂ったボスは、シンシアのホワイトタイガーを、リスク無視で殴りにきました。しかし見舞った一撃は、次のラウンドシンシアに回復され、「あなたよりも私のほうがコンパニオンの愛において勝っているからよ!」などとよくわからない勝利宣言を去れ、「いや、てかそっちの方が人数多いんだからそりゃ回復する余裕もあるだろ…」と最後に言ったところをキールに殴り殺されました。
ボスはクロレジ+1とか、けっこうなものを持っていました。
さて、最上階を調べると、隠し扉があります。その先に行ってみると、なんだかすごいネクロでイーヴルな棺がおいてある部屋がありました。しかし、棺は空っぽです。特に何がわかったわけでも、宝があったわけでもないので、バレナーをつれてPitaxに帰りました。

その後

バレナーは、「興味があればパスファインダーの組合に紹介するよ」と言ってくれました。またあの塔について、「あそこはどうやらパスファインダー関連の塔だったらしいんだけど、詳細はわからずじまいだ」などと言ったことを話してくれました。また、何かあったら力になってくれるそうです。