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第7回セッションログ

今回冒険に挑むのは以下の6人。


Nurmerikae Wizardもどき
Brioche   Clericもどき
Morlin    Paladinもどき
Claude   人間電灯もどき
Amaretto  魔法嫌いもどき
Layer    ニョロもどき

 真夜中の襲撃

3人しかいないPL。宿で眠りにつくStabilizersの面々。諸事情によりWizardなのに一人部屋のLayerを何者かの影が窺う――という所で今回の冒険は開始される筈だったが、巧妙にもLayerのPLはLayerの他に2人しか起きないことが確定しているエンカウンターを回避しようと、「あ、私、ちょっとジュース買ってきます」と言って席を立った。その甲斐あって、全員揃ってからサプライズおしおき?エンカウンターは始まった。

Silenceをかけられた石が投げ込まれて窓が割れ、姿なき襲撃者は宿で眠る人々を起こすことなくLayerの部屋に忍び込む。さすがにLayerはFamilierのホーク"ファンネル"のおかげで気づいたが、このままSilence内で戦っていては、自分は呪文を使えても誰が助けに来てくれる見込みはない。慌てたLayerは布団を投げてSilence Stoneの上にかぶせて無効化しようとしたが、慌てすぎた為か、振り直しも含めて連続で1を振ってしまう。苦肉の策でファンネルに石を飲み込ませるが時は既に遅し。「3round観察してました」と言われLayerはInvisiしていたAssasinの凶刃を受けることになった。
郊外のほったて小屋で寝泊まりしているNumerikae以外の皆が戦闘音に目覚め、武器をつかんでLayerの部屋の扉を開けた時、そこにあったのはニョロにしか見えない死体とそのScrollを漁るギスヤンキの姿だった。

実はギスヤンキAssasinはLayerの持つ厨二病Scrollを狙っていたのだが、Stabilizersには「きっと街でニョロを見かけて殺すついでに金目の物(Magic Item持ってないWizardの一番の財産と言ったらねぇ…)を盗って行こうとしたに違いない」と納得された。
朝起きたら経験値が減っていたぬめりけはちょっと切なそうだった。

 まだ行けるはもう危ない

奇しくも前回の冒険から7日目の出来事だったので、Amarettoなどはリソースの大半を消費していたが、ニートになる恐怖から逃れるためStabilizersは出発した。

キノコ園から続く道の片方を進むと、そこは広い砂浜と湖で、沢山のぼろそうなボートとCommand Wardで船になる箱があった。
もう一方にも進んでみると、そこもキノコ園の続きで奥には黒い石で出来た壊れた祠があった。ミネラルDryadのVulgarisによるとその先は赤い凶暴なゴブリンの住む森らしい。明らかに下層へのポータルっぽいので後回しかな。
キノコ園を通る途中で胞子を浴びて皆Conダメージを受けてはいたが(Layerだけはもう出かける義務は果たしたから帰ろうと主張していたが、あまり相手にされなかった)、一行は湖の先へと進んでみることにした。

湖の先は水路のようになっていて、途中の浅瀬でLargeザリガニ達が釣りをしていた。
一見平和そうに見えたがこのザリガニ達、攻撃は5回攻撃の上に外皮も硬く、遠くから釣りのようにGrappleで引き寄せる技もあり、一人鳥に乗って反対側から突撃したClaudeはあっという間にぼろぼろになって逃げることも出来ず倒れた。FireballやNumerikaeのブレス、AmarettoのLightning Boltなどで削るがしぶとく生き残られ、ダメージリソースを使いきることになった。


一息ついて傷を癒そうとするStabilizers。その間にAmarettoは隠し扉を発見し、意気揚々とそれを開けた。すると途端に扉は動き出しAmarettoを挟み込んでしまった。なんとその隠し扉はドアミミックゴーレムだったのだ。
傷はまだ完全には治ってないものの、Amarettoを助けにかけつける前衛二人。ドアゴーレムはその二人をも巻き込んで、扉を開け閉めするというSlum Attackを繰り出し、Morlinをも扉に挟んだ。
StabilizersはGrappleにはめっぽう弱い。Grappleされた状態でもまともに戦えるのがClaude一人しかいない上、抜け出す手段がGreaseしか存在しないに等しいからだ。今回もぬめりけがDimension Doorをかけようとするが、ドアゴーレムにセーブされ、ScrollからGreaseをかけて何とか抜け出すことが出来た。しかしドアの前に立って攻撃しようとしても、あのドアアタックを受けてはまたGrappleされてしまい、こちらのダメージが蓄積されるだけで倒せる見込みはない。遠隔リソースが残ってないのが痛かった。

結局ぬめりけの召還したランタンアルコンがビームで倒してくれるのを見守ろうかという話になり、Amarettoが1/dayのFlesh to Stoneを受けて石になる憂き目にあったが倒した。

 このPTもどきしかいねぇ

一度帰還してAmarettoを石から戻し、休んでScrollを書いたりザリガニの外骨格でUndeadを作ったりザリガニの身でシーフードパンを作ったりした後に、StabilizersはCastle Whiterockへと舞い戻った。

隠し扉の先へ進むとそこにはリドルのかけられた扉があって、「key is Knowledge」ということで例の厨二病Scrollを穴に差し込んで開けた。どこかのRappanみたく、Wizardの頭を入れて切断されるなんてことにならないかなと思ったが、Whiterockは平穏だった。
扉の先は噂にあった幻の図書館で、Good LichのDiviner/Monk、Lorusが管理をしていた。どうやらこの図書館に人が訪れたのはBlack Osprayぶりらしい。Lorusは一行の中にEvilも礼儀のなってない人間もいないことを見て取ると、図書館を使うことを許可してくれた。(ぬめりけがザリガニを連れて来てなくて本当に良かった。)
だがこの図書館で調べ物をするには蔵書数が膨大過ぎて、40時間とかかかったりするらしく、とりあえずまた今度来ることにして一行は水路の先へ進んだ。なお、図書館の中で寝泊まりすることも可能らしいが、調べ物をする以外の動機で泊まるとワンダリングを受けたり、ここで調べ物をして過ごす時間もニートへのカウントダウンに数えられるそうだ。

水路の途中で階段が見つかり、昇ってみるとそこにはドラゴン退治を生業とするハイローニアスのPaladin集団の拠点があった。早速Goodでない人々は漁りに押し入ろうとする。だが扉を開けるにはTurnかRay on handsが必要らしかった。
ぬめりけ「Turnなにそれおいしいの?Redukeなら出るよ!」
Morlin「残念ながらあたしゃPaladin呪文は使えるだけだからね」
Brioche「剣のdaily powerでRay on handsだけなら…」

入って各部屋を調べていると、「ここから出してくれ〜」と声のする鍵のかかった扉があった。絶対罠だよ、ということでバフしてから開けるStabilizers。果たして中にいたのは内蔵のはみ出したUndeadだった。出会い頭にナウジードオーラとブレス状にもつをばらまかれる。
能力はえげつなかったが、ACはあまり高くないしMagicでDRも抜けたので、もつブレスを回復されることなく普通に倒した。

他には祈りの部屋(Goodの人が祈るとダメージ+2とHeal Empowerが手に入る)や納骨堂などがあった。入った時のビジョンでここのPaladinが6人いて、内1人は楽しげな輪に入らず藁の人形を持って暗い表情をしていたのを知っていた一行は、納骨堂に5つの遺体しかないのを見てBlack Guardになったんじゃないかと言っていたが、実はカエル神殿に誰かを助けに行ってそのまま帰ってこないだけだった。


貝を倒したりしながら先へ進むと滝があって、Blanceチェックで結構なダメージを受けたりしながら滝を下ると、そこにはスカムがいた。またイリュージョンの滝の先に水路が続いていて、水も淀んでいたので皆はゲストウィザードのLayer先生のknowledgeチェックに期待したが、Layer先生はSense MotiveとGather Info以外にはあまりSkillを振っていないらしく、その先に何がいるのかPC達には分からなかった。

アボレスという単語がちらつく中、前回の教訓の「まだ行けるはもう危ない」を言い訳にして一行は一旦街へと帰還することにした。だがそこに空からおしおきモンスター、雲のように飛ぶヒドラが襲いかかる。
6tentacle&3biteの上、上空10ftからしか攻撃してこない卑怯なヒドラは、Grappleして地面に落としてダメージを与えたり、1ターンに50overのダメージを与えて来たりしていたので、Glitter Dustで目がつぶれたのを幸いと、Quick Marchで皆逃げ出した。

 アボレス?

結構リアル時間は過ぎていたが、クラウドヒドラの例もあることだしこのまま次回までほっとくと強化されてるんじゃないかということで、はぐれPaladinの死体を納骨堂に納めたり、Chauntessaからの依頼でカースドスリープオブエイジズという呪文の解き方について図書館で調べたりした後でStabilizersはアボレスがいると思しき場所へと向かった。
勿論PCはそれがアボレスだと知るよしもないので、プロフロイービルもなければWater Breathingもない。Natural Swim Speedがある人やエリクサーオブスイミングを飲んだ人以外はWater Walkのみだった。

いざイリュージョンの滝の先の水路に進むと、そこには深い水をたたえた広い空間があった。待ち構えていましたとばかりにスカムが6体ぐらいと、Largeヒル2体がおり、その奥水深60mの所にアボレスが鎮座していた。
敵が水中にいるのでうかつに手を出せず、一行が入り口の水路に留まっている内に、先頭のぬめりけとザリガニの殻ゴーレムはスカムに囲まれてしまう。その後ろにも水中からヒルが来て、BriocheがAttachされた。ヒルに血を吸われるとあっという間にひからびてしまうので、前衛陣はMind Fogを打って来たアボレスは無視して全力でヒルを倒しにかかる。