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第1回セッションログ

 Cillamarの街に風来坊5人…

Mort
すばしっこいスカウト。いろんなものを投げる。宝探しに来たらしい。

Morlin
ドワーフの戦士。頼もしい。大事なものを奪還しに来たらしい。

ぬめりけ
ちょっとイッちゃってるIoのクレリック。秘宝探索に来たらしい。

Amaretto
魔法を毛嫌いしてる悪ガキ。なんか殺したいやつがいるらしい。

Claude
イルーミアンの戦士。腕っ節は立つが線は細い。宝探しに来たらしい。

 邂逅

宿を探すべく各々Cillamarの街路を歩いている、MortMorlinClaudeの3人。そこへ、前方からいかにも悪党風の小男が官憲に追われながら走ってくる。その手には、血に濡れたダガーが握られていた。立ちふさがるMorlinClaude、小男はそのダガーを振るってClaudeに重傷を負わせるも、反撃の一刀であえなく斬殺。

この男は奴隷商人集団のメンバーで、背中には「手枷」の刺青がなされていた。尋問の途中で官憲を殺害し、逃げ出したようだ。Claudeが殺してしまったためこれ以上の尋問は不可能…ということで官憲は、冒険者風な3人に「奴隷商人(名前忘れちゃった…)の調査」を依頼する。さらに「Whiterockについて調べるなら、宿屋Slumbering Drakeに行け」という情報も手に入れ、意気投合した3人はさっそくそこに向かう。

さらに、そこで飲んでいた仲の悪そうな2人(ぬめりけAmaretto)も仲間に引き入れ、奴隷商人の調査がてらにWhiterock探検に行くこととなる。ぬめりけは自分を「回復役」と主張するが、回復魔法を得意としているようではなく、そもそもIoのクレリックは非常にレアキャラなようである…。

Slumbering Drakeの女主人ChauntessaはWhiterockに興味津々のお年頃。とくに何か情報を知ってるわけではないが、Whiterockに関わる情報や書物を買い取ってくれるらしい。

 出発

Whiterockまでは歩いて丸一日(だったよね?)。遠出をするということで、筋力3のキャラもいるということもあり、なけなしの資金からラバを購入。

旅路はなんということもなく、無事Whiterockのそびえ立つ湖畔に到着。守衛室つきの入り口の扉は閉ざされている。どう侵入するかと思案していると、無人のハズのWhiterockの戸がガチャリと開き、人影が現れる。どうやら、昔からここに住んでいるMonk集団 "Order of Dawning Sun" がまだ残っているらしいのだ。

あれ? しかしMortは鋭く看破する。首から下げているシンボルが、Orderのそれと微妙に違っているらしい。Mortはそこをチクチク責め、キレた相手はこちらに襲いかかってくる…も瞬殺。装備を剥いで見ると、背中には奴隷商人の刺青が。どうやらここは連中の根城にされているようだ。

とりあえず奴隷商人の足がかりを見つけ、奥にはまだ十人近くの仲間が残っていそうなので、撤退の算段。遺体をラバに載せてお持ち帰りするも、Cillamarの官憲は出動を渋る。だってWhiterockってダンジョンじゃん、我々の手に負える場所じゃないじゃん、とのこと。

 蜂起

Whiterockに舞い戻る一行。玄関には先日と同じく奴隷商人の面子が…どうやら昨日の戦闘はバレていないようだ。仲間を呼ばれる前に戦闘に持ち込むと、やはり瞬殺。しかし敵は何か臭い汁を投げてきて、前衛はちょっぴりエンガチョに。

奥は城の中庭。いくつかのテントが設営してあり、馬も厩に結んである。Mortがたいまつで厩に火を放ち、馬を騒がせて連中をおびき出す作戦となった。するとボス格など総勢5人がわらわらとこちらにやってくる。狭い玄関でタイマンの戦況を作る算段であったが、敵はなにやら変な匂いのする薬瓶と、スズメバチが大量に入った容器をこちらに投げつけてくる。すると、匂いのついた奴らにスズメバチがSwarmとなって襲いかかってきたのだ!

狭い部屋での戦闘が仇となり、スズメバチの容赦ない撹乱攻撃に痛手を負う前衛。範囲攻撃を行う手段は「酸の瓶」しかなく、手持ち3本をすべて消費してもまだ蜂は消えない。Amarettoが懸命にたいまつを振り回してようやく蜂を追い払ったが、時すでに遅し、Morlinが瀕死状態となっていた。

這々の体となりながらなんとか下っ端を打ち倒し、ひとり残されたボスは降伏。ところがこのボスはボスじゃなくて副ボスであり、本当のボス(魔法使い)はCillamarの街で棺屋をやっていることを白状した。

Cillamarへの帰還後すぐ、生き残った4人は例の棺屋へと向かう。Morlinの棺を買うという名目で店内に入り、ボスを囲む体勢から一気にSurpriseをかける作戦…だが、隣接したClaudeが組み付くとあっという間に降伏してしまったのであった。

 探索

さあここからはダンジョンハックなのでログが単調になりますよ!

奴隷商人の一件を片付け、ようやくWhiterockの探索に洒落込める一行。中庭を一通り探検すると、なぜか湖の中へと続く階段がある。その周囲の瓦礫には色々埋まってそうで、Rogue陣が宝石を発見するも、同時に巨大ムカデさんたちを起こしてしまう。でも瞬殺。

城の内部を探索していると、瓦礫だらけの部屋の中に死体が1つ。どうやら奴隷商人のひとりっぽい? 調べていると、その脇から一匹の蜘蛛が出現する。しかしただの蜘蛛ではなく、タフな上に3回攻撃、おまけに組み付きもしてくる化物。うかつに近接したClaudeが死にそうになってしまう。Morlinの攻撃もなかなか当たらず、Claudeが3回ほど生死の境をさまよった頃にようやく討伐。

その奥にある扉には毒針の罠が仕掛けてあり、発動するが、Mortはサッと回避。その扉の向こうには巨大な骸骨がガチャガチャと動いていた。もとはOwlbearだったらしい。前の戦いの傷を残していたClaudeは、その巨体からの一撃で倒れてしまう。DRを抜けないがACの高いMorlinが前衛を張って耐えつつ、後衛が酸の瓶やらで削り続けるが、やはりタフでなかなか倒れない。ぬめりけの奥の手「Summon Swarmの巻物」によってようやく骨を削りきり、勝利。

 喪失

城の敷地内で野営を張り、翌日また探索開始。

古い本が立てかけられた棚の下に、ひとつの死体。その胸には本物のOrder of Dawning Sunのシンボルが。彼の持っている本には、さまざまな言語で「知識は知識より来る」みたいなこと(正確な内容はメモし忘れちゃった!)が書かれていた。

城の中から入れる見張り塔の中には蜘蛛がいた。識別によりそれがRust Spiderという名前であることは判明…その名前だけで近づく気は失せてしまう。しかし、先程の死体が持っていた隠し扉探索のワンドによって、その中に隠し扉があることが判明。やむを得ず突入…しかし、予想通り奴の吐く糸や仕掛けられていた糸によって、前衛二人の鎧(奴隷商人の持っていたフルプレと+1チェイン)が溶かされてしまう。ひどい…。

塔を上に登ると、鳥の巣があった。もちろん我々は餌と思われてしまう。前に立ったMorlinが(先程の鎧破壊のせいもあって)チクチクと啄まれてしまうが、なんなく勝利。

鎧などの補給のために一旦街へ戻る一行、そこにクインタスと名乗る錬金術師が話しかけてくる。彼はポーション売りで、Whiterockで貴重な素材を収集してきたら買い取ってくれるらしい。

再び城に向かい、地下の探索を始める一行。ところが、地下へ続く階段にトリップワイヤーが丁寧に二本も仕掛けられており、先行偵察していたMortは滑り落ちてしまう。その衝撃でピヨったところに、待ち受けるはGlaiveを構えたオーク4匹、Heavy Crossbowを構えたオーク4匹…。凶悪な武器セレクションに苦戦しつつもなんとか戦う一行であったが、その戦闘音を聞きつけ、奥からミノちゃんが現れて一行絶望。ダメージディーラーのClaudeは早々に倒れ、巨大な敵との戦闘を得意とするMorlinがミノとの間合いを調節しながら立ち回りつつ絶戦を繰り広げる。事故によりオークのGlaiveが最大ダメージをたたき出してAmarettoが瀕死状態に陥るが、なんとか凌ぎきって帰還を果たした。

第一回はここまで。