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第十四回

 Fort Hazard地下攻略戦

Hurricane Kingの座を奪うため、Kerdak Bonefistの首を狙うカミカゼ海賊団。Kredakが潜むというFort Hazardの地下を目指し、秘密の抜け道を通って先に進むのだった。

硝煙の香りがするGolem

倉庫の下から続く古いカタコンベを抜けていくと、行き止まりに。そんなわけ無いだろうと言うことでホブノブが探してみると隠し扉があった。「なんか向こうから音がするので注意して開けて下さい」カミカゼはどう注意したらいいかわからなかったがとりあえず隠し扉を開けると、向こうには石造りの砦らしい広めの空間が広がっており、そしてそこにあるダブルドアの前には片腕がノコギリ、片腕が大砲になったいかにも凶悪なGolemがいた。
侵入者に気がつくと、さっそくGolemは大砲を連射してくる。100mm弾でも銃は銃、touch attackである。しかもswiftで全弾リロード。ホブノブはインビジしてみると、攻撃されなかった。どうやら透明は見えないよう。
カミカゼに近づいたGoelmは突然足下にぱらぱらと火薬を落とし、大爆発させた。透明なホブノブごと爆炎に包まれる。フレアの火力も、Golemには役立たず。ただし、奥から出てきたAlchemistをWall of Forceで分断する。
Golemはノコギリで殴ってもそこそこ痛く、また大砲でスラムされると0距離射撃される仕様に変更されていた。だが、事前情報からGolembane Scarabeを買っていたカミカゼに殴り壊された。
Alchemist達は、フレアがBlinkからの壁抜けスプリングチェーンライトニングなどでいじめていた。飽きてきたホブノブは、ダブルドアを抜けて勝手に先に行ってしまう。すると、罠が発動して、また壁のアロースリットから殺意を持った矢が飛んできた。それにもめげず最後の扉までたどり着くと、その向こうには潮の香りがする大きな洞窟が広がっていた。
Dimension Doorでホブノブが戻ってきてまもなく、Alchemist達は全滅した。が、爆弾連射でヴァンリートが死んでしまった。

ホブノブって5Lv呪文とか使えたんだ!

ヴァンリートをその場でRaise Deadし、ダブルドアは避けて辺りを探索する。上のFort Hazard本丸につながるルートも見つけたが、こちらは本命ではない。何も見つからなかったが、ホブノブは先ほど罠部屋で撃ってきたのは隠れている見張りだろうと考え、潜んでいそうな辺りにPasswallを使う。果たしてそこにいたCrossbowアーチャー(Slayer)は奇襲を受け、壊滅した。
1人生き残った奴を尋問すると、この先には、「変なドラゴン」、「ダイモン」、「Wereshark」、「10連射のTasdok Goldtooth」などがいることが判った。こいつは逃がしてもらえた。
ホブノブが罠を解除し、先に進む。

Skeletal Dragonと鮫海賊

罠部屋を抜けると、確かにドラゴンでも潜むことが可能そうな水面が広がっている。フレアがArcane Eyeを飛ばすと、水の中にBronzeドラゴンらしいスケルトンが。
待っていると、スケルトンが浮かび上がってきた。もしやRavener(PF世界のDracolich)と思ったが、ただのスケルトンで、カミカゼがパンチしていたら壊れた(Final Strikeくらいはしたが、フレアの偵察のおかげで電気対策万全で、問題無かった)
一方、スケルトンの相手は面倒くさいと思ったのか、少し先の水面から30ftくらいの高さにある、壁面に作られた見張り所にSpider Climbで向かうホブノブ。Invisiしていれば平気だろうとするすると近づいていく。中には4匹の鮫人間がいた。ここで、なぜか窓から中に入ったホブノブ。だが、鮫人間はBloodragerで、See Invisibilityがかかっていた!
慌ててWebを張って逃げようとするが、威力を押さえたFireballで焼かれてしまう。
こいつらはFalkata持ちで、逃げようとするホブノブをクリティカルでなます切りにしてしまった(が、Deathデッキの引きでhp-70で持ちこたえるホブノブだった)
ドラゴンのFinal Strikeのケガを癒やしていた他のPC達は、ホブノブの悲鳴を聞いて駆けつける。フレアが何発か強化Fireballを撃つと、鮫人間達は息絶えた。
ヴァンリートがホブノブの所に向かうと、奥の扉が開いて、Largeサイズの鮫人間が。
「俺はキャプテン・ ホラス・切り裂き歯だ。Hurricaneキングに逆らう愚か者はミンチにしてやる」
フレアのさらなるFireballにも平気な顔をしてRiptoothはヴァンリートをわしづかみにし、それを武器としてカミカゼバハンガにWhirlwindアタック。これは、敵にも武器(=ヴァンリート)にもダメージが入るという超効率のよい攻撃なのだ。だが、カミカゼはこれもさっと避ける。
これは劣勢とバハンガは後退。フレアはFireballを撃ちつくし、Scorching Rayなどを撃つが、ヴァンリートを盾にされる上、太い(hp600点)Riptoothは倒れない。逆に、後ろに控えるBloodragerのちまちましたMagic Missileなんかを受ける。
カミカゼが起き上がりこぼしをしている間についにヴァンリートソードは壊れてしまった。だが、Riptoothも攻めに転じたバハンガの攻撃呪文を受けてついに倒れるのだった(Come and get itするのを忘れていた)。
ぼろぼろになったので、ひとまず帰って回復する。そして、10連射のTasdokに立ち向かうために、Arrow SnachのGloveなんかを買い漁るのだった。あと、ババアは激戦の間いつの間にか姿を消していた。

Kredak海賊団幹部との戦い

見張り小屋の脇を抜けて進むとさらに広い空間が広がっている。そこは地底の隠れ港だった。
見張り塔を避け、不釣り合いな邸宅が目指すところだろうとカミカゼ達は向かう。
正面のドアを開け、「カミカゼ海賊団だ!」と呼ばわる。中にいたのは素手戦士、鮫人間、そしてバードらしい人物。素手戦士はGrapplerだが、悲しいほど弱い。鮫人間は、フレアのFireballを警戒してカウンタースペルのReadyをしていた。
Bardは相手を降参させる強力な呪歌を持っていたが、フレアにセーヴを通され、2回目を撃つ前にカミカゼにStunさせられて行動不能に。
このまま圧勝か、と思っていたところ奥の扉が開いて、片方の犬歯が金色のハーフオーク、Tasdok Goldtoothがやってくる。
Tasdokは拳闘奴隷をさせられていたところをKerdakに拾われ、以来忠実に使えてきた彼のファーストメイトだ。そういえば、カミカゼ海賊団にLetter of Marqueを渡すときのテスト担当者でも会った。その恐るべきDoubleshot Pepperboxが火を噴くと、カミカゼはばったりと倒れた。これは不味いとWall of Forceを張るフレア。Tasdokはよくわからず無駄撃ちするが、力場の壁にヒビも入らないことに驚き、奥に向かって怒鳴る。「Hyapatia、なんとかしてくれ!」すると、戦場にLargeサイズの蛇人間、ラミアがDimension Doorしてきた。そして、後衛陣にHorrid Wilthingをかます。こいつは高レベルSorcererラミア・マトリアークだったのだ(ついでにKerdakの愛人)。
一方、Tasdokのお供で出てきた拳闘士は冷静に回り道をして建物の外に出ていた。そして、邸宅の隣にある港酒場の中に叫ぶ「先生、お願いします!」
これ以上何が出てくるのかと思ってみるが、直ぐには出てこない。どうやらバフしているらしい。
そんなことをしているうちに、最初の拳闘士は数を減らしていた。だが、鮫魔法戦士がずっとReadyをしているので、フレアは思うように爆殺できず、Ching Lightningなどをかける。そこへラミアが接敵して、Cold Ice Strikeの後、自分をHeal。ラミアはSorcererなのに信仰呪文も使えるのだ。
Tasdokも回り道して、戦線に復活し、また酒場からもう1人出てきた。そいつは、片目に傷がある、飲んだくれの男。手に持つ割れた酒瓶は、まがまがしいオーラが漂っている。「ヒック、俺がせっかく傷ついた心を癒やすために飲んでるってーのにやかましいんだよ!」その場の誰一人して知るものはいなかったが、彼こそは遠くテストラシアの地でいろいろあって堕ちパラになったバーバリアン、アキロスだった。
アキロスとTasdokを封じるため、フレアはさらにWall of Forceを張る。だが、アキロスはヘズロウを召喚し、なぜかヘズロウはアキロスと一緒にWall of Forceを越えてテレポートしてきた。
フレアは大分絶望しつつも、Fireballを封じている鮫をResilient Forceで閉じ込める。その頃、カミカゼももう一匹の鮫を撲殺。これでFireballが撃てるようになった。ラミアも同じことをすればいいと気がつき、シミターで殴るのをやめてTasdokを壁の内部にテレポートで連れてくる。Akirosはフレアに突撃して殴り(Goodじゃないので大して痛くはないが)、Tasdokも銃を連射してヴァンリートを沈める。この後、ヴァンリートはDeathデッキの引きが悪く死んでしまう。
だが、フレアのアシッドボールが爆発し、ヘズロウとアキロスは大ダメージを受ける。これでアキロスは、「やべぇよ、やべぇよ…」と言ってヘズロウと共に逃げてしまった。Tasdokも傷つくが、すかさずラミアが直し、Tasdokはカミカゼに銃を連射する。だが、さしもの10連射もカミカゼには全弾命中とは行かない。
生き残ったPC達は建物の中に逃げ込む。フレアは(どうやってか)TasdokのFull Attackに耐えつつ、Scorching Rayを撃ち込むが、Tasdokは倒れず、ラミアがすかさず回復する。が、ここで、TasdokはInvisibilityが見えないことが発覚、フレアはカミカゼにGr.Invisiをかける。ACの下がったTasdok相手に、カミカゼは連打を決める。また、こちらもGr.Invisiがかかったホブノブ(アースエレメンタルに変身中)が、Dex-less相手に珍しくパンチを当てていく。ラミアはカミカゼのGr.InvisをQuickenで剥ぎながらTasdokを回復するが、次第に回復量が追いつかなくなり、ついにTasdokは倒れた。
ラミアも高レベルスロットを使いつくし、近接攻撃に移るが、二刀流はARに阻まれ、バハンガの呪文で倒されてしまった。
激戦は終わった。ヴァンリートの死体を回収し、そそくさと撤退するカミカゼ海賊団は、Mirage Arcanaが解け、隠されていたKerdakの海賊船が隠れ港に姿を現すのを見た。Hurricane Kingは、自分の船の上を最終決戦の地として選んだに違いない…。