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第十五回

 最終決戦

Bonefist海賊団の幹部をあらかた倒したカミカゼ海賊団は、一通りバフったのちに敵の旗艦Filthy Lucureに攻撃を仕掛けるのだった。ただし、そこにババアの姿は無かった。

1.前哨戦

カミカゼたちが正面から近づくと、敵も船の上で陣形を整えた。4人のエリート海賊、前も戦った鮫人間魔法戦士、なんか猿、そしてCrow's Nestに陣取ったマスケッターがいた。
まず、エリートの大砲が火を吹き、バハンガに集中砲撃。またマスケッターもバハンガに集中攻撃したため、さっそくバハンガは気絶。
しかし、フレアのPrismatic Sprayでエリートは狂気・放逐・石化で3人が無力化され、残り一人はカミカゼと殴り合い始めた。
鮫人間はフレアのFireballにReadyしたり、Magic Missileで嫌がらせをするも、フレアはObscuring Mistの中からMobile Spellcastingでアルケミストを攻撃する。そのアルケミストはヴァンリートのヒールで回復したバハンガに爆弾を投げたりしていたが、バハンガカミカゼを追いかけて船に登っていったので、フレアをターゲットにし始めた。
マスケッターは、バハンガが撃ったFog Cloudに包まれて、移動にターンを費やす(Flyがかかってないので移動が遅い)。
カミカゼは雑魚かと思っていたエリートが思ったよりダメージを出すので、そいつをさっさと殴り殺す。一方ヴァンリートは鮫人間の所に殴りかかりに行ったが、ARの相性が悪く決定打を与えられない。
その後さらに下まで降りてこさせられたマスケッターが、船長室に怒鳴った。「ボーンフィスト、押されているぞ。なんとかしろ!」

2.真の敵

扉が開いてHurricane King, Kerdak Bonefistが片手にジョッキ、片手にピストルを持って船室から出てきた。
「このHurricane Crownに挑んでいきて帰った奴はいねぇんだ、ヒヨッコ共。お前等も同じ運命をたどるんだよ!」そう言ってジョッキを飲むと、ボーンフィストの姿が消えた。
Invisiが見えるホブノブはここでBonefistにBaleful Polymorphを撃つがセーヴに通される。逆にピストルがクリティカルし、hp1で耐えるハメに。
フレアはAlchemistのSpell Immunityを剥いだ後、Bonefistとマスケッターの攻撃を遮るためにWall of Forceを張る。その後撃った強化Acidballで、猿ケミストはどろどろになった。
カミカゼは鬼の来ぬ間にともう一人の鮫人間と対峙。ARを抜いてhpを削っていく。ボーンフィストも回り込んできてカミカゼを撃つが、当たらない。そしてなんとか鮫人間を倒すことに成功する。
一方その頃、もう一人の鮫人間と戦っていたヴァンリートは、あまりの相性の悪さに苦悩するも、クリティカルは出ず、逆に相手のクリティカルでピンチに。Ranged Harmで治してもらったりもしたが、壁の向こうに回れないマスケッターの攻撃も受け、死んでしまった。
そんな頃傷を負ったホブノブは、密かに船長室に忍び込んでいた。Hurricane Kingは冠を被っていなかったからHurricane Crownはきっとこの部屋に隠してあるに違いない。
しかし、ホブノブが見つけたのはタンスの隙間からこちらをじっと見つめる不気味な人形。これは、もしかしておばあちゃんの使い間か何かか?「こっちはやばいんだ、助けてよおばあちゃん」しかし、その人形はぴょこぴょこと気持ち悪く動くだけで、答えを返してくれなかった。仕方が無いので、ホブノブはおばあちゃんの髪の毛を取り出し、Scryingを唱え始めた(1時間かかることを忘れて)。人形経由でそれを見ていたネリネは、さすがにかわいそうになったのか最近仲間にしたPiscodeamonと一緒にテレポートしてきた。「一体何をやってるんだい、ホブノブ」「あ、おばあちゃん、いいところに来た、今カミカゼ達が大変なんだよー」「へぇ、そうかい。でもあんた、海賊嫌いなんだろう。ここでカミカゼとハリケーンキングが相打ちになって、あたし達がハリケーンクラウンを持って行けばそれで平和になるじゃないか」そう言って悩むホブノブにチャームモンスターしたところ、1を振って落とすホブノブだった。「そうだよね!じゃあ、この部屋の中を探そう!」
こうしてババアとホブノブが遊んでいる間に、ついに3人パーティになってしまったカミカゼ達は、必死にKerdakと戦っていた。バハンガのCold Ice Strikeでヴァンリートをやった鮫人間は倒れ、残るはBonefistだけとなっていたが、こいつはやたらと固い上に、骨になった右手は勝手にFearを撃ったり、Dispel Magicをかけてくる。バハンガが船室からMobile SpellcastingしてカミカゼにRemove FearをうったりHealしたりしているうちに、フレアはMagic Missileなどで地道にダメージを積み重ねていた。しかし、Bonefistは倒れず、むしろ堅実なダメージ元であるMagic Missileを警戒してフレアに肉薄する。
これを見ていたネリネは、Bonefistがあっさり勝つのも不味かろうとホブノブと一緒に外へ。ホブノブはまたしもてBaleful Polymorphを撃つが失敗。ところが、構えを変えて手刀で攻撃し始めたカミカゼの攻撃がBonefistに連続ヒットし、これには苦しい顔をするPirate Kingだった。
カミカゼが有利そうなのでネリネはその後を考え、フレアにフィーブルマインド。しかし、すぐさまバハンガに直される。カミカゼとBonefistは膠着状態で1ラウンドがたち、再びフレアにFeeeblemind。今度はフレアは船室に逃げ込んだ。バハンガは船室の中のフレアを直すが、Piscodaemonがやってきてフレアを船室に閉じ込めた。
その直後、Bonefistの攻撃に対するカミカゼのカウンターアタックがヒットし、ついにBonefistは倒れた。ババアに乗っ取られないよう、すぐさま息の根を止めるカミカゼバハンガは、カミカゼに身を守る呪文をかけようが悩んだ末、まずはおばあちゃんの息の根を止めることとし、Cone of Cold連発+Cold ice Strikeで、防御が足りていなかったババアを瞬殺した。ババアの魂は一度使い魔のカコデーモンに乗り移り、その後カミカゼに憑依を試みるも、セーヴされる。そこに、窓を破って出てきたフレアの巨大火球が襲いかかり、カコデーモンごとババアの汚い魂は消滅した。
こうして、カミカゼはついにハリケーンクラウンをその手にしたのであった。

3.その後

カミカゼは新しいハリケーンキングとして、テッサやサンダラの手を借りながら、乱れたShacklesに新しい秩序の風を吹き込んだ。復讐にやってきたシェリアクス海軍はカミカゼを中心とする組織だった抵抗に合い、カミカゼがその玉座にいる間再び手を出してくることは無かった。フレア、ヴァンリートは、特に他の所に行く理由も無いし、燃やしたり血を吸ったりしたいから、と言う理由でカミカゼ海賊団に残り、その悪名をとどろかせた。
一方バハンガは、その地位と財産にものを言わせて酒場で豪遊する毎日を続けたが、カミカゼに取り入ろうとする別の海賊一派に狙われ、酒場で寝ているところを殺された。が、ヴァンリートが甦らせ、飽きずに懲りずに同じような豪遊を続けているらしい(たまには戦いも手伝う)。
ホブノブは、カミカゼ海賊団の良心としてカミカゼの行き過ぎに注意を払い(基本払うだけ)、また自分でも奴隷船を狙う専門の海賊団を率いて、ジャングルの住人を増やしていった。
ババアは、その魂をAbadonへと持ち去られ、以来Shacklesでその姿を見たものはいないが、嵐の夜の海に不気味なボートハウスを目撃したという噂は絶えない。また、カミカゼが徹底的に規制したせいで、Shacklesでの麻薬取引はその数が激減したという。

こうして、不死身のカミカゼ船長とその仲間達の物語は、Shacklesでも人気の酒物語なったのだった。おしまい。