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第九回

不死なる夢の石(ホブノブ目線)


 一つ目巨人の神殿にて


行方不明のネリネ以外の一行は、不死なる夢の石を求めて、再び一つ目巨人の神殿にやってきた。まぁ、不死なる夢の石がここにあるかどうかはよくわからなかったが、他に行くところも思いつかなかったのだ。

当然巨人の軍団と遭遇するのだが、苦戦しつつもこれを撃破する。途中、巨人の魔法使いに操られていたネリネが敵として戦いに参戦してきたのでまいったが、でも、まぁ、どうにかなった。

その後、ゴーレムっぽい敵と戦うことになったが、僕(ホブノブ)は急所攻撃できなくてつまらないので、敵をすり抜けて奥へと一人向かった。すると、卵型のテーブルの上に、「不死なる夢の石」っぽい石があった。これだ!と思ったね。

でもそれを取りに行こうとすると、なんだか体から生命力を吸われたりする光線を浴びせかけられたので、とりあえず逃げることにした。

一行に合流した後、石は何となく恐ろしいので、神殿の他の部分の探索に行くことにした。途中、バハンガが水たまりから出てきたへんな化物に飲みこまれていた。おお怖い。

さらに探索を進めると、噴水つきのプールから顔色の悪い(青色の)女の人が顔を水面に出して、「助けて」と声をかけてきた。みんな一瞬躊躇したが、僕が助けを申し出ると、「お礼になんでも願いをかなえてあげる」というもんだから、「不死なる夢の石を頂戴」といったところ、さっき見たあの石が手の中に突然現れた。やっぱりあれがそうだったのか。

顔色の悪い女の人は、その後何も悪いことをせずに消えていった。あの人は何をしてたんだろうね?

 砦へ


不死なる夢の石は、オレンジ色の大きな石のかけらで、苦悶の表情をした人の顔がその表面に浮かんでは消えるという気味の悪いものだった。気持ち悪いから、早く砦の主に渡してしまおう。

というわけで、砦の中に戻ってきた。砦には、馬の顔をした恐ろしい化け物たちと、大きな蜘蛛の化け物が徘徊しているわけだが、これらはヴァンリートが全部何とかしてしまった。どうやったのか聞いてみたのだが、答えは以下の通りでいまいちよくわからなかった。

「それはですねー。あの馬の化け物は基本的にお化けの仲間でして。私、お化けの攻撃に結構耐性があるんですよ。で、ですね、私お化けの仲間にお願いを聞いてもらうのも得意なもんですから、説得して蜘蛛の化け物たちを倒してもらったんですよ。以上。」

お化けの仲間にお願いするのが得意とは、どういったことだろう。

 砦の主


砦にある塔へ行き、地下へ行くと、そこに半透明のいかつい魔法使いがいた。この男は、「ヴァケンリー・オトング」と名乗った。砦の主だ。元海賊のボスで、今は幽霊になっちゃったらしい。片目がなくてアイパッチをしている。また、左ほほの肉がえぐれていて、歯が見えっぱなしになっている。武闘派なのか?

なんでも、「夢の世界」に行きたくて邪悪な儀式をしてたんだけど、一つ目巨人に邪魔されたので儀式を完遂できず、未練のあまり幽霊になったらしい。そういうことですか。じゃ、というわけで、不死なる夢の石を渡し、儀式を終わらせてもらった。邪悪な儀式っぽいけど、人に迷惑かけない系だからいいかなと。

幽霊は、お礼に海に中にある宝物の場所を教えてくれた。あと、宝物に仕掛けられた罠なども。ほら、人に親切にすると、いいことあるよね。

 海中神殿


大きなサメや巨大クラゲなどをかいくぐり、海中神殿にたどり着いたけど、お宝はそこまで素晴らしくはなかった。コスパ悪し。

 海賊王との宴会準備


そうだった。もともと砦に行ったのは、砦を海賊王たちとのパーティをするための場所にしようとしたからだった。というわけで、何を準備したらいいか考えるカミカゼ海賊団だったが、いまいち海賊の流儀がわからないので女海賊王テッサに聞きにいくことにした。

「あのねー。そこのあたりを考えるのが今回のポイントなんだから、何でもかんでも聞きに来るのはやめてよね。厨房じゃないんだから。でも、ラム酒がほしいんだったら、フルゴフィデランデがいい酒をヘルハーバーから盗んだらしいから、それを横取りすれば?」

という助言をもらった。盗んだ酒を奪うのは、盗まれてない酒を奪うよりなんとなく心苦しくないので、この作戦で行くことにした。カミカゼ海賊団が他の海賊団を襲う分には、まあいいでしょう。

というわけで、フルゴフィデランデの船を襲ってラム酒を強奪した。あと、吟遊詩人っぽいやつを雇ってみたり、料理を作る人たちを雇ってみたりした。

それから、ドラゴンの料理は海賊受けするらしいので、山に黒竜を狩りに行った。黒竜に恨みはないけど、人に迷惑かける系の生き物らしいから、まあいいかと。主にカミカゼがタコ殴りにして倒してしまった。

 海賊王との宴会


それは次回。