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20201219

第十五話


 図書館の亡霊

 アルカニアム・アブジュラントの図書館は、ドロラス信者によって殺された司書の亡霊が夜な夜な現れた。亡霊に邪魔されるので調査はなかなかはかどらなかったが、最終的にはアラズニストが改変したであろう歴史的な事柄を7つ発見することができた。

 アラズニストの干渉

  1. -6498 AR Xinがシードロンを作ったはずだが、作ってないことになった
  2. -6420 AR Xinが暗殺されたはずだが、死んでないこととなった
  3. -6301 AR Oliphaunt of Jandelayによってアズラント軍がタッシロンから追い払われたはずだが、なかったことになった
  4. -6150 AR ルーンロード間で内紛が勃発したはずだが、なかったことになった
  5. -5786 AR アラズニストfleshwarpingの秘術をクリッポスから学んだこととなった
  6. -5620 AR カーズーグが単独でサイファーゲートを作ったはずだが、アラズニストと一緒に作ったこととなった
  7. -5293 AR ソーシェンはアースフォールを生き延びなかったこととなった

 ジョラ

 壊れたデズナの神殿跡で、亡霊となったジョラを成仏させ、Fluttered Wingというマイナー・アーティファクトを発見した。

 Queen ウォー・シャリスト

 シン・エダッセリルには、タッシロンの精神支配から目を覚ました巨人たちがいた。それらのボスが、女王、ウォー・シャリストだった。女王とロスが話をしたところ、なぜか意気投合した。女王としては、クリスティランの檻から逃げ出すことができれば、特に問題ないようだった。

 ベリマリアス

 満を持して、ベリマリアスに会うためにメズマモリアの宮殿に向かった。ベリマリアスは「道で拾った」という固まったルーン・シーカーズを玉座の周りに配置していた。また、シードロンと思しき7芒星の鉄板を、玉座に飾り付けていた。
 ベリマリアスは、英雄たちが異空間「羨望の眼差し」に入って、ルーン・ウェルを破壊すれば、それによってクリスティランを壊すことができるという考えを受け入れ、羨望の眼差しへの入り口まで案内してくれた。

 巨大ベリマリアス

 異空間の中は薄暗く、高い段差のある作りとなっていた。ところどころに、緑色に発行する太い柱が立っており、天井を支えていた。そこには、巨大なベリマリアスが立っていて、呪文を使って襲い掛かってきた。
 巨大ベリマリアスは手ごわかったが、なんとか倒すことができた。異空間を奥まで進むと、ヴェクスニルという少女の幽霊が、ルーンウェルのそばにいた。ルーンウェルの壊し方を聞くと、アーティファクトを投げ込むとよいと言われたので、ジョラのところで手に入れたFluttered Wingを投げ入れたところ、異空間は破壊されて外に出ることができた。

 その後

 クリスティランが破壊された後は、ドロラス信者はどこへか消えてしまった。ジャイアントたちも、北に向かって去って行ってしまった。
 英雄たちは、この際、タッシロン語を学ぼうと、シン・エダッセリルの人々と会話の練習をしていたが、言語の習得ができる前に、嫌な知らせが届いた。

  • キエ・マガが、悪魔に襲われて、人の住めないところになっている
  • コルボサが巨大な化け物に襲われて、人の住めないところになっている
  • ロデリックス・コーヴ、サンドポイントを含む、沿岸地域が、焼き尽くされて、人の住めないところになっている
  • マグニマーでは、シン・スポーンをはじめとする魔物たちが現れ、人の住めないところになっている

 懐かしい顔

 そうしているうちに、オードラーニから魔法でメッセージが届いた。サーシャ
アヤヴァとともに、ティヤリーの気まぐれ号に乗って、マグニマーから脱出したそうだ。英雄たちは、船に向かってテレポートした。
 いろいろ検討した結果、現在起こっていることは、アラズニストが過去を改ざんしたことの結果だろうということになった。それを正すには、過去に戻るしかない。ザンダガールの手記によれば、カーズーグがその方法を知っているらしい。しかし、彼はもう死んでいる。彼の魂を探し出したとしても、協力的でないことは明らかだった。
 そこで、カーズーグの弱みを探るべく、彼が子供だったときに奴隷として従えていた男、ネクロマンサーのジンランを探してみることとなった。ジンランは、アースフォールに耐えて、今でもいるらしく、数百年ごとに目撃の話があるらしい。
 英雄たちは、ジンランが住処としているらしい、深い湖の底へと向かっていくのだった。

(つづく)