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20170730

 墓地への潜入


単身、墓地へと潜入した解放仮面。
墓地の奥にIllusionで隠された祭壇のようなものを見つける。祭壇に血を少しかけると、床が沈み地下へと進んでいく。と同時に、何者かの声が聞こえる。が、Infernalだったので解放仮面は理解できない。とりあえず無視していると、10分ほど降りてエレベーターは止まった。

地下へ降りたエレベーターから降りると、そこはだだっ広い地下空間でした。鼻につく異様なにおいは、血のかおり。地下空間の壁には発光するキノコが生えていて、なんとなく遠くまで見渡せる。ところどころに人間の死体が倒れているが、これが血の匂いの原因か。また、ところどころにキノコが生えてないゾーンがある。よく見ると、なんらかの炎でキノコが焼かれているゾーンみたいだ。エレベーターは大きな空間の西側に位置しており、ここからは東へと進むことができる。最初は何の音も聞こえない静寂のなかにいると思っていたが、遠くからドクン・ドクンという鼓動が聞こえるような気がする。気のせいか?本当に聞こえているのか?


死体は、Thrune家のマークをつけたinquisitor troopだった。ボコボコに殴られたり、炎で焼かれたりして死んでいる。ここで戦闘があったようだ。エレベーターのあった地下空間から東へと向かうと、さらに巨大な空間が広がっていた。石筍などの間に、ところどころ死体がある。ここでも戦闘があったようだ。この地下広間の南側には大きな地面の裂け目がある。ここから下に行けるようだ。裂け目の下は60フィート以上あり、ダークヴィジョンでは何があるかよく見えない。しかしなんだか異様なにおいが下の方から上がってくる。巨大な死骸があるかのような、腐った匂いだ。裂け目の壁は、ぬるぬるしている。


解放仮面がSplider Climbしながら壁にへばりついて下方向に降りていくと、60フィート降りたところで一旦平なところに着いた。平らなところからは南西方面に洞窟が続いている。東側は、切り立ったがけになっていてさらに下に行けるようだ。異臭は下の方から上がってきている。またドクドクという心臓の鼓動も、どちらかというと東側の方から聞こえるような気がする。


東側の切り立った崖をさらにSpider Climbしながら下に行くと、120フィート降りたところで異臭の正体が現れた。大きな竜の死骸だ。たぶんこの前倒したBlue Dragonより大きい。崖の下の平坦な場所に叩き落とされたような感じ。体には爪で引き裂かれた痕、噛みつかれた痕、刺さったままの弓矢などがある。けっこうなバトルがあった模様。洞窟は、ここから南西の方向にすすめるような感じ。


死体を検分していると、暗闇の中にほの明るく光る巨大ドラゴンの幽霊が現れる。(インコーポリアルでガルガンチュアンなドラゴン)かじられるとすごく痛そうな牙が生えていて、殴られるととても痛そうな爪が生えている。場所的には、フル・アタックできそうな場所に突然現れた。「ソフト・スキンの子供よ。お前が今いじくっているのは伝説の赤竜、アドラカシュの遺体だ。この非礼をどう詫びる?」と訊いてきます。


解放仮面は「申し訳ございません偉大なるアドラカシュ様、どうか非礼をお許しください。私はそこらに散らばっている人間たちの足跡を追って迷い込んだただのしがない斥候でございます。決して貴方様のご遺体になにがしかしようなどと考えていた訳ではございません。ああ、お許しいただけるのであれば私めにできることはアドラカシュ様にのためどんなことでもいたしましょう。身を潜めることに関しては私そうとうのものであると自負しております。きっとお役に立てることでしょう。」と機嫌を損ねないように話しかける。


ドラゴンは「我を殺したソフトスキンとその一味をここに連れてくるのだ。肉体を捨て去ってより強力になった我が力を存分に見せてやる。いいか、全員連れてくるのだぞ。それからあの悪魔付きの青竜もつれてくるのだ。」と言ってます。「ソフトスキンどもは金目のものに目がないからな。我の宝を餌におびきよせるがいい。」とも言ってます。


解放仮面が答える。「その一味の首魁こそ、我々とことを構えているバージライという人間であります。偉大なるアドラカシュ様のお力で奴らめを滅ぼして頂けるとなれば是非もありませぬ。きっとここに呼び寄せて見せましょう。ただ、アドラカシュ様のおっしゃる”悪魔憑きの青竜”というもの、恐らく先日私の仲間達が討ち取った覚えがございます。私の見立てでは、取り巻きもなくただの1体であればアドラカシュ様の足元にも及ばぬ力でございました。あれ1体逃したとしてもアドラカシュ様の御威光は揺るぎませぬ。どうかご容赦下さいませ。」


「ところで奴らめがその目的の為、この奥で何某かの儀式を行っていたと言うことを突き止めております。奴らをより確実におびき寄せるため、具体的にどういったことをしていたのか調べてくることをご容赦頂けないでしょうか?」


それを聞いたドラゴンは「あははは!死におったか!ざまをみろ!」とご満悦。「よい。よい。奥に行くがよい。」と言ってます。というわけで奥の方に進んでいくと、洞窟の先の方からなにやらほの明るい光が見えてきます。なんだかチラチラ暗くなったり明るくなったりして、不気味な雰囲気。


先に進むと大きい黒い鎧が空を飛んで見張っているようだ。幸いにして目が利くわけではなさそうなので、さらに隠れながら先に進む。

先には紫で半透明な女がいた。元・マハザラのClericのようだ。Commonが通じるようでいろいろと話をしたが、我々のレリックが汚された、この先に危険なものがあるがお前では話にならんという事で追い返された。単身でこれ以上進むのは難しそうと判断した解放仮面はまた黒い鎧をかいくぐりアドラカシュのところまで戻る。挨拶して通り過ぎようとするも、「お前は誰だ!」と言われる。どうやら先ほどの話をすっかり忘れている様子。再度説得を試みるも失敗し、アドラカシュを怒らせてしまう。Breathを吹かれるが、辛うじて避ける解放仮面。Teleport避けがかかっているかどうか分からないが賭けのDimension Doorが成功してエレベーターの前まで戻り、そのまま地上へと帰る事ができた。

Silver Ravenの面々は帰ってきた解放仮面の話を聞いて、アスモデウス神殿攻略には関係ないと判断し、明日にも神殿に再突入する事を決意した。
なお、スピンテルがShare MemoryしてエレベーターのInfernalを通訳したが、退屈ですねーとか、一人で何しに来たんですか?とか、好きな食べ物はなんですか?など世間話をしようとしていたが、解放仮面が無反応なのであきらめてしまった様子だった。魔法的な仕掛けではなく、幽霊か何かがいたのだろうか。


 再突入前



次の日の朝、前日の夜にTeleportでヴァイアまで買い物に行ったスピンテルが再度のTeleportで帰ってきた。鐘の破壊に必要なDispel Evilと前市長のジリアを生き返らせるResurrectionのScrollを買ったので、さっそくジリアを生き返らせる事にする。ヴァンパイアから人間に戻り正気を取り戻した彼女は一行の質問に答えた。

スピンテル Q.失踪した日に何があったのか? A.アスモデウス神殿から、他の宗教を禁止するような陳情を受けたが断ったら、その夜にヴァンパイアがきてDominateされた。船でキンタルゴを出たように見せかけ、こっそり戻ってきてからは基本的にはオペラハウスにいた。

シリウス Q.鐘の力の元となっているInfernal Engineとはどのようなものか? A.魔方陣で、中に閉じ込めたOutsiderからエネルギーを取る。神殿には二つあり、それぞれリレンドとラクシャサが入っている。

ジェイコブ Q.バージライの側近はどのような人がいるか? A.バージライに変装していたBone Devilとノックス

コーディア Q.Infernal Engineはどこにある? A.どちらも二階

カコルトク Q.Infernal Engineを壊すにはどうすれば? A.爆発する方法としない方法がある。しない方法は、中に入っているものを殺すこと。あとは、魔方陣をDisable Deviceするか、物理的に壊すか、Antimagic Fieldなどで魔法を打ち消すか。

解放仮面 Q.バージライは何をしようとしている? A.Silver Ravenを確実に処分するために、Pit Fiendをこちらの人数分呼んでタイマンさせようとしている。

情報を聞いた一行が再突入の準備をしているとシェンセン達がアスモデウス神殿で何が起こっているのかを聞いてきた。正直に話すと、もはや放っておけない大事なので彼女たちもパーティーを組んで陽動してくれると言う。前衛のシェンセン/オクタヴィオ、回復役のヘタモン、魔法役のマダム・ダカー、そして偵察役のモリー(ヴァイアから駆けつけてくれた模様)。なかなかにすごい顔ぶれである。彼女たちが一階から突入して注意を引きつけているうちに、一行が二階から潜入してInfernal Engineを探す作戦となった。

 アスモデウス神殿二階-一つ目のInfernal Engine


手はず通り、シェンセンたちが一階で暴れている隙に二階のドアを(Teleportの罠を避けるため)Knockで開け、潜入する。入った部屋は通路のような細長い部屋で、二頭の巨大なHell Houndが放し飼いにされていたが、コーディアの敵ではなく短剣を投げるとキャインキャインと鳴いて倒れた。
隣の部屋は書庫のようでたくさんの本棚があり、ドーム状になった天井の中央には部屋をのぞき込むような目玉のような模様が描いてある。部屋に入ろうとすると、本棚の上に隠れていた羽の生えた女4人(エリニュス)がおそってきて、Unholy Blightを連打してくる。一匹ずつは大した事はないものの、呪文の連発に結構な痛手を受ける一行。なんとか倒し、隣の部屋へ進む。

次の部屋には九層地獄とそれぞれのルーラーを描いた絵画が飾ってある。絵が気になったジェイコブが近寄ってよく見ようとすると、不意にメフィストフェレスはこのルーラー達を召喚してSilver Ravenにけしかける気では、という気分になってくる。冷静に考えるとおかしな話だが、絵の魔力でうっかりそれを口に出しそうになるジェイコブ。しかし。意思の力で耐えて口に出さなかったので特に何も起こらなかった。特に他の邪魔者はなかったので先に進む。

隣には汚いプール(ScryのFocusのようだ)と机があり、机の上にはいくつかのメモが書いてある。メモには邪魔なSilver Ravenを処分するために援軍を、というような内容が書いてある。バージライが使っていた後だろうか。

隣の小部屋を覗くと床に魔方陣が書いてあり、中に弱った様子のラクシャサが閉じ込められている。これこそが探していたInfernal Engineだろう。中のラクシャサはイズマラバシュと名乗り、初めは「ここで私が死ぬのも運命」と達観した様子だったが、スピンテルが閉じ込めたやつらを倒すのを手伝ってくれないかと持ちかけると少しやる気を出し、助けたらその後は協力してくれる事になった。シリウスが単身部屋に入り魔方陣を解除しようとすると、うまく解除できたのか魔方陣は爆発したもののさほど大きい爆発ではなかった。

もう一つのInfernal Engineを探そうとしたところで、鐘の音が鳴り響いた。その音を聞いた解放仮面とスピンテルは、混乱して前の部屋に走り出し、九層地獄の絵画を見てしまう。ジェイコブと同じ妄想に捕らわれ、スピンテルは口に出すのは耐えたものの、解放仮面が口にだしてしまう。すると実際にアスモデウスが襲ってくるIllusionに捕らわれ、解放仮面はショック死してしまった。Raise DeadのScrollで蘇生し、WISが下がってしったが休んでいる暇も無いのでそのまま先に進むことにする。

 アスモデウス神殿二階-二つ目のInfernal Engine


一度戻り、未探索のエリアを探索してみる。次の部屋は以前はアスモデウスの聖歌隊の控え室だったようで、下の階の礼拝堂の様子が見える。シェンセン達がIce Devilなどと戦っているが、さすがに劣勢のようだ。急がなければならないだろう。この部屋は今は物置のようになっており、部屋の隅には硬貨の山がある。きっとBlue Dragonの寝床だろう。

ここは二つの部屋につながっており、片方はHellの壁画で飾られた礼拝堂、もう片方はバージライの私室のようだ。シリウスが先を調べようと単身礼拝堂に入って調べていると、前の部屋の床から半透明な人が5体ほど現れる。彼らは自分たちをエイローデンの神官だと名乗るが、そのまま襲いかかってきた。

応戦していると、奥から次々と援軍が来る。まずはノックスと半透明な馬。その後ろからBone Devil。バージライの側近と言われてた奴らが来て嫌な予感がしていると、1階から顔が緑色のSorcererが飛んでくるとほぼ同時に、後ろから見慣れたM字ハゲ(バージライ)が現れた。カコルトクは今こそイズマラバシュに活躍してもらう時、と彼にDeath WardをかけてNegative Levelを無効化するも、イズマラバシュは4本だけのMagic Missileを打ってみた直後、あまり役に立たないと悟ったようで謝りつつ帰って行った。
期待していたイズマラバシュが戦力にならない以上、一行だけで戦うしかない。ノックスは凝視を使ってくるも、足が遅くシリウスが食い止める。Bone DevilはジェイコブがBootsの魔力で踊らせ無力化。SorcererはコーディアがDagger投げであっという間に撃ち落とした。残るバージライも決めてになる攻撃方法は無かったようで、粘ったものの最後は解放仮面の矢で倒れた。

倒したバージライを剥いでみると、高価なMagic Itemを大量に持っている。あっさりと倒れたようだが、本物のバージライだったのだろうか。生き返られては困るので、とりあえず死体ごと持って行く。

バージライの私室を漁ると、気になる本を発見した。邪悪な心臓抜きの儀式というものについて書かれていて、心臓を取り出し、マハザラのレリックであるSoul Anchorというものに入れると寿命以外では死なない体になり、かつ輪廻転生の理から外れて他の生物に転生した後も記憶を保持する事ができるらしい。改めてバージライの死体を調べてみると、明らかに生きている傷ではないのに呼吸をしているように見えるし、胸のところには穴が開いていて心臓が無いようだ。墓地の地下でレリックが汚された、と言っていたのは、バージライの心臓が入れられた事なのだろうか。また、バージライの目的の一つは「知性ある土地」として転生することだとも聞いているので、それとも関係があるのかもしれない。

さらに調査をしようとすると、一階のシェンセン達は撤退したようでIce Devilなどに襲われたが、特に問題なく撃退する。奥の部屋にはもう一つのInfernal Engineがあり、中にはリレンドが捕らわれていた。先ほどと同じようにシリウスが魔方陣をDisableし、リレンドには自分のPlaneにお帰りいただいた。


 帰還


ひとまずの目的を果たしたところで、戦えるリソースも残りわずかとなったので一度撤退する事にした。
Lucky Bonesに帰ると、陽動隊も帰っていた。相当苦戦したようで、シェンセンとオクタヴィオは死亡、残りも重傷を負ってしまったようだ。魔法で生き返らせる事はできるかもしれないが、呪文が無いためすぐに生き返らせる事はできない。明日の再突入は6人だけで行くしかないだろう。
バージライの私室から持って帰ってきた本を調べて心臓抜きのとどめの刺し方を調べると、死体をDisintegrateや大きいダメージで粉みじんにすればいいらしい。コーディアが死体をひたすらに切り刻むとバージライの呼吸は止まった。本当にこれでバージライを倒すことができたのだろうか?

次の日の朝、目覚めた時にはまだキンタルゴに悪魔は溢れ出ていなかった。まだメフィストフェレスは召喚されていないようだ。しかし、儀式がいつ完成するかは分からない。できるだけ早く儀式を止めなければならないだろう。

次回に続く…。