世界は狙われている！！
Claude 地・虚／ディフェンダー／魔剣使い
Amaretto 風・冥／アタッカー／陰陽師
Brioche 天・地／ヒーラー／使徒
ぬめりけ 冥・水／キャスター／落とし子
エバラ 火・火／アタッカー／転生者
Layer 水・水／キャスター／魔術師
ドリィィ〜〜〜ム…
前回、Undeadになっていたコボースを助けはしたものの、
Lv12より下は同じBlack Osprayのペルターによって封印されており入る手段がないという無慈悲な現実を知ることとなる一行。
ペルターといえば、どっかからピラミッドを転移させて墓にしようとしたがゴーレムがいたため一度あきらめた経緯がある。
では彼の本当の墓はどこに…？
と、ここで全員が知識判定、Layerによって新たなる事実が発覚する。
Cillamarの街を挟んでホワイトロックと反対側のほうに、ウィッチウッドという森がある。
そこには遺跡「マッドソーサラー(Mud Sorcerer)の墓」というのがあり、ペルターはそこを間借りして研究室にしていたという。そこに手がかりがあるか？
その他、Layerが仕入れた知識を列挙。
- マッドソーサラーはカルティスト集団だ！ 地と水の元素、Abjurationに特化しているぞ！ お墓もガチガチに固めてあるっぽいことは想像に難くない
- Abjurationに４つのグリフを使っているぞ！ あとで散々参照することになるぞ！
- 「水と土が別に存在している」グリフ
- 「地優勢」のグリフ
- 「水優勢」のグリフ
- 「地と水の調和」のグリフ
- マッドソーサラーは22人いるっぽいぞ！
というわけで早速（といいつつもLayerがアイテムを製作するために６日費やしたあとで）ウィッチウッドに向かうことにするStabilizers。
ところが、森にいく前夜、レギュラーメンバー全員が明晰な夢をみる。
ぬめりけの夢
巨大な赤ドラゴンが目の前に立っている…
「我が血を継ぐ者たちよ！ ドラゴンの血を継がない連中は私が殺されてしまった世界などくやしいので浄化されるべきだ！ 例のスクロールを用いてWhiterockの地下に眠る巨人を蘇らせるのだー！ Githはおまえたちの仲間だぞ！」
なぜかWillセーブする 値は低かったが即座に結果は現れない…果たして。
Claudeの夢
Githyankiたちが暗いところで輪になって儀式をしている…輪の中心には巨大な人のような石が立っていて廻りでフンニャラフンニャラ
それだけ
Briocheの夢
森の中でパン屋をしているBrioche 素材の正体を知らない人には好評のようである…
今日の仕事を終え、夜帰ろうと思うと森の中が妙に明るい 空を見上げると満月だった…と思ったら月が赤い なんじゃこりゃ
Amarettoの夢
目の前にニョロがいる！
「ヒャッハー汚物は消毒だー！」
弓を打つとあっけなく死ぬ あーすっきり やったね！
夢は夢なのでとくに気にすることもなく、森へ出発する準備をする一行。ここでChauntessaさんからアドバイス。
「ウィッチウッドは遠いからテレポートが必要かもね。入った人が帰ってこないこともよくあるらしいよ？」
帰還手段についてあれこれ相談する一行。しかし…事態はそんな悠長なことを言ってられる状況ではなかった。
クライマックスは突然に
朝に街を出発し、夕方には森につくくらいの距離。
森に入ってしばらく歩くと、地面が若干ぬかるんだ場所に、斜めに穴が開いている。
そしてその周囲にはやたらに足の多いドラゴン風の怪物(Huge)、ギスヤンキ6名、ギスヤンキWizが侍していた。ドラゴン風のヤツはなにやらノイジーな音を立てている。
「Stabilizersが来たぞ！ ザムクラスさまの儀式が終わるまで通すな！」
WizはBlack Tentaclesを使い、Stabilizersは半数近くが絡め取られてしまう。他のギスはBlurを使い、問答無用で戦闘開始となる。
LayerのDoorでClaude、ぬめりけ、Briocheが後方に切り込むものの、HugeのヤツはWebのブレスをGithを巻き込みつつ吹き、再び絡め取られてしまう。危険を感じたキャスター２人…ぬめりけの返す刀DoorでWebの範囲外に逃げるが、そこに外にいたGithが殺到してピンチの状態は変わらず。
さらにWizが糸にEmpowered Lightningを撃つ…なんとこのWebは非常に導電性が高く、Webの中にいるClaudeとBriocheはノーセーブで電撃を食らってしまうのだ！ …しかし36点と振るわず。Hugeのヤツも自前で尻尾から電気を流すがやはり可愛いダメージであった。
ブラーってるGithに対しては、Blind-fightをもつエバラが優勢に戦う。素晴らしいFeatである。
Webをかき分けHugeの子に対峙したClaudeが物理攻撃を与えると、DMはなぜか武器の＋値を聞いてくる…３版生物じゃねえか！！ さらに電撃による自動反撃も食らうようだ。
そしてHugeの子のClaudeへの反撃…1Bite 2Pincers 4Claw 1TailというフルコースにClawによるRend、尻尾には電撃ダメージのオマケつき。Full ExpertiseによってAC40まで上昇していたClaudeに半分近く当ててくる。
一部メンバーは勘づいてたようだが、こいつはどうやらDragon系のようだ（正確にはVermin Dragon？） 電撃ダメージが7d4らしい…経年段階７ってこと？ マジで？
エバラの手数、およびぬめりけが味方を巻き込みつつ放ったMerciful Energy Vortexにより、ノーマルGithは殲滅される…しかしClaudeとBriocheではドラゴンに対し防戦一方、その後ろにいるWizはぬめりけのTelekinesisで一時無力化するも手付かずという苦しい戦況が続いた。
結局はClaudeがちまちま削りつつトドメをAmarettoのCrystal Shardで決め、辛くも勝利。初っ端のエンカウントがこれでは先が思いやられるが、まぁ順当に考えたら門番ってのは強いもんだよね。
気を取り直し、非致傷ダメージで気絶したGithを尋問する外道キャスター陣。裏をとるために3人をPortable Holeに突っ込みながら1人ずつ尋問するも言ってることはおなじであった…詳しい内容はメモり忘れたが、「『儀式』とやらが完了するまで時間がない＝帰還なんて悠長なこと言えない」という事実だけは理解できる。
ところがここで驚愕の事実…Cure Light Woundsを買い足し忘れ、足りなくなりそう！ 貴重なテレポを使って街に買出しにいくなどの策も考えられたが、最終的にはぬめりけがLimited WishでWand２本を祈るというなんか悔しい手段でなんとか確保することができた。もちろん２本では心もとなさ過ぎるが…。
月匣へ…
（ここからはダンジョンなのでダイジェスト版でいきます）
回復などを終え、地面に空いていた穴へと入っていく一行。その先は扉…どうやら普通のダンジョンが待ち受けているようだ。
その扉には文様が刻まれており、それぞれTreachery、Sloth、Foolishの大罪についてDwarvenで示されている様子。Foolishのみスイッチになっており、リア充に触らせるも何も起きず。
全員でIntチェックをすると、これはアナグラムの気がしてきた。Foolish（のDwarven）のアナグラムを解く…もちろんDwarven→EnglishのアナグラムであったがまぁこれはD&Dの伝統なので気にしない。原文は忘れたが「Welcome」と組み替えるとガガガッと開いた。
ではTreacheryとSlothはどこに…？ という疑問は特に抱かず、まずAmaretto、ついでぬめりけ以外、最後にぬめりけ…の順でドアをくぐる。ところが、Amarettoから１分空けて侵入したぬめりけに突如Fireballが飛んでくる。「仲間と一緒に行動しないTreacherousでSlothなてめぇには天罰だ！」とかいう意味合いらしい…ひどい。
四方の壁に目が描かれた部屋…目からは涙を象った液体（実は強酸）が流れている。行き止まりのように見えるが、ぬめりけは「この目を全部閉じたら進めるんじゃねーの」という勘でDaylightを唱える…すると案の定すべての目が閉じ、酸が止まって隠し扉が露見。
中央にゾウさん頭の像が立っている部屋…その四隅にも黒だの白だのの像が護るように立っている。DMはその様子をイラストで見せてくれるが、どうみても像が動いて襲いかかってきてる…。ゾウさん像を回転させるとそれが向いている方の壁の扉が解錠されるようで、とりあえずスルー。
Coffinの並んだ部屋…Mediumの棺４、Largeのが２、どれも目張りしてあるようだ。いまのところスルー。
ここまで不気味なほど何もないが…。
壁に顔が彫ってある丁字路…顔の耳のあたりを覗くと、なぜかトラップが発動…顔からHurricane相当の風が吹き出し、耐えられなかったBriocheとリア充（ぬめりけの製作したグール）が吹き飛ばされて扉に生えていた釘にブッスリ刺さる。もう片方の耳には緑の鍵が入っていた。
太い緑の柱が生えた部屋…Amarettoが柱に鍵をさし反時計に回すと、柱が割れて木製の棺が現れる（その際セーヴなしでなぜか11ダメージ）。ねばりけ7号に命じて棺を開けさせると中にはマッドソーサラーとおぼしきハーフエルフの遺体が苦悶の表情を浮かべていた。どうやら首を締められて死んだようだ。
柱の立っていた空間、天井から黒い（髪の毛でできてる？）紐が垂れていた。それをねばりけが引っ張るとピストンが落ちてきて、ねばりけ7号はあっけなくおせんべいになってしまう。
敷物のある部屋…敷物には渦を巻く海が描かれていて、中で人間が溺れている図。ねばりけ7号乙に敷物を触らせると一瞬で消え、大渦の意匠の中に骨が溺れている図が追加される（なぜ骨が追加されたんだろう？謎に思うけどスルー）
結局敷物を踏まないように移動。奥には火鉢に囲まれた箱があるが、ねばりけ7号丙を向かわせたところ火鉢に触れたとたん炎が発射されて焼け死ぬ。Amarettoによってトラップ解除され、箱をあけたところ、中にはヘビさんが。「質問に答えるよ〜」というヘビさんに「あとでまた聞きに来るね」とAmarettoが答えたところ、噛まれてセーヴを要求される。通したが、失敗していたら1年くらい眠るハメになっていたという…。中にはLesser Elemental Commandのリングがあり、Amarettoのリングに融合することで能力が増えた。
その後、ぬめりけが虹色の魚に触れて発狂しそうになったり、ナーガを一方的に虐殺して食べたり、ゾウさん部屋のゴーレムを動かして撃破したり、鎧を爆破してダイヤをゲットしたり、棺を開けてMummyと死闘を繰り広げたり…と言ったところは長くなるので省略。
別の階層へ進む階段があったので下ると、いきどまりに小部屋。
人が入ると自動的に閉まるようなので全員で一斉に入る…壁の奥には「North then South」というメッセージ。それの意味は深く考えずにもう一度扉を開くと、さっきまで下っていた階段はなかった。別の場所に転移したようだ。その後刃のトラップが発動するも回避。
奥の部屋に進むと、なぜか壁の中から電撃が飛んでくる。どうやら幻影の壁の向こうからAnnis Hag Assassinが魔法を撃ってるようだ…接敵のために個々に幻影看破を行う必要はあったが、とくに甚大な被害もなく勝利。
途中省略し、Huge Water Elemental*4を先ほどAmarettoが手に入れた指輪パワー Control Waterで無力化しつつ撃破、WeirdのトラップをBriocheが一瞬掛かりかけるも耐えるなど。
Dread Wraithに不意打ちを食らいぬめりけ他数名が吸われるなど…アビリティダメージはもとよりHPダメージを治癒する手段すら危うくなりかけてくるが、「も、もう１エンカウンターだけ！！」の精神で進んでいく。
泥穴３つ、水槽が１つある部屋。
現状手にしているヒントのみでは正確なインタラクトができなさそうで、仕方なくAmarettoが３つの泥穴に水を注いでみたところ、３体の泥Golemが現れる…ひどくね？
３体はそれぞれヒッポ、キャメル、ピッグの顔をしており、ヒッポゴーレムはAmarettoを奥のドアへ誘導するような仕草をとっている（ヒッポが味方になりそうなヒントはあったが…）。
それでも残り２体が疲弊したPTに容赦なく打撃を与えてくるが、エバラのスタンド（御先祖様）の導きによってあらゆるDRを抜く攻撃により辛勝。
ここまで来てようやく撤退を決意。
儀式は完成してしまうだろうが、現在のリソースでは絶対にかないっこない…。
体勢を立て直すべく、テレポートで街に戻る一行であった…。
紅い月が昇るとき…
…ところが、事態はそう甘くはなかった。
Drake亭で休息をとるStabilizersであったが、昨晩と同じように明晰な夢を見てしまう。
ぬめりけの夢
「よくやった！巨人の一人は目覚めたが完全な目覚めではない もっとガンバレ！」→がんばります！
Claudeの夢
昨日ギスヤンキが円を描いていたのと同じ場所だが、誰もいない 中心の柱が無くなっている…
Briocheの夢
いつもどおりパン焼き。夜になって帰ろうとしたら昨日よりもさらに森が明るい
月が不気味に赤い…森の動物達が暴れている なんじゃこりゃ
Amarettoの夢
イリシッドを倒してたらエレメンタルに殺されそうになる
夢のせいか、みな３時間ほどですぐ目覚めてしまう…そこに宿の主Chauntessaさんが部屋をコンコン。
ウィッチウッドのほうから何か嫌なモノがやってくる気配がするという…一緒に見に行って欲しいらしい。
もちろんリソースに難有りではあるが、流れからしてすでに「巨人」が蘇っていて侵攻を開始していると見て間違いなく、背に腹は替えられず出陣をきめる。
ただし、その前に雑貨屋の扉をドンドンと叩き、Cure Light Woundsのワンドを忘れずに根こそぎ買う…。
ウィッチウッドのほうへと急ぐ一行。空には夢でみたのと同じ、真っ赤な月が輝いている。そしてその輝きは森に近づくにつれ強くなっているようだ。
一定まで近づいたとき一行はWillセーブを要求される。DCは10であったが、もしこれに失敗していたら「この世のあらゆるものへの悪意」を植えつけられていたかもしれない。さらに知識判定を通したLayerいわく、もし儀式が完全であったならこの「紅い月」の影響は全世界に及んでいたであろう、と…。
そして、巨人の姿が眼前に現れる……しかし、巨人という割にはHugeどまりであった。これも儀式が不完全故か。
飛行手段を得て突貫する前衛陣。対する巨人はSwiftで謎効果Awakening Nightmare、Stdで炎のブレスを吐く…ところが奇跡的に30の高Refを達成したClaudeですら避けるには至らず、大ダメージを被る。
そして次のターンのFull Attackでエバラは瞬殺（しかしClose Woundsにより一命を取り留める）。回復に向かおうとしたLayerのファンネル（Familiar）もAoOを受けて粉々になり、CleaveにClaudeも巻き込まれる始末。やはり伊達じゃない。
ここでシナリオの条件（2人倒れる？）が発動したか、後ろに控えていたChauntessaさんが腰をあげる。
「昔ベンソスにやられた古傷がうずくけど…やるしかないわね」
次の瞬間、ChauntessaはHugeのSilver Dragonに変身し、一気に敵へと踊りかかる。
なんとか復帰したエバラはAwakening Nightmareの影響を受けてしまい、自分を殴りたくなってしまったり。
前衛陣の奮闘、そしてChauntessaさんのブレスとドラゴン乱舞によって、とりあえず死者はなくなんとか勝利をおさめたのであった。