Bleak Theater Tower Tournamentも明日で最終日！
決勝まで生き残ったクレイジーな奴らはこいつらだ！！
“Undeath Green Giant”！！
攻防自在の変幻騎士に、どんな敵をも一瞬で切り刻む東方剣士が敵陣へ突っ込めば、
空からはサイオニックの弓使いとブルードラゴン風のよく分からない何かが攻撃してくるぜ！
かすり傷をも負わない鉄壁の戦士と回復力の尽きない神官戦士も忘れちゃあいけない。
見慣れない格好をしてるが文句なしの強さを誇るこいつらが、どう戦って来たのか今の内に振り返っておこう。
Undeath Green Giant誕生
どうも奴らはこのUndergroundじゃなくて地上から来たらしい…。
一つ上の階層へと繋がる門を守ってるドゥエルガルの連中が、顔を黒く塗ってる東方剣士の姿を見たんだそうだ。
ここに入る前に顔を黒く塗るだなんてなまっちろいエルフでもなきゃやらないだろうが、本当のエルフだったら俺達ドラウの真似をするなんてごめんな筈だし、真相はよく分からない。
ただ、奴らが上の階層から降りてきたってことは確かだ。
でその後、これは俺が友人の友人の弟の婚約者の幼馴染の知り合いから聞いた極秘情報なんだが、奴らはまっすぐにエレルク家の屋敷に入ってったらしい。
どうもエレルク家当主の奥方様が行方不明になってたのを発見したんだとか。ただ一行の中に奥方の姿はなかったから、もしかしたら既に亡くなってたのかもしれない――。
（いやーそれにしてもマテコンと10000gp渡しといて装備品まで持って行こうとするとは思わなかったよ。えげつない奴らだ）
そしてそこで当主とどんな密約が交わされたのかは知らないが、奴らはエレルク家推薦の元、Undeath Green Giantとして Tower Tournamentに出場することになった。
Tower Tournament1日目
Tower Tournament1日目 バトル・ロイヤル！！
夜にも場外乱闘ならぬ、The Gravediggersの暗躍やら襲撃やらがあったそうだが大事はなかったのでここでは省略しておこう。
とにもかくにもバトル・ロイヤル。Undeath Green Giantと戦ったのは以下の3チームだ！
妖艶なる女ドラウの二人組 Fang of Lolth！
殴ることしか考えない蛮族グリムロック集団 Guttuggers！
フードに包まれた謎の集団にして正体はギスヤンキ The Gravediggers！
まずは先手を取ったUndeath Green Giant、最初は雑魚からだとGuttuggers に突撃する。
だがそれも手の内だったと言わんばかりにグリムロックを巻き込んで、変幻騎士と東方剣士のいる位置にThe GravediggersのWizardのFireball、 Fang of Lolth のClericのCompusionが炸裂する。更にはFang of Lolthの操るHuge Spiderとエティンスケルトン2体までもがUndeath Green Giantに押し寄せ総攻撃に。
しかしそれしきでは不死身の汚いUndeath Green Giantに傷をつけることなど出来ない！
そんな様子に業を煮やしたのか、はたまた最初からそれが狙いだったのか、The Gravediggersのギスヤンキ達はDimension DoorでPTの生命線？ブルードラゴン風の何かを一気に取り囲む。
ブルードラゴン風の何かはZone of Refugeを張って上空に逃げるが、ギスヤンキ達はFly Potionを飲んでZoneの中と外の往復も辞さない構え。変幻騎士もCompusionしたリーダー格のグリムロックにテクニカリィに殴られてかなりのダメージを追いつつあり、ここがピンチかと思われた。
だが東方剣士は順調に敵を切り殺しており、鉄壁の戦士の前にエティンスケルトン達も歯が立たないまま倒され、足の早い変幻騎士にWizardも殺され、Zone of Lefugeを通した頃には数も減っていてギスヤンキ達は諦めたのかTeleportで離脱した。
残るドラウ達も他がいなくなったのでは不利と降参し、見事Undeath Green Giantが勝利した。
オフレコ
いやぁねぇ…実は俺あいつらの正体知ってるんですよ。うちのボスに何頼まれたかも。
言わないで下さいよ？首飛びますから。
いい加減ブルードラゴン風の何か、とか言うの疲れたんでちょっとオフレコ。
がめつい奴らだ、なんて言いましたが、バトル・ロイヤルも終ってSpellも尽きたのにちゃんと隠し通路の探索に行く辺り律儀な奴らだと思いますよ。まあ日数の関係とあっちの思惑もあるんでしょうが。
なんでしたっけ？Communeでグリッド探索してワインセラーに隠し扉があることを発見？
そこで見つかったからって不用意に開けてSlay Living引っかかるのはどうかと思いますけど、ローパーも一人Str0になっただけで倒したし。
ただその後の右にGreat Axe3本、左にLongsword4本持った糞クリーチャーアンガーデーモンはさすがに大変そうでした。
手数もさることながら、AuraのST落とすと怒ってAC-2で殴りに行かなくちゃいけないって、後衛陣には特に厳しいですよね。回復出来なくなるし。神官戦士なんか二回振り直ししてました。
それでも毎ラウンド一人死にそうになりながら殴ってましたけど、DRあるわFast HealingあるわBlasphemyまで撃ってくるわ、なんていうかもう、PKでした。Good DR持ちとか身震いがする。
最後はぬめりけのブレスで落としてましたけど、もうほんとにリソースすっからかんでした。よくあそこまで頑張ったと思いますよ。
Tower Tournament2日目
無事1日目を生き延びたUndeath Green Giantが対戦したのは、
全てはニョロ様のために One of Use！
マインドフレイヤーとその愉快な仲間達からなるチームで、1日目の試合では猪がものすごい牙でばっさばっさと敵の首をはねていた。
さあ、この強敵相手にUndeath Green Giantはどう対策を取ったか――
おおっと、1分/のバフまで使ってバッフバフにした前回とは違って買ったスクロールでのおざなりバフだー！
「そんなバフで大丈夫か？」 ―― 「大丈夫だ。問題ない」
これに対して観客総ブーイング。
やっちまえーとレイザーボアーに声援がかかる。
その期待を受けて突撃するレイザーボアー。AC25もGOMIと言われる有様で、さすがの鉄壁の戦士も危ういかと思われたが、親の敵だと喜び勇んでニョロに攻撃する弓使いに出目運を全て奪われたかのようで、Undeath Green Giantの面々の首が飛ぶことはなかった。
ACは29と硬かったものの、囲んで集中攻撃すれば出目の振るわないレイザーボアーごとき敵ではない。わずか3ラウンドでレイザーボアーは倒れ、またも変幻騎士が一人突出してマインドフレイヤーを倒し、あっという間に戦闘は終った。
オフレコ2
実はこちらが本番でしたからね。観客には気の毒ですが。
今回はリソースも温存し、昨夜の続きで隠し通路を進むUndeath Green Giant―いや、もういいでしょう―Stabilizersは火鉢の置かれた生活感のある部屋に行き当たりました。
特にめぼしいものはなかったんだが一つだけ魔法のトランクがあり、アマレットが開けようとして吸い込まれ、Break Enchantmentでなんとか助け出してもらったものの色々Drainされたままで大分ただの人に近づいたそうな。
そのまま進むとまた火鉢のある部屋があって、Hugeアースエレメンタル*2にサイドメニューという名のおしおきモンスターがいました。いつも行き帰りだけだとつまらないからって…（ZAPZAPZAP）ええ、まあ次回はおまけされない事を祈りましょう。
勿論アースエレメンタルはただの人になりかけているアマレットを狙いましたが生き残られ、サイドメニューゴーレムはクロードを取り込もうとしましたが、フリーダムをかけられて仕方なく代わりにぬめりけを取り込んだものの、集中砲火で落とされ、エレメンタルも吸収されて大事には至りませんでした。
くわばらくわばら。
え、さっきから中の人の思考が見え隠れしないかって？
いやだなー。俺はただのエルレク家門下の報道担当のしがないドラウですって。
それはさておき、その後はインコを爆発巻物で倒したり、DR 15/Bludgeoning&Magicのアンデットをアースハンマーでつつがなく倒して爆発で皆Conダメージを受けて、ボーナスステージで買ったレッサーレストレーションワンドが日の目を見たり、コフィンでインコに襲われてぺたぺた吸われたりしてました。
行き止まりはブラックプティングたっぷりの井戸だったんですが、誰もそこに入って隠し扉を探すなんてことはせず、コフィンで見つけて終りました。
次回予告
さて、そんなこんなでTower Tournament2日間を生き延びたUndeath Green Giantの決勝戦のお相手は―
Final Phenix！！
いかにもJade Phenix Mageが出て来そうな名前だが、その実体は強さのみを求めてリーダーが寄せ集めてきた奴ららしい。
バッソ持ちOrc Frenzyed? Barserker、エリニュス、首が6本ある人形生物、etc……。
ほとんどが普通のHumanoidで構成されているUndeath Green Giantはこんな奴らに勝てるのか！？
明日の決勝戦をお見逃しなく！！