ここはじーごーくー じーごじごじごじごじごじご地獄の井戸だよー
前回からのつづき（9/17、283日目）。
Imperial Shrineの島の北の穴（Well of Demons）にとびこんだ。シグレさんの身体を探すと同時に、各家の過去の皇帝からAmeikoへ祝福を授からねばならない。
矢衾地獄
前回、何らかの心術効果に掛かって3人が落ち込んだWellの水面。いまは戦闘を終え、洞窟に開いた横穴に陣を張って疲労を回復しようとしているところであったが、そこでHarfwolがPerceptionを振って気付く。洞窟の天井近くにErinyes6体！
なぜWell of DemonなのにDevilがいるのか？ ボブは訝しんだ。しかしその謎もすぐに明かされる。
固まっていたPCsはイニシアチブをとられて弓＆Unholy Blightを食らいHPを減らされるが、Rosettaの石壁を貼ってとりあえずを凌ぐ。
しかしErinyes共は北の道に回り込み、改めてUnholy Blightを浴びせかけようとする。だが細い道から攻め込もうとしたのが運の尽き、Harfwolの新必殺技Holy Wordが炸裂。6体中5体までをBanishする。残る1体は細い道から撤退したため、PCsは追って北上。
すると、洞窟の奥に場にそぐわない雰囲気の部屋がある。壁にはカーテンが掛けられ、調度品もきれい（どうやらMirage Arcanaっぽい？）。中にはErinyesおかわりと、なんか皇族っぽいやつが翡翠の玉座に座っている。
？？？「そこのもの、わらわの宮殿になんの用があって入り込んだ？」
Rosetta「お名前をお伺いしてよろしいですか？」（DiplomacyでRoll1）
？？？「先に名乗らないなんて無礼者め。わらわはAmatatsu Maemi。かつてMinkaiを治めていた皇帝だ」
Erinyesに弓を収めさせ、戦闘ラウンドを区切り、一度会話フェイズ。
しかし交渉役のRisaka（なぜかInquisitorになった）とKiriがともにEvil殺すマンなので、一触即発。
Risaka「Sigure帝の遺体を回収させてください」
Maemi「なぜ回収したいのか」
Curro「Sigure帝の霊に頼まれたからです」
Maemi「ここにはないよ」
Curro「他に部屋はあるか？」（→あるよ。他の皇帝の部屋だよ）
Harfwol「他の階層にも皇族はいるか？」（→もちろん）
Curro「情報ください」（→それに答える私のメリットはあるか？）
Maemi「それよりここにいるということは皇族だな？皇族は誰だ」
ホイホイとAmeikoを前に出すわけにはいかない。Kiriがたまらず弓を構えて、戦闘再開。
先手を取ったErinyesの射撃でクリティカルが2回発生し、Kiriは構えた弓を放つことなくHP-60近くなって死亡。即座にHarfwolが近づいてMassCure+Breath of Lifeで蘇生するもののまだ瀕死。
さらに、Maemiは細道に下がったPCsに対してBlack Tentaclesを召喚。再び石壁を貼って射線をさえぎったのでErinyesは回り込み始めるものの、後ろ側も石壁なので諦める。でもそれはこちらにも退路がないということ。
Black TentaclesをDispelされたのでMaemiは石壁を破壊して射線を供給、ErinyesがUnholy Blightを撃ちまくる。
しかしHarfwolが敵陣中央でHoly Wordを唱えると、MaemiもろともBanishされてしまい、あっけなく戦闘終了。（のちにHoly WordではHDの高い者は放逐されないことに気付く）
Maemiが消えると部屋の雰囲気もただの洞窟に。
どうやら彼女のようなEvilの歴代皇帝は、一度Lower Planeに魂を捕えられたものの、何らかの意図があって物質界を再び訪れようとするが、Well of Demonという罠にひっかかって外に出ることもLower Planeに戻ることもできなくなっていたようだ。
Banishment効果は24時間は戻ってこれなくなるが、果たして24時間後に彼女らは戻ってくるだろうか？
虹色地獄
とりあえず前セッションから続くExhausted状態がつらいので、Wellから出て休憩しようとする。
しかしそうは問屋がおろさない。ろくろ首のKiyomiがしつこく襲ってくる。
「Takahiro様の邪魔をするやつは許さん！」
Well上空で透明化していたので、見えない者はSurprisedとなる。先手でDisintegrateをAmeikoに撃つも一発は耐える。さらにAuraで自分の周囲を暗闇にするが、Kiriの大弓から放たれるDaylightでそれは打ち消す……と思いきや、このDaylightは効果時間が短い。
次ラウンドのKiyomiは非人道呪文Prismatic Sprayを放つ。次元転移効果が無効ということもあって即詰みの効果は出なかったものの、RosettaがInsane、Dianが電撃ダメージで倒れる。狂ったRosettaはKiyomiとCurroを巻き込んでEmpowered Fireball。
2発めのSprayは2人が次元転移（＝無効）を引くなどして被害軽微。HarfwolのDispelでKiyomiから複数のバフを剥ぐも、Darknessのオーラのせいで視認困難は続く。だがRisakaの銃はSeekingなので当たる。ずるい。
3発目のSprayも冴えないのでKiyomiは周囲の岩に隠れて、せめてRisakaの全力攻撃を受けないようにするも、Curroがしつこく追いすがり、HarfwolのThunderburstの追い打ちも入る。そして正気に戻ったRosettaが接敵してTripに成功し、囲んで棒で叩くメソッドでCurroが得たAoOがクリティカルし討伐成功。
Kiyomiの直接攻撃をうけたCurroがろくろ首の呪いに掛かっていて首が伸びそうになったが、Break Enchantmentが成功し一命をとりとめる。首が伸びると声が出なくなるらしい。
Trumpet Archonのオノコさんのところに戻ると、Maemiは「死んだなかで最も新しいAmatatsu」であったことを知る。
クエストクリアなのでオノコさんの祝福を得られるが、残りの皇族の祝福を得るにはやはりWellを探索するしかなさそう。そしてその中にいるなら高確率でEvilに転生しているはず。その人の欲するものを用意できれば交渉はできそう。でもできなかったらスレイするしかない…？
とりあえず休むことにするが、Shrineの島で休むかKasaiに戻るかで迷い、Divinationすると「目立つ行為をしなければKasaiに戻っていいんじゃない？」とのこと。なので戻る。
そしてKasaiで一晩休むことを選ぶと、その晩、例の忍者さんが現れる。
「ヒラバシが軍勢を率いKasaiに向かっているが時間はかかりそうでござる（今日明日ではない）」
「Kasaiの民衆の間で反逆の機運は高いが、何もイベントを起こさなければ徐々に冷めていく。Ameikoの祝福儀式が終わってそのことが広まれば、しばらくはまたその機運は持つでござろう」
「ついでに、Kasaiの城にあったTeikoku家の家宝の武器をとってきたでござる」
＋3 WakizashiのKarusetsu。1日3回、60ft.離れた敵に光り輝くForceを飛ばして攻撃でき、DC14RefでBlindにもなる。また鬼への特効もある。とりあえずCurroが持つことに。
そしてプチデートタイム。
- Risaka : Inquisitorに部署異動(?)したことをKoyaとSpiveyに報告するが、「がんばってね」以上の反応は難しかった。
- Curro : Shaleluにろくろ首になりかけたことを話し、「僕がエルフでなくっても大丈夫ですか？」と問う。Shaleluは「Curroであれば気にしないよ」と回答、Relationshipポイントが貯まってロマンス状態突入。やったね！
- Dian : Sandruと、Ameikoの境遇について会話。Sandpointでのことをなつかしむ。
- Kiri : Ameikoとふたりきりになるが、DMはロールをすべてPCに任せた。ロマンス状態＝NPCのロールをPCが好きにできることらしい。やったね！
悪臭地獄
しっかり休んで翌日（9/18、284日目）、再びImperial Shrineへ。
Levitate等を使いWellの中へ着陸し、Wind Sightを使って未探査の部屋をチェック。南東の部屋にTeikokuの連中ぽいSamuraiと異形がいる。南西の部屋には最初に滝に突入した時の敵(Omox Demon)がいる。
Samurai風のやつは歴代皇帝のひとりだろう。Evil殺すマンはボス以外を殲滅して「服従か死か」、そうでない者は交渉ルートを提案するが、最終的には普通に交渉。Samurai風の者と対峙する。
しかし会話を始める直前にDianはその豊富な歴史知識から相手の正体を見出す。Teikoku Sokaiは将軍だった頃、他の皇族関係者を皆殺しにして力を増そうとした。悪いやつだなー。
Kiri「我々はAmatatsuの末裔の従者だ。祝福を受けさせて欲しい」
Sokai「ぼくと契約して、外の池にいるでっかい鯉をスレイして持ってきてほしいんだ！」
裏がありそうではあるが、とりあえず見てみようということになって実際に池にいく。
すると言われたとおり、でっかい鯉がいる。Dianいわく、これはいわゆる水神（ニュートラル）。Well of Demonに注ぐ水に作用し、他次元の影響がWellの外に来ないようにしている。つまり……殺してはいけない。
鯉をやっつけるのはまずいので殺さずに戻る。戻る前にWind SightをTeikoku部屋に送ると、ボスはPTの帰りを待つように外を覗き見し、異形（Hezrou）はいない。警戒されている？
Risakaが飛行、DianがSpider Climbで壁伝いにWellに入り直すと、「鯉はどうしたー」というSokaiの声。Kiriは「Devil Must Die!!」とさけび、いつものように戦闘開始。
Omox Demonの雲系呪文乱発で場をコントロールされ、後衛のRisakaやDianは水場上空に釘付けにされ思うように行動できない。しかしHezrouは飛べないのでやはり場に恵まれず、力自慢を生かせない。BlasphemyによるDaze効果も半々くらいで防がれる。
Sokaiは対峙したKiriにUnholy Aura、Nimbus、Quicken Slowなどの手を尽くすもCurroとKiriのセーブの出目が高くまったく通用しない。最終的にはKiriに殴り殺されておわり。
真・虹色地獄
Well of Demonの1階層目はすべて探索しきった。しかしSigureの遺体は見つからない。どうやら水に流され、さらに下層に行ったようだ。
下の階層に行き、Wind Sightで偵察すると、武者風のアンデッドとHugeの浅黒い筋骨隆々の影を発見する。しかし武者アンデッドのほうにいくと、何故か逃げる。
追いかけて奥の部屋に行くと、雰囲気のいい（しかし肌寒い）部屋に先ほどの面々と、Shojinawa Itoと名乗る、見た目ゴーストの影が。
Dianは知っている。ShojinawaはNecromancyと暗黒魔術に精通し、あまりの邪悪さに歴史書から抹消されている。Lichであり、アンデッドとして長くThroneに座っていた。あまりに長く居座ったのでSovereign Dragonに殺された。悪いやつだなー。
Kiri「祝福を受け(ry」
Shojinawa「継承者さんに乗り移らせてくれたら祝福も、探してる死体もあげるよ。一度だけ井戸の外に出れれば僕は満足するんだ、お願いだから、ネネ、憑依させてくれるかい？」
許されないんDA。まぁ普通にイニシアチブ。
武者風アンデッドはAkatsukaといい、種別はGrave Knight。キュア系の能力を使うのに集中が必要になる不気味なオーラを放つ（DCは敵依存）。
Hugeの筋骨隆々はNight Walker。武器破壊が得意なニクいやつ。
Risakaの射撃でAkatsukaに一発クリティカルし、200超のダメージを与えるも、続くShojinawaの行動で非人道呪文Prismatic Wallを張られ、後衛が完全に分断される。これを壊す手段は事実上Rod of Cancellationのみなので、PCsにはない。
さらにQuicken Hasteも受けたAkatsukaの攻撃によってCurroが一瞬で倒れ、追い打ちとばかりにNight Walkerはシャドウを召喚。シャドウに絡まれたKiriはしかし冷静にスリケンを構え、一歩引いて油断したAkatsukaにSmiteの乗ったスリケンを6発投げ、見事倒す。
分断された後衛はDisintegrateで石壁を削って脇道をつくり、そこを抜けてHarfwolがHealしにいってCurroは復活。
しかしShojinawaは非人道呪文Prismatic Wallを再度唱えて貼り直し、今度は前衛を孤立させる。そう、ShojinawaはSpontaneous Casterだったのだ。汚い。
Night WalkerもTeleportして手薄になった後衛に向かう。後衛ピンチ！
KiriはまずBlinkで石壁抜けを試すも失敗したので、自分のセーブを信じてPrismatic Wallに突っ込む。80ダメージを受けInsaneになるが抜けることに成功。さすがパラディン。
Rosettaによる再びのDisintegrateで脇道を拡張し、CurroとHarfwolも後衛に合流。
RisakaはNight Walkerの凝視攻撃から眼をそむけながらもSeekerの銃で命中させ、クリティカル2回を叩き出すもまだ倒せず。
DianからもらったStdアクションでHarfwolはShojinawaの3度めの壁貼りを待ち構え、対抗呪文で打ち消す。非人道呪文といえど張られる前ならば対処可能なのだ。
しかし悲劇が起こる。Night WalkerはSwift SunderingでRisakaのマスケットを破壊してしまったのだ。CLの高いSeeker能力がアダとなり、Risakaのマスケットは極めて修理困難なのだ。
Kiriは至近距離からNight Walkerの機会攻撃を受けながらも弓を撃つが、自分のBlinkのミスチャンスに阻まれてトドメには至らない。Risakaは嘆きながらも予備のマスケットを取り出し、しっかりとNight Walkerを仕留める。
ひとりぼっちになったShojinawaはRisakaにFinger of Deathをするも通らず。その後は壁から出てきてFlyby魔法 vs PCsのそれに対する待機行動、というもぐらたたき状態になり、Cone of Cold、Feeblemind、Scorching Rayその他もことごとくいなされ、絶望して死ぬ。
漁る剥ぐすると、首だけの死体が見つかる。これが東山さんの死体だろうか？
もちろんこれだけでは足りない。Well下層にはまだ南側に部屋が広がっている。もう少し探索が必要そうだ。
しかしさすがにインコのSpontaneous Casterとの戦いで消耗が激しく、一度Kasaiへ帰還する。
あと１エンカウンターでダンジョンが終わるらしい（その次は最終回）ので、後日そのエンカウンターだけ行う臨時セッション。
ボーナスポイントは23.5回で使いたければLv14基準、23.5回に必要なければLv15基準。
ボーナスポイント合計
日程
Well of Demonで再開：9月17日（283日）
Well of Demonから帰って来て休む：9月18日（284日）