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第17回セッションログ

Kiri「提督……じゃなくてDM!」


 前回のあらすじ


House of Withered Blossom で、一番の小物の鬼ムナスカルを倒し、鬼の出生などを見、Kamiに感謝され、先を急ぐ。
ジブリッシュな森にサヨナラバイバイ。DianはShunkichiを置いていく(シュンキチー(鳴き声))

 あまり火遊びはしないでね

スゴイ・ボンサイを取り返し、Kamiたちのゴキゲンを取れたところで、Forest of Spiritを出て先を急ごうとする一行。
 
と、その前に、KoyaHarfwolにいう。

「お前さん(の中の人)、この前誕生日だったね? ダンジョンに行ってる間にKamiから材料を貰ってワンドを作ったから有効活用しておくれ」

Cure Serious Wounds のフルチャージワンドを貰った! ありがとう! Koyaお手製CLWポーションも26個/セッションのペースで湧いてくるし、戦闘間回復はかなり安定しそう。
 
キャラバンは森を進む。これ以降は特にランダムエンカウント等はないらしいが、行程に応じたイベントは起こる模様。
 
ある日突然幽霊が現れ、Risakaに取り憑こうとする。WillSVで1を振る定番の展開。
現れたのは斧を持った人間の男で、Bokeghan the Breakerと名乗る。取り憑こうとする前には斧で人間の肉をガッシュガッシュしている光景がみられた。コワイ!
取り憑かれたRisakaはMind Ability系スキルすべてに-2。代わりに10ラウンドRage可能。WillでNatural 1を振った時はDMに申告せよとのこと。
ペナルティがスキルだけでよかったね。
その付近で、Risakaがなんか怪しいベリーを見つける。Dianが鑑定すると、これが毒を持ってることがわかる。食うと発狂するようだ。Bokeghanはこれで狂って家族を殺してしまったようだ。その事実が分かり、Bokeghanは若干成仏しやすくなったようだが…Risakaだと望み薄か。
 
行程中に夏至祭の日になったので、キャラバンでもその祭りを行おうとRisakaが提案。
Desnaの夏至祭は、キャンプファイヤーを焚いてその燃え尽き方から占いをし、星を見るイベントのようだ。まぁすなわちデートタイム。
 
Kiri「(Ameikoは)この空の星すべてをあわせたよりも綺麗だよ」
Ameiko「うn」
…RelPT+1
 
Harfwol「ちょっとホームシックだな…」
Koya「旅をすることはヴァリシア人の誇りだから、お前もきっと誇れる時が来るよ」
…RelPT増えず
 
CurroShaleluさんも星を見て位置を確認したりするんです?」
Shalelu「でも知らない土地だから星の並びも違うね」
Curro「知らない星もあるかもね。そういう星をShaleluさんと一緒に見れてよかった」
…RelPT増えず
 
Risaka「ロケット花火飛ばしていい?」
Koya「そういう祭りじゃないから」
所長「……DMって大変ッスね…」
 
Rosetta「こういう旅って寂しい感じはないかい?」
Ulf「俺には迫害されていた記憶があるから…(Karsgaldに置いてきた妹分のことを思い出す)でもそんな寂しくはないぜ」
Rosetta「Minkaiには私達の居場所もあるかもね」
…RelPT+1
 
Risaka「こういう祭りしたことある?」
Spivey「小さい身体だからこんな大きな焚き火はしたことないなー」
Risakaぼっち充だもんね!でも祭り楽しいよね!
Spivey「うん楽しいよ(震え声)」
…RelPT増えず
 
そんなこんなで夏至の夜は終わり、深い森も端が見えてくる。そろそろMinkai入りである。
森を抜ける間にCurroはPearl of Power I を2つ(自分とKiri)作成。
 

 俺はレジスタンスのヒラバシ。フフ、怖いか?


森を抜けると、Minkaiの玄関口、Oosogen Grasslands。見るからに大草原。
遠方には連なる山が見える。そこを目指すと、やがてレジスタンスのキャンプ地に到達。
 
木の屋根の掘っ立て小屋が川のほとりにいっぱい建っている。キャンプ地というには整備されているが、村というほどには整然とはしていない。田んぼもある。
北極を通ってきた異国のキャラバンは、ここではとても目立つ。キャンプ地の住人もPTから見ればみんな異国風。互いに奇異の目で見合う。
 
その中に、ひとり目立つ農民がいる。背の高い女の人が、カカシに向かってショートボウの訓練をしている。…農民?
 
Risaka「コンニチワ」
Hatsue「コンニチワ」
Curro「このへんにヒラバシジローという人はいますかね」
Hatsue「(顔をしかめ)ヒラバシ様に何か御用ですか」
Rosetta「ヒラバシ様のご高名をお伺いしており、ワザマエを拝見したく」
Hatsue「ヒラバシ様についてどれほどご存知で?」
Curro「どうしてもお伝えしたいことが…」(Diplomacyチェックで1)
Dian「理由を伝えたいのですが往来で話せることではないのです」
 
さすがに人目のあるところでAmeikoの正体は明かせないが、人払いにはかなり手間取る。なんとか屋根のある場所へ連れ込めた。
休憩施設の机には格子の描かれた木の板。DianがKnowledge(local)で20を振り、Shogiというチェス遊戯だとわかる。
 
それは置いといて旅の理由を(Ameikoの存在を除き)話す。Jade Regentを倒すために、はるばる北極を越えて来た旨。Minkaiレジスタンスの力を借りたい旨。
RosettaはDiplomacyに失敗。KiriはSuishenを見せ、正統後継者の意に添っていることを示すとともに、Suishenにも喋らせる。これでようやく説得に成功、ヒラバシさんにお目通しが叶った。
 
広間に通され、座布団に正座して(マナーについてはDianが知っていた)、ヒラバシさんを待つ。やってきたのはいかにもーな感じの浪人さん。
ヒラバシさんにAmeikoについてを含めて打ち明けるが、証拠がない、反乱の余力もない、といった形でヒラバシさんは未だIndifferentな雰囲気。
Amatatsu Sealを見せれば一発逆転だろうが、Minkaiに入って重箱を開けるのはあまりにリスキー。Sealを見せられないが所持していることを伝えると、ヒラバシは何を考えたのか、PC個別への質問タイムとなる。
オンセだったので一度会議チャットを切り、個別に呼び出して質疑応答をする形だった。
 
質問(全員同じ):
 お前は冷酷な大名に仕える武士であるとする。大名がすごい刀鍛冶にすごい大小(カタナとワキザシ)を作らせた。無害な農民を連れてきて、「この大小を用いて、一振りで人を殺せるか試せ」と言う。どうする?
 
Harfwolの答え:
 頼まれて無害な人を殺すことはできない。そんなことするくらいならセプクする。
 ヒラバシ「それではワキザシの性能しか試せないではないか」
 →ごめんなさい。とにかく無害な人を殺すくらいなら死を選ぶ。
 
他の人の答え:
 Kiri「従わない。君主が意思を変えるまで現状維持」
 Rosetta「農民を殺してセプク」
 Risaka「大小を奪って逃げ、浪人の身となる」
 Curro「君主を殺して大小を持ち、浪人の身となる」
 Dian「君主を殺して大小を農民にわたし、浪人の身となる」
 
どうやら、浪人という身を我々がどれだけ理解できるかという心理テストだったようだ。ヒラバシはRisakaの答えに一番感銘をうけたようで、協力的となった。
 
彼らはJade Regentの政治に反発し、民とともに逃れてきた。しかし、Minkaiの北方にあたるこの辺には蛮族もいて、農民が襲われたりする。この辺の大名はその現状を見て見ぬふりをした。
かつて、ヒラバシ家の祖先アキカザが建築した砦があり、そこを起点にして蛮族を退けることに成功。その内部にSacredな寺院と兵器庫を作り、「Seinaru Heikiko」という素晴らしくセイクリッドでオリエンタルな名前をつけてレジスタンスの結束の象徴とした。
ジローもこの砦を守りたいが、今は蛮族(Yumogu)に乗っ取られており、その部隊は城に篭るのと外をうろつくのの2隊あり、少人数では手を出しあぐねている。多数を逃すと、復讐に来られるからだ。
Seinaru Heikikoには、Minkaiの正統継承者にしか手にできない武器がある。それを求めることで、Ameikoの真実も理解してもらえるだろう。
…というわけで、Barbarian討伐によってヒラバシの信頼を得るクエストとなった。

Yumoguバーバリアンの首領はGangasum。Lady NanbyoというKamiを信仰する。
ヒラバシとともに砦攻めの準備をしつつ、Harfwolの占い能力によって大雑把な敵の状況を知る。
どうやら隠し扉がある模様。これはキーワードのようだ。でもUndeadはいないらしい。
またDivinationは、「かの部族のシャーマンは自然の精や来訪者などを召喚している。自然を操るシャーマンに気をつけよ」という暗示をもたらす。高レベルドルイドがいるようだ。さすが蛮族。
HatsueはDianに向けて「生きて帰ったら…将棋の勝負しようね」とフラグを立てる。
 

 砲雷撃戦、用意!

果たして、Seinaru Heikiko付近まで来るレジスタンスとキャラバン。突入は翌朝とし、夜のうちにHarfwolが透明化・飛行・Darkvisionして偵察。正門前の守衛と見張り塔、裏口ぽいところを確認。隠し扉で裏口を隠しているとしたらこういう場所だろう、という開け具合(というより他の場所は険しい崖で囲まれている)。
この情報から、裏口ぽいところにNPCsを配置し、PCsは正面から攻める方針。NPCsには合図用に花火を持たせた。
 
そして翌朝。突入開始。
砦の正門、前にはTreantとフードを被ったHumanoid。門の裏にTreant3(頭が見えている)、門の上に矢狭間に隠れて蛮族3。
PTを見つけると、Treantは岩を、蛮族は矢を放ってくる。しかし、遠距離すぎて投射物は当たらない。見る見る間に近接し、Risakaの銃撃はTreantの岩投げを超えるダメージを連発する。
味方が怪我をしないのでHarfwolは城門を飛び越え、Str9でありながらかんぬきを外そうとする。それとは別にDianがスクロールからKnockを出すが、魔法使いがいると知って敵はDianに集中攻撃、さらにKnockで城門が開放されたあとはTreantが蹴散らしを行い、打撃を与えてくる。
とはいえRisakaの中・近距離制圧力は凄まじく、ジリ貧にならずに城門を突破。
 
中央の広場は無人、見張り塔の見張りも引っ込んで砦内の戦闘に備えているようだ。
傷を癒しつつ、広場から入れる6つある扉のどれを攻めようかと相談。
 
一方そのころ…。
 
チキンに逃げようとした蛮族どもが裏口から出てきて、裏口に控えていたNPCsと鉢合わせになる。と同時に、半透明のニンジャが岩からスウッと現れる。
 
「ドーモ、ディストラストです。ログを直前まで上げない者とAmatatsu殺すべし」
 
どうみてもインコのアンデッドである。事前のCommuneではアンデッドの有無はNoであったが、お仕置きモンスターであればそれも仕方がない。
ディストラストは(Curroと仲良しな)Shaleluに一直線で近づき、接触攻撃を行う。HPダメージとChaダメージに加え、WillSVを落とすと仲間を信頼する心を奪い(Distrust)、リレーションシップポイントを失うところであったが、二度にわたり耐える。コワイ!
 
チキン蛮族もSpiked Chainから足払い攻撃を繰り出してくる。
しかしそれ以前に、NPCsのスタットは前のシナリオ終了時のままの人が多く、想定以上に戦力が足りなかった。特にKoyaはLv8で得られる多数のプロパティを失ってしまっている(ごめんなさい!!)。
Shaleluはインコの能力に耐えつつも包囲され、アーチャーの特質を活かし切れない。味方の攻撃もダイス運が悪く、相手のDPSを越えられずにジリ貧。瀕死になったShaleluSpiveyがDimension Hopで救い出そうとするが、Combat Reflexesを持ったディストラストによってフィズされてしまう。そのままShaleluは気絶し撤退ムードに。
 
一人も逃がさないように、との目的での裏口へのNPCs配置であったが、背に腹は替えられない。
結局逃げるのを許し、逆にNPCsはDimension Doorなどで逃げ惑う。打ち上げ花火で撤退の意思をPCに伝える。HarfwolはMinor Imageで「6秒後に事情を話して」と空にメッセージを出し、その後花火の打ち上げ地点にWind Sightを使って事情を共有。NPCは撤退し、安全なところに身を潜めた。
 

 太陽がまぶしーよぉ…

NPCsは敗退し、敵が逃げ始めているということで、PCsは飛行して背後の通路に周り、そこから侵入、少しでも逃亡を防ごうとする。
東側2階の寝室とストレージルームには何もなし。
 
北東の区画、1階の居住区には蛮族5、ファルシオンを持ったネームドな奴 Ilgamalが待ち構える。
しかしDianの能力でMoveを与えられ速攻で接敵したCurroによって、Ilgamalが瀕死になり、さらにFireballとThunderburst、Curroの連続クリティカルが続いて瞬く間に片がつく。
 
さらに奥に行くと、もうボス部屋。
Gangasumと名乗るボス蛮族、その横にはShamanめいた奴がいる。オトモ蛮族4、さらにAnimal Companionぽい生物も(実は違った。Domain DruidはCompanionを持たない)。
Gangasumは叫ぶ。Intruder!
 
Shaman、もといドルイドのKamuy-Paroは開幕Sunbeam。CurroRosettaが目潰しを受けてしまい、なおも3個の光球を身にまとう。Blindnessを治癒する方法に欠けるPTはいきなりの劣勢。しかし、Sunbeamを逃れたRisakaのフルアタックとHarfwolのThunderburstを受け、Stoneskinがあるもドルイドは1Rで相当削れる。
 
蛮族たちは事前にFire Seedsを渡されており、Risakaに投げつける。うち1つは10d4で38点を叩きだしたりして、その結果一瞬でComplete Death。やはりドルイドは汚い。
さらに目を潰れたCurroがヒマワリされるが、Bladed Dashは逃げにも使えたようで、素早く包囲を脱したのちに壁伝いに後退。DianがスクロールでCurroの盲目を治すが、Harfwolはスクロールを取り出す暇がなく、よってRosettaは戦線離脱となってしまう。
 
ドルイドの連れている動物はRaijuというOutsider。電気バチバチした皮膚を持ち、Lightning Boltも使える厄介な奴。
RisakaはBreath of Lifeで死は避けるものの、囲まれた状態で倒れているため起き上がりこぼしとなる(中の人は寝落ち)。さらにWall of Fireで退路も絶たれ、なかなか厳しい。
しかし遅れて来た(交戦前にフィギュアを動かし損ねていた)Kiriがボス(Evil)に肉薄することで、ようやくこちらの火力が増す。戦線復帰したCurroKiriの攻撃で蛮族とボス2人は殲滅、RaijuもResist Energyの掛かったKiriの前に意気消沈、なんとか死者なしで勝利を収められた。
 
しかし、ボスが落ちたことで敵の士気はさがり、我先にと砦から逃げ出してしまった。
もはや当初の「逃さず殲滅」の目的は達成失敗。しかしボスを討ち取ったので、彼らはしばらく無力化されたとみなしていい…ハズ。
砦を漁る剥ぐ。MWの武器がたくさん。Amatatsuの者しか開けられない容器に+1 Adamantineの剣も入っており、これがAmeikoの身の証となるであろう。

いろいろあったがとりあえず砦は奪還。さて、これでヒラバシはデレてくれるだろうか…?
 



 最終的なポイント

Rosetta 1.2
Risaka 0.9
Harfwol 0.7
Curro 0.4
Dian 0.7
Kiri 0.2


 日程

神の社出発:6月16日(197日)
Deznaの星祭り:6月21日
Forest of Spiritを抜ける:7月18日
Ronin Camp到着:7月26日
聖なる兵器庫攻略:7月28日(237日)