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EPex1

  VRネトゲをしよう!

今日はEラーニングの代わりにVRゲームだ! ファンタジー世界に潜り込んで冒険しよう。
 
各々所属する陣営を決めてログインしたところ、極めてリアルに再現された在りし日のGolarion世界に降り立つ。もっともエインシャンツの記憶は極めておぼろげなので、懐かしさを覚える程度だったが。
ローディングが終わると、Magnimarの豪華な屋敷の広間の中に皆がいる。お誕生日席にはVenture Captainのシェイラ・ハイドマーチという女性がおり、名前が頭の上に浮かんでいる。

「忠実なるPFSの諸君。Absalomにいる同僚たちが我々に、失われた女神リサーラと崇拝者について調べるよう要求してきている。地下墓所、図書館などを調べ失われた宗教について調べたが成果は思わしくない」
「生き残っているカルト集団があるらしく、そいつらについて調べるのがPFSの12人会議にとって重要度が高い」
「私のエージェントの1人が、Palin's Coveにカルトの手がかりがあると突き止めた。君たちの任務はカルトに潜入し、秘密を暴くことだ。リサーラのカルトがどうやって生存し、なぜ最近活発化し、何を企んでいるのか知りたい。ただこのエージェントとは現在連絡がとれない」
「ガラハードという工作員が先行している。君たちの偽のアイデンティティも用意してある。Baited Hook Innという宿で待っている。」

会話を閉じるとワープし、場面はPalin's Coveに飛んでいた。
ガラハードは腰が曲がり、身体の左があちこち欠けている。

「オレの仕事はあんたたちに家を貸し仮の身分を与えることだが、あまり情報は出せない」

  • エージェントについて
    • 「エージェントはCharito Menas。種族的にはTaldanだが衣装はCheliaxぽい。オレのことを信用していなかったようで、置いていったものもなく、今は行方不明」
  • 最近のトピック
    • 「炉からの煙、鍛冶場からのカンカン音は日常茶飯事。もとは軍港だからね。攻城兵器を作って輸出するのが産業。ここ最近変わったことはない」
  • Atiothくんの印象
    • 「目立つだろうね…せめて不気味な見た目はなんとかしないと」
    • →Disguise25を振ってなんとかRiding Dogぽくした
  • リサーラ
    • 「Charitoは詳しく話さないが何かを見つけたっぽい。リサーラをHeart Eaterと呼んでいた。オレ自身はリサーラについて全く聞いてないから、うまく隠れているんだろう」
  • 偽の身分
    • 「お前たちの1人はAvis Dimitrov、コルボザから来た、宗教マニアで金持ちでモラルも賢さもないおばか。残りはそれの従者やアドバイザー。これなら向こうも興味を持ってくれるのでは?」
    • →AlexiceがAvisの役をうけることに。
  • カタギの行かないような場所はある?(カルトの目を引きたいので)
    • 「多分ない。狭い町だからね。マジックアイテムを買えそうな場所は一応あるがAbadarの寺院だからカルトは寄らないんじゃないかな」

 
とりあえず目立ってみようと市場に向かう。情報収集だ。

  • 「20年ほど前、ミレーナ・タリクという有力者の娘が非嫡出子を産んだが、半分バケモノだったらしい。すぐ殺したらしいが、ミレーナさんは人が変わってしまい、引きこもってしまった。ここには精神病院があるが、ミレーナさんがそこをよく訪れているという話がまことしやかにある」
  • 「人が消えることがある。『義務と永遠の命』と突然喋ってから消えることが多いが、消えなかった者は寡黙で働き者になるようだ」
  • 「サナトリウムにトマス・コスタという患者がいる。産まれたときからそこにいるらしい。夜になると誰かがそいつを訪問しているらしい」

神殿はAbadarが最大、次いでTorag。
サナトリウム(べロディア・アサイラム)は町の南東のはずれ、もとは監獄。さすがに突然訪問するのは突っぱねられそうなので夜に観察してみようという流れに。

  恐怖!精神病院

深夜、アサイラムに向かってみる。
塀を越えてAesgir、Atioth、Zigが中庭に入ってみて中から閂をあけ、Reduce PersonしたAesgirが牢獄に入って患者を観察するも、見るからに異形という雰囲気の者はいない。
中央北の観音開きを開けると、ハゲのデブのおっさんが寝ていた。院長先生っぽい。
 
中央の食堂ぽい部屋に看護師さん風の人が3人いるが、扉をあけた瞬間にライトがつき、中庭の空中にHugeな木の板が現れ、その上からハープの音とともに女性の声が響く。
「あなた方が例のIntruderですね。誘拐のため夜に忍び込むとは言語道断。成敗いたす」
戦闘開始!
 
DeathwatchのかかっていたZigには、看護師はConstructに見えた。
木の板はヒラヒラしていて、廊下にまで入ってくる。女はEidolonの危険性を見抜き、手下に対処を指示しつつ、後衛にConfusion。看護師3人はAtiothにEnervation3発を決め、HDを0にして放逐する。
Ranniが女性に対してResilient Sphereを決め、Integraは霧を貼りつつ逃げの構えだが、人造看護師は追いかける。
Aesgirは中庭に残りSummon Eidolonで再召喚、板の上に呼んでSphereから抜けた女性に食いかかる。Alexiceは敵に殴られていたためにアサイラムに戻りたくなってしまうが、RanniがGlitterdustで挑発して戻らないよう仕向け、反撃に星降らしを受けてしまう。
タコ化した使い魔や看護師に殴られつつも2点残しで耐えたAesgirはDimension Doorで逃げ、残ったAtiothが女をぎりぎり打倒しつつも取り巻きに再び倒される。
結果的にはこちらが一方的に押し込み強盗して逃げた雰囲気で、さしたる成果もなし。
 
Star Chartで質問タイム。
アサイラムはカルトと関係あるようだが、関係者がいるかどうかはUnclear。
女性はカルトの関係者ではない(オフレコだが彼女はGMの新PCだ)。
アサイラムに地下はない。ミレーナの非嫡出子はまだアサイラムにいるようだ。

  ふるわない情報収集

翌日はAtiothを呼べないためAesgirはただの耳が聞こえない人。
ミレーナの家を探すことにし、タリク家の邸宅まではすぐにわかる。町のど真ん中にあり、鉄の精錬と鋳造を請け負っているらしい。さすがに余所者がすぐ接触するのは厳しそうだ。
「急に寡黙+真面目になった人」を探そうとするが漠然とした情報集めで見つからない。
消えたエージェントを見かけた者がいないか聞いて回るが、「一番最近消えた余所者はPF関係者だ」という自明なことしか分からなかった。
Alexiceが「カルト的なトピックを探しに来た」と言うと「ここはバリバリ先鋭の工業都市だぞ、そんなのあるわけないだろ」と笑われる。タリク邸を夜まで見張ってみるが人の出入りはない。
 
夜になったらまた質問タイム。
院長はリサーラカルトか?→No、ミレーナはYesだがカルトを率いる者ではない。
アサイラムに秘密の地下通路はない。
行方不明エージェントは生きておらず、殺したのはリサーラカルトである。
非嫡子は異形のすがたをしていない。最初の情報収集のどこかに尾ヒレがありそうだ。
 
貴族のカバーを活かしてタリク邸に挨拶に押しかけてみることにする。
1ヶ月ほど逗留することを言うと、近いうち会えるよう調整するため滞在先を聞かれ、ガラハード氏の家を伝える。
ガラハード氏にそのことを伝えると「それは会ってくれないやつだぞ」と呆れられる。貴族なんだからそれらしい宿を伝えるべきだった…。
 
憲兵がいるブライトハース砦に行って行方不明事件に聞くと「そういうこともありますよね」と。PFエージェントについては聞き及んでいない様子。

 潜入!カルトの本拠地

その夜、家に無記名の手紙がとどく。
中にはカードがあり、「新月の真夜中、町外れの石碑にて待つ。黒いローブを着ること」。新月は今夜なのでさっそくローブを着込み向かってみる。
石碑には同様にローブを着た者たちがいるが、挨拶するとびっくりされる。この人たちも同様に呼ばれた者っぽい?
2時間待ってみても何も来ず、Alexiceが世間話を始めたところ、新たにローブ姿が近づいてくる(2時間待ちぼうけさせたのは事前バフを剥ぐためであった)。
「Feasters of Heartへの恭順を示すためについてこい」と言い、PCたちは黙ってついていくことに。河のそばの建物に招かれ、入る。
 
中は屋内だが砂敷き、鋳型やからくりが見受けられ、奥には壁に埋まった溶鉱炉も。黒いローブが12人ほどいる。
 
「皆様方は女神に仕えるためにいらっしゃったと思いますが、弱いもの、従わないものは不要と仰っています。仕えるにふさわしいか証明する必要があります」
「仕える栄誉を得ることによって永遠の命などの祝福を得られるでしょう。あなた方の中にシードロンを帯びて加護を得たいものはいるか?」
 
Alexiceが前に出ると焼きごてを背中に押し付けられるが痛くはない。他のモブたちも腕に印をおされる。七芒星の印であった。
 
「リサーラ様に仕えるのは簡単ではありません。支配の力を得るには自身を差し出して痛みに耐えるWillingnessが必要。この炉よりも輝く心を持たねばならない」
「金属を精錬するように、不純物と分かたれRemadeされる必要がある。炉の中では信仰心のみが貴方を守る鎧となるだろう」
 
これにもAlexiceは躊躇なく挑もうとする。「誰の名におき炉の中を歩むのか」という問にAlexiceは躊躇なくリサーラ様と答え、入っていく。外にいる者たち目線だと、しばらく待っても出てこない。モブも入っていくが、やはり出てこない。困ってしまう従者たち。
最終的に全員入り、Atiothだけ手酷い火ダメージを受けるが即座にレジエナで防護を得る。炉の奥の小部屋に招かれ、次の試練へ。
 
「女神の恩寵をうける最も相応しいものと最も弱き者を1人ずつ選ぶこと。相応しいものには素晴らしい恩恵があるだろう」
 
意趣返しと判断し、Alexiceが弱きもの、Atiothが強きものになろうとするが「犬に信仰ねーだろ」とダメ出しされ、最終的にAesgirが強きもの扱いに。AesgirとAlexiceペア、その他で2つの部屋に分けられる。

  これは無理!ヴァンパイア地獄

強きものAesgirはダガーを渡され、弱きものAlexiceの心臓を引きずり出して食って始末するよう黒ローブに言い渡される。
AesgirはAtioth越しに「私達はリサーラカルトを探りに来た。インタビューさせてもらおう」と問い、赤装束の女は「知ってるよ」と答える。
もう1つの部屋では「我々はPFSの連中を始末するのが目的。楽しくやろうぜ」とカルティスト達に敵意を剥き出しにされた。戦闘開始だ。
この時点でZigはカルティストをアンデッドと見抜いていたが、うっかり伝え忘れてしまう。
 
赤装束の女はShocking RapierでAesgirにスニークを試みるも出目が奮わず。
Integraは一緒に来た3人もろとも範囲魔法で焼き払う。無辜の者を巻き込んだのでEvilな行動とされた。
Alexiceは顔の覆いを取ろうとして赤装束と黒ローブの2人からSlamで殴られ、負のレベル2を負ってしまう。
他のヴァンパイア(スポーン)はDominateを試みるがZigのみ操られ、「全力で自衛せよ」と指示を送ったため再セーブはない。AlexiceとAesgirはDimension Doorで右部屋に合流。
赤装束は残ったAtiothに斬りかかるが異形生物のためスニークしない。黒ローブがDominateを試みるもWillのNatural20で耐えるが次ターンには1を振って術にかかる。
RanniのGlitterdustで目が見えなくなったスポーン2名はガス化して逃げ、Aesgirが逃げた方の扉を開けたところボスが控えており、エンカウンターが結合される。即座に緑のアンデッド(トーテンマスケ)が殺到してきてChaドレインを仕掛けてくる。
奥にいたミレーナは前に出てきてアンデッドを巻き込みつつCone of Coldを唱えるが奮わない。しかしソーサラーなので次ラウンドも連発、Integraが死亡。続くボス男(ミレーナの夫)のSlay LivingによりAesgirも死亡。
結果、全滅扱いとなった。ご愁傷さま。
 
後日別のPFSが派遣されヴァンパイアは駆逐。
最近リサーナカルトが隆盛していた理由は、バンディアナという裏ボスがいて、近いうちルーンロードが復活するから援護してね、という依頼を受けていたためだったようだ。

 ネタバレ

  • ミレーナは元人間(夫はヴァンパイア)だがトマスを産むときに産褥死し、ヴァンパイア化して復活した
  • アサイラムの狂人の中にトマスはいた。ダンピールなので異形ではなかったがバケモノではあった
    • 半分バケモノという噂は文字通りの意味だったわけだ。異形と受け取って「明らかなバケモノ」に絞って探したのがアダとなった
    • 昼にアサイラムに行ってうまく交渉すれば普通にトマスと会話でき、ミレーナの手がかりを得る筋道はあった
  • 夜はミレーナは霧になってアサイラムに行っていたため、誰も出入りに気づけなかった

 敗北から得られた教訓

  • もっと占術を活かそう
  • 余所者だから初見の場所にいきなり訪問するのは難しい、という先入観をなくそう。交渉や賄賂など搦手はいくつもある
  • 戦闘中に未開エリアの扉を開けないようにしよう
  • StarfinderでもProtection from ◯◯(およびサークル)は役立つ可能性はある、というか「ないから一発ツモ」はありうる。覚えよう