トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

第11話

ストラスタ奪還のため戦場に投入された一行は、今や大した脅威で無くなったDemonたちを狩り散らしながら進んで行く。

しばらくすると伝令が一行の元にやって来た。苦戦している地域がありそこに急行して欲しいらしい。
現場に急行すると、"呪いを捲く者"と噂されるAntipaladinが多数のヘズロウを連れて暴れている。
呪いを捲く者(以下、仮称あっきー)は一行の事は覚えている様子も無くヘズロウをけしかけてくる。が、一行がUnholy Blight連打に耐えたのを見て余裕だった顔色を変えて「カエルちゃんたち、仲間を呼べ!」と命令を出して自信はPaladin然とした見た目のサールディンの方に突撃してくる。
サールディンはSmiteしてあっきーを迎え撃つが、敵の方が実力は上らしく大きなダメージを受ける。また、サールディン以外もSummonして数が増えたヘズロウたちにそれぞれSmiteされ、各個迎え撃たれる。ラオツェンはGrappleされ、他のメンバーも自分の目の前のヘズロウ1匹を迎え撃つのが精一杯の厳しい状況が続く。
しかし、サールディンがWorld Wound生まれ持ち前の体力でなんとか攻撃を耐えきり、逆にLitany of Righteousnessからの攻撃であっきーに大ダメージを与えるとあっきーはさらに顔色を変えて、ヘズロウを召喚してTeleportで一緒に逃げてしまった。これで戦闘の均衡が崩れ、ヘズロウを各個撃破していく事で一行はなんとか勝利を収める事ができた。

戦闘が終わって休憩する間もなく新たな伝令が来る。今度は巨大なEarth Elementalが暴れているらしい。
現場に行くと、土が腐った明らかに普通でないEarth Elementalが暴れている。周りではメンデブの兵士たちが石化して粉々になっている。能力的にも普通ではないようだ。
ペンテがElementalに突撃して傷を負わせるも、武器がElementalの体に絡め取られる。武器を取り返そうとするペンテにElementalの巨大な拳が振り下ろされると、ペンテは石像になってしまった。
どうやらNatural Weaponは絡め取られないようだという事が分かったのでシロップの爪とラオツェンの弓で総攻撃するとElementalは意外とあっけなく倒れた。しかしペンテは石像のままである。

石像を治す手段が無かったので、一行は支援部隊のClericを当てにして一度後方まで下がる。お願いするとBreak Enchantmentが残っていたようでかけてくれ、ペンテは石から戻った。
すると、辺りで戦闘の怒号が響く。見に行くと、一見人間のように見えるが目が無いDemonが後方支援部隊を爪でぺちぺちしている。
Demonが一行を見つけると「お前たちが"ドレゼンの英雄"か。私の名はミナーグォ。ウォードストーンの件ではよくも邪魔してくれたな」と言い、仲間のDemonを10体ほどSummonして襲いかかってくる。
ミナーグォは「Paladinだけ生かしておいて目の前で仲間を皆殺しにしてやるか」と言うとサールディンに向かって走りながら右手の爪で攻撃し、Paladinであるはずのサールディンをあっさりと麻痺させる。そのままシロップの方に走り左手で攻撃し、シロップは一撃で倒されて送還された。ものすごい強さである。
危機とみたラオツェンがElixirの力を使い反撃に出るも、敵の数も多く全く勝てる気がしない。一行が絶望しかけた時、ミナーグォの横にガルフリーがアリティアンと共にTeleportして「ミナーグォ!ここがお前の最後の戦場だ!」と叫び、斬りかかった。ガルフリーは強くあっという間にミナーグォを追い込んでいく。形勢不利と察したミナーグォは捨て台詞を残して逃げていき、ガルフリーたちはそれを追いかけていった。ミナーグォが召還したDemonたちは引き続き一行に襲いかかってきたが、なんとか撃退する事ができた。

戦いはクルセイダー側優勢のまま続いた。指揮官のアポナビシャスは逃げたようで、残りのデーモンは散り散りになって逃げた者とストラスタの街に引き返した者に分かれたようだ。そのまま夜になり、クルセイダーたちは街の前で野営をする事になった。
一行が寝ていると、見張りの警戒の声が上がった。獣型のDemonが一匹空を飛んで野営地に進入してきたようだ。いつものごとくペンテが突撃するが、Demonの吐くBreathが直撃し、その後爪で裂かれてせっかく石から治ったばかりだったのに死んでしまった。昼間の戦いでリソースを使い果たしていた一行はその場をクルセイダーたちに任せて撤退した。被害は甚大だったものの、なんとかDemonは討伐されたようだ。
ラオツェンはミナーグォや夜襲Demonの強さを見て三本目のElixirを飲もうか悩んだが、踏みとどまった。

次の朝、ペンテを生き返らせて街へと進行する。すると、街の中で一体のグラブレズゥが不審な動きをしている。よく見るとドロクのようにも見える。ペンテが声をかけると、ドロクはTieflingの姿に戻り街の中央部へと逃げていく。罠だろうが、追いかけるしかない。
ドロクは街の中央部まで逃げると、こちらを見て「追いかけてくれてありがとう。実はここにこの街の主がいるんだけど、機嫌が悪くて困ってたんだ。後はよろしく」と言ってTeleportして消えてしまった。同時に、「このDemonどもめが!」という声が辺りに響き、黒く禍々しいTreantが姿を現した。これが伝承に残るキャロックか。
キャロックはその巨体で振り回す棍棒が脅威であるだけでなく、高いレベルのDruidらしく強力な呪文も使って一行を攻撃してくる。しばらく戦っていると、横からOrder of the Holy Lightのレジットたちが現れ、援護を始める。World Wound育ちの一行と比べて体力が無いレジットたちはキャロックの範囲攻撃呪文になぎ払われるが、それでも巨体のTreantに銃の攻撃は有効で、それなりにダメージを与えていく。しばらく戦いを続けるとキャロックは倒れた。倒れたキャロックからは赤い光が解放され、街で暴れていた他の植物たちもややおとなしくなったようだ。

倒し終わった一行にレジットが交渉を持ちかけてくる。レジットはOrder of the Holy Lightの名誉を取り戻すためだけに戦っており、キャロックを倒したという名声がとても欲しい。また、名声が低い一行と共闘したと知られるのもイヤだ。従って、キャロックが持っていたお宝は全てあげるからキャロックはOrder of the Holy Lightが倒したという事にしてくれないか、と。
共闘したのが知られるのがイヤ、という所で仲間をバカにされたように思いサールディンが難色を示すも、(ペンテ以外)特に名声に興味が無い一行は特に聞かれない限りはキャロックと戦った事を言わないという事で合意した。

その後数日はDemonや植物の残党狩りが続き、一行もそれに駆り出された。その途中でエルファスとカリアードと会った。相変わらず二人とも無愛想だが、これまでの事を情報交換して様々な情報や推測を得る事ができた。

残党狩りも終わり、一行がストラスタで思い思いの情報を調べていると、サールディンの元にガルフリーからのSendingが入った。「今日から10日後、Elixirが作られていると思われるFane攻略について打ち合わせしたいです。会いましょう。」

次回に続く...