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第五回「Here There be Monsters part1」

Here There be Monsters part1


 あらすじ


1:明日に向かって前進


とりあえずファーショアにたどり着かないことには話にならない一行は、砂浜で漂着物の中から集めた物資をまとめ出発の準備をしていた。すると、森の中からダチョウとオウムを合体させたような巨大鳥の群れが襲ってきた。
こいつらは、餌になると見た獲物を嘴でチョイとつまみ上げ、そのままお持ち帰りするという厄介な習性がある。一番お持ち帰りしやすいライヒェンが危うく持ち去られるところだったが、不埒な鳥を叩きのめし、ライヒェンは何とか鳥のお昼ご飯になる運命から逃れたのだった。
ウロールの説明では、この鳥はラヴィニアママの手記に書かれていたテラーバードという鳥で、足が非常に発達しているらしい。ライヒェンは手記を見てテラーバードの骨格に期待していたが、実物が思ったほど格好よくないので失望していた。
倒した2体は剥ぎ取って食料にしようかとも思ったが、きれいに肉を剥ぎ取るのが難しいので朝ごはんで食べる分だけ残して処分した。
その晩、ライヒェンとプルーとにはそれぞれのご主人様から謎の指令が下されていた…

2:かわいそうな恐竜


ファーショアを目指してジャングルを南下していると、突然開けた場所に出た。所謂ひとつの獣道って奴みたいだが、幅30フィートもあるような獣道を作る奴には正直会いたくない。
とか思っていると、マーフィーの法則にしたがって向こうからドドドドドと地響きが迫ってくるのが聞こえる。
見ると、テラーバードの群れに襲われるディプロドクスが獣道を一行に向かって絶賛驀進中である。このままでは踏み潰されてペッチャンコになる未来が見えた一行は、大慌てで押し合い圧し合いしながらジャングルの中に逃げ込んだ。
だが、普段は絶対見せない慈悲を主張するシルディナと極度の恐竜マニアであるウロールが恐竜を助けるんだとばかりに道に飛び出してしまったので、否応なく騒動に巻き込まれてしまった。
結局、ディプロドクスの尻尾に叩かれながら、追いすがるテラーバードを蹴散らしてディプロドクスを逃がしたのだが、放っておいても尻尾で蹴散らされてしまいそうなテラーバードを、痛い思いをしながら始末する義理があるのかと思う一行だった。
この島では餌を取るのもなかなかに命がけらしい。

3:廃墟の蜘蛛女


大自然の掟を感じつつ前進を続けると、廃墟を発見。きっとオルマンの遺跡だろうと思い、何か使えるものがあるかもと近づいていくと、廃墟は蜘蛛の巣に覆われていた。
蜘蛛の巣を切り払って進もうとすると、廃墟の中央にある玉座のようなところに座っている女が、蜘蛛の巣は切り払わないほうがいいと忠告してくる。その忠告に従って蜘蛛の巣はそのままにして女のところまで行くと、女の下半身は蜘蛛だった。
だが、一行はまったく動じず話しかける。そもそも半魚人とか、動いている死体とか、凶悪ヒューマノイドとか、変なヒゲのドワーフとか、変なモノで構成されている一行も同じ穴の狢なのだ。
蜘蛛の巣を切り裂かずに話をしにきたことが好印象だったようで、蜘蛛女は親切にいろいろなことを教えてくれる。
まず、南下するならこの先は山を越える必要があるが、素人には山越えは無理なのでダークマウンテンパスというオルマン時代の地下トンネルを使うほうがいいとか、そのトンネルの入り口付近はテラーバードの巣になっているから気をつけろとか。
あと、南への道は危険に満ちていて、暗いところを這い回る不自然な者たちがいること、それらは昔よりも増えていること、また、一行を4つの目がにらみつけその手下が付けねらっていることも教えてくれた。
一行は親切な蜘蛛女にお礼を述べると廃墟を後にした。

4:かわいそうな鳥


教わったとおりに進んでいくと、言われたとおりトンネルがある。そしてやっぱりテラーバードがいる。テラーバードたちは地面に作った巣で卵を温めており、その中の一匹は一回り大きい。あれが母鳥なのだろうか。
人間、誰でも子供とか母親とかには優しくなるものだが、それはこのパーティーでも例外ではなかったらしく、なんとなくシルディナの魔法で無力化して、無益な殺生は避けようということになった。もう一度ここを通ることもないだろうし…
だが、残念なことに鳥たちが抵抗してしまったため、うまく無力化できず、結局皆殺しにしてしまった。
そういえば戦闘中に姿を消したシルディナが母鳥が卵のそばをを離れた隙に、楽しそうにテラーバードの卵を割り、わざわざ母鳥の怒りを買っていた。みんな優しい気持ちになっている中で、一人だけ優しい気持ちになれないどころか、残酷な気持ちになれたやつがいるらしい。

6:玉座の間


昼ごろにダークマウンテンパスに到達した。テイビー君は暗いところを怖がってグラトンのところに来ようとするが、「あの事件」の記憶がある一行はデイビーが真っ二つになるのを見たくないので、別の人のそばにいるように説得した。
「たとえばプルートのそばはどうだい?」と聞くと「と死神のそばはいや」と言う。結局「死神」ヴィンクのそばにいることにしたみたいだが、同じ死神でもランクがあるのだろうかと思う一行だった。
しばらく進むと、槍にさされた骸骨が据わる玉座と、その近くに泉があるのを見つけた。プルートが骸骨を探ると金色の三角のペンダントをかけていることに気がつく。500gpくらいの価値がありそうだ。
とりあえず危険なしと判断したプルートがみんなを呼び寄せる。シルディナは泉があるのを見つけて何も考えずに飛び込んでみた。なんか気分の悪い水だったが、水の底で赤い石のロッドを発見した。なんか魔法がかかってるみたい。

6:空中に浮かぶ祭壇


骸骨は動き出したりしなかったので、先に進む。づるとこういうシナリオではお約束とでも言うべき、奈落にかかった石橋がある。しかも橋の左右には石でできた祭壇が何の支えもなく浮かび、怪しいことこの上ない。一方の祭壇は壊れており、もう一方は3方向が壁に囲まれており、その壁に壁画が描かれているようだ。
一行は大変いやな予感がしたが、ここしか道がないので進むことに。その前にフライの呪文をかけてもらったプルートがまだ壊れていない祭壇を調べに行く。
と言うところでやっぱり襲撃が。巨大ムカデだ。橋の下にぴったり張り付いていたらしい。あー、良くいるよね。こんなに大きくないけど。
こいつは壁を這い回る能力と長いリーチを活かして空中のプルートを攻撃したり、脚がいっぱいあるから!という素敵な理由でシルディナのグリースの呪文を無効化したりとなかなか楽しませてくれたが、蟲はサイズの割には弱いのでさほど問題なく勝つことができた。
その後、プルートが改めて祭壇を調べに行くが、書かれている文字が読めなくて良く分からなかったり、なんか楽譜らしきものがあったということでアイリーにもフライの呪文をかけてもらって見に行ってもらった。アイリーは聞いた者を眠らせる新しいコンガの歌を覚えた。

7:黒くて憎いアイツ


橋を渡って進んでいくと扉が二つ。右の扉を開けて進むことに。ああ、この選択があんな悲劇を招くとは。
扉を開けるとちょっとした部屋になっており、部屋の隅にちょっと大きな水溜りがある。一行が警戒して立ち止まると、何を思ったかシルディナが水溜りに突進する。シルディナはそのままルパンダイブで魚形態に変身すると水溜りに頭から飛び込んだ。さっきも妙に気分が悪くなる泉に飛び込んだばかりだというのに、まったく学習しないのは魚類のなせる業なのだろうか?
しかも、水溜りはブラックプティングの巣だった。頭から飛び込んだシルディナは自らブラックプディングに飲み込まれてしまった。
餌がきたことを感知してズルズルと水溜りから這い出してくるブラックプティング。その中にシルディナを取り込んだまま!
もし、シルディナが飲み込まれていなければ、さっさと扉を閉めてオサラバなのだが、あんな奴とはいえ見捨てるわけにはいかない。
だが、このブラックプティング。実は大変な強敵である。こいつには切ったり刺したりする武器ではまったくダメージを与えられない上に、殴った武器が壊れてしまうことがある。しかも絡みつかれると絶望的な力で飲み込まれ、事実上、脱出不能な上、徐々に酸で消化されていく。
距離をとって魔法で焼き払うのが常道なのだが…肝心の魔法使いが取り込まれてしまっているし、たとえ取り込まれていなくてもきっと焼き払う呪文なんぞ覚えていない。なし崩しにグダグダ戦闘に突入した。
恐れていたとおりパーティーの持ち合わせていた打撃武器はあっという間に全部壊れてしまい、最後はみんなで石を拾って投げつけると言う原始的な手段に頼る羽目に。
勝利の鍵はbiteが打撃ダメージな上に、ライヒェンのネガティブエナジー放射で離れてても回復できるパトラッシュだった。っていうかダメージのほとんどはパトラッシュが出した。
戦闘ではパトラッシュにかまれる度に分裂したブラックプティングが10体ぐらい折り重なったり、取り込まれて死ぬ寸前でかろうじて抜け出したセドリックをかばってプルートが攻撃を引き受けたりと色々とあったが、まあ、とにかく時間がかかって疲れた。
あ、結局シルディナは助からなかった。助かるどころか危うく骨まで溶けて完全消滅する寸前だった。


8:死神の格


死んでしまったシルディナはどうしようもないので骨を持って進む一行。余計な身がなくなって軽くなったのは幸いなのか…
実はアイリーが例のアミュレットの力でアンデッドとして復活させよう(仲間を増やそう)と考えたのだが、一応、本人確認してみたところ断られたので、シルディナはそのまま放っておかれる事になった。
さて、恐るべきブラックプティングの部屋の隣は墳墓になっていた。
いやな予感がしたのかプルートはお供え物をしてから探索を行うが、どうやら敬いの心が足りなかったのか、お布施が少なかったのか、アルコーブからぞろぞろと出てきたマミーに攻撃される。あわてて逃げ出すプルート。
マミーと言えば恐るべき腐れ病と相手を金縛りにする絶望のオーラが脅威だが、このパーティーには病気も麻痺も効かないアイリーとパトラッシュがいる。1人と1匹を盾に最初は有利に展開するが、硬い体を持つマミー相手には少しパワー不足だった。
狭い通路でタイマン状態の上、いつもと違ってマミーも一緒に回復してしまうので、ライヒェンの遠隔ネガティブエナジーによる回復も使えない。パトラッシュが壊れ、アイリーも倒れてしまう。
ピンチになったその時、動いた男がいた。
実は経験をつんだレンジャーだったヴィンクである。ピンチを見かねて参戦だった。
ヴィンクは勇ましくマミーにに突撃して行く。

ピキーン
ヴィンクはマミーの目の前で絶望のオーラにより金縛りになった!
ヴィンクはマミーに止めを刺された!
ヴィンクは死んだ!

勇ましく登場したヴィンクだったが、ついに一度も攻撃することなく果てた。登場して退場するまで最短記録。いまだ生にしがみつくプルートとは対照的にあっけなく散ったヴィンク。やはりプルートとは死神の格が違ったのだろうか。哀れなヴィンクに一同、合掌するのであった。
ヴィンクが倒れて一瞬目が点になったが、気を取り直して戦闘を続ける。結局セドリックとプルートが殴られて腐れ病になったが、2人が殴られているうちにグラトンが狭い場所に手を伸ばしてマミーを叩き、なんとか殴り倒して勝つことができた。
一行はやむを得ずヴィンクの死体も担いで進むことにした。
ちなみに、この時腐れ病になった2人を治すのに3〜4日かかり、そのせいでヴィンクにアンデッドになっても復活したいか聞くのが遅れたという…

9:海と空から迫る脅威


内部をくまなく探索して、出口と思しき扉を発見した。扉はさっき発見した赤い石のロッドとマミーがいた通路の奥の隠し部屋で発見した青い石のロッドを使うと開いた。ようやく外に出られるようだ。
外に出る扉を開くと、片側が崖になった細い道が続いていた。出口を出たすぐの場所は、半分水没していて浅瀬のようになっている。ここを渡って崖の道に進むことになりそうだ。
浅瀬を渡っていこうとすると、カニが現れて襲ってきたが、すぐに叩き潰し、その日の晩御飯になった。
道をどんどん進んでいくと、だんだんと高くなっていき、落ちたらただではすまないような高さになってくる。それを見計らったように翼を持つ生物、ガーゴイルが襲ってくる。なんとか崖下に突き落とそうとするガーゴイルたちだったが、密集隊形を取って押し出されないように注意していたのでさほど手こずらず撃退した。

10:廃村にて


さらに進んでいくとツタで作られたエレベータがあった。使う前に痛んだところがないかプルートが調べると、重量がかかるとツタが切れるように細工された後が見つかったのでこれを修理してから使う。
エレベータを降りたところは村落のような場所に、上に上ったところは先に続く道になっていたので、まずは村を調べることにした。
順番にエレベータで降りて村を調べると、人のいる気配がしない。どうやら廃村のようだ。しかも人がいなくなったのはずいぶん昔のようで、たいしたものは残されていなかった。
ヴィンクの死体は死後かなりたって腐臭がしてきたので、この機会に水葬にすることにした。船乗りであったヴィンクの魂はこれで成仏できるだろう。一方、シルディナの死体はブラックプディングが肉をきれいさっぱり落としてくれたので、特に臭うこともないいし軽いので、このまま持っていくことにする。

11:ガーゴイルの王様


エレベータを上って道を先に進んでいく。その晩、サンダーストライク(←アブナーの馬)に積んであったカニの残りが夜の間に消えた。だれが犯人なのか調べてみるが、よくわからない。事件の真相は、夜中に腹をすかせたアブナーがつまみ食いしたということなのだが…
翌日、道を進んでいると向こうからガーゴイルの群れがやってきた。よく見ると1人ちょっと厳ついのが混じっている。王冠のようなものを被っているところから、ガーゴイルの王様か何かだろうか?
だが、ガーゴイルの群れ程度でやられたりはしない。グラトンがガーゴイルの王様を殴り倒すと、手下どもは降伏して逃げ去った。王様がかぶっていた王冠は何か魔法がかかっているみたいだが正体がよくわからないのでとりあえずグラトンが被ってみる。

12:迷いの森の人攫い


翌日、ようやく崖沿いの道が終わり山を登っていくしかなくなった。1日かけて山を登っていくと、なにやら霧深い森に出た。遠くから見るだけでこの森には何か妙な気配があり、何かしらサヴェッジな雰囲気が漂っている。
森の中を進み、キャンプできる場所を探していると、小さな廃墟を見つけた。この廃墟に近づくと、中央にキャンプファイアの場所のようなものと、逆さ貼り付けにされたゾンビがいた。そしてゾンビが歓迎の口上を述べる。

私はゴルヌーラー
フォグマイヤーの主に貼り付けにされた。ここは主の寝床ではない。

そのほかにも何かいっていた気がするがよくわからない。ライヒェンがゾンビをコントロール下においてさらに情報を引き出そうとするが、単にオートマトン的に応答しているだけでそれ以上のことを知っているわけではないようだ。とりあえず成仏させて先に進む。
その夜、廃墟でキャンプしていると、夜中にバールグラ・デーモンが忍び寄ってきて寝ているウロールをテレポートで連れ去っていく。ライヒェンの見立てではあれは有名なデーモンロード、デモゴーゴンの配下らしい。
ウロールを探す当てもなく、どこで寝ても襲撃されるのは変わらないと腹をくくった一行は、場所を変えることもなく廃墟で引き続きキャンプする。
すると、その晩、セドリックは夢を見た。夢の中で森の中を進み、狒狒の顔の形をした洞窟が2つ並んで口をあけている場所にたどり着いたセドリックは、目を覚ましてもどうしてのその場所に行ってみたくなるのだった。

13:新しい仲間と邪悪な洞窟デモゴーゴン風


夢の中で見たとおりに森の中を進んでいくと、本当に狒狒顔の洞窟があった。双頭の狒狒顔といえばデーモンロード・デモゴーゴン様のお姿である。それだけで猛烈にあやしいいので遠巻きに様子を伺っていると、なにやら洞窟に近づいてくる者がいる。
それは蜘蛛女(アラネア)だった。名前はアリーナ。仲間たちからはぐれ、うっかりフォッグマイヤの森に迷い込んでしまったらしい。一人では心もとないので同行したいと言うアリーナを二つ返事で受け入れる一行。すでに怪しい人材でいっぱいの一行は、この程度の姿の違いではまったく動じないのであった。
アリーナが語るには、オルマン帝国があった時代にはこの森は存在しなかったが、オルマン帝国が滅んだ後に悪魔たちがやってきて森をこのように変えてしまったらしい。

14:血塗られた部屋


覚悟を決めて洞窟に入っていくが特にバールグラ・デーモンに歓迎されることもなく探索を続ける。するとなんだか気持ち悪い部屋に到着した。
入り口には幻影のの血を滴らせる悪魔像が並び、中には血まみれの祭壇と燭台。奇妙に歪んだ2つの鏡とそれに向き合う2つの椅子。部屋の中はむっとする血の匂いが充満し、この部屋で殺された生き物の悲鳴がどこからか聞こえてくるようだ。
あまり長居したい部屋ではないが、他に行くところもないので、皆で部屋の中を色々と調べてみる。燭台に火をつけると爆発する罠が仕掛けてあったりして、かなり手こずった。
いろいろ試しているうちに、蝋燭をともした後に、蝋燭をつけた本人が対応する玉座に座れば良いのだろうということがわかる。
グラトンとセドリックがそれぞれの椅子で試してみることにする。まずグラトンが蝋燭をともして玉座に座ると、鏡がうねうねと歪み、その中に見知らぬ男の姿が映し出され助けを求めている。それが何者なのかわかるものはいない。それと同時にグラトンが凶暴化し襲ってくるが、前回の教訓があるのであわてず騒がずアイリーに眠らされ、被害が出ることはなかった。
次にセドリックが同じことをすると、鏡の中にセドリックが閉じ込められ、代わりに玉座には黒い歪んだ姿のセドリックが現れる。黒く歪んだセドリックが一行に襲い掛かるが、しばらくするとその姿が消え、元のセドリックが帰ってきた。
すると鏡がゲートに変じ、どこかへの道が開いた。一行は顔を見合わせると、覚悟を決めて全員で一斉に飛び込んだ。

13:死闘!お猿さん。


全員で一斉に飛び込んだつもりだが、ゲートのキャパシティの問題があったらしく、一度に2人ずつしか転送されなかった。とりあえず最初に転送されたのはセドリックとグラトンだった。2人がたどり着いたのは、中央に血の池がある大きな広間だった。
ここには例の人攫いデーモンことバールグラ・デーモンが3体ほどいて、当然のように戦闘になる。だが、連中はテレポートで1人ずつ攫っていくと、そこで自分に有利になるように戦うのだった。
グラトンは小猿の大群がいる部屋に連れ込まれた。とにかく数が多く,ひたすら絡みつく小猿を蹴散らすが多勢に無勢、だんだんと追い込まれていくのだった。
アイリーはテレポートで連れ去られ小部屋に閉じ込められてしまった。アイリーを連れ去ったバールグラ・デーモンはアイリーに化けると何食わぬ顔で大広間に戻ってきて今度はプルートを攫う。プルートはグラトンと同じ小猿部屋に放り込まれもみくちゃにされるのだった。
その後、何とか居場所を発見して駆けつけたセドリックのおかげで何とか小猿の群れを撃退し、力をあわせてバールグラ・デーモンも撃退することができた。
だが、ファーショアまではまだ遠い。この先、いったいこの後どんな試練が待っているのかだろうか?
(連れ去られたUrolさんを忘れないであげてね! DM)

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