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第二十八回

第二十八回ログ Test of Fire後半

 

 0.神話級ヤクザ


世界の危機が迫ってもボランティア精神では動かないパーティーの面々。
 

イチイの騎士スワスティカ
春の神コアロンに仕えているのにたまに周囲を冬にする女聖騎士。神話級になってから顕著に硬くなり、ダメージも出すようになった。最近、鼻血を我慢する(余剰回復分を累積可能な一時hpにする)術を身につけ、hpも敵かと思うほどの値になったりする。

永遠の探求者レニ
箒に乗ってビホルダーを連れた女盗賊。しかし、自分探しのし過ぎで最早ローグ成分はスニークしかない。彼女に魅了された者はダメージゾーンを疾走することになる。最近、風を纏って他人を自由に動かせるようになった。

凶運の前兆ゴルバノフ
いろいろなタイプのダメージに耐性を持つが神様とは折り合いが悪いドワーフの戦士。彼と刃を交えるものには凶運が付きまとう(1を振るとスタンする)。最近、得物をフレイルに変え新技"機会シャブシャブ"を会得した。また、信仰を捨てた。

コアロンに選ばれし者ルーカン
相変わらず回復能力に優れたエルフの神官。最近は気絶しそうな見方を割り込みで回復できるようになって、ますます事故率が低下した。対神敵戦におけるatk+4, dmg+6, AC+6, その他Def+10のバフはまさに決戦兵器と呼ぶに相応しい威力。

知識の管理者アジレント
パーティーが総じて制御能力が高いので比較的制御能力低めのエラドリンの魔法使い。高い知識を生かして遭遇した敵の能力を次々と看破する。最近、より直接的に秘術の知識を戦闘に生かす方法を習得した。

竜の化身ウォーレン
パーティーの連携の要。何でも食べるカエルをはじめとするダメージゾーンを展開し、teleport & slideで遠くの敵もゾーンに突っ込む。最近、巨大な竜に変身できるようになった。(そういえば、ウォーレンドラゴンは何色なんだろうか?)

 

 1.神話級お使いイベント

Keening Delveを突破し、溶岩の河を泳いで緊張状態のCity of Brassに侵入したBURはバハムートに接触してきたイフリート、エストゥミシュとすぐに会うことが出来た。
彼は敵対するこの都市の現在の領主Bashamgurdaがティアマトと手を組んだので対抗するためにバハムートと同盟を結びたいと考えていた。
利害の一致するバハムートとエストゥミシュの同盟はすぐに成立することとなり、お使いイベントを成功させたBURは一旦人力ならぬサラマンダー力車に乗って都市を脱出した。
そして、これまでの冒険で出会った人々にこれから始まるティアマト勢力との前面戦争への協力を求めるために各地を巡った。
 

 2.神話級連合軍

かくしてバハムート連合軍はタラーに終結した。フェイワイルドのハグ王、ヘスラルガのサイクロプス隊やヴラーキス率いるギスヤンキ部隊など敵にしか見えない奴らが並ぶ姿を見て、これまでの冒険がどこか間違っていたような気が少ししたが、強力な味方であることは間違いないので深く考えないことにした。
さらにインディ先生も見つけることが出来、参戦してくれることになった。たった一人とは言え先生の保有するアーティファクトは危険なものが多いので連合軍は益々その力を増した。

タラー鉱山からエレメンタルケイオスへと進軍した連合軍はエストゥミシュの軍と合流し、すぐさまCity of Brassを戦場にBashamgurdaの軍勢と戦端を開いた。敵勢力は火の元素のクリーチャーとティアマトの落とし子達である。

BURは遊撃部隊として戦況の悪い場所に投入されることになり、まず赴いたのはCity of Brassを横断する溶岩の運河The Great Canalだった。
敵は運河を堀として利用しつつ、グリーンスポーンやジェナシ、サラマンダー、エイザーなどからなる重厚な陣を布いていた。

初戦ながら広い戦場に次々と現れる増援や累積していく火ダメージなど敵の連携もあり、なかなかに厳しい戦いとなった。しかし、大半がミニオンだったこともあり、やがてウォーレンのカエルに敵勢力は皆食べられてしまった。毎度のことながらどう見ても炎の塊のクリーチャー達を食べるカエルたちは悪食だと思った。
 

 3.神話級炎の壁

次なる戦場はBashamgurdaの居城Charcoal Palaceへと進むために通らなければならない門のひとつPhoenix Gate。
大型種族用らしい長く高く続く階段の先に門はあり、そこをイフリートとレッドスポーンが守っていた。

敵はイフリートの張った炎の壁にレッドスポーンがプッシュ攻撃でBURを突っ込むという連携を見せてきたが、City of Brassで火抵抗を準備していない分けがないので損害は軽微だった。しかもすぐにレッドスポーンが全てゴルバノフに捕まったので後は各個撃破していくだけだった。

この戦闘で特筆すべきは、イフリートの炎の壁の張り方だろう。三枚の炎の壁はパズルの様に組み合わされ、一歩プッシュされるごとに異なる炎の壁を突き破りダメージが増えるように形成されていた。このある種芸術的な美しさを持つ炎の壁にはダメージゾーン戦術を得意とするBURも感嘆の声を上げていた。
 

 4.神話級3.75版生物

Phoenix Gateを突破したBURは戦火に包まれた街を駆け抜けながら不思議な現象を体験していた。周りの光景がぼやけて見えるというその現象は先ほどの溶岩運河の戦いの後も起こったが、その時は疲労のためかと思っていた。
しかし、再度起きたぼやけは先ほどよりも強くはっきりと感じられ、さらに周りの光景は不鮮明なのに自身や互いの姿は鮮明に見ることが出来た。
ティアマトの行おうとしている儀式が進み、世界に何か影響が出ているのではないだろうかと推測したBURはCharcoal Palaceへと向かう足をより一層速めた。
 
Bashamgurdaの居城Charcoal Palaceは中心部分が崩落し、大穴が開いていた。ティアマトはエレメンタルケイオスのRaw Energyを利用する方法をBashamgurdaから既に手に入れ、おそらくこの大穴の先で世界を改変させるための儀式を行っているのだろう。
 
Charcoal Palaceの偵察に向かったレニが持ち帰った情報から内部にはBashamgurdaと思しきイフリートと捕虜から得た情報にあった二匹の双頭竜、ケビン・ブルームとブライアン・ブルームが取り巻きの雑魚と供にいることが分かった。それから謎のノームもいたらしいがこれについては事前情報が無くよく分からなかった。
 
ティアマトの世界改変までの時間的猶予がどれほどあるのか分からないためBURは準備もそこそこにCharcoal Palaceに突入した。
この戦闘で猛威を振るったのは何とBashamgurdaでも二匹の竜でもなく、不思議なホーリーシンボルを下げデズナがどうのと言いながらオニキスドッグに乗って戦場を駆けるノームだった。ティアマトの儀式の所為なのか少しずれた世界の力を振るうそのノームはBURにDispell Gr(CL28、1d20+18より低Lvのパワーを打ち消す)を連発してきたのだ。
ルーカンが皆にかけたバフが剥がされるのは何と無く仕方ない気もしたが、その他一日毎のパワーが打ち消されてしまうのはひどい話でBURは速攻でノームを叩こうとした。
しかし、攻撃する時しか姿を表さないノームを捕らえるのは難しく、ゴルバノフがどうにか捕獲して倒したころにはBURはかなりのパワーを打ち消されてしまっていた。

残りの敵たちも決して侮れない強さを持っていて巨大な青竜ブライアン(Lv34 Solo)などは流石の攻撃力で大ダメージを与えてきたが、ルーカンのバフと回復能力の壁は尚高く、結局皆でゾーンを展開しておいしくシャブシャブした。

続く。