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第25回セッションログの変更点

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!! 79日目: Mysterium最下層へ

第3層でAxiomiteどもを残したまま、別室で休憩したPT。
日を改めて、いよいよ第4層へのアタックをかけんとする。
天使の像をいじって蓋をあけると、普通に降りることができた。
 
降りた先は60フィート1辺ほどの小部屋、壁のかわりに天使の像がびっしりと立ち、2色の仮面をつけて槍を携えている。中央には錆びた鉄の立方体が4本の手を模した台座に置かれている。これが例のパズルで、解き明かすことで最下層へ到達できるのだ。
立方体のパズルの表面には11のシンボルが可動部となっており、動かすことができる。

 「蛇」「不死鳥」「雷霆」「幼児」「建物を建てる職工」「戦争」「流れる大河」「吹き荒れる風」「燃える炎」「腐ったきのこ」「たわわに実った果実」
これらのシンボルを「創造」と「破壊」に分類して寄せる必要があるようだ。当然議論になるものの、とりあえず一回動かしてみようという流れに。

* 創造:不死鳥 幼児 職工 大河 果実
* 破壊:雷霆 戦争 風 炎 きのこ
* 不明:蛇
蛇を破壊に据えて動かそうとすると、うまく動かすためにIntチェックを要求されるが、Lyushinはうまくやってのける。どうやらパズルの正解に確たるものはなく、IntチェックのDCに絡んでいたようだ。
そしてパズルが起動すると、下へ続く穴が作られる。その先は別の次元に続いているようで先を見通せないが、なんかコゲくさい臭いがすることに気づく。すかさず全員Resist Energy(Fire)をかけて一斉に突入。
 
最下層は非常に広い部屋で、4隅で火鉢が熱気を放っている。本棚が無数にあり、いくつかは宙に釣られているものも。乾いた熱気のなかに古い本の匂いがする。
突入したPTの皆はヴィジョンを見る。ロールズが書見台に留められている禍々しい本を強奪し、スクロールを読むと何らかのポータルが開いて消え去った。The Keeperが怒り狂い、直後に部屋の中に緑の気体が満ちていく。ポータルの向こうには緑生い茂る庭園とGnollの姿。そして“Come. He may have the tome, but it is not too late. Come now!”といういつもの声が。
ヴィジョンが消えると、目の前にはHugeの怒り狂ったアルコンが。これがThe Keeperだ。口がないにもかかわらず言葉が聞こえる「Intruder!!」
 
LyushinのKnowledge。これは元はExscinder Archon、検閲者。でも魂が捻じ曲げられてしまい狂っている。
1分に1回Gazeへのセーヴに失敗するとCon/Cha/Strに1d4ドレイン、Stdで付近の書物の文字を奪う能力、すさまじい苦痛を与え1d6Dexダメージ+1d4Dazeを追加するTorturing Touchなどを持つ。
ほとんど打つ手がないLyushinはPhantasmal Killerを撃ってみるがSRを抜けない。
敵はQuicken FireballからのTorturing TouchをCleaveしてくるが、前に出ていたAxeもYoulも耐える(ほんとはCleaveできなかったようだ)。
AxeとMklwhがFull Attackでクリティカルを出して300点近く削ったが、倒れそうになった途端に状況発動のHealがかかって敵はモリッと回復する。MeeはAlign Weapon(Evil)をAxeに唱え、Spellcraftを行えずにEvil呪文を享受してしまう。結局普通に殴り勝つ。
無力化にうま味が薄く、炎対策も万全で来られてしまってはこうもなろう……。それでも半数の面子に複数能力値へのドレインが残り、財布への打撃はそこそこ。
 
エルダー・シールに教わったとおりにセキュリティを復旧させようとする皆。Lyushinは「天使像の眼窩をえぐって直す」ことを思い出すけれど、この部屋に天使像はない。
半数は最下層を捜索、半数はパズルの部屋に戻って天使像を探す。案の定、パズル部屋の天使像の中にあった。眼窩に指を突っ込むと音がして、場の雰囲気がかわったように感じた。
しかし3層まで戻ってもまだ上に戻る手段がない。が、しばらくすると上から蓋があき、エルダー・シールが「大丈夫ですか?」とやってくる。どうやら無事セキュリティが戻ったようである。
 
第2層のMunのところに行く。
Axeは「事態は収拾した。だけど君の家すごいヤバかったよね?法の裁きを受けるべきだよね?受けなさい!」と宣告する。そのIntimidateがあまりにも高かったので、Munはもはやこれまで!と服毒自殺を図ってしまった。主人を失ったホムンクルスは身ぐるみ剥がされたうえでMysteriumのガードに連れて行かれる。
エルダー・シールは「いま金欠のためお礼はできませんが、中で拾ったものは持っていってください。Mysteriumの恩人なので以後のご利用もご自由に」と。
 
裏手の壁の穴について言及すると「なんですかこれは?」とシールに問い詰められる。
LyushinがごまかそうとするがAxeが真実を語り、Stone Shapeで直せば許してくれそうな流れに。

!! 80日目: Okenoへひとっ飛び

復活したリシーンが宿に現れ、謝罪と謝礼をしてくる。5000GPくれた。
さらにTeleportも用意してくれたので、Kasheerでできることも無さそうだしさっそく次の目的地Okenoに向かう。次の手がかりはGnollの奴隷商人、Biting Lashである。
Biting Lashに会うべくまずDivinationをすると、「気をつけて聞き込みせよ」「商売の基本はギブアンドテイク」「奴隷商のことは奴隷商に聞け」とのこと。
 
OkenoではFleshfairsという奴隷市場が開かれる。人間が開く市場とGnollが開く市場がある。
AxeとMklwhは、Slaver's Vaultという銀行にいるアバダーのジャスティス・ハンバル神官を見定めに行く。ハンバルは非常に堅物で「Okenoでただひとり賄賂を受け取らない」と言われている。つまりハンバル以外は賄賂を日常的に授受しているというわけだ。
 
ほかはSeemingでGnollの姿をとり、Gnollの奴隷市場へと向かう。そこらのGnollを捕まえて聞くと場所がわかり、実際に行って皆でDiplomacyすると、訝しがられながらも色々と雰囲気がわかる。
* Gnollの奴隷商人は人間から蔑視される、ゆえにかなり周囲を疑ってかかっているらしい
* Gnoll奴隷商で一番成功しているのはHyena Princess Njano。グレートなインテリジェンスとカリスマを持っていて、おおっぴらに取引もする。
* Biting Lashは偽名。かなりのパラノイドで非常に注意深く取引をし、Fleshfairsに出てくることはない。姿が毎回変わってるらしい
その帰りぎわ、「Njanoがfairに来てる」という噂が聞こえるので、雰囲気を見に行く。
まさにPrincessといった感じのGnollと、護衛に人間ぽい女性、ローブの小柄な人型がいる。近づいていこうとすると護衛(キセツ)に止められる。
「Njano様に取次お願いしたいのですが」「Quaveandraという奴隷商ともコネがありまして」とMayuが嘆願するもすげなくあしらわれ、キセツによってBull Rushで突き飛ばされそうになるがMeeのMedium効果もあって耐える。するとNjanoが興味を持ってくれたようで近づいてくる。
「ここは初めて?」と聞かれて首肯すると「では楽しんでくださいね、匂いのしないノールたち」と返される。怪しまれてる?
Biting Lashについて聞くとNjanoもよく知らないようだが、夕食を誘われる。ローブの者(ハコール)から会合の場所を伝えられる。服装自由らしい……Seemingなしで行くのがよさそうか。
 
夜、PrincessのEstateに向かう。ハコールに案内されて中に入ると、Njanoはバスルームから応対してくる。ミルク風呂に浸かり、8人の奴隷を侍らせ、フルーツが供されてくる。スパイ映画よろしく、カーテン越しにて話に入る。
 
 Youl「Biting Lashというものを探しています」
 Njano「商売敵ですし少しは知っています。ですが商売はギブアンドテイク、情報を上げる代わりに面倒ごとの解決をお願いしたいのです。人助けみたいなことを…」
 
クスクスと強キャラみたいに笑うNjano。いや多分ほんとに強キャラなのだろうけど。
 
 Njano「恋人のひとりDahabが数日前に消息を断ちました。そして今朝我家にこのようなものが届きました」
 
箱を差し出してくる。開けると中には人間の耳が!
 
 Njano「大変心痛です。どうかこのDahabを助けてください。彼らは明後日の朝Shipwreckに私一人で来いと行ってます。受けてくださるなら手がかりは渡します。できるだけ生かして連れて帰ってきてくださいね」
 Mayu「心当たりは?」→「ない、もしくはありすぎる」
 
引き受けることを申し出ると、脅迫状も渡してくれる。
脅迫状の中身は慇懃無礼な字面で皮肉めいて「身体のパーツを1つ1つ送るよ」と書いてある。MeeがLinguisticsを通すと、皮肉の性質がInfernal語ネイティブっぽいと感じた。Blood Biographyすると、耳が偽物でないこと、「無理やり刃物で切られた」ことがわかる。
LyushinがScryingするが見えない、Private Sanctumの中なのかもしれない。
 
 Njano「Dahabは最近、Black CircusのRhamirという動物使いやゴズレー神殿の建築家Azeemに接触していた」
 
Communeで二分探索を避けつつ質問タイム。

* Okenoにいる? → Y
* 外次元界のクリーチャーがさらった? → Y
* シップレックにいる? → N
* 地下にいる? → N
* 水上にいる? → N
* シップヤードにいる? → N
* 首謀者は奴隷商人? → N
* 犯人を見た人はいる? → Y
* 犯行現場はDahabの家の近く? → Y
* アウトサイダーは5人以下? → Y
* 犯行の瞬間の目撃者はいる? → N
* 誘拐の過程を見た者はいる? → N
* 接触した2人は犯行に関係ある? → N
Black Circusはかなりやばい連中のようだ。Okenoで最高の娯楽となればそうもなろう。
とりあえず夜のうちにDahabの家に行ってみるが、めぼしい手がかりはなし。

!! 81日目: ぞうさんとあそぼう

次の日、まずは皆でRhamirに会いに行く。
サーカスに向かい、彼の私室に通されようとするが、部屋の中からはけたたましい動物の声が聞こえてくる。ノックしても反応はない。
扉を開けると中では、でかい檻にMastodonが飼われていて、太った男がそれを調教しようとしている。受け答えしようとしても相手は上の空で、話をするには檻に入るしかなさそうだ。YoulとMeeが入る。
 
 Rhamir「Dahabは2,3日前に会ったなぁ!」
 Rhamir「Dahabはここ最近誰かに惚れてたようだなぁ。金持ってるようだったなぁ」
 Rhamir「Dahabが惚れてた彼から貰ってたものがその辺にあるよ」
 
……と、1回受け答えするたびにマストドンに蹂躙されてすごいダメージを受け、Meeがかなり傷だらけに。Meeは一足先に離脱し、ごんぶとのYoulが話を続ける。
その後、Dahabのロッカーを見せてもらうと、ビューティフルな革製の衣類、黄土色に染められたブーツが出てきた。特にブーツのほうは、なかなか見られない深い色合いの黄土色だ。
Youlはローカル知識で、このように染めるなめし革業者は1件しかないという噂を思い出す。
なおDahabはバイセクシャルのようだ。「彼」って言ってたしね。
 
ブーツについてインタビューするべく、その唯一の革業者である Salir's Fine Leathers に向かう。でかい平屋の建物だ。受付に向かい、質問。
 
 Youl「この靴を購入した人について知りたいです」
 
賄賂を100gp相当わたすと、相手は高額な袖の下に有頂天になりつつも、なぜか記憶がないと言う。高級品を扱う店なこともあり、あらゆる取引に帳簿を付けてるにも関わらず、記録も記憶もないと言うのだ。クッソ怪しいのだが嘘をついている感じもない。
職人にも話を通すと、作った記憶は確かにあるが売った形跡がないという。誰に聞いてもそんな感じ。誰かがチャームされて手放したのか、泥棒されたのか。警備も相当の人数(人間12+レパード複数)だが、さすがに魔術師の泥棒に対処できるわけではなさそうである。
あきらめて外に出て、中に向けてDetectするが、Outsiderめいた強い反応はない。
 
もうひとりの接触者であるAzeemに会うべく、建築中のゴズレー神殿へ。
Azeemはどうやら相当のワーカホリックのようで、ずっと屋根の上にいるようだ。飛べるLyushin/Mklwh/Youlが向かう。
 
 Azeem「Dahabには何日か前に会った、トラブルに巻き込まれた感じはなかったが、新しい恋人ができた話はしていた」
 
恋人について聞くと、ファザールというガチムチの男、革染め屋の御曹司らしい。どうやらやっぱりさっきの革屋が怪しかったのだ。
 
今日のうちに再び革屋を調べなければならない、と向かおうとした、まさにその時……!!
(つづく)