ワールドガイド
このシナリオでは、ゴラリオン(Golarion)という世界で物語が進行します。ゴラリオンは「地球」とか「オーアース」とか「中つ国」とかそこら辺と同等の意味を持つものです。皆さんがいる国は、ヴァリシア(Varisia)と呼ばれています。ゴラリオンのどこら辺にヴァリシアがあるのかは手元の資料では良く分かりませんが、とにかく巨大な大陸の西側にあるとだけ覚えておいてください。
タッシロン (Thassilon)
約１万年前にゴラリオンで栄えていた魔法帝国。シン（Xin)を頂点とした君主制だったが、やがて７人の王による連邦制となる。この７人の王はルーン魔法の達人であったとされ、ルーンロードと呼ばれている。
怒りのルーンロード
７人のルーンロードはそれぞれ１つの魔法のスクールを極めていた。そのうち、Evocationのスクールを極めていたのが「正義」の徳を持ったバクラカーン国のルーンロード。しかしながら代替わりしていくうちに、「正義」は「義憤」となり、やがてはただの「怒り」となってしまった。バクラカーンの最後のルーンロードはアルツニストと呼ばれる女魔法使いらしい。
サンドポイント(Sand Point)
皆さんが最初にいる場所は、海辺の小さな村、サンドポイントです。人口1000人くらいのこの村は、海産物およびガラス製品が特産物。海辺にある元灯台（Old light)はタッシロン時代の遺跡だと言われているが、実際どうなのかは分かっていない。
人種
ヴァリシアには３つの人種が混在して住んでいます。
- ヴァリシア人 (Varisian) - ヴァリシア土着の人種。もともと旅をする人種なので、商人が多い。髪の色と目の色は黒かやや茶色がかった黒。男女とも長髪が多い。肌の色はやや茶色がかった肌色。体に刺青を入れることが多い。（アジア人？）男性の名前は短いものや、はっきりとした発音のものが多い。女性の名前は複雑で、音の響きが良いものが好まれる。
- ショアンティ人 (Shoanti) - 大柄で筋肉質の戦闘部族。もともと大陸の東側で発した人種だが、民族移動でヴァリシアに７部族が流れてきている。褐色の肌と黒い瞳。髪の毛は男女とも剃りあげていることが多い。体に刺青を入れることもある。（黒人？）男性の名前は、カ行やタ行の音が含まれることが多く、女性の名前は最後が「ア」か「アー」で終わることが多い。
- シェリアックス人 (Chelaxian) - 彫りの深い顔と白い肌。髪と目の色は濃い茶色が多い。もともとヴァリシア人とショアンティ人が住んでいたヴァリシアに、あとから攻め込んできたシェリアックス帝国の一部が定住したもの。（白人？）
なぜか、ショアンティ人が一番北に住んでいる...。ということは南のほうが涼しいのかな？