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第五話

人面瘡

空を飛ぶ化け物の襲撃の翌日、ウルバノが目を覚ましてみると尻のあたりからブツブツとつぶやく声が聞こえてきた。見てみると人面瘡ができていた。イスカに診てもらって切ろうという話になったが、切ろうとすると「やめろ…」とつぶやく。切った後のキュアがもったいないのであとでやることにした。

ストリクス島

ラモナから「ストリクスに協力を求めては?」との提案があった。イスカは自分たちが不在の間にヤツが戻ってきたらとストリクスとの交渉を疑問視していたが、ラモナにストリクスを味方に引き入れられるかはともかく、昨日の奴はイヤモンの弓があればあなた達はいてもいなくても変わらないから今まで通りにやってくださいと言われた。ラモナ曰く、村人も日々強くなってますのでとのことだった。それならばとストリクスとの交渉組と昨日の奴のねぐらを探す組の二手に分かれて探索することになった。

船に乗ってストリクスの島に近づく。ウルバノの尻からは相変わらずウ〜ア〜という謎の声が聞こえる。しばらくするとストリクスが2人近づいてきて「お前たちは誰だ」と誰何された。オーキッドが「我々は新しい開拓者、私その族長」と伝えるとストリクス村長スカロラー(♀)に会えることになった。

友好的に切り出すと話を聞いてくれそうだ。しばらく話をすると村長は「オウルカを呼んで来い」と声をかけた。しばらくすると目が白く濁ったオラクルっぽい若いストリクスが連れてこられた。これがオウルカらしい。開拓団との同盟が吉と出るか凶と出るか占いで決めようということだ。

占いが始まった。結果は凶。大変悪いことが起こりそうとの神託だ。きな臭いものを感じた一行は昨日の事件を説明する。それをもとに再び占いが始まった。

「巨大な邪悪な者がいます。この邪悪なものはたくさんの命を葬り去ろうとしています。それを止めなくてはなりません。3人はそのキーになるかもしれないし、ならないかもしれない」

なんとも頼りにならない占いだがここでできることをアピールしないと同盟の話はなくなってしまいそうだ。色々アピールした結果、オウルカは村長に援助したほうが良いとアドバイスを行い、それを聞いて村長は渋々といった感じで開拓団と協力することを決めた。

昨日の話ついでにあの化け物についても聞いてみた。そんな怪物は知らないらしく最近この島に来たのではないかとの話。ねぐらがわかれば退治に行けるから上空からパトロールしてねぐらの場所を探してほしいと頼むと、代わりに1つ頼みを聞いてくれればということになった。

その頼みとは昔ロカーサと喧嘩別れして以来交流がないのだが、年月も経ってもう遺恨もないので元の友好関係に戻りたい。そのために仲介してほしいとのことだった。ロカーサとはすでに友好を結んでおり、ロカーサ側にも遺恨はないことはわかっているので快く引き受けることにした。近々、どちらの土地でもない場所で会合をセッティングすると決めた。そのためにカリークという女レンジャーが連絡係として村に常駐することになった。

キャプテン・レイブ

一方そのころ、イスカ、ヴィクター、アルコーの3人は怪物をのねぐらを探していた。知的生命体だからきっと野原の真ん中で寝たりせず遺跡などをねぐらにしているに違いないと推測してそれらしいものを探す。だが見つからない。スピンドルロックを経由してさらに奥地へ進む。周囲は森が続いている。

そろそろ戻ろうかというときに幽霊に遭遇した。幽霊犬の群れを連れいている。幽霊といえど何か情報を持っているかもしれない。例の怪物を見たことがないか聞いてみた。返事なし。

幽霊は船乗りの格好をした半透明の姿で亡霊の一種に違いない。最初は「私の名前はキャプテン・レイブ。シェリアックスのエンブリオ号の船長だった」とか言っていたが、言っていることは支離滅裂で襲い掛かってくる。襲い掛かってきながら叫んでいた言葉をつなぎ合わせると、嵐にあって目的地と違う島に流れ着いて航行不能になり船員にリンチされて殺されたらしい。

「漂着したの嵐のせいであって俺のせいじゃない」と言い訳していたが化けて出た後は八つ当たりで自分を殺したクルーを全員八つ裂きにしたらしくろくでなしキャプテンのようだ。

なんとかクソ船長を撃退したもののリソースは尽き満身創痍。そして村は遥か彼方だった。

帰り道も平坦ではなかった。満身創痍で帰る途中、変な大きな虫みたいなものに遭遇。こちらに気が付いてなかったようなので逃げようとしたが気づかれてしまった。必死に戦いやっとのことで撃退した。少人数で島の奥に踏み込むべきではないというのが今回得られた教訓だった。

ヤギが全滅

その翌日、ヤギが血を吸われて全滅していた。血を吸っていたのは人型だったらしい。でもチュパカブラではない。このままでは家畜が全部いなくなってしまうので昼間は周辺のパトロールを行う。だが手掛かりはなかった。

パトロール中に蜂頭の昆虫人間に遭遇した。話が通じる相手だったので円満に情報交換した。そこで得られた話によると、あの怪物は北のギルマンを虐殺したらしい。この蜂女はエルフに変身できるので、これからも時々村に来て情報提供してくれるらしい。

ウォーターナーガ

ロカーサとストリクスの仲を取り持つべくロカーサと交渉する。ロカーサとしてはサハギンという心配の種があるのであれを何とかしてくれたらと言うが、あいにくこちらは水中活動できない。それが問題だというとウォーターナーガに呪文かけてもらえば良いといわれた。

ウォーターナーガに会いに行った。水中活動できるように呪文をかけてほしいと話をする。するとナーガもサハギンにため込んでいたお宝の大部分を奪われたらしく、サハギンを何とかしてくれればお宝の中から1つ譲っても良いと言ってきた。そしてよくよく話を聞いてみると、この間行ったアズラントの遺跡でアイオンストーンの鍵が必要なところの鍵になるアイオンストーンっぽいものがある。

その話をナーガにすると、サハギンを何とかしてくれたらその遺跡の鍵になっているアイオンストーンを譲ってもいいという話になった。代わりに遺跡を探索するときは一緒に連れて行ってほしいそうだ。またアイオンストーンとは別にもう1つ報奨のお宝は譲ってもらえるらしい。

サハギンの巣

ウォーターナーガに呪文をかけてもらって海底を歩きつつサハギンのところに行く。ランサーを持ったリーダーがいるから注意した方が良いらしい。すると向こうから巨大サメがやってきた。そしてサメに気を取られていると背後からサハギンに襲われた。サハギンの待ち伏せだ。

巨大サメは噛まれると出血ダメージなうえに呪われて傷が治らない。サハギンのリーダーは卑怯にも後ろから襲い掛かってきた。しかも一人ではなかった。リーダーが二人いるなんて話聞いてない。サメの出血ダメージでイスカが倒れたが何とかサハギンを撃退した。サハギンはこれで全部らしい。

結構痛手を受けたので危険地帯に長居せずリーダーの死体だけ回収して一旦引き上げることにした。途中でウォーターナーガと合流する。何とかナーガの巣に帰り着いて休息することができた。リーダーが二人いたことを話すと夫婦だろうと… なんだよそれ。
ウォーターナーガからの報酬としてアイオンストーンを選ぶ。遺跡に行く時に一緒に連れて行ってくれれば約束通りもう一つお宝をくれるらしい。

翌日、サハギンの生き残りがいないかもう一度見に行く。生き残りはいないようだ。雑魚サハギンと思ったものはサハギン子供だったようだ。サハギンのお宝が積み上げられていた。ウォーターナーガが残していかざるを得なかったお宝っぽい。ウォーターナーガは元のお宝が結構残っていたので喜んでもう1つお宝をくれた。

ウォーターナーガの話を聞く

ウォーターナーガと親しくなったので色々教えてもらった。このウォーターナーガはブリスキルサという名前らしい。昔からこの島に住んでいて陸上のことはよく知らないが、それでもこの島で有名な場所はいくつか知っている。

島の火口から川が5本あり北東になあれる川沿いに血の森という赤い木の森があり、そこは恐ろしいので近づかないほうが良い。吸血植物がいて犠牲者から血をすするらしい。

この島にはハグがいる。数百年前から住み着いている。目撃情報の通りだったことが明らかになる。たぶんシーハグだろう。

アズラント時代はこの島の周りは全部陸で、島の南に川があって川を挟んで都市が2つあったらしい。地理的に1つは水中に沈んでいるっぽい。

血の森の中を抜けた川が海につながる前に大きな滝があり、滝の裏に遺跡がある。前に行ったときはアズラント時代のロボットが置いてあった。それ自体に興味がなかったので帰ってきた。また大昔のシュラインのようなものもあった。これも興味なかったのでスルーしたらしい。

今いる場所から南にこの島に住みつこうとした人たちの遺跡がある。ウルフェン人のものらしい。これは数百年前のもので今はアンデッドがいっぱいいる。

一度町に戻ることにした。鍵が手に入ったので例の遺跡を探検することを計画する。町の状態がどうなっているか次第だ。ストリクスに伝言をお願いして途中で遺跡に向かう途中で合流することにした。

アズラントの遺跡

遺跡に出発した。入り口は火球が降ってくる罠がある。入り口付近で召喚したゴブリンに突っ込ませて罠が起動したあと再起動する前に素早く中に入る。降りたところにはダブルドアと水没した小さな扉があった。ナーガからもらったアイオンストーンはダブルドアのものと形が合うのでそちらに進むことにした。

ダブルドアの向こうの部屋の中には金属の台座と柱が立っていた。アズラント語で書かれた文字を解読すると、ここはアンキハシラという名前で研究所だったらしい。壁にはパネルがあってトレイシーがそれをいじっているとプチっと音がして画像と共にメッセージが再生された。

「我々に最後の手段があることを信じて迫りくる影の脅威に立ち向かおう」

メッセージの再生に合わせるようにアンデッドが出現。これを破壊した。するとお約束のように爆発した。

元の部屋に戻り水没した扉を見てみる。扉にはスフィアアイオンストーンをはめる穴がある。そしてよく見てみるとウォーターナーガがそこに嵌りそうなアイオーンストーンを持っているではないか。それを嵌めてみる。扉が開くとそこは金庫だったが内部は水浸しになっていた。中のものをよく調べるとアイオーンガントレットとモッシーディスクのアイオンストーンが発見された。アイオーンガントレットはアイオーンストーンを突っ込むとライトやディテクトマジックなどの魔法の効果が出せるらしい。そしてどのアイオーンストーンを入れるかによって効果が異なるらしい。

金庫には何かの設計図が入っていた。ナルシャカーというものらしい。よくよく見てみると、これは火口にある建物っぽい。読み進めてみるとこれはもともと天体観測用のものらしい。

遺跡にはこれ以上何も残されえていないようだ。遺跡の外に出る。出る時も火球が降ってくるかと思ったが落ちておなかった。無事、遺跡を探索したのでナーガからもう1つお宝をもらうことになった。イルカのフィギュリンをもらった。

滝壺の死闘

一度ウォーターナーガの住処に戻った。ここから例の滝の裏にある遺跡を目指すのだ。海側から回り込んで川をさかのぼっていくと目的の滝に到着した。しかし地上から滝の裏側に回り込む道はなく水中から行くしかないようだ。ウルバノが偵察のために潜っていった。

潜った先でウルバノは触手が生えたカニみたいな奴に遭遇した。捕まれると体が麻痺する恐るべき敵だ。麻痺したウルバノはお持ち帰りされそうになったが、激闘の末、オーキッドのサイキックストライクとどめを刺し、お持ち帰りを阻止した。
だが危機はこれで終わりではなかった。奥の穴倉から子ガニが4匹やってきたのだ。子ガニは親ガニと同じくらい痛かった。幾度も倒れそうになりながらなんとかすべて撃退することに成功した。だが、この戦いだけでリソースを全部使い切ってしまったのだった。

まだ遺跡の入り口にも達していない…
(続く)