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第8回セッションログ

 今日のダンジョン荒らし

Barl

CGな狂戦士。ダメージディール能力がPT内でも飛びぬけていて、愛用のアダマンティンチェインから繰り出される怒涛の連続攻撃は圧巻。魔法を使って地味に攻撃力を上げたりと、D&Dにおいて本来の意味の「無双」を体現する。

Eclipse 9

CGなローグ。Flank狂。挟み込みさえすれば幽霊だってスニークするよ! パーティーの安全を確保するため今日も皆の35フィート前を孤独に偵察する。そう、Flankerは仲間なしには働けないから…。

Pasta

CGなクレリック。あふれんばかりのExaltedパワーで「パスタ砲」なるイタリアン光線を撃つが、アンデッド退治は苦手みたい。なんと最寄の街に自身の神殿を持っていて、そこでは聖水の代わりに聖別されたオリーブオイルがもらえるらしい。

Modern

CNなアーチャー。未来から来た戦士であり、得体の知れないビームや爆発物を放つ。なんちゃってローグと自称しているが、スニークしたところを見たことが無い。

Rhatya

LNな聖(?)戦士。Hextorの神官でありながら、Orcusの野望を阻止するために同行する。相手を選ばぬ破壊の力を奮って前衛に立つが、怪獣大決戦の巻き添えでなにかとワリを食うことが多く、やさぐれているうちにIntも下がってしまっている…。

Balizoligh

新顔。CNのヴァチューソ。勇気鼓舞の呪歌を(エアギターで)弾きながら怪光線を放つウォーロックでもある。今でこそ半ウォーロックで特筆すべき必殺技らしきものはないが、どうも野望があるようで…。

C多いね!

 自虐の狂戦士

サシーンのパスタ神殿で例のごとくBuffを済ませたRappan Gangは、さっそくRappanへと向かう。今日は井戸を調査するようだ。

防水装備を整えて井戸に飛び込む6人。よどんだ水を下へ下へと泳ぐと、Green Slimy Waterと柔らかい土が堆積した底へ到達する。メチャ気持ち悪いけど掘り進むとダンジョンへと出ることが出来た。

既知の領域をサッサと通り抜け、底にトンネルのあるプールを調査する。トンネルはU字管のようになっており、先にある空間には人影がちらほら。PTは同時にエンカウントするべくWater Walkingで急浮上する…が、狭い場所にLarge含む6人が浮上したらそりゃSqueezeするよね。

上にいたのは刺青の入った人型生物Mobと、剣を持った骨。しかしEclipseが骨に先制を加えるも、普通のアンデッド以上に攻撃に「動じてない」様子。骨は剣を振るってEclipseに反撃するが、その素振りは剣を振っているというよりも剣に骨が動かされている雰囲気だった。実はコイツ、剣の姿をした生物だったのだ。それに触れられたEclipseのKeen Rapierは、魔力を吸われてただのRapierになってしまう。たじろいで逃げ出すEclipseだが、結局はBarlの一撃を受けて剣は瞬殺されてしまうのだった。

物凄い力でチェインを振るうBarlだが、彼の攻撃が敵に当たるたびにBarlの身体からも血が噴き出す。そう、彼のチェインはいつの間にかViciousプロパティを得ていたのだ。そんなにFrenzyしたいか!


 その扉くぐるべからず

刺青ゾンビどもを蹴散らして奥に進むと、川を渡った先に4つのどこでもドアが立っていた。うち2つは別のシナリオに飛ぶので、触るなとDMは言う。Rappanの主はガメツいね。

川を下り、別フロアへ向かう。地底の川の中州には小山に穴を掘って暮らす巨人がいるが、喋ってる内容がEvilくさいのでとりあえず殴ることに。まあRappan土着の知的生物は普通Evilだよね。

トロール3人組はどれもクラス持ちで、突出したBarlをディフェンダーが抑えてる間にアタッカーとローグが後衛を狙うというナイスコンビネーション。うち一匹の所持しているGauntlets of Rusting Graspの接触攻撃を受け、Barlのアダマンティンチェインが粉になりかける…が、実はこの呪文が魔法の金属には効かないことが発覚してDM絶望。一方、前回Eclipseが手に入れてた「いい靴」の呪いが発動し、EclipseはIrresistible Dance状態に陥ってしまう。AoOでタコ殴りにされながらも、バリゾライのエアギターもあいまってその踊りは勢いを増す一方。硬い・太い・再生するの三拍子揃ったトロールに苦戦しながらも、なんとか勝利する。

先に進むと、何もない洞窟の岩壁に隠し扉が発見された。そこは以前Upper Templeで猛威を振るったSpectre Wizardの寝室だった。イニシアティブを取ったWizardがConfusionを放つも、影響を受けたのはBarlのみ(かなり辛いけど)。さらに後列に回りこんだ御付きのSpectre3体がクレリックを集中してチュッチュし、2ラウンドかけてPastaを吸い尽くしてしまう。しかし所詮は数階層上でに出会った敵、キャスター陣によって殲滅される。SpectreになるほどのWizardのお墓なのに、副葬品は非常にショボかった。

リソースも尽きたので今日はここで帰還。


 ゴジラvsキングギドラ

翌日もまた同じルートで侵入、侵攻範囲を広げる。
洞窟に隠れていたキャリオンクロウラーはイベント的に瞬殺。川岸に埋まっていた棺からWightが出てきてEclipseが少し痩せるも瞬殺。さらに川を渡った地点に隠れていた錆の怪物に不意打ちされ、鎧を溶かされかけるも特に何事もなく瞬殺。

狭い洞窟を着実に侵攻し、開けた空間に出るとそこにはいかにも怪しいプールが。Barlがチェインの先に餌をつけて一本釣りをすると、案の定モンスターがかかる。

9本首の巨大な怪物、しかしそれはいわゆるヒュドラではなかった。「ヒュドラになる」テンプレートを付加されたバジリスク、その名を「テサリスク」という。DMはしきりにイラストを見せるが、全然かわいくねえよ!

9本の首が繰り出す全力攻撃はその半ばにしてBarlを打ち倒し、目からは石化の視線を放ってPastaを石像にしてしまう。前衛陣はその圧倒的なAoO数とリーチに逃げること叶わず、Barlを引きずり込んでムシャムシャしてる間に他のPTは逃げ出すことに成功する。踊りながら一番に逃げ出したバリゾライに、復活したRhatyaはヘクストアの鉄槌を下した。

Hungryゆえに対Evil装備も効かず、お宝も望めない「ハズレモンスター」。しかし後々背後を取られるのも嫌なので、結局Barlをフルバッフして単騎特攻させる作戦で討伐に臨む。さすがに完全武装したBarlには並みの攻撃は通じず、10Lvの戦闘とは思えないダメージの応酬の末、怪物同士の戦いはBarlに軍配が上がった。


 石像天国

自然洞窟にしては珍しく、行く手には罠がいくつも仕掛けられているが、先行するEclipseがヒラリヒラリとかわして解除しつつ進む。どうやらこの罠は迷子のゴブリンたちが仕掛けたようで、路頭に迷っている彼らに地図を写してあげると、お礼にBlade Barrierのスクロールをくれて去っていった。

怪しいキノコ地帯を進むと、暗闇に立ち尽くす一体のドワーフの影。斧を構えたまま石化したのであろうその石像を解呪すると、お礼に指輪をくれた。話を聞くに彼は数年前に潜った冒険者、ファイター4レベルらしい。どうやってここまで来たんだろう?

さらに進んだ奥には、バジリスク群生地が広がっていた。洞窟中央にあるプールを囲むように、3体のバジリスク。どうやら以前、覗き見したバカなピクシーが石化した部屋のようだ。もちろんBarlが突っ込んで瞬殺。ついでに奥にいたおかわり10体ほども無双する。

バジリスクの巣には隠し扉があり、その中にはおよそ洞窟の中とも思えない空間が広がっていた。プラネタリウムのように星が瞬く天井、綺麗な女性の像のそばには水の湧き出す泉。PTは幻覚を疑うが案の定幻覚であり、像はただのサキュバスであった。BarlをSuggestionして無力化するも他の前衛にタコにされ、天井に潜んでいたヴァンパイアのダーリンも瞬殺される。サキュバスはEthereal Jauntで地中に逃げ、Barlは地面にキスをしてしまう。

靄となって逃げたヴァンパイアを追って棲家を浄化すると、そこには高価な副葬品の数々が。ダーリンを殺されて怒ってるであろうサキュバスを挑発し、出てきたところをこれまた瞬殺。

フロア全探索終了ということで、バジリスクの巣に立っていた石像16人を解呪して連れ帰るものの、お礼はショボかった。


 空気の読めないドラゴン再び

翌日、新たなるフロアに潜る一行。
洞窟内に広がるだだっ広い空間。その最奥にはなぜかピラミッドが聳え立っていた。真っ黒で、入り口の見当たらないそれは、どうやらドラゴンだか魔法使いだかのお墓のようである。「墓を暴こうとするものに呪いを」みたいなことが書いてあるが、PTはこれをブチ壊すかどうかでしばし悩んでしまう。考えあぐね、ヤケになったRhatyaがピラミッドを殴ると、どこからかDisintegrateが飛んできて彼は粉になってしまった。

そのほかには目ぼしい部屋も見当たらず、奥に進むと一昨日のトロールズの棲家までたどり着く。このフロアを埋めるべく最後のエリアに行くと、一面蜘蛛の巣の張り巡らされた空間に出る。崖の上にはダブルドアの部屋があり、戦闘準備を整えて扉を開けると中には蜘蛛女と大量の蜘蛛+ワーラットが住んでいた。しかし蜘蛛女(Human Spider Thing)には明確な敵意はなかったので戦闘を回避すべく交渉。すると彼女は昔話をしてくれた。

どうやら彼女…アルデスはかつて人間であり、信仰していた神様(月の神ヘカーテ)の怒りにふれたのか、姉のアクベスは石化、自身も蜘蛛女になってしまったという。それ以来、神を信仰している者を目の敵にしているようだ。

付近にいる蜘蛛は彼女の子らしく、危害を加えないで欲しいというアルデスに、PTは二つ返事で了承してその部屋を去る。この部屋に入る前に別の部屋で蜘蛛を殺していたら問答無用で戦闘になっていたようだ。あぶないあぶない。

心温まる団欒の光景を見て帰途に着くPTだが、その雰囲気をぶち壊すように出待ちドラゴンが立ちはだかる。一同舌打ちしながらも泣く泣く貢物を見繕い、PT資金から8000gp、およびBarlの予備武器である+2チェインを奪われてしまう。いつかみてろよ糞ドラゴンめ…。