主な登場人物
Barl
RageしてもFrenzyしてもなぜかACが40を越えているヘンな生き物。戦闘が終わりに近づくと、次々とDodgeの対象にされる。
Pasta
自称・高貴なる善人。世間の多くの自称善人と同じく…(モゴモゴ)
Eclipse 9
先行偵察担当。生きた大リーグボール2号。だが、生きた大リーグボール1号にならないように注意だ。
大リーグボールを知らない良い子のために
大リーグボール2号はいわゆる消える魔球。
大リーグボール1号は必ずバットに当たって凡打になる魔球である。
Zack
ついに一撃のダメージが199に達した人間要塞砲。火力は激しいがダメージの一部はやさしさで出来ています。
Raven
怪しい剣技と怪しいダンスの素性が怪しい人。ヘイト値とかいうものが貯まらないように時々手を抜いてるみたい?
Flatter
ラッパンギャング研修中。様々なマンチ技の驚異に心打たれている様子。がんばれ!
(参考)マンチ度が高い奴ほどクラスの数が多い傾向があるらしいぞ。
待っていたのは丸いあいつ
オーカスのテンプルでの激戦を制したラッパンギャング。しばらくは稼いだ金で楽しく生活をしていたが、悲しいかな1週間ラッパンに行かないと死んでしまう病なので、仕方なく重い腰を上げることにした。とりあえず新しいゾーンに行かないと戦利品がないことを知っているラッパンギャングは未踏地域へと踏み込んで行くのであった。
今回のターゲットは地下6階から川を伝って奥に進んだ場所だ。ウォーターウォークの呪文をかけて進んで行くと、やっぱりいましたよ、出口で待ち伏せしてる奴。暗くて良く見えないから良く目を凝らしてみると…
何か丸いな。
丸のてっぺんに毛みたいなのが生えてるな。
ひい、ふう、10本くらい?
あ、なんかゴーグルが作動しなくなった。
待っていたのはビホルダーでした…
ビホルダーは恐ろしい形相で迫ってくるバールを最も危険なターゲットと認定してチャーム。あとはゆっくりパスタをいたぶってやるぜと思ったら…今のバールさんは友達だろうが何だろうが見境なく一番近い人を殴る戦闘マシンになっていたのでした。
結局、凶暴バールにボコボコにされて命乞いするビホルダー。一応、善人ぶってバールを止めようとするパスタだったが、「努力しましたが止まりません」と非情の通告。邪悪の命乞いなんぞ聞こえんとばかりにフレームストライクを打ち込むザックを粉に変え、バールを無理やり眠らせて、何とか和平交渉に持ち込んだビホルダーだった。ご苦労様である。
もう抵抗しない証に、お宝を全部差し出すというので巣までついて行くことにする。ラッパンギャングはお宝というキーワードに弱いのだ。どのくらい弱いかというと、お宝>>>>正義なくらい。お宝は天井裏に隠されているらしいが、一人で取りに行かせるとそのままの逃げ出しそうなのでバールがついて行くことにする。撫でられただけで死んでしまいかねないバールがついてきたのでビホルダーは観念してお宝を差し出すのだった。
さて、せっかくだから情報収集もする。ビホルダーは非常に協力的に教えてくれた。
- スラビッシュという人物がオーカスを倒すためのアーティファクトを持っている。
- ここはオーカスの信徒もウロウロしているので注意が必要だ。
- 近くにアンバーハルクが住んでいて、ときどき嬲って遊んでいる。
ビホルダーはラッパンギャングには2度と会いたくないというので、合言葉を決めておくことにする。合言葉は…
「ピキー、ぼくわるいオークじゃないよ!」
である。
「ピキー、ぼくわるいオークじゃないよ!」
ですよ? 大事なことなので2度言いました。
まずは粉になったザックを復活させないといけないので、ワード・オブ・リコールで帰ることにする。ラッパン入り口の出待ちなんかやってらんねーよな?
心和むキノコ村
再度ラッパンを訪れたラッパンギャングご一行は、あらかじめ決めていたとおり入り口で合言葉を唱える。
「ピキー、ぼくわるいオークじゃないよ!」
するとどこか遠くで「ヒーッ」という声が聞こえたような気がした。
川に沿って進んで行くと、途中に橋が架かっている。ロープで出来た橋はなんか不安定でわざわざ渡る必要も感じなかったので放置して先に進む。
もうしばらく進むと、キノコがたくさん生えている群生地が見えてきた。エクリプス9がひとり先行偵察してみるとなにやら人間大のものがうろちょろしているのが見える。まあ、アンデッドじゃないし、見た目もキノコっぽいから自然の生き物だろうし、なんと行っても見えるところにお宝が置いてあるわけでもないしと思ったエクリプス9そのまま報告のために引き返すことにした。
キノコを栽培しているみたいだから、危険な生き物ということはなさそうだ。原住民かもしれないのでこの近くの情報を集めてみることにする。とりあえずパスタにタンの呪文をかけてコミュニケーションを試みるが、奴らは植物だった。こっちの意図は伝わっているみたいだが、向こうの言っていることがわからない。
友好関係を結ぶにはまずは贈り物だということで、ザックが食料を差し出すと代わりに大粒のダイヤをもらった。平和の意図は理解してもらえたらしい。色々と情報交換を試みて、近くに目玉の化け物がいるらしいことはわかったが、きっとこの間のビホルダーのことだしなあ。
次に来るときはもっと何か準備してこようと思う一行であった。
タール湖の惨劇
途中、蒸気を吹き上げる割れ目をスルーして先に進むと、前方にタールの湖が見えてきた。全面、真っ黒で、ときどきボコボコと気泡が上がってくる。タールらしくすごく粘りがありそうだ。
エクリプス9が湖に近寄ってみると、湖からタールメフィットの集団が現れた。アシッドアローとかスティンキングクラウドとか使ってくる厄介者だが、炸裂するファイアボールと凶暴バールのためにあっという間に壊滅し、わずかな生き残りはタール湖に逃げていった。タールメフィットに食らったダメージよりも、凶暴化したバールが暴れてできたレイヴンの傷のほうが重いくらいだ。
熱いタールに潜る趣味はないので、懲りたらもう2度と出てくるなと言い残し、例によってラッパンギャングがやってきたときの合言葉を教えておくことにする。
「ピキー、ぼくわるいオークじゃないよ!」
そろそろ覚えただろう?
タール湖の底には別のどこかにつながるラダーがあるらしいが、そんなことは気がつかず通り過ぎて行くのだった。
明かりの湖
しばらく行くと、またキノコの群生地がある。あのキノコの仲間がいるかと思って見に行くと、こんどは蟻がいる。でかい蟻だ。野生の生物っぽいので放っておくことにする。近くに蟻塚があるので、そこの蟻がキノコを育てているのだろう。
もっと奥に進んでいくとまたもやキノコの群生地がある。今度はそこに鼠が住んでいた。蟻といい鼠といい、自然の動物っぽいのばかりだ。今まで凶悪な連中しか住んでいなかったことを考えると心和む風景だ。まあ、手を出さない限りこっちにはこないので無視。鼠ゾーンの奥を目指す。
一番奥まで行くと光るプールがある。水そのものが光を放っているみたいだ。調べてみると魔法もかかっているようだ。どんな呪文がかかっているか調べると、エヴォケーションの力を放っている。試しにバールが水を飲んでみると全身が光りはじめる。水を飲むと1日体が光るみたいだ。ライトの呪文相当か。汲んだ水もしばらく光っているみたいだから少し持っていくことにする。
進路を北に変えて進む。途中にやたら蟻塚がある。蟻と敵対するのは面倒なので華麗にスルー。こんなに平和だったのはいつ以来だ?
呪われた扉
しばらく進むと川に突き当たったので、川に沿って東に向かう。すると川が壁に突き当たるところに巨大なミスラルの扉があった。川の流れを塞ぐように扉が立っている。ピタリと閉じられた扉にはたくさんのルーンがかかれており、解読するとなんかの詩のようだ。
だが、そこでふと気がついた。各行の頭を縦に読んで行けば
My doom awaits me beyond the door
と読めるではないか。きっとこれがコマンドワードなんだろう。この先に待ち構える危険に備えて、たくさんの強化呪文をかけたあと、パスタはふと扉を開けていいものだろうか?と思いオーギュリーしてみることにした。
Boo〜
神様は凶兆と言っているが、それをあえて無視して(だって奥にお宝があるかもしれないじゃないか)、コマンドワードを唱える。すると扉が開いたが待ち伏せているものはいなかった。
せっかくかけた呪文が無駄になると悲しいので、足早に奥に進んで行く。すると一番奥まった空間で小さな湖のようになっており、その中央に浮かぶ小島に小屋が建っているのを見つけた。エクリプス9が聞き耳をたてると何かがいるのがわかるが、もたもたしていると呪文が切れるのでキックインすることにした。
「おじゃまします」
こんなときでも妙に丁寧なエクリプス9だった。だがそこに待っていたのはそんな挨拶も何も理解できない連中だった。真鍮色の牛が3匹。いわゆるゴーゴンである。扉が開いたとたん石化ガスを噴出してくるゴーゴン。だが、バールはすばやく1匹を粉砕すると小屋の中に踏み込んだ。
バールが小屋に踏み込んだあと、静かにパタンと扉を閉めるレイヴン。小屋の中ではしばらく物音が続いていたがやがて静かになった。小屋から凶暴化したバールが飛び出してくるかとヒヤヒヤしたが、出てきたのは自力で正気に戻ったバールだった。ああ良かった。別の惨劇が起きてたかもしれないと思うと…
とりあえずゴーゴンを片付けた一行だったが、ここに踏み込んだことでヘカーテの呪いがかかって何か大事なものを忘れてしまった。呪いは街に帰るまで治せないしな。
ゴブリン鉱夫
壁に沿って進んで行く。壁は大きく西に湾曲しており、それに沿って進んで行く。すると砕石所のような場所があってゴブリンが1人寂しく掘っている。
ラッパンのこんなところに弱そうなゴブリンがたった1匹とは何かの罠か?と疑いつつゴブリンを拉致するラッパンギャング。拉致したらやることは1つ。やさしく尋問だ
結局あまり情報は持っていなかった。最近ここに来たから何も知らないらしい。どこから来たか聞くと地下にグレズネックという村があってそこから来たらしい。どうやって来たかは自分でもわからないから聞かないでくれってことだ。まあ、確かに不思議だよな。
オーカスのことについて聞いてみると、最初は知らないとシラをきっていたが、問い詰めると村全体がオーカスを信仰していてクレリックもたくさんいるらしい。ただ、こいつは平信者なので、命を助けてくれるなら改心すると言っている。
小物過ぎて殺る気にもなれないので釈放することにした。近くでこいつの仲間が金やミスラルを掘っていたり、それを監督しているリーダーがいたりという話だ。こいつらのリーダーは3d6のスニークが出来るローグらしい。
霊廟には嫌な思い出が…
今度は川に沿って西に進んで行く。行く手にはちょっと小高い丘があり、そのてっぺんに霊廟が建っている。前にどこかで見たことがあるような光景だ。確か、前のときはインサニティのシンボルが書いてあったので、シンボルがあっても大丈夫なくらい遠くからエクリプス9が罠と鍵を解除するのを見守る。
結局、罠は魔法で仕掛けられているらしく見つからず、鍵も開けられなかったのでバールが扉を破壊することにした。そして扉を破壊したとたん罠が発動した。扉からバールとなぜか近くで待っていたエクリプス9に向かって4個づつのメテオが飛んで行く。メテオスウォームだ!
バールは爆発に巻き込まれ完全に燃え尽きていた。エクリプス9はかろうじて息があったので何とか一命を取り留めた。
破壊された扉の奥には棺が1つあった。遠くから様子を伺うと、棺から悪の気配は感じないし、棺の外に漏れる魔法の気配もない。そこでエクリプス9を治療して再度、霊廟の調査に送り出す。残りのみんなは巻き添えを食わないように、入り口の正面を避けて外に待機する。
結局、棺には何も仕掛けはなかった。中には指輪を嵌め、スプリントメイルを着てロングソードを持った死体が埋葬されているだけだ。死体から略奪するかどうかでちょっと悩んだが、うまい解決法を思いついた。ずばり
「こんな邪悪な場所に埋葬されているのは不本意だろう。だから全部持って行ってちゃんとした場所に埋葬してあげましょう」
というわけで全部持って行くことにした。当然、お宝も。
壁がいなくなってはこれ以上進めないので、黒焦げのバールが転送されるのを見送ってからワード・オブ・リコールで街に帰還する。
地獄の門ツアー
呪いを解くために1週間を費やし、その間に新しい呪文の研究をしたりした。次の目標は第7層のヘルハウンドである。前回はバールがボコボコにされて泣きながら帰ってきたところだ。テンプルを攻略してパワーアップしたラッパンギャングならやれるかもという感じである。
きっちり準備をしてヘルハウンドを目指すが、こういう時に限って途中で邪魔が入る。空気が読めないウィルオーウィスプがやってきたのだ。まあ、例によってバールに蹴散らされたのだが。
さて、地獄の門の前である。準備を十分整えて…マス・ファイアシールドもかけるぞ…とか思っているとうっかり防衛線を踏み越えてしまったみたいだ。炎対策が出来る前にいきなりヘルハウンドのブレスを浴びてしまった。あまりの熱さに黒焦げのフラッタと生焼けのエクリプス9。生焼けとは言ってもショック死しているのできっちりレアステーキだ。いきなり2人死亡でこりゃ出直しかと思っていると、反則生物バールがヘルハウンドをボコボコにしている。どうやらバールのあまりの堅さにヘルハウンドの牙が通らないようだ。レイジ+フレンジーしているとは思えないぜ…
しばらくすると物音を聞きつけてマインドフレアたちが門の向こうからやってきた。どうやら連中がここの主で、ヘルハウンドが番犬らしい。合流されると面倒なので、間に壁を作って時間を稼いでいる間に、バールの鉄槌とザックの199ダメージ・ウルトラ・スーパー・アイスオーブ(←単なるアイスオーブともいう)でヘルハウンドを粉砕した。するとマインドフレア達は捨て台詞を残してゲートの向こうに逃げて行った。
マインドフレアの捨て台詞によれば、この向こうはまたテンプルらしい。この間、テンプルを攻略したばかりなのにまたテンプルかよ。まあ、ここはマインドブランクができるようになるまで行くのはやめよう。当然だよな。
マインドフレア達は逃げて行ったので、ヘルハウンドの死体を漁る。ヘルハウンドの首に首飾りがついていたので回収して行く。とりあえず勝利はしたが2人死んでしまったのでまずは蘇生が先決だ。さっさとワード・オブ・リコールで街に帰って、墓場で暴れている奴らを粉砕して元に戻そう。
街に帰って2人を蘇生させ、戦利品の分配にかかる。フラッタがヘルハウンドの首飾りを引き当てたので、早速首にかけてみるとマインドフレアに精神支配されそうになる。なるほど、これを使ってヘルハウンドを操作していたのかと納得の一行。こんなものが残ってると面倒なので粉砕することにした。
やっぱりテンプルには行きたくないので…
テンプルには行きたくないので、「ピキー、ぼくわるいオークじゃないよ!」とビホルダーを脅しつつ、この間の広い空間を先に攻略することにする。今回は入り口から北上するコースだ。でも途中にアンバーハルクがいると教えられていたので、そこを避けるように山を回り込む。
するとガーゴイルっぽい奴の一団が襲ってきた。取り立てて問題もなくバールが簡単に粉砕する。なんか最近、バールのほうが危険な気がする。ガーゴイルの巣を漁るとペーラーのクレリックの死体が見つかった。おそらくペーラーのクレリックの装備品と、その他の犠牲者のものと思しき装備品、武器、木の箱が見つかったので全部持って行く。持ち主がいないものはちゃんと回収しないとね。
更に先に進むと、別の階層に続く道が発見された。上に続く道は途中は階段になっており、Level 8とつながっている。こういうルートもあるのかと納得。それを確認して戻ってきて、南の壁をちょっと見てみると鉱石がコロっと転がっているのを見つけた。そこを掘るとミスラルが出そうな気がするが、ちゃんと採掘すると時間もかかるしヘンなのもやってきそうなので場所だけ記録しておくことにした。
引き返す途中、ふと見ると橋があった。だが、それはイリュージョンだった。渡ろうとしたザックが危うく落ちるところだったが、何とか踏みとどまり大事には至らなかった。
進路を変えて再び中央の丘を目指す。途中、グロップレイクとかいう場所にたどり着く。グロップレイクは高さ30フィートくらいの滝が流れ込む深そうな汚い水溜りだ。危なそうなので近寄らず迂回することにする。グロップレイクの近くで川を渡るのも危険そうなので、少し戻りから川を飛び越えて少し北寄りに進路を変更する。
北に行くと大きな湖があり、そのほとりの茸群生地にシャンブリングな植物がいる。植物とはコミュニケーションできないので、あえて行かないことにする。今のところ和みモードだ。
パープルウォームがやってくる!
湖が行く手に大きく広がっているので、西側から回り込むことにする。西の壁に近づくと地面に妙に大きな穴があいていた。誰かが掘ったのか?と思うような穴だ。と思っていると、地鳴りが始まった。もしかして、この広い空間ではおなじみの紫のアイツ、パープルウォームか?
散開しなくてはと思った瞬間、地面からパープルウォームが飛び出してパスタをパックリくわえ込んでしまった。そして、そのままゴックン。1人食べて満足したし、バールに殴られて痛い思いをしたパープルウォームは早くもお帰りしようとしている。腹の中ではパスタがゆっくりと消化され、お持ち帰られのピンチ!
だが、お持ち帰りする暇もなくバールに粉砕されてしまった。やはり化け物の相手は化け物に限る…
見つけなければよかった隠し扉
壁に沿って北に向かう。山道を進んでいると、途中でエクリプス9が15フィート上に怪しい穴があるのを発見した。わざわざ隠してあるからにはお宝があるに違いない。バールがエクリプスを抱えて入り口まで飛んでいく。単なる穴とは思えないのでエクリプス9が丹念に調べるとシークレットドアが発見された。やっぱりあるじゃないか。
聞き耳をして中の様子を伺ってから扉を調べる。罠は仕掛けてあるし、鍵もかかっている。なのでエクリプス9が1人岩棚に残って罠の解除をする。バールは万が一罠が発動したときのためにちょっと物陰に避ける(←前回の教訓が生きている)。罠は無事解除され、鍵も開錠されたので扉を開けてみた。
…なぜかすぐ行き止まりになっている。何もないわけがないので良く探すと奥にまた隠し扉がある。まるでメリケンが考えたような仕掛けだ。しかもご丁寧に罠も仕掛けてあるので解除してから扉を開けると、そこには住人がいた。
部屋の中には棺が2つあり、そこからアンデッドが2体起き上がる。マミーだ。エクリプス9がマミー・クレリックのフィンガーオブデスで倒れる。敵はマミー・クレリックとマミー・ウィザードの2体だが、狭い穴の中に篭っているので戦いは長引きそうだ。
戦いは泥沼の様相を呈していた。最初に倒れたエクリプス9に続き、痴呆化して役に立たないレイヴン、ヘイト値が貯まっているので執拗に狙われついにデストラクションで塵になったパスタ。結局、戦っているのはバール、ザック、フラッタの3人だけだ。
だが、バールが壁になっている間に、後ろからバールとフラッタがマミーを焼き殺そうと奮闘していると、ついにマミー・ウィザードはマミー・クレリックを見捨てて1人ディメンジョン・ドアで逃げ出した。だが、マミー・ウィザードは忘れていたのだ。Desecrateのおかげで何とか動けていたということを。Desecrateの外に出てしまったマミー・ウィザードは、形を保っていることができず、人知れぬ場所でお宝とともに果ててしまった。
一方、クレリックマミーは、バールが持っていたことを思い出して久々に取り出したローフルな剣ジュリーに斬り殺され、塵に帰った。マミーを滅ぼしたあと、棺の中を漁ってみたが何も残されていなかった。仕方なくマミー・クレリックだけは丸裸にして、全部剥ぎ取ることにした。
散々な帰り道
帰り道は散々だった。ザックは善なる神の導きで、どうやってかわからないが気がついたら街に帰っていた。残されたバール、フラッタ、レイヴンの3人は、エクリプス9とパスタの遺品を抱え、マミーから剥ぎ取ったお宝を持って帰り道を急いだいた。
だが、こんなときに限って行く手に障害が現れる。アンバーハルクの襲撃を受けて、ただでさえ人数が減っているというのに、1人1人バラバラになってしまった。バールにちょっかいを出すという愚かな行動を取ったアンバーハルクは文字通り叩き潰されてしまったが、それはまったく救いにならない。
バールは途中、ウィルオーウィスプに絡まれたが、何とか残った呪文をかき集めて振り切って逃走した。グールにも遭遇したが哀れなグールはすぐに動かない塊になってしまった。
フラッタはラッパンの出口まで無事にたどり着いたものの、出待ちに会ってしまい、パスタのビーズ・オブ・カルマのパチモンとなけなしの3000gpを巻き上げられてしまった。
レイヴンは幸運に恵まれ、帰巣本能で何とかパスタ神殿までたどり着くことができたのだった。
ほとんど壊滅状態だったが、何とか今回もラッパン・ギャングは生き延びたのだった。
(第11回終了)
本日の戦果犠牲者
- ザック、ビホルダーのディスインテグレート光線で粉になって死亡
- バール、2発分のメテオスウォームを浴びて黒こげになって死亡
- エクリプス9とフラッタ、アビサル・ヘルハウンドのブレスを食らってショック死
- エクリプス9、マミーウィザードのフィンガー・オブ・デスで即死
- パスタ、マミークレリックのデストラクションで塵になって死亡