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最終回セッションログ

前回までにRavagerの封印を守る3体のGuardianのうち2体を倒し、1体と交渉をすませていたラッパンギャング。
Ravagerと対決すべく、町で物資を買い込み、リアル小一時間ほどBuffって、万全の体制で再び井戸の底へと向かった。

オシオキモンスターにも遭遇せず、無事にRavagerが封印されている部屋へとたどり着いた。この部屋は巨大な球状で、中には三方向に赤、青、黄の台座があり、そこから出るビームが中央に巨大なプリズムのピラミッドを形成している。それぞれの台座を対応したDaggerで壊すとGuardianが現れ、そのGuardianが死ぬと台座からビームが出なくなる。全てのGuardianが死ぬとピラミッドが消滅してRavagerの封印が解けるというシステムになっている。
最後の台座を壊し、説得済みのGuardianのNycristi(Demilich, CR29)におとなしく死んで頂こうとするが、台座は部屋の一番奥にあるのにみんな入り口から離れようとしない。確かにそこにいれば一番に逃げられるかもしれませんが、封印は壊せませんよ?結局みんなで部屋の奥に行き、台座を壊す事になった。
出てきたNycristiは「時は満ちたのですね。では、後はみなさんに託しましょう。最悪の場合には必ず再封印して下さい。」と言っておとなしくPhylacteryごとBarlに壊された。

ついに最後のGuardianが死に、Ravagerの封印が解けた。ピラミッドから出てきたのは手足が10本あり、毛は生えておらず表皮は真っ赤、巨大なFalchionのような爪はとOrbのような目は真っ黒という体長30Feetもある巨大な獣だった。一度下がって他のGuardianと共闘するとか、罠にかけるとかするかと思ったが、そのまま戦いの火蓋は切って落とされた。


Initiativeを取った数人がMelee Attackで斬りつけると意外とACは低いし、Sneakも乗って、そこそこ効いているように見える。PLの間に「これはいけんじゃね?」という雰囲気が漂った時、Ravagerのターンになった。4本の前足が体の内部へ引っ込み、筋肉が盛り上がる。まるで巨大な猿のような姿になったRavagerの傷はもちろん全部治っているように見えた。そして、Brawler FormになったRavagerは全員をTrampleした。前衛は避けるのをあきらめてAoOし、いくらかのダメージを与えたが、Ravagerは攻撃した敵の血を吸ってHPを回復しているようで、Trampleが終わったRavagerは再び無傷の状態になっていた。急に絶望ムードになるPL達。しばらくするとRavegerはさらに変身し、羽の生えたライオンのような姿になると天井近くまで逃げ、BarlにGreater Dispel Magicの嵐を浴びせ始めた。

その後、回復されるダメージよりは与えるダメージの方が多く、少しずつRavagerの傷は増えていくものの、毎Round変身するRavagerのBrawler FormのFalchionのような爪(もちろん15からThreaten)で急所を切られたRavenが倒れ、Crawler Formの8回攻撃でEclipseが倒れた。Barlも動いてはいるもののどう見てももうミンチで、Flenzyが切れたら助かりそうにない。
このままでは押し負けると思ったGenovPastaはLimited WishとWishでRavagerのVampric Healing能力の封印をお願いした。
Genov 「I limited wish, Wish神さま、Ravagerの回復能力を全部止めて下さい」
Wish神「あん?そんなちんけなEXPでふざけんな。まあ初回サービスでVampric Healing能力を1Roundだけ半分にしてやろう」
これが効いたのを幸いに、PastaもWish RingからのWishで死んだ人を復活(HP75%で一人だけ)させ、さらにもう1Wish使ってVampric healing能力を完全に止めて押し切る作戦に出た。ZackがFlyer FormのFire Breathに吹かれて死んだものの、なんとか全てのFormのHPを削り切った。Ravagerは倒れた。

さて、Ravagerは倒れたものの、本当にトドメをさせたのかどうかよく分からない。TarasqueのようにWishをかけないといけないのか?
ちゃんとNycristiから教えてもらったはずなのだが、そんな事は全く覚えていないラッパンギャングはリアル30分以上グダグダ会議した(その間Ravenはずっと死体を切り続けていた)後、ScrollからTeleportを出してSasarineに戻り、墓場のBarlを復活させてRing of Limited WishからRavegerの倒し方を聞く事にした。
Barl 「I limited wish, Wish神さま、Ravagerにトドメをさすにはどうすればいいか教えて下さい」
Wish神「馬鹿だなあ、そいつもう死んでるぞ」
かくしてラッパンギャングは無事にRavagerを討伐したのだった。


3つのShrineを壊し、Ravagerも倒した。いよいよOrcus本人に手が届く。再度準備を整えて、一度は行きかけたLevel15の最奥部を目指して進んだ。準備中、PastaはGhaeleを呼んだが、Ghaeleが絶滅するのはいやだったのでBuffだけさせてさっさと送還した。GenovはTitanを呼んだが、別に絶滅してもいいやと言って最終決戦に連れていった。
Level15の一部はAbyssにつながっていた。骨が敷き詰められた通路を400Feetほど歩くと、これもまた骨で出来た巨大な玉座にOrcus様が座っていた。その脇にはお供のDemonが数体。
Orcus様はお約束通り「私の祝福のかかったお前達なら、私の配下になればSpecialなUndeadになれるぞ」と誘うが突っぱねられ(PC達「SpecialなUndeadって、あの変態Pixyとか変態Jesterとかだろ…。あれになるのはちょっと…。」)ついに最終決戦が始まった。
Barl, Eclipse, Yulan, Ravenの前衛陣がお供のDemonをあっと言う間になぎ払う中、Orcus様はTactics通りDivine Blast(Shrineを壊されているので出ない)とEpic Spell(Ravagerを倒されているので出ない)、最初の2Roundを無駄に消費した。その後Orcus様がWandを抜くと、Barlの持っていたDemonbaneがWand of Orcusの即死効果を抑止するFieldを展開した。これが無いと殴られる度にFort DC 40 or Die(not death effect)なのでとてもきつい。
ここで初めの悲劇は起きた。Wandを抜いたOrcus様はQuicken SpellからTurn Anathema(Pasta申請の卑怯Spell)とRebuke Undeadを使い、Genovの呼び出したTitanをControl下に置いた。その後すぐにTitanのRoundだったので、Full Attack圏内にいたZackがあっという間にミンチになった。
それを皮切りに次々と犠牲者が増えていく。果敢にOrcus様にMelee Attackを行うがSneakが効かず絶望するEclipseはOrcus様のBlasphemy(CL35)で死亡。空中にいたPastaもUpdraftしたOrcus様にWandで殴られて死亡。さらに、このころまでにBarlはGreater Dispel Magicの嵐を食らい、ほとんどのBuffをDispelされてしまっている。ラッパンギャング全滅の危機か?
とは言っても1対8。GenovがWishから死んだ仲間二人を復活(HP25%)させると多勢に無勢。Orcus様は毎Round Full Attackを食らわないように下がりながらStandardでSpell+Automatic Quicken Spell*2で攻撃&回復するが、徐々にHPを削られていった。特に遠距離から毎Round200ダメージぐらい出してくるZackのEmpower Purify Sprit Ice Orbが痛い。毎Round追いすがってMelee Attackしてくる前衛組の攻撃でも少しずつダメージが蓄積されていく。GenovPastaはMiracle&Wishを連発してOrcus様の行動を阻害する。
そしてついに、Orcusは倒れた。「忌々しいMortalめ。だが覚えていろ、私を信仰する人間がいる限り、私はまた666年後に力を取り戻すのだ!」なんと、とどめをさしたのはModernのSoul Bazookaだった。確かに毎Round地味に30点ぐらい削ってたんだけどね。さすが近代兵器。
Orcusを倒してもラッパンギャングはラッパンギャング。その場に落ちていた約5,000,000GPのお宝をかき集めてSasarineの町へと帰還するのだった。
 
 
使命を果たし、Orcusの呪いも解けたラッパンギャングは解散し、各地で好き勝手にやっているという。Orcus信者もしばらくは大きい動きはできないだろう。
 
 
 
どうか、もう二度と彼らのような狂った連中が現れませんように。
 
 
 


Orcusを倒した結果…。

・Orcusは666年間の間Prime Material Planeに直接介入する事が出来なくなりました
・OrcusのClericは666年間7th以上のSpellが使えなくなりました