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第14回セッションログ

拙僧の名はヌーメリケ=シメリー。
偉大なるイオ様のハイプリーストにして、現在キャッスルホワイトロック攻略で絶賛売り出し中のパーティ、スタビライザーズのリーダーである。
パーティのメンバー達は拙僧についてキモイだの悪そうだの言いたい放題であるが、拙僧ほど慈悲気品に満ちた者はそうはいないだろう。今回の冒険の記録を元にそのあたりしっかりと認識を改めて頂きたいものである。
今回の探索メンバーは拙僧の他、クロード、アマレット、ブリオッシュ、モーリンである。



さて、前回から引き続きドゥエルガーの城塞の攻略を進めていた我々スタビライザーズだが、ある夜、宿で寝ていたアマレット嬢の元へドロウのドレルク家の使いの者がやって来たのだそうな。
拙僧は偉大なるイオ様のため郊外に建設中である我が神殿にて就寝中であったため、翌朝伝え聞いた話であるが、その使いの者の言うところによると、ドゥエルガーの城塞を束ねるベジク家は、当代で城塞を築いてから後3代目であり、当主はとんだ腰抜けで我々の襲撃を受けて今現在逃亡の為の準備として財宝をかき集めているらしい。
また、ベジク家の者だけが扱えるアーティファクトを持っていて、それはアンデッドを操る王冠らしいとのこと。
財宝を持って逃げられては苦労が水の泡と、逃げられるまでの推定2日以内に決着をつけるべく我々は翌朝再びCastle White Rocへと足を踏み込んだのであった。


1日目


前回攻略した先へ進むと、階段の途中にドゥエルガーの彫刻があり、先頭でそれを見たモーリンが急に武器を取り落とし、続いて朦朧とした様子で階段の下方へと倒れこもうとしたが、拙僧の放ったフェザーフォールによって事なきを得た。
どうやらモーリンは魔法の罠にかかってしまったようで、階段の下には多くの敵が待ち構えていた。
敵は、通常より巨大なアウルベアと、その周りにドワーヴンディフェンダー達がおり、スウォームが飛び回り、それらの後ろからメフィットのソーサラーが呪文を撃つという陣形であった。
リア充2号−甲が爆発してスウォームにダメージを与えていたが、結局破壊された。
 慈悲深い拙僧はテレキネシスで捕まえ、サイレンスで呪文を封じたメフィットを殺しはぜずに生け捕りにした。尋問したが大したことは知らないようなので慈悲深い拙僧はそのまま開放してやった。



更に進むと、壁に手が入る程度の穴が開いており、その向こうにはなにやら箱のような物が見える。
しかし、こちらの壁に向こうの部屋へ通じるような扉は見当たらず、反対側へ回れないか壁沿いに歩いてみることに。
すると、四辻の手前にバリケードが見える。
バリケードの向こうからドゥエルガーの弩兵達が一斉に矢を放ってきた為、拙僧の賢明な判断により、ディメンジョンドアで我々はバリケードの向こうへテレポートした。
弩兵をクロードが切り倒していると、先ほどの壁の穴から煙が這い出て、人の形を成したと思えば、何時か戦ったヴァンパイア、ゴラハンその人であった。
ゴラハンは自分の剣の所在について尋ねてきたので、紳士たる拙僧は嘘など吐かず正直にはっきり堂々と、「売った」と答えた。
ゴラハンを倒した後、煙になって壁の穴へ戻ろうとするのでアマレットが壁の穴をストーンシェイプで塞いでコフィンへ戻ろうとするのを妨害していた。なんて性格が悪いんだ。



先へ進むと、八角形のホールに敵が待ち構えていた。拙僧の優れた洞察力により、敵の中央に座している像はアンデッドではない動く死体であることが明らかになり、後方に控える魔法使いは我々の内の誰よりも高度な魔法を使う事がわかった。
魔法使いに手こずりつつ、なんとか勝利を収めたが、ここで呪文等尽きてしまった為一度帰って出直すことに相成った。
この夜、拙僧は念願のポータブルホールを買った。


2日目


今日中に仕留めなければ、逃げられてしまうだろう。
そう意気込んで今日もドゥエルガーの城塞へ。
ヒューマンの聞いたこともない神格のカルティストが数人、何故か居て、いきなり殴りかかってきたので、返り討ちにし、慈悲深い拙僧はその内1人を殺さずに生け捕りにした。
しかし、そ奴は尋問に対し「殺せ」と乞うばかりであったため、親切な拙僧はその願いを聞き入れてやった。
慈悲深い拙僧は、たとえ敵であったとしてもこの場に亡骸を野晒しにしておくのはあまりに不憫と、昨日遂に手に入れたポータブルホールへとそれらを仕舞った。
我が神殿へ帰ったならばこれらの処置を行う心積もりである。



次の部屋には意味ありげなチェストが置かれており、アマレットが調べると魔法的な罠がかかっている様子。皆で部屋の外へ出て、リア充2号−乙がチェストを開けたところ、部屋の入り口に鉄格子が降りてきて、壁中の隠し扉からアンデッドの群れが現れてリア充を食い殺してしまった。
先程のヒューマンから手に入れたライトニングボルトワンドを鉄格子越しに撃ちまくってアンデッドを一掃し、箱を開けると呪文書が入っていた。



先に進むと自然洞窟になっているとろこへ出た。
そこでは鋭い牙を持つ巨大なトカゲが息を潜めており、我々の虚を突いて毒液を吹き付けてきた。
それらの内、一際大きな個体は拙僧の上品な口にも合うとてもよい珍味であった。



その後、多数のの部屋を探索したが、死者を祭る部屋や、大して戦闘能力の無い下っ端などが居ただけで特筆するようなことはあまり無かった。
油断しきったところで通路にまたバリケードを見つけた。
我々がそこまで突撃すると、敵は引いていく。いぶかしみながらも追撃しようとしたところで、敵ドゥエルガーの1人がレバーを倒すと、ガラガラと天井が崩れ落ちてきて、危うく死にそうになった。
彼らの死体もポータブルホールへと収められた。



そして遂に我々はボス部屋へと辿り着いたのだった。
そこにはアンデッドとなったコボース、たくさんのドワーヴンディフェンダー、あからさまな偽者の王、クレリック、そして常に不可視状態の3代目ベジクが居た。
ベジクは「誰の差し金だ?ドレルクか?」などと的外れなことを喚いていた為、公正なる拙僧は簡潔に、堂々と真実を告げた。「関係ない。我々に財宝を全て寄越せ。」
ベジクはアーティファクトに頼り切った情けない戦い方をしており、拙僧のテレキネシスで捕まった際には部下のクレリックに助けてもらっておきながら、負けそうになると一人隠し通路から逃げ出そうとした。
隠し通路の先へ拙僧と共に追撃したクロード、ブリオッシュによりベジクは打ち倒され、かくして我々スタビライザーズはドゥエルガー城塞の財宝を持ち逃げされることを阻止することができたのであった。



その後、拙僧はベジクが持っていたロッドを分配され、期待を込めてにっぎtロードリィマイトェ…
ブリオッシュはコボースを墓に戻し、その報酬としてScalemarと呼ばれるすごいロングソードを貰っていた。生前コボースが使っていた装備と同時に使うことで様々な効果を発揮するらしい。
コボースからは更に、ぺルターの遺跡に下層への道が封印されていて、アラインメントを持つ来訪者は近づけず、近づいてしまうと遺跡に囚われるらしいという話を聞くこともできた。