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AOW_007

The Champion's Belt (1)


  • Age of Worms

Mindflayerを倒してから3週間、ようやくEligosから調査結果を説明するという連絡が来た。夕食を食べながら聞いた説明は、しかし決して愉快なものではなかった。要約すると「生まれついた境遇のため、あるいは不幸なことがあったため、この世を憎んでいるものたちは、邪悪の神にとって信徒同様の精神的エネルギーの供給源となるらしい。Ebon Triadは、今の世を破壊してもう一度最初からやり直したいと考えるものたちの集団である。彼らにとってAge of wormsとは、今の世が破壊されて新しく始まる世の中のことを指す。人の世ではなく、節足動物のころから進化を再び始めようというのだ。」「そのためには、一度この世を完全に破壊しつくさなければならない。それを行うのがKyussであると信じられている。したがって、Ebon Triadの当面の目的は、Kyussの解放である。そしてそれは一連の予言を実現させることによって可能になると思われている。」

  • 予言

赤い災いが全土を焼き払い、多くのものが死ぬだろう。
不具の王が牢獄から抜け出し、力ある者とて恐れることとなるだろう。
火吹き山の町で、空と地が割れ、大いなる災いが訪れるだろう。
虫にまみれた死人が墓より目覚め、丘と沼をを徘徊するだろう。
戦場の王がその栄光をもって、町に死をおくるだろう。
暗黒の僧侶がささやかれしものの腕をつなぎ、失われたものを求めて旅立つだろう。
長い間止んでいた嵐が、再び世に現れることとなるだろう。
三つに分かれた魂が、再び一つとなり、強きものに破滅が訪れるだろう。
虫の世が現われる前夜、堕ちた英雄が虫の王を暗黒の寺院へと呼び出すだろう。

  • Point of no return

Eligosはそこまで説明すると、次のように問うた。「邪悪な企みがあるときには、必ずそれを阻止する力が働く。それが世の中の仕組みというものだ。私にとっては、君たちがその力なのではないかという気がしてならんのだ。どうだ、君たちにこの任務と責任を担ってみる気があるかい?」パーティはそれにもちろんと答える。

  • 力の試練

Eligosは大きくうなずき、「では君達がそれにふさわしいかテストしてみるとしよう」と切り出した。最初の試練はサンドゴーレムと戦うというもの。しかし、Galliの活躍によって簡単に解決した。

  • 決断の試練

次に行ったのは決断の試練。確実ではない状況で正しい道を選ぶことができるかを問われた。ヒントを与えられたあと、2枚のカードからあたりを引くだけという簡単なテストだ。だが、ヒントに気づいたものは一人もおらず、あたりを引いたのはTangentだけだった。(DM note: TangentはこのときNPCだったから自動的にあたりを引いたことになった)

  • Champion's Belt

決断の試練に合格できなかったため、一行はEligosから修行を命じられる。それはKaityというEligosの友達から紹介された仕事であった。KaityEkaymというバードを一行に紹介する。Ekaymの説明では、彼の妹が行方不明になっているという。話によれば、いなくなる前に付き合っていた男はLoris Raknianという闘技場を取り仕切っている男らしい。EkaymはパーティにChampion's Beltに参加して、闘技場の内部から妹の行方を捜して欲しいとのことであった。パーティはそれを快諾する。

  • Apostolic Scroll

なお、EligosはLoris RaknianがMindflayerから買い付けたというApostolic Scrollの説明もしてくれた。このスクロールはKyussが自ら書きとめたといわれるもので、恐るべき巨大UndeadのUlgurstastaを作る方法が書いてあるらしい。AlendyはUlgourstastaのことを知っていたらしく、「絶対に使わせないようにしなくちゃ」と決心した。

  • 開幕式

Champion's Belt開幕式のあと、立食パーティをすませると一行はそそくさと闘技場の地下宿舎へと戻った。地下宿舎はもともと天然の洞窟を利用して作ったものらしく、奥のほうへ穴をつたっていける構造になっていた。AlendyUthlahiが斥候して洞窟の奥へと探索に向かったが、大量のGhastに不意打ちされてあえなく捕虜に。他のメンバーに救出されてことなきを得た。

  • 一日目、昼

Champion's Belt初日は、4チームによる集団戦闘だった。TangentのBlack Tentaclesが大活躍し、難なく勝ち抜けできた。

  • 一日目、夜

敗者は追い出されるため、地下宿舎は昨日ほど人でいっぱいではない。隙を見て、再度洞窟の奥へと向かう。地下水脈をなんとかさかのぼり、闘技場のど真ん中の地下部分までやってきた。そこから竪穴(ごみ捨て穴?)をさかのぼって上に上がると、そこには見たこともない変なデーモンが。ぼろぼろにされて退却。


  • 二日目、昼

エキシビジョンがあっただけで、今日は戦闘はお休み。夜に備えて休憩した。

  • 二日目、夜

再度洞窟をさかのぼってデーモンと対決。なんとか退治し、奥にいたティーフリングの僧侶も一緒に退治した。ティーフリングの部屋には、Ekaymの妹と思われるゾンビがいたが、Galliの神々しいまでのTurn undeadで塵となってしまった。
 
ティーフリングが使っていただろうと思われる祭壇には、Apostolic Scrollがおいてあった。そこから緑色の光線が隣の部屋へと続いている。おそるおそる隣の部屋を覗くと、そこにいたのは輝く光の球体につつまれた超巨大な芋虫だった。

(つづく)

名台詞

  • 「Band of Concordanceはどう?」 - Alendy。Champion's Beltの登録名を決めるときに。
  • 「君たちは、戦闘は何とかなるが頭はイマイチだな」 - Eligos。決断の試練に失格しまくったパーティを見て。