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20230908

  未知との遭遇

アガリオンを求めて

一旦街に戻って救出した人々や途中で捕虜にした警備兵を降ろした後、シャンと共に原住知生体(アガリオン)を探しに行くことにした。
アガリオンの居住地はシャドウシーというところと推測される。シャドウシーは天然のダークネスがかかっている不思議なエリアらしい。
アガリオンはそこに群生していると思われるので、おそらくは集合知性が発生しているはずだという。
シャンの話ではアガリオンの主食は海藻だというので、捕食のために襲われる可能性が低そうなのは幸いだ。

警備隊から奪った潜水艇で3時間ほど移動するととシャドウシーに到着した。
確かに暗いが、サンゴ礁や海藻が発光しているので完全な暗闇というわけではない。これは助かる。とは言え視界は60フィート程度しかないようだ。

深海の生存競争

アガリオンの居住地を探しながら奥へ進んでいくと、前回も高速潜水艇を破壊してくれた巨大クラゲがまた出てきて襲われた。
幸いイニシアチブが取れたのでダッシュで逃走を試みる。しかし暗闇で見えていなかった巨大な生物に追突して逃げ損ねてしまう。こいつはクラゲよりさらに大きく、見た目は足のない水棲ドラゴンの様な感じだ。見るからにヤバそう。
当然クラゲも追ってきた。前門の巨大水龍、後門の巨大クラゲ。大ピンチである。
しかし運よくウバタマの放ったColor Sprayが水龍に効いたのでStunしている間に上手く逃げだすことに成功した。
後ろを振り返ると水龍はこちらを無視して逃げ出した巨大クラゲを追いかけて行ったようだった。まあ確かにあっちの方が食いごたえがありそうだ。恐るべき大自然の弱肉強食。

アガリオン

更に進むと海藻が群生して森みたいになっている広場に着く。ここは様々な生物も多くいるようだ。
すると潜水艇が突然動かなくなった。どうも何かにエネルギーを吸い取られたようだ。原因は良く分からないが魔法的なトラップがあるのだろうか?
帰りをどうするかはとりあえずおいておいて付近を探索することに。宇宙服の生命維持装置は7日ぐらいは大丈夫なので、その間にどうにかするしかない。
 
すると向こうからウナギの群れがやって来る。どうやら思ったよりも簡単に目的のアガリオンと接触できたようだ。
彼らは群れの隊列を色々変えながら寄ってくる。あれが彼らのコミュニケーション手段なのか?と言っても現状では解読している暇はないので、ウバタマがテレパシーで話しかけると返事があった。
彼らは我々が森を破壊している存在か聞いてきたが、そいつらとは違うという事を説明して理解してもらえた。
とは言え完全に信用してくれたわけではなさそうだったので、何か困っていることが無いか尋ねると。森を破壊しているマシーンを止めて欲しいとのことだった。

怒りの群れ

話をしていると別の群れがやってきて情報交換をしている。アガリオンは1匹が1つの感情や情報を持っているので、情報交換の時は群れの間で個体を行き来させるようだ。なかなか面白い生態である。
新しくやって来た群れの話だと、どうやら緊急事態が発生したらしい。
なんでも彼らの群れの一つが侵略者に対する怒りや恐怖といったネガティブな感情に支配されてしまい暴走してしまったようだ。彼らは1匹1匹は極めて単純な思考しかできないので、群れ全体が一つの感情に染まってしまうともはやそれ以外の事は考えられなくなってしまうのだ。落ち着かせるには外部から働きかけるしかない。
とりあえず点数稼ぎのために協力を申し出て一緒に暴れている群れの所に行く。すると広場になっているところがあって、真っ赤になった群れが暴れまくっている。
この広場には彼らが長い長い年月をかけて作った芸術品があって、何とかこれは守りたいらしい。
彼らの性質からして群れを散り散りにしてしまえば思考能力が低下して暴走が止まるのではないかと方針を立てたが、アガリオン達は大変脆く手加減しても死んでしまうので、なんとか1体ずつ捕まえては群れから切り離す方向で対処することにする。
数が約200匹程度と多いので焼け石に水だったが、捕まえるために寄っていったメンバーが攻撃されている間に周りの他の群れが説得したり、ウバタマがColor Sprayしたりして減らしていく。
意外とスウォーム攻撃のダメージがでかくて大変だったが、作戦は悪くなかったらしく、なんとか分割して大人しくさせることに成功した。
アガリオン達は極小の被害で事を収めてくれたことに大変感謝して、彼らが作った芸術品をお礼としてくれた。これは彼らが凄い時間をかけてスターメタルを砂で削って作った芸術品で10000クレジットぐらいの価値がありそうだった。

観光用って本気ですか?

アガリオン達によるともう1つ頼みがあって、外来種として持ち込まれた凶暴なイカがいるのでそれを何とかして欲しいとの事。まあ心象はいくら稼いでも良いのでこれも引き受けることにする。
シャンが噂で聞いた話だと観光用にすごく綺麗なイカを放したらしいので、それの事じゃないかという事だ。
ウバタマの知識だと、このイカは普段はハイドインプレインサイトで隠れていて、不意打ちからGrappleして酸を吹きかけてくる危険な生き物らしい。
……普段隠れてるのに観光資源になるのだろうか?担当者は仕事が適当すぎる。
イカが住み着いたというところに行くと襲ってきたので無事に退治した。自分より大きな生物に躊躇なく襲い掛かるとは確かに狂暴な生物だ。
あと、見た目はかなり地味だった。……観光用??

キュリオシティー/リスク/筋トレ

もどると彼らは感謝はしているものの、あまりにも生物としてかけ離れているためかまだ信頼して良いか悩んでいた。
そこで「アイデア/トラスト/コミュニケート」を担当している群れが1つ提案してきた。
テレパシーの使えるウバタマを群れに加える試みをするというアイデアだ。そうすれば彼らの群れ同士が情報交換を行う時のように、お互いを理解しあえるのではないかという提案だ。
早速試してみたが、ウバタマはあまり適性が無かったのか上手くなじめず追い出されてしまった。
仕方ないので次にフォウが試してみる。これは上手くいき、フォウを加えた群れは見事「キュリオシティ/リスク/筋トレ」にアップデートされ、アガリオン達の間で筋トレが流行りだした。うーん、カオスな光景だがまあ良しとしよう。
彼らは筋トレという新しい概念をもたらしてくれたお礼としてBag of Holding相当の魔法の袋をくれた。魔力を帯びた海藻を編んで作ったらしい。手もないのに器用なことだ。
これでアガリオン達もこちらを信頼したのか、聖なる場所であるピンクストーン洞窟を教えてくれるという。
ピンクストーンは機械の働きを阻害する効果があるので、これを利用して伐採マシーンを止めて欲しいという話だ。

  深海の戦い

ピンクストーン洞窟その他海底の危険

一晩休んでピンクストーン洞窟へ。
洞窟は聞いていた通り空気があり、ピンク色に発行する魔法のサンゴが中央にある。これがピンクストーンのようだ。サンゴは一定間隔で点滅している。
そこにはヒュージなウォーターエレメンタルもいて、ピンクストーンを守っていたのか襲ってきたがタコ殴りにして倒した。
ピンクストーンを持って帰るとアガリオンは喜び、伐採マシーンの所に案内してくれた。
 
海底はかなり歩きにくく苦労したがどうにかこうにか進んでいく。
途中に大きな裂け目があり、そのふちに生えている海藻はみんな裂け目の方に向いて育っている。
アガリオンの話だと、この裂け目の底には巨大な生物がいて息を吸ったり吐いたりしているという伝説があるらしい。。
伝説の真偽は分からないが、現在はかなりの速度で吸い込まれるようだ。
検討した結果、泳ぎの得意ではないものもいるため、Dimension Doorでスキップすることにした。
 
更に進んでいくと、超巨大生物の骨があった。肋骨がトンネルの様になっている。
骨は何故か光っていて、それを見たタイタスとチューファとシアンとふらふらと寄っていく。
トンネルの中には鋭いトゲの生えた海藻が生えていて、これに傷ついて大ダメージを負ったがそれで正気に戻ることができた。
正気に戻ったところで奥を見るとその生物の心臓?と思われる巨大な光るものがある。
金になるかもとチューファが近づくとなんか心臓から謎のバイブレーションがオーバーカムしてチューファを平和の意思で満たした。
おそらくこの生物の霊がミーディアムであるチューファに感応したとかなんとかだろう。結論としてチューファのChaが2上がった。

伐採マシーンとドラゴン

伐採マシーンの所までやってくる。伐採マシーンは非常に巨大で、何本ものアームを使って海藻の森を刈り取っている。
アルマトランがピンクストーンを使ってみると、なにか魔力は放射されたっぽいが特に伐採をやめるわけではない、効いてないのか?
魔法学とかのないフォーは何も考えずにぶん殴り始めるが、デカすぎてあまり有効ではないようだ。とは言え他にできることもなさそうなのでセンサーなど壊しやすそうなところを地道に破壊していく。
チューファが資材と間違われて収穫されそうになったりしつつも、みんな思い思いの方法で止めようとしていると、パトロールがやってきた。まあ警報ぐらいなるか。
というわけで戦闘開始。
一列に並んでいたのでフォーメーションライトニングだーって嬉々として突っ込んでいったチューファがライトニングボルトで大ダメージをだすが、その後袋にされて倒れる。まあ伐採されかけてHPも減ってたしな…。
その後、ボスのドラゴンまで参戦してくる。
ドラゴンは手元の端末でマシンを操作して攻撃させたりブレスを吐いたりで大暴れし、その結果チューファが死んだり、シアンとウバタマがセラムを飲んで何とか命をつないだり大変に苦労したが、ドラゴンが後衛をメインに攻撃している間に前衛達が袋叩きにしてなんとか勝利した。
ライトニングボルトで大ダメージを受けていた雑魚達が割と早期に片づけられたのが幸いだった。チューファ、君の働きは無駄じゃなかったよ。
その後邪魔者もいなくなったのでゆっくり伐採マシーンを止めてチューファの死体をもって街に戻った。

  決死の逃走劇

ネゴシエイター追撃

街の様子を探るとアットホーム特急便は指名手配されたりはしていないが、オリファウントはグラヴィティロックが掛けられていて出航できないようになっている。
グラヴィティロックを破壊することは不可能ではないが、流石に見つかってしまうだろう。
どうしようかと悩んでいると、ニーヴァがコンタクトを取ってきた。
ニーヴァはアットホーム特急便を助けるか決めかねていたようだったが、そう言えばあいつらそこそこ人助けした事もあったなと思い出したで脱出の手助けをしてくれることにしたのだという。
ニーヴァ達が他の所で騒ぎを起こしてくれたのでその隙にグラヴィティロックを破壊して無事に出航することに成功した。
 
しかし、その後自分たちが逃げる囮にするためにオリファウントの居場所をチクりやがったので、ネゴシエイターに追いかけられる羽目になった。
当然全く勝目が無いので逃げの一手でかろうじて逃走に成功する。シールドをグレードアップしといて良かった。

  エピローグ

その後8日かけてアブサロムに戻り、ファンが調べたアガリオンのデータを基にE.J.Corp.のエンサ開発について告発する。
その結果エンサの開発は一時中断し環境影響について再調査となったようだ。これでアガリオン達の生活も当面は安泰だろう。

顛末をタリカに報告するとタリカはそっけない態度だったが実のところかなり感謝しているようだった。
更に、オリファウント奪取時に見つけた機密データの解析ができたという。
その内容によると、ディエスラ副社長の所属するカルトでは信者たちから集めた財宝を積み込んだゴールデン・コマース・バージという船を定期的に作っているらしい。
この船を信者内でオークションにかけ、競り落とした人物は財宝を売りさばいて一獲千金という儀式を行うための船だという。
ただ、財宝を積んだ船は当然狙われるため、オリファウントはその空間拡張技術を用いて一見小さな輸送船に見せかけるという目的で開発された実験船だったのだ。
この資料にはゴールデン・コマース・バージの情報がかなり含まれていたため、これを利用することでゴールデン・コマース・バージに潜入するためのIDなどを偽造できる。
これを使ってゴールデン・コマース・バージの乗っ取りを狙わないか?という案らしい。もちろん犯罪行為である。
アルマトランやフォーはあまり乗り気ではなかったが、チューファ、シアン、タイタスが乗り気だったため結局押し切られ、アットホーム特急便の面々はタリカと一緒にゴールデン・コマース・バージ強奪の計画を練り始めるのだった。
 
To be continued...