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EP6

  E-ラーニングの時間

今日はヴェスカリウム帝国のお勉強。
ヴェスカリウム帝国は拡大主義の軍事大国。スウォーム戦争で共闘した流れで今はパクト・ワールドとも通商状態にあるが、所謂悪の帝国気味なのでStarfinder協会とは時々もめる。
主な構成員のヴェスクはトカゲみたいな見かけだが、征服した星の原住民を取り込んでおり、様々な種族が暮らす巨大帝国だ。
そのせいで帝国は一枚岩ではなく、帝国に忠実なヴェスク人、帝国に批判的なヴェスク人、帝国に従う被征服種族、帝国に反旗を翻す原住民などなどが入り混じってなかなか混とんとした情勢らしい。


 お仕事の時間

勉強が終わるとヴェスクのラダスザムがやってくる。どうやらエンシェンツ指名の仕事があるらしい。
E-ラーニングで学んだばかりのヴェスカリウム帝国の主星系、ヴェスク星系のヴェスク6で勝利祭というのがある。
Starfinder協会の代表としてこのお祭りに出席してほしいのだそうだ。
これはヴェスカリウムの記念的な祭典で、ヴェスク6の地上ではなく軌道上のシアターシップで開催される。ヴェスク6の原住民のプロニウスは猫の様な特徴をもった人型種族だが、あまりヴェスカリウム帝国の支配を快く思っていないものが多く、かなり政治的にセンシティブな状態にあるらしい。
そういうところでのお祭りなので、言動には細心の注意が要求されるが、エンシェンツであれば古代人コスプレの変人集団という触れ込みなので、多少の阻喪は見逃してもらえるだろうという目論見の様だ。古代人なのは事実とは言え失礼な話である。
もう少し細かく聞いてみると、我々に期待されているのは、祭典に出席しているVIPに対してStarfinder協会は友好的だとアピールする事。
また、これからは対話の時代なので騒動は起こすなと釘を刺される。ただしトラブルがあったら解決に尽力して協会の実力を示す事。
それからラダスザムの忠告だと惑星の呼び方はセンシティブなので注意しろとのこと。
ヴェスク人は極めて実利的なので惑星の名前はヴェスク6といったそっけない物なのだが、この呼び方は帝国の支配を快く思わないプロニウスの神経を逆なでするらしい。また逆にプロニスというもともとの呼び名で呼ぶと、熱心な帝国派に不穏分子とみなされかねない。めんどくさい連中である。

 パーティーの時間

豪華な招待状をもってヴェスク6に向かう
ヴェスク6は重力が標準の3分の1で熱帯のジャングル惑星らしい。
軌道上を周回する巨大な船とドッキングする。停泊したマンタ君の隣にはヴェスカリウムの軍艦もドッキングしている。
すると軍艦から通信が。
送信者は Tassada Kor という名前のヴェスク人でこのお祭りの責任者らしい。
当たり障りのない歓迎のメッセージの後、プロニス解放戦線がこの祭りを狙ってテロを画策しているらしいという爆弾をぶっ込んできた。
制圧しようにもVIPらもいるので軍による突入は難しいので、Starfinder協会の協力を頼みたいらしい。
ついでにプロニス解放戦線のエージェントの活動の証拠をつかむのもできれば。
まあ、こちらとしては命令を聞く義理は無いのだが、実力を示す機会でもあるので、できる範囲で頑張りますと流しておく。

パーティ会場は豪華で、会場の一角にコンサートステージが作られている。
スケジュールによるとMiyuというプロニウスのアイドルのコンサートが予定されており、それがパーティーの目玉らしい。

Starfinder協会からの情報によると特に重要なVIPは3人いる。
1人目は Teret Cahan というプロニウスで、ヴェスク6出身ながらヴェスク3の指導者となった異色の人物だ。ヴェスカリウム帝国では唯一のヴェスク人以外の指導者であり、敵も味方も多い人物である。見かけによらず小さくて可愛いものに目が無いらしい。
2人目は Kavardroz というヴェスクで、これはここヴェスク6の指導者である。まあ典型的な保守的ヴェスク軍人といったところか。ハイテクなギアが好きだという話だ。以前エンシェンツに取材したディレクターとキャスターが取材している。
3人目は Miyu というプロニウスで、最近マジカルリボンというシングルで大ヒットを飛ばした宇宙アイドルである。また公然とプロニスのもともとの文化を称えるなど、反帝国的な活動が見られる。なかなか攻めた人選であるが、それだけに帝国からの融和路線をアピールするには良いのかもしれない。
VIP達は大勢の人々に囲まれており、に挨拶するのは順番待ちが大変そう

ジグ

バックルームを見に行こうとしたがスタッフに止められる。ここはMiyuの控室らしい。諦めて引き返してパーティー会場を見て回ると魚の踊り食いの所で険悪な雰囲気になっている、踊り食いを試す。暴れ方がすごい。
ネコ頭が話しかけてくる。踊り食いに興味を持ってくれたのがよかったらしい。特に話はつづかずそそくさと去ることにした

インテグラ

いろいろと一般参加者と世間話をして情報を集めると、VIP3人はそれぞれ仲が悪いようだ。さもあらん。
また、VIPというわけではないがその3人を全員嫌っている派閥もいる事に気が付いた。
VIP3人は立場は違えど全員一応穏健派なので、同じ派閥の過激派の中には敵視するものも少なくない様だ。

エスジール

Teretが小さい物好きらしいので挨拶に行く。Teretはエスジールを見るとかなりの興味を示した。
型通りの挨拶をして会話していると、Starfinder協会の方針について質問される。
エスジールがどうせこの時代の人間には分かるまいと思ってEvolurion Surgeを使ってアディオスにDiplomacyボーナスを得て交渉しようとすると、普通にばれてしまう。
幸いTeretは起こったりしなかったが、呪文に興味があるらしく色々と質問されて、辺境の星の技だと誤魔化す羽目になった。
Teletはヴェスカリウムの中で出世して、ゆくゆくは帝国をもっと大きくしてみたいらしい。帝国歓迎派という事だろうか。
会談は友好的な雰囲気で進んだ

キャリバー

こっそりとジグが諦めた楽屋に向かう。首尾よく中に入るとここはMiyuの楽屋になっていて、かなりの数のスタッフが忙しそうに働いている。
幸い見とがめられたりはしなかったので、武器などが隠されていないか探すが怪しいものは見つからなかった。
スタッフのパスを見つけたので拝借しておく。スタッフに不審な動きをしている人はいない。

ラニ

Kavadrozに挨拶に行く。Kavadrozは武闘派。スターファインダーになって宇宙生物と戦うのにちょっと憧れがある。戦闘マニア?
ヴェスク6の観光を進められる。HPが高くていろんな毒をもったモンスターがいるらしい。
会話はそこそこ弾んだが、特に感銘を与えた様子はなかった。

アレクシス

Miyuに挨拶に行く。相手に合わせてプロニスを褒めるような感じで挨拶すると気を良くしたようだった。
プロニウスの独立に関する協会のスタンスを問われて無難な回答をしておく。
友好的な雰囲気で終わった。


 騒動の時間

ヴェスカリウム軍のジェックスから通信が入る。
狼の様な生き物が暴れているので止めてほしいとのこと。

案内に従っていくと狭い通路にウルフっぽい生き物が3体いる。
ウルフはとげとげしていて近接攻撃するととげが刺さりそう。
トゲからは毒の鱗粉を巻き散らしており、吸うと平和的になって攻撃が鈍る毒。
更に噛み付きしてグラップル&平和毒をアレクシス&ラニにぶち込む。
アレクシスが大分かじられたが前衛はとげをひょいひょい避けたのでそれ以外には大きな被害は出なかった。
倒したトゲウルフをインテグラがアンデッド化して手駒に。

そのまま隣の部屋を調べる。トゲウルフはそこから出てきたらしい。
ここは本来は空調などをコントロールする部屋。
そこには箱が3つあり蓋が開いている。トゲウルフはこれで持ち込まれたのだろう。
箱の中には鎮静剤の一斗缶と鎮痛剤の小瓶が落ちている。この2つを同時に使うと混乱してしまうとの注意書き。
周囲には薬が散乱した様子が見えるので、おそらく何者かがこれをトゲウルフに塗ったか何かしたのだろう。
お約束通りコンピュータの端末が落ちていたので、ラニがコンピュータを調べると通信記録を発見した。
プロニス解放戦線からのメッセージで、最初はガスを撒いてアピールする感じの計画だったがそれは中止されて、最新の計画はエージェント03を暗殺するものらしい。
エージェント03は銀河に名高い歌手という事なのでMiyuのことだろう。
Miyuの暗殺をヴェスカリウム帝国に擦り付ける計画か?
インテグラのサイコメトリで見えた映像もそんな感じだった。
端末は証拠品として押収。

 クライマックスの時間

タイミング良くコンサートが始まるようなので、急いでコンサート会場に向かう。
なんかMityuは呪文?で巨大化してステージに登っている。ヒット曲マジカルリボンを歌おうとしているところの様だ。
そこにステージの裏から2人の武装したプロニウスが爆音とともに出てくる。
なんか律義に自己紹介するには、Captain Jiira と副官の Zineye というらしい。
「Miyuは俺たちに嘘をついた」と言って攻撃を開始する。
更に天井や噴水に仕掛けられていた爆弾が爆発して大騒ぎに。
しかしMiyuがステージの上から避難指示を出すとパニックは収まって避難が始まる。

そもそも2人しかいなかったのと、Captainのセーブが悪かったので特に良いところもなくやられた。
Captainはデータパッドを持っていたがあまり重要な情報は入っていなかった

 後始末の時間

流石にパーティはお開きとなり、一般参加者は帰っていった
Tassada Korの部下が調査をしている
Korさんから通信が入り礼を言われる。Kor的にはまあまあの結果の様だ。最悪の事態は避けられた。

Miyuから呼び出される。
話に行くともともとはMiyuも一枚かんでいたらしい
最初はコンサートの時に薬を撒いてハッピーな雰囲気にするだけの計画だったが、なぜか暗殺するという計画になったらしい、過激派の暴走か?
で、本題だが端末の中にMiyuがエージェントである証拠があるので、それをKorに渡さないで欲しいらしい。
Miyuが捕まると反帝国感情が悪化して、活動が過激化する恐れが高い。
あまりどっちにも肩入れしたくなかったので、落としどころとして一人2500gpの報酬で端末を引き渡すことになった。まあ過激派に恨まれても困るし、Kor に関してはまあ鎮圧には協力したのだからモンクは無いだろう。

その後Korがやって来たが、適当に誤魔化して端末は渡さなかった。Korは証拠が見つからなくて失望したらしく、人を野蛮人呼ばわりして帰っていった。失礼な奴だ。
その後はヴェスカリウム帝国の観光をしていく事になった