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AOW_010

A Gathering of Winds (2)


  • 赤い滝

当面いける場所は全部調べて回ったことと、Shadow Spiderの言っていた「地下から来た人型に宝を奪われた」を勘案し、おそらくこの祠にはさらに地下へいける通路があるに違いないと考えた一行。祠の内部を流れる赤い川の水が流れ落ちていく大きな竪穴が怪しいと考えた。UthlahiがDarkvisionをかけてArcane eyeを偵察に飛ばす。すると、竪穴の下100ft.くらいの場所に流れ込んだ水が作った大きな池を発見した。池の水はさらに別の場所に流れており、まだ先がありそうだ。そのときArcane eyeは、池の水の上空を飛ぶ1体のフルプレート(?)の男を発見した。男は両手に持ったロングソードをこすり合わせて衝撃波をArcane eyeにぶつけ、破壊してしまった。

  • Wind warrior

「Wind warriorだ。」Uthlahiは過去の嫌な経験を思い出した。衝撃波攻撃でかなりひどい目にあったことがあるのだ。話せば分かるかもしれないということになり、Auranが分かるAlendyGustonを護衛につけて交渉に行かせることになった(移動手段はAir walkなど。)地下の赤い池の上空までくると、Wind warriorが2体飛んできた。Alendyが通行の許可を求めると、それには応えずにWind warriorが次のように言った。

ここはWind dukeの墓所。強力な魔法の品が主とともに眠っている。この世に危機が訪れた時、それらが救世主の手に渡るよう、われらはそれを守護する。お前は、それを知ってもここから先へいく覚悟があるのか。


「もちろんだ」と流れで応えるAlendy。すると、Wind warriorはきえるように飛んでいってしまった。「本当に?」とやや自問するAlendyだったが、言っちゃったものはしょうがない。

  • 洞穴の奥

パーティの待機する場所まで戻り、事情を説明した後、全員で洞穴を下に下りることになった。おぼれないように鎧を脱ぎ、Fether fallを有効に活用しつつ、洞穴を下りること2時間、ようやく巨大な地下の空間に出ることができた。そこには、3人の男がおり、赤い川から岸へと這い上がる一行をみて声をかけてきた。

  • 地底人

この男の名前はMoreto、他の2人は従者だとのこと。地底にあるWhite Kingdomの貴族だという。Age of wormsの噂を聞き、地上を目指して軍を派遣するべきだと王に進言したところ聞き入れられず、それならばと単身ここまでやってきた。地上に行く途中、Shadow spiderのFlycatcherに邪魔され困っているという。また、Flycatcherの言ったとおり、MoretoはSeal of Lawを持っていた。もしパーティがFlycatcherの仲裁をしてくれるなら、Seal of Lawを渡してもかまわないとのこと。一行はそれを受け入れることに。

  • 再び上へ

Moretoとその従者は、連れていたRoper4体を運搬車代わりにして洞穴を上によじ登り始めた。一行は簡単にDimonsion doorで最初の滝までもどり、そこでMoretoの合流を待ち、Flycatcherのところへ向かった。

  • Seal of Law

Moretoは約束どおりSeal of Lawを渡すことになった。そのとき、「本当にこれをあのクモに渡すのか?あいつはこれを使ってここの墓荒しをするつもりだぜ」と不穏なことを言った。FlycatcherもSeal of Lawを受け取りながら「本当にあの男を地表にいかせてやるのか?あいつはきっと地表の生き物を根絶やしにするつもりだぜ。」と穏やかでない。どっちの言うことも信じることができないので、どっち側にもケチをつけられないという論理矛盾に陥りながら、結局MoretoにはDiamond Lakeの人たちに危害を加えないようにお願いだけしてみることにした。

  • True Ghoul

そんな約束を守る気のないMoretoは、お供につれてきたRoperを盾にして、そそくさと祠の出口の方へ逃げていった。Diamond Lakeに家族を残しているGustonTangentはこれを看過できない。Dimension Doorで祠の入り口へ飛び、Moreto一行を待ち伏せすることにした。

  • Zombie Ropers

MoretoはRoperを前面に出して戦闘に挑んできた。本来Roperはパーティが戦って勝てる敵ではないのだが、よく見ると全部ゾンビーだった。大幅に弱体化しているRoperは、TangentのBlack Tentaclesで絡め取られてしまった。Moretoは低レベル魔法無効化の呪文で自身を守り、特殊能力でGreater Shadowを召喚していやがらせを試みる。Shadowは巨大化したGalliが成仏させ、Moretoを守っていたMohrgはパラライズ能力で主人を守ろうとしたが、Freedom of movementがかかっているGustonGalliにたたき殺された。

  • Moretoの復讐

MoretoはTangentによって唱えられた2つ目のBlack Tentaclesから抜け出ることができず、いやおうなくGalliに粉砕された。True Ghoulの貴族が持つ特殊能力をつかい、Spectreとなって復活したMoretoは憎むべきGalliをEnergy drainしようとするが...本日最初の奇跡的な幸運によって攻撃をよける。Spectreに2ラウンド目はなかった。

  • Flycatcher

パーティはヘトヘトになってFlycatcherのところに戻り、Dimonsion Doorを使った都合上置いてきぼりとなったUthlahiと合流する。Flycatcherは、Seal of Lawを使ってIcosiolの墓に入り、取ってきて欲しい宝があると持ちかける。それ以外の宝は自由にしてよいそうだ。了解したパーティであったが、リソースが尽きているので一旦休憩させて欲しいと相談したところ、そんなに疲れているならパーティを倒して宝を奪ったほうが簡単だと判断したFlycatcherによって突然襲われてしまった。大変な努力により、なんとか撃退する。

  • すっからかん

MoretoとFlycatcherとの連続戦闘で全ての呪文を使い果たしたため、キャンプを張ることに。幸いFlycatcherがいた部屋は広々としていて居心地がよさそう。ところが、深夜にElder Xorn2体に襲われることになる。Xornのすさまじい攻撃により、Tangentは立ち上がる間もなく瀕死に。続いてAlendyが倒れ、Gustonも奮闘のすえ倒れた。Finaは仲間を治療して飛びまわるが、Xornの3本の腕に乱打されて血まみれに。UthlahiがHit&Awayで小さいダメージを与えつつ、Galliが本日2度目の奇跡的なよけ技をみせて敵の攻撃を引き受ける。かなり危なかったが、なんとか退治することができた。

  • Icosiolの墓所

次の日の朝、回復したパーティは洞穴をもぐって真の墓所へと向かう。Seal of Lawを持っていなかったときには分からなかった通路を発見し、奥へと続く長いのぼり階段へとたどり着いた。そこで待っていたのは6体のWind warriors。しかし、これらは問題なく退治できた。

  • 試練の場

登り階段を上がりきったところには大きな鉄の扉が。Seal of Lawをかざすと扉が開いた。そこは、床のない部屋があった。下はどれだけ距離があるのか分からないくらい深い穴だった。三方は壁となっており、他の扉は反対側の壁に1つだけ。その扉の前には申し訳程度の足場があった。その足場まで、微妙な距離ごとに太い縦置きの柱が「この柱の上をジャンプして渡りなさい」といわんばかりに配置してある。ジャンプは怖いのでAir walkを試したところ2体のAir Elementalが「インチキは許さん」とあわられてお仕置きをされてしまった。

  • Icosiolの墓

試行錯誤の挙句、Uthlahiが部屋の中央の天井にある隔し扉を発見し、Icosiolの真の墓への道筋を見つけた。棺には人型のレリーフが彫られていた。その差し出した手のひらにSeal of Lawを置くと、棺が開けられる状態になった。やった宝だ!と喜んだのもつかの間、隠れていたOculus demonに奇襲を受けることとなった。

  • Oculus demon

Oculus demonはフリーアクションでsickend/panicked/unconsiosへと状態変化させる(DC25の)光線を撃ってくる凶悪な敵。しかも麻痺のgazeも持っている。結局散々な目にあい、一旦完全撤退することに。散々検討した結果、Greyhawkにテレポートしてスクロールを買出しして、再度チャレンジすることになった。

  • Antimagic field

戦闘の基本戦略はAntimagic fieldにこもってちくちく弓矢で攻撃すること。Oculus demonはじれて接近戦を開始したが、やはり多勢に無勢、最終的には倒されてしまった。

  • 世界の運命は君に

Icosiolの剣と指輪、さらにはかの有名なRod of seven partsを手にして達成感を味わうパーティ。墓を去るとき、頭の中にIcosiolの声が響き渡る「世界は君たちを選んだ。その運命は君たちにかかっている。」元はといえばAllustanのお使いでGreyhawkに行っただけだったのに、いつの間にか世界を救うことになってしまった。なんとなく、プレッシャーを感じる一行であった。

うっかりRod of seven partsのheal能力を仲間のために使ってしまったAlendy。その恐るべきLawfulなエネルギーに感化されそう。Lawfulになってしまったら、bardとbarbarianを続けるわけには行かず、今後の身の振り方がやや心配なのであった。

名台詞

  • 「なに、お前たちそんなにヘロヘロなの?じゃ、お前たち殺すほうが簡単かな」 - Flycatcher。墓所に行くには疲れすぎていると弱音を吐いたのに対して。
  • 「そんな約束はできねぇなぁ」 - True GhoulのMoreto。Gustonの「地上には行かせてやるけど、罪のない人たちに危害を加えないことを約束しろ」に応えて。