The Champion's Belt (2)
- 二日目、夜
芋虫をつつむ輝く光の球体は、邪悪な死霊魔術のオーラを放っていた。Finaが思わずターンアンデッドを行うが、うまくいかない。うまくいかないと逆にエナジードレインされてしまうため、今夜中に解決するのはあきらめ、出直すことに。
- 三日目、昼
トーナメント2回戦目はPitch Bladeと対戦。ポーションで強化された屈強なドワーフ2人組みだが、Alendyの武器落とし攻撃でなすすべもなく降参することとなった。
- 三日目、夜
トーナメント3回戦の組み合わせ発表によれば、次は「マッドトゥース」と呼ばれる化け物と対峙することになるらしい。夜中に競技場の見張りが話している内容をもれ聞いたところによると、「マッドトゥース」はフロストサラマンダーと呼ばれる大変寒い地方に住む生き物らしい。
- 再び芋虫へ
この夜も芋虫の元へ。death wardをかけてからターンアンデッドをすることによりなんとか光の玉の力を弱めることができたものの、どうやらそのあとにdispel magicをかけなければならないことが分かる。残念だが、また引き返すことに。
- 四日目、昼
マッドトゥースとの戦いは、仕組まれていた。まず、魔法を掛けまくっていたパーティの魔法が切れるころまで戦闘開始が遅延された。さらに、マッドトゥースはフロストサラマンダーでもなんでもなくて、大変火に耐性のある「フロゲモス」という攻撃力の高い生き物であった。かなりひどい目にあったが、なんとか退治することができた。
- 四日目、夜
マッドトゥース戦で消耗したものの、芋虫をほうっておくわけにはいかないため、再び地下道を通ってEbon Triadの隠れ神殿へ向かった。death wardとターンアンデッド、入念に準備されたdispel magicのコンビネーションで、なんとか光の玉を破壊することができた。そしてその中から現れたのは、大変不機嫌なUlgurstastaであった。
- Kyussの使徒
Ulgurstastaはその巨大な体躯から、針のような繊毛を突き出しており、近くによるもの全てにダメージをあたえる厄介な敵である。魔法使いたちは距離をおいて戦いに挑んだものの、戦士や僧侶ではそうはいかない。接近戦をいどむことに。
ところがこの芋虫は毒の息を吐くこともできるのだった。接近戦に向かった4人は全員ブレスの直撃はかわしたものの、それでもConに大ダメージを受けてしまう。
- 飲み込まれて
最初に犠牲になったのはGustonだった。Ulgurstastaは問答無用でGustonを咥えると、そのまま飲み込んでしまった。その次の犠牲者はAlendy。AlendyはGustonが腹を切り裂いて、なんとか化け物の体の外に押し出したものの、その時点ではもう虫の息。Galliがひたすらダメージを与えるものの、Ulgorstastaは異常にタフなため、全然倒れてくれない。
- 万策尽きて
次に飲み込まれたのはFinaだった。ただし、彼女の場合は咀嚼された段階で絶命。Alendyも毛に突き刺されて静かに絶命。GalliはなんとかCure Criticalの呪文を叩き込もうとするが、Spell Resistされて効果なし。がっかりしたところを組み付かれて飲み込まれてしまった。そのころGustonは胃の中で絶命。
- 地上へ
4人を始末したUlgurstastaは、TangentとUthlahiには攻撃が届かないことを知ると、地上へ出て行くべく天井に体当たりを始めた。Uthlahiはやけになってdaggerで切りかかるが、命中させることができない。もしこの化け物が地上に現れることになったら、大変なことになってしまう。
- 火炎攻撃
結局、Tangentがmage handでAlchemist fireをぶつけることで何とか退治することができた。Galliが大ダメージをすでに与えていなければ、この方法で倒すことはできなかっただろう。Galli、Fina、GustonはUlgurstastaの死霊酸の力でスケルトンにされてしまっていたが、Tangentのblack tentaclesで簡単に退治された。
- 四日目、深夜
戦いには勝利したものの、とんでもない深手を負ってしまった。TangentとUthlahiは粉々になったスケルトンの残骸とAlendyに死体を抱えてDimension doorで闘技場の外に脱出し、Palorの寺院を訪れる。闘技場の賭けで儲けたお金とトロフィーをカタにしてRaise deadを唱えてもらった。
Eligosにことの次第を説明しに行ったところ、なんと彼も殺害されていた。さらにRaise deadを行って事情を聞いたところ、アサシンに寝込みを襲われたらしい。Kyussの使徒の話を聞いて、身震いをするEligos。どうやら事態は彼の手にもおえないところまで来ているようだ。
- 五日目、昼
トーナメント最終日はAuricのチームとの一戦。Cray golem3体の応援を受けたAuric/Khellekだったが、Tangentをfeeble mindするのが精一杯で、あとは単純に力負けしてしまった。Loris Raknianは、地下からUrgurstastaが現れなかったことに落胆し、Faceless oneと一緒にGreyhawkから逃亡した。
- 悲報
かなしい知らせがあった、Gustonの妻とTangentの妻が両方ともなにがしかに殺害されたというのだ。殺害の現場を目撃したAngelicaは、ショックで口が聞けなくなってしまった。Champions Belt優勝の快挙に、町の人たちはお祝いの言葉を口にするが、GustonとTangentはとてもそれを素直に受け取れないのだった。
- これから
Eligosは、AllustanとEligosの元師匠、Manzorianに相談することを薦める。そのため、一度diamond lakeに戻って身辺整理することと、Allustanからも推薦状をもらうことにした。次の旅は、長くなりそうだ。
名台詞
- 「光が真実を照らすなら、闇もまた真実を照らす」 - Naga。挨拶をしにきたUthlahiに。
- 「目立とうなんて、よしときゃよかった」 - Alendy。Cray golemにぼこぼこにされた時、薄れ行く意識の中でFaceless oneを観客席に見つけて。