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第22話の変更点

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!!第22話「境界」

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地上とアビスをつなぐ通路を降下していく。
その中間にエイリールが儀式を進める空間があるはずだ。

降下していくと足元には無数の手を生やした巨大ゴーレム・デヴァステイターが待ち構えていた。
だが、ここまで来た我らを止めるには足らない。
すぐに撃破され我々は八角形の部屋に降り立った。

部屋の床や壁には多数の虫が蠢いており、いかにも地獄の入り口という場所だ。
西側の扉を開けると、そこは聖堂のような場所だった。聖堂といってもデスカリの聖堂なので禍々しいことこの上ない。そこにはリトリーバとウォーム・ザット・ウォークの邪悪神官が8人いてムンムンと何か邪悪な儀式をしていた。

ホーリーワードからの各個撃破でウォーム・ザット・ウォークの神官から始末していく。なかなかタフだったが所詮、我々の敵ではない。壁の虫が形作るインサニティのルーンが時々邪魔をしてきりしたが撃破した。

聖堂の奥に続く細い道がある。その道をたどっていくと何か汚いもので埋まった刺激臭がする場所にたどり着いた。壁に4匹ほど顔がついた大きな変な虫みたいなものが張り付いており、我々が足を踏み入れると襲ってきた。海サソリか?
奴らはテレポートして我々の目の前にやってきたが、テレポートしてきただけで何もしないうちに撃破された。

奥に進む道と手前の方へ折り返す道がある。手前の道の先を確認してみると最初の八角形の部屋に続いていた。元の場所に戻っても仕方ないので奥の道へと進む。デスカリの神殿と思しき場所に出る。壁にはデスカリの領域に発生する様々な裂け目が描かれていた。部屋の中にはたくさんの虫が集まってできた柱がそびえ、羽虫の羽音がとにかくうるさい。部屋の中を見るとガス状の変なふわふわした生き物が漂っている。普通でない時間・次元間の移動を監視するというバイソス・イーオンだ。

これは不自然な次元間の裂け目ワールド・ウーンズを何とかしにやってきた味方に違いないと思って話しかけてみたが襲われた。バイソス・イーオンに攻撃されると老化すると言われていたが、誰もそんな目に合う前に始末された。奥には扉があった。

扉を開けると小さな部屋になっている。何もないのでその先の扉を開けて進む。理想的できれいな景色を裂け目が飲み込んでいる絵が飾られている。扉が2つあって片方は最初の八角形の部屋につながっていた。

八角形の部屋に戻っても仕方ないのでもう一方の扉に進む。この部屋は高さ30フィートのドームがある丸い部屋だ。壁が生肉でできていて蠢いている。その上を虫が這っていて肉壁を食べている。肉壁は食べられたところから再生しているという不気味な光景だ。

天井を見上げると15フィートほど上方に籠がぶら下がっており、その中に変な生物が閉じ込められている。下にはこの部屋を守るデーモンが4体いた。

デーモンはまず脅威となるメイプル、シロップ、ラオツェンをメイズで迷宮送りにした。ペンテシレイアは天井から吊り下げられたの籠に閉じ込められているイネヴィタブルを助けに行った。ラオツェンは迷宮から帰還してなまたメイズで迷宮に送り返された。イネヴィタブル助けようと抱えあげたペンテシレイアもメイズで迷宮に送り込まれ、取り残されたイネヴィタブルは籠の中に再び倒れた。

メイプルは根性で迷宮から戻りシロップを高速召喚する。このまま迷宮と行ったり来たりでは埒が明かないと判断した’’’「神先輩」’’’ことケリアンがついに本気を出した。必殺のミシック・ピアシング・ホーリーワードを唱えるとデーモンはあっという間に全滅した。ただ助けようとしたイネヴィタブルも一緒に死んでしまった。

何とか迷宮から自力帰還したペンテシレイアは戻ったとたんクォージットに襲われた。デス・アタックだ。エピックなのは間違いない。なかなか捉えることができなかったクォージットだがラオツェンの矢を受けると痛い!と言い残してテレポートして消えた。

残った部屋に行く。中央に火鉢がある部屋で奥に扉がある。火鉢はイナゴの群れが彫り込まれたデザインになっている。火鉢には魔法がかかっていた。中身は空っぽなのに煙だけ上がっている。怪しいのでサールディンがひっくり返してみたが隙間から煙が漏れてくるだけでこれといったことは起きない。とりあえずこれで満足ということにして次の部屋に進む。

次の部屋の壁にはデスカリのフレスコ画、世界覆うヴァーミンの壁画、そして天井には鐘が2つあった。絵はリアルタイム中継なのかと思うほどリアルだ。鐘は鳴ると罠が発動するようなので鳴らないように細工して先に進む。

すべての場所に行ったが先に進む道がない。もう一度よく調べることにした。怪しい場所を丹念に調べていくと隠し扉を発見した。奥に進むと先は自然洞窟になっていて一番奥に部屋がある。隠し書斎のようだ。しかし大量の埃が積もっている。部屋を探すとワンドが見つかった。走り書きのメモもたくさん見つかった。その中に火鉢に関する記述が見つかる。

「たとえ彼の名が呼ばれなくても彼が痛みを感じ続けるような改良をいつかやろう」

火鉢には何者かが封じられており、時折呼び出されては責め苦を受けているようだ。きっとこれこそが求めていた最後のゴッドコーラに違いない。

火鉢のところに戻って最後のゴッドコーラの名である「オポン」と名を呼ぶと煙がモクモクと集まり人の顔になる。額にゴッドコーラの印象がついている。オポンはゴッドコーラの1人だがこの火鉢に魂が閉じ込められているらしい。だからこの火鉢を破壊すれば解放されるという。

オポンの神獣は既に殺されていた。だから額のマークから血が流れているという。しかし生命をつかさどる神獣であるシロップなら死したる神獣を再びこの世に呼び戻せるかもしれない。シロップが何やらやるとオポンの額のマークからの出血が止まり、トカゲの姿をした神獣ダイザットが現れた。ダイザットが現れたことでオポンは封印から抜け出せるようになった。

ダイザットの姿が消えるとシロップが光って一層神々しくなった。シロップはミシックになった。メイプルはシロップが呼ばれている間はミシックである。シロップはついに真の力を取り戻した。様々なことが話せるようになったがすでに我々が知っていることばかりだ。そしてシロップは他の神獣の力も使えるようになった。

封印から解放されたオポンにエイリールの話を聞く。籠があった部屋は一番最初に儀式をやった部屋なので、ここが儀式を封じるためのディメンジョナル・アンカーのポイントの1つの可能性は高いという。イネヴィタブルは儀式を安定させるためにとどめ置かれていたらしいが、今はもういない。

オレンジの光があった場所もディメンジョナル・アンカーのポイントの1つのようなのでここも封印してからフェイズ・ドアから次の階に進む。

そこにはエイリールが待ち構えていた。ドロクとベイラーとミノタウロスが混じったような巨大デーモン、そしてファミリアのクォージットと雑魚デーモンが待ち構えていた。
その時、エイリールの支配を打ち破ってドロクが叫んだ。
「ファミリアを殺せばエイリールは弱体化する。リペル・ヴァーミンがないと死ぬぞ。僕のことはあきらめて殺してくれ!」
再びエイリールがドロクの手綱を握り直し支配を強める。ヴロリカイ・デーモン4匹、コーラムゼイダ・リボーン、ドロク、クォージット、エイリールが襲ってくる。

エイリールとの激闘が終わった。ペンテシレイアはエイリールによって眠らされてとどめを刺されてダガーの中に魂を封印されてしまっていたが、何とか救出された。

最後のディメンジョナル・アンカー・ポイントを探し出して封印すると、ワールド・ウーンズを閉じるための儀式を始める。オレンジの光が揺れだしみんなの体から白い光があふれる。ワードストーンの最後の輝きだ。それがワールド・ウーンズを修復していく。そして十分休息をとったかのように回復した。

ペンテシレイアはミシックの力が失われていくことを感じ取った。しかしペンテシレイアはワードストーンの最後の輝きを受けてミシックの力が満たされた。

儀式が終わりワールドウーンズが閉じると我々はスレッショルドの残りの部分とともにアビスへと落下していった。ワードストーンの守りで無事に降り立った我々の前にデスカリが現れる。

ワールド・ウーンズを閉じられ、祭壇をも破壊されたデスカリは怒りに燃え我々を睨み付ける。ついにデスカリとの最後の決戦が始まる。

次回に続く。