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第6回セッションログの変更点

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!前回のおさらい

精神病院を脱出してスラッシュムーアに着いた一行は、記憶喪失になる前の事を調べるため、スリープレス・ディテクティブの手伝いをしながら情報を集める事に。


!一日目の昼

スラッシュムーアで情報を集める一行。

記憶を失う前にメッカルワが何かを隠したという19番桟橋に行ってみる事にする。
桟橋に向かっていると次第に天気が悪くなってきて、桟橋に着く頃にはひどい雨が降って来た。
桟橋は重い物が乗ると崩れてしまいそうなほどボロボロである。橋を壊してしまうとすぐ下は海なので、身が軽いメッカルワが一人で探しに行くと、橋の半ばにさしかかった辺りでなぜか海を泳いでいた野良ジバリングマウサーが襲ってきた。近づいた何人かが呟きを聞いて混乱し、メッカルワがつばを吐きかけられ目が見えなくなってしまうものの、ミーのRed Destinyとめくらうちのメッカルワの攻撃で倒された。
改めて桟橋の先を調べると、防水の紙で包まれた何かが吊されていた。開けてみると、ポーション、ワンドや現金などちょっとした財産が入っていたが、記憶を失う前の話は特に分からなかった。まあ確かに病院に連れて行かれる前のメッカルワにとってはかなり高額なものだったには違いないが、ちょっと肩すかしである。

次は一行の何人かが聖水を買っておきたいという事で、買い物も兼ねて教会に行ってみる。この教会はファラズマを奉った場所で、元は町外れにあったのだが古くなったので町の中に移転してきたらしい。
教会に向かう途中、途中の橋を渡った辺りでは騒ぎが起こっていた。絵描きらしいハーフエルフが数人に取り囲まれて、「この町で絵を描けるのはお前しかいない、お前が犯人に決まっている。出て行け!」と言われている。話を聞くと最近町の至る所に落書きがされているようだが、その犯人として最近教会の壁画を描くために雇われて町に来たレルウィンが疑われているようだ。一触即発のかなり危険な状態だったのでアックスが威圧するなどして場を納めると、レルウィンは感謝していろいろとお礼をくれ(元々お金持ちらしい)、さらに家に招き入れてくれた。
彼に詳しい話を聞くと、町の落書きは怪しげな異世界の町などが描かれていて、確かに彼も趣味で似たような絵は描いているものの、落書きはしていないらしい。また、教会の女司祭のトリリスが姿を見せなくなったようで、最近は教会の雑用までしなくてはいけないと愚痴っている。
部屋には大きなキャンバスがあり、スラッシュムーアの絵、一行も夢で見た黄色い都市の絵(中に一行っぽい6人も描かれている)、知らない都市の絵が書きかけになっている。レルウィンにいわく、スラッシュムーアの絵以外は彼が最近夢に見た光景で、芸術魂に火が付いたのでぜひ完成させたいとのこと。仮に彼が犯人で無かったとしても、町の落書きと関係がありそうだし、ここに泊まっているとまた夢が見れるかもしれない。アックスが交渉して、見張りを兼ねてここに泊めてもらう事にした。
噂の落書きを見に教会の裏手に行ってみると、一行も以前に夢で見た黄色い都市が描かれている。絵心のあるリューシンが見たところ、レルウィンの絵は芸術性が高いが、ここに描いてあるのは単に写実的なだけで、同じ人が描いた物には見えないらしい。

そろそろ夕方に差し掛かってきたので、スリープレス・ディテクティブに戻る事にした。帰りに漁師の所に寄り、明日の朝に発光体の見えるところに連れて行ってもらうようにお願いする。漁師は最初は怖いから嫌だと言っていたが、アックスが一行が護衛も兼ねるから大丈夫だと説得すると納得したようで、賃金さえ出るなら行ってもよいと言ってくれた。


!一日目の夜

スリープレス・ディテクティブで昼間に得た情報の整理をする。
まず、落書きについては探偵事務所の方でも把握していて、夜のたびに町のあちこちに増えていっているらしい。
それと、町で色々と騒ぎが起こっている点に関しては、現在の町の情勢として領主の姿が見えなくなって混乱していたところに、代理で色々とよくやっていた行政官のパジェットもここ数日間姿を見せていないので、それが町の混乱に拍車をかけているらしい。それ以外には特に有力な情報は得られなかった。

メッカルワは昼のうちに依頼していた使い魔の鞍の様子を見に鍛冶屋に行く。すぐ近くの海にジバリングマウサーがうろうろしているようなところで危ないので、ミーとユールが付いて行く事にした。
すると、家の陰から動く死体がズルズルと這い出てきて、メッカルワの方を見て「見つけたぞ!」と言って襲いかかってきた。死体の爪がメッカルワに届く寸前、メッカルワは彼女が動かない死体を蹴りつけている幻視を見る。そしてその死体は今目の前にいるものに似ている気がする。メッカルワは記憶を失う前に何かをやらかしてしまった、という事だけ覚えているが、それに関係する話だろうか。
死体はやたら強く、メッカルワを集中して攻撃してくる。動揺していたメッカルワはついに倒れ、倒れてもなお襲いかかる死体に殺されてしまった。メッカルワが意識を失う直前、蹴りつけていた男が「あれは出来心だったんだ、許してくれよ」と言っている幻視を見た気がした。

メッカルワが死んでしまったので、ユールとミーが死体を担いでスリープレス・ディテクティブに戻ってくる。なんとか蘇生できないかと持ち物を探し直してみると、レルウィンを助けた時のお礼にもらったバッグの中にRaise Deadの巻物が入っているのを見つけたので、それで蘇生することにした。
生き返り意識を取り戻す時、再びメッカルワは幻視を見る。領主がメッカルワに、「建物を盗んだこの泥棒を懲らしめろ」と命令して、それに従って蹴りつけていると男が動かなくなってしまう。
事件の背景は分からないが、「やらかした」感覚はこの事件の事だろう。


!二日目の朝

漁師の話では発光体を見たのは朝一番らしいので、早起きして漁師を訪ねる事にした。舟に乗せてもらって湖にこぎ出すと光は見えなかったものの、以前光っていた辺りに洞窟があるのを発見した。岩礁のせいで直接洞窟に乗り付ける事はできそうに無いが、少し離れたところに降ろしてもらって岩場を降りていけば洞窟にたどり着けそうだ。
アックスとミーが持っていたロープで縄ばしごを作り、岩場から洞窟の前に下りていく。縄ばしごを掛けるなり一番乗りで降りていったリューシンが砂浜に降り立つと、地面に隠れていたアサシンヴァインが絡みついてきた。攻撃を受けて倒れるリューシン。他の人も慌てて飛び降り、加勢してなんとか倒す。

洞窟に入ろうとすると罠が仕掛けられていて、どこからともなく毒ダガーが飛んできた。その奥には扉がある。やはりただの自然洞窟ではないようだ。
横道にいたファントムファンガスを倒してから扉の先に進むと、オオカミの群れとドルイドらしい人間の女がいて襲ってきた。
ドルイドはオオカミをけしかけてFog Cloudの奥に隠れ仲間を召喚しようとするが、聞こえてくる呪文はSummon Nature's Ally IV。高レベルな呪文に戦慄する一行。召喚された虎のフレンズにミーがボロボロにされ、続くドルイドのFlame Strikeで残った人もボロボロにされるが、メッカルワがドルイドに張り付き、虎はGlitterdustで目が見えなくなっているうちに対処してなんとか死者なく倒す事ができた。
改めて部屋を見回すと、錬金術の設備があり、たくさんの毒物とともに手紙が見つかった。手紙にはメリゼンからダリゼラへ、夢に導く薬を作れという指令が書かれていた。さらに奥の部屋からは覚醒剤のようなもの(これが夢に導く薬だろうか?)も見つかり、謎の光はどうやらこれを調合している時に出たもののようだ。
また、ドルイドは一行の誰も見たことが無い謎の聖印を持っていた。禁じられた知識のあるリューシンはなんとなく見覚えがあるような気もするが思い出せない。ドルイドが何者だったのかは分からないが、事件には何か怪しげなものが関わっているようだ。



次回に続く...