!!要約 !出来事 ・西の監視塔にいるオネイローゲンを倒し霧の発生を食い止めた。これにより、全体の霧が薄くなった。 ・西の監視塔の南側から、壁に穴をあけ、ウィンターキャンプへの通路を作った。 ・ザンダラスの側近のアグラルーミスが「不信心な」カルティストを虐殺した。 ・meeと中の人はフィルスフィーバーで倒れてしまったが、FortSTが高いので、次回は復帰するだろう。 !基本方針 ・ウィンターキャンプの存在はカルトキャンプでは大っぴらにしない。 ・基本はカルトキャンプで泊まる。 !新しい設定 ・アグラルーミスは、元この病院の患者で快楽殺人者だ。今はザンダラスの側近をしている。 ・オネイローゲンは、自力で黄色い霧を出しているわけではなく、ポータル的な役割をしており、他次元界DreamLandにある霧を透過しているだけだ。 !次回の予定 ・カルティストキャンプの2Fに行く。 !!ログ !アサイラム屋外 結局時化のため、海路5日もかかり、ようやくThrushmoorに到着した。 テレポートサービスを使えば良かった、と今となっては後悔している。 そして、さらに数時間かけブライアストーンアサイラムに到着した。 あの悲劇から数年、衰えた私の眼でも分かるぐらい、もうすっかり廃墟になっていた。 足をよたつかせながら、北西からアサイラムに近づいて行くと、ようやくはっきりと建物の様子が私の眼にもうつりだした。 人影は無く、壊れた石壁には、苔が自らの縄張りを示すように、這いまわっており、 不自然なほどに緑色の蔦と、またからっとした青空が、既に悲劇は歴史のかなたへの消え去ったのだ、ということを主張している。 安心したのもつかの間、突然瘴気が私を襲いかかり、私は震えが止まらなかった。走り去りたい衝動を抑えながら、良く眼を凝らして見た。 すると、そこは、空は黄色い霧で覆われていたが、私は、この時ほど、霧を通して視界を得られる自分の力を呪ったことは無い。 その霧の中は、あまりにも名状し難い形状の、また見るのもおぞましいほどの、奇妙な生物が闊歩していたのだ。 これは、過去の状景だ。私はそういうことに慣れている。自分に言い聞かせながら、足をすすめた。 !北西の監視塔 初めにあった建物は、監視塔跡のようだ。 2階もあるようだが階段は崩れ去っており行くことはできない。 ここでも過去の情景が見えた。 3匹のグールが2Fの獲物を狙っていとおしげに壁を這いあがろうとしているが、上がることができない。 そんな中に、冒険者の集団が殴りこんできた。 冒険者達は何人もグールに硬直させられていたが、何とか倒すことができたようだ。 その後、ロープを使い、2Fに上がっていった。Flyを使えないなんて、何て低レベルなんだろう。 私もその過去の情景を見て2Fに上がろうとしたが、私にも空を飛ぶ能力が無いことに思い至った。 一人旅をしていることも後悔しながら、天井を見ながら力を込めた。 私の過去を見通す視線は、天井を突き抜けて、2Fまで到達した。 そこでは、口からあるいは眼、耳から黄色い霧を出している生き物を、カラースプレー1発で無力化している魔法使いが見えた。 これにより、霧は薄くなったようだ。 !ウインターキャンプへの壁 部屋の壁には不自然に穴が開いていた。 穴は布で隠されていたようだが、布はボロボロになっていた。 どうやらキャンプが2か所あり、そこを接続しようとしたようだ。 !シャワー室 ここは元シャワー室だった。きっと、お薬度高めのきらら系深夜アニメならば、きゃっきゃうふふで、不自然な光が入る系の話に使われるのだろうが……例の冒険者達が突入した時には、死体が積み重なっている中で、血しぶきが飛び散っており、別の方向性で規制が入る光景だった。 玉座には、片腕のグールの王Kladesが座っていた。 切り離された左腕がペンダントのように首からかけられていた。 さらに過去を見てみると、Kladesはかってこの病院の患者だったようだ。 自傷癖があり、グールになった後も、その病気が残っており、片腕を切り落としてしまったようだ。 !グループセラピー部屋 ここはかってグループセラピーが行われていた部屋のようだ。 グループセラピーでは、まず自己紹介からはじまるようだ。 「あなたの趣味はなんですか?」 「……いや、なんですかね……?読書?」 「どういった本を読まれますか?」 「……何て言えば良いですかね?」 「私に聞かれても」 「……あ、いや旅行が趣味です」 「どこに行かれますか?」 「……え……いろ……いろ?」 さらに時代が進み、混乱が起きた時には、グールの資材集積所になっていた。 その中に突入した兵士とグールが戦っていたが、冒険者達が突入した。しかし1体のグールは、木箱を抑えており、その木箱の中には、何かが閉じ込められているようで、内側から叩かれている音がした。 冒険者達とグールの戦闘は冒険者達の勝利に終わった。 箱の中には、哀れを誘うような鳴き声が聞こえ、開けてみると犬だった。 冒険者は当然怪しみ、Detect alignmentをした結果、Evilだったので、足を縛り拘束しようとしたが、失敗し、戦闘がはじまった。 犬は正体をあらわした、上半身犬、下半身蛇のEsipilだったが、冒険者達が倒した(NE Outsiderでサイコポンプの離反者)。 !用務員室 過去視によると、アサイラム時代は、用務員室として使われていた部屋のようだ。上司に対する愚痴を恨みと怨念が渦巻いている。 あの冒険者達が活躍していたころには……当然用務員室としては使われていなかったようだ。見るのもおぞましい細長いトカゲで、体は緑色で極彩色、眼が4つ、明日6本の凶気に満ちた生き物が巣くっていたが、冒険者達が突入し倒したようだ。 !通路 不自然に壊れている通路があった。 ここは過去視によると、壁を壊してグールが襲いかかってくるトラップのようだが、冒険者達は簡単に通り抜けたようだ。 (一人、壁から襲いかかってくるのを予想していたにも関わらず、愚かにも罠に引っ掛かっていた人がいたようだが) !台所 ここは台所として使われていたようだ。 過去視でみてみると……台所ではコック「カラブレン」が働いていたが、ザンダラスの信者に殺されて、そのまま死体が放置されていた。 そして、その後地震が起き、土砂が死体の上に積み重なった。 カラブレンの恨みに充ちた魂はFirepitに宿り、その場を通る人に吐き気を催させていた。 冒険者達は何度が通過したが、数回目、死体を探り当てて、埋葬することができたようだ。これにより、彼の魂は成仏したのだった。 !カルティストキャンプ 大きな部屋に到着した。 既に人影もないが、かってはカルティスト達がキャンプをしていたようだ。 過去視をしてみると……二人のカルティストが呼び出されて2階に上がっていった。……が其の後に悲鳴が聞こえ、そして死体だけがキャンプに戻ってきた。 場の雰囲気は変わり、皆おびえていた。 そして、ひそひそ声が聞こえてきた。ザンダラスのボディガードをしているのは、アグラルーミスだ……。伝説のシリアルキラーだ。 きっとスラッシュムーアで過去視を使えば、殺戮の様子が分かることだろう。また、2Fに上がれば……「今」キャンプに戻ってきた冒険者達が、その後どのような活躍をしたのか分かることだろう。 しかし、今日の私の過去視の能力はここで打ち止めのようだ。 !まとめ 結論として、ここには私が探していたアーティファクトは過去にも、そしておそらく未来にも存在しなかった。 寿命なくなった私とはいえ、無駄な時間を過ごすことができない。 これ以上、あの冒険者達を追いかける必要はないだろう。栄光をつかむことを祈りつつ、ここで筆をおきたい。 Sptunika