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第17回セッションログ

Hel 0.6
Spu+0.2
Kir0.3
Dia0.5
Arl +0.4
nas=0.5

 内容

クレバスの中にて「ゲームをロードします」


前回のうちにNassか自然と星だけが友達の彼女のコミューンウィズネイチャーによって既に地形は分かっている。
最短ルートを通って外に出ようとした一同だったが……
Baknara「伝説の勇者の槍を手に入れてください」
なるほどキーアイテムなのね。
仕方がないので「伝説の槍って何だろう」「+1ドラゴンベインぐらいじゃない?」「最悪+1フレイミングの可能性もあるよね」と口々に言いながら行き止まりと分かっているほうへ行くことになる。



氷の墓場(?)にて「ローパーに襲われるとか実はサービスシーンだった疑惑」


どうせ敵がいるだろうとバフをかけて行き止まりに行ってみれば何もいない。
見えるのは氷漬けにされたドラゴンキンやらなぜかいるエルフやら。
はて、英雄の槍はどこだろうと探そうとした一同だったが、その時‼頭上のツララがぐらぐらと動いた。
Nassがなぜか前にいなかったり、Kirsikkaのダイス目が悪かったりでHelveticaが奇襲を受けることになった。
タイトルにもある通りZavackuulという名前のローパーである。
……あれ?自己紹介されていないのに何で名前知ってるんだろう。
どうでもいいか、どうでもいいね。
さて、ローパーとは筋力ダメージを与えてくるというのが一部界隈の常識らしいのだが、実際筋力チュッチュクリーチャーであった。
ダメージがDEX依存のHelvetikaと違ってSTR依存のKirsikkaは苦戦を強いられ、Nassは前回死亡によって変身が解けていて前に立てない。
ヒールの打てるSpuが頼りだったが……
Spu「だって私Hp8点しかないんですよ」
そのHpの名前はSTRと言いませんか?
まあ、グダグダしているうちに敵はArlのピアシングエンパワードファイアーボールで消し炭になりましたとさ。



クレバスの中にて「戦利品漁りと氷の壁と」


無事氷の壁に埋まっている伝説の槍を手に入れた。
Helvetika「片手武器なら使えたんだけど」
つまりロングなスピアなので両手武器であった。……一応バーバリアン2lvとれば使えるね。
残りの前衛陣が無手と噛みつきじゃあ伝説の槍も宝の持ち腐れ……とはいかない模様。
どことなくみんなが馬鹿にしていた伝説の槍だったが、+1ドラゴンベイン・ソーイングロングスピアなので氷のドラゴンに対しては+3+3d6の鬼のような槍でついでに氷の壁も溶かせるらしい。
Kirsikkaが使うことになった。

この槍を使って進路をふさぐ氷の壁も溶かして前に進められるらしい。やったね。
今日は1時間ぐらいしか働いてないけどリソースは切れたので野営の準備をして寝ました。



塔の前にて「脳筋の会話は物理言語」


明かりをつけずに暗視持ちや目に頼らない勢についてこそこそ敵の本拠地に向かっているとさすがに門の前には見張りがいる。
「どうするよ」「反逆者を捕まえたので報酬をくれるとかでbluffとか?」「失敗したら?」「どうせ戦闘じゃない?」
どうせ戦闘だろうなあとあきらめ気味の皆の中でDianaがふと良案を思いつく。
Diana「パスウォールしてみましょう」
残念ながら壁はパスウォール2,3回では通れないぐらいに分厚いみたいだ。
じゃあ、ブラフの方向で……と近づいていくと
ババ助たち「よく分からないやつらが来たぞ‼イントルーダー‼」
偏見に満ちた一方的な宣言にもめげずに話し合いはちゃんとなされた。当初とはちょっと違う言語ってだけでね。



塔の中にて「ドラゴンは節操無し」


「中にiaraxの息子がいる。目が見えない。来たやつらは全員襲う」という情報が善意の協力者によってもたらされたのでシンキングタイム。
目が見えない敵は音波攻撃と一部界隈では相場が決まっているらしい。
まあ、さすがに氷と半々ぐらいだからレジエナ氷つぶすほどじゃないよねと軽めの対策していった。すぐに後悔した。
上空70フィートから延々回数制限、リチャージなしの範囲音波攻撃をうって来るくそクリーチャーでした。
エアウォークの上昇速度が半分という思わぬ弱点が判明し、接近するまで前衛が壊滅しかけた。
Kirsikka「この伝説の槍が頑張ってくれる気がする」
気のせいじゃない?と大多数の人が思いながらも行われた攻撃で瀕死のKirsikkaと伝説の槍によってハーフドラゴンデストラカンのiantorさんは地面に落ちてミンチになりました。
とりあえずクソクリを生むためだけに愛のない交尾を行うドラゴンは滅べばいいと思います。



塔の中にて「ゴーレム&ゴーレム&探索するまでもない秘密の入口」


直進そして直進、そして直進。
途中でアイアンゴーレム1,グラスゴーレム4が出てきたけど
Arl「冒険者は皆頭おかしいと自分を慰めながら腰にぶら下げた3つのランタンが火を噴くぜ」
火を噴いた。ゴーレムは皆目がつぶれた。倒した。勝った。
ゴーレムに強いキャスターはおかしい冒険者の中でも特におかしい部類だと思う。
直進した先は玉座の間であった。
Helvetica「こういう玉座の間の裏にはね通路が隠されているものよ」
Nass&Sputnika「……隠されて……る?」
魔法の幻影によって隠されてたけど聴覚をだまさない時点で見え見えであった。
魔法に頼るのは甘えとは厳しい時代になったものだ。
最短ルートを進んでいる確信に満ちながら隠せてなかった系通路を進んだ。



隠し通路の先にて「考えることは皆一緒のアイスエレメンタル」


ヒュージがスクイ―ズしないと進めない通路とか欠陥住宅だろと思いながら一部がぎゅうぎゅうして進んでいく。
通路を超えると踊り場なのだが、あからさまに床が氷になって、ついでにパーセプションチェックを要求された。
Nass「アイスエレメンタルか」
後で考えるとレイスの可能性もあったけどあふれるドルイド力によってアイスエレメンタルを看破。
ずっとアイスエレメンタルに変身したがってたしね。分かるよね。
戦闘は氷対策はばっちりだったのでやばい能力も発揮せずに勝った。
ふと前を見やるとボス前の扉の雰囲気がある二重の扉。
とりあえずバフ開始である。


 超がんばった内容

ボス部屋「彼の名はiarax、嵐の咆哮」

iarax「よく来たな侵入者よ。我が名はiarax。嵐の咆哮なり」
60フィートほどの上空に彼の巨体は悠然と座っていた。
薄暗い部屋の中、白き鱗は早朝の新雪のように輝きを放つ。
その咆哮による威圧は小さき者たちに純然たる事実を教えてくれる。
逃げろ、勝てるわけがない。命が惜しくば逃げろ。
息を吸うことすら難しい恐怖の中で様々な者がいた。
歯を食いしばり耐える者、悠然と受け流そうと試みる者、咆哮を返すことで自らを奮い立たせる者、震えながら手を握り締める者、抜け目なく物陰に隠れる者、信じる主の背中を一心に見つめる者。
様々な者がいた。ただ、威圧を受けて逃げ出した者は一人もいない。
その様子を見たiaraxはにやりとその大きな牙の並んだ口をゆがめて笑った。
iarax「ほう、逃げ出す者がいないとは君たちはなかなかに強いようだ。まあ、そうでもなければここまでは来れぬか。どうだ?我が部下にならないか?この土地はドレイクランズ、力こそがすべて。働きによっては褒美も考えるぞ?」
ここに至って闘わぬ道理はない。対話の時代はfaramolの依頼を受けた時点で終わっていたのだ。
武器が抜かれ、口から魔法の詠唱が始まり、そうして戦いの火ぶたが切って落とされた。


Diana「あれはフロストワイアーム。氷の属性で光と呪文を反射するドラゴンにゃ……ってお師匠様が言ってる」
Dianaのお師匠様の忠言を聞き入れ、光を放つ物体を落としドラゴンに向かって駆け上っていく前衛の3人。
だが、iaraxは狡猾であった。
後衛を狙い、自ら光を放ち、ドアを閉めてパーティを分断する。
接敵してもドラゴンに隙はなく攻撃が当たらない。
Nass「ガウ‼(ここは通さない‼)」
変身したNassは巨大な狼の体躯を生かして門に陣取ることで後衛を守る。
その間に後衛からDispelmagicが2発,3発とiaraxに突き刺さる。
彼がまとっていた魔法の力場は霧散し、そうして攻撃が当たるようになった。
Helvetica「攻撃が当たるならこっちのもの。もう二度と空を飛ばせはしない」
iaraxの巨体が動こうとするたびに目を狙い羽を狙い、間合いを殺してはHelveticaはiaraxの牽制する。
Arl「リスクは分かってるけどね。ゆーげったばーにん‼」
そうして止まった巨体を収束し、熱量を上げた炎の柱が襲う。
いくつかは反射されArlをかすめて彼女のミラーイメージを貫くがそれでも確かに残りはiaraxの巨体に突き刺さりその巨体を暴れさせた。
Sputnika「やだなあ、前に行きたくないなあ」
そう口で言いながらも集中攻撃を受けていたKirsikkaの回復を行いにSputnikaは前線へ向かった。彼女がいかなければKirsikkaは倒れていた。刻一刻と流れ出る血がその命の残量を示す。だから、癒しの光が身を包み込んだ瞬間に多くの者がほうっと安堵の白い息を吐き出した。
……そして、全員が安心した一瞬をiaraxは見逃さなかった。
噴出されるブレス、それこそ二つ名たる『嵐の咆哮』に恥じない暴風雪。突き刺すような寒さは極限まで濃縮され、身を刺し、流れ出る血すら凍りつくそれに巻き込まれ、Sputnikaはまるでボロ雑巾のように打ち据えられる。誰が見ても致命傷。そして、Sputnikaを除いて回復を行うことが出来る者はいない。
それはこれ以降の戦いが回復なしで行われることを意味していた。
Kirsikka「もう一度力を貸してくれよ‼」
Kirsikkaの声に答えたかのよう伝説の槍が光り、その一瞬だけ狼頭の英雄が槍に手を添えたように見えたのは現か幻か。
どうであれ成した結果は変わらない。Kirsikkaの力のこもった一撃によって胸をつき抜かれたiaraxは徐に大きく吠えた。
これでも倒れないのか。
一同の心に絶望が忍び寄る。
iaraxはその様子を眺め、にやりと笑った。
iarax「よく私を打倒したな侵入者どもよ‼ドレイクランズは力ある者がすべてを手に入れる‼これより我が宝物は汝らのものだ‼」
それだけを宣言したiaraxのその巨体は地面に打ち据えられ、そして二度と動くことはなかった。


 普通に戻った内容

宝物庫にて「大量の銅貨はもはや兵器」


iaraxを倒すのはあくまでもfaramolからされた依頼。本来は次の場所への鍵を入手しに来たのだ。
iaraxの宝物庫を漁ると大量の銅貨と銀貨と金貨。マジックアイテムとかスルーしたっぽいイベントアイテムとかがあった。
まあ、目的の熊の毛皮は手に入れたのでさっさとずらかることにする。
思えばここでやったことはドアを開けて最短ルートを直進し、城の主を殺し、宝物庫を漁って帰るだけ。
ひどい絵面であるが正義は我々にあるので何も問題はない。
運が良かったのかドラゴンの吠え声や戦闘音のせいか帰りには何者にも襲われることはなかった。



旅路にて「次の場所はどこだろうなー。バーバヤーガ伝説がある場所なら地球のロシアかもしれないなー(棒」


まずはBaknaraさんと別れを告げた。
今まで白い目で見られていた彼女はこれからは村でも一目置かれる存在になるらしい。
暴君ドラゴンを倒した英雄を導いたのだからそうもありなん。
テレポート阻害範囲外に出た後にテレポートで砦に帰った。
相変わらずの牢屋に飛び込むと顔なじみになった牢番からfaramol将軍に連絡が行く。
切り取られたiaraxの首を掲げると砦は歓声に包まれた。
faramol「ありがとう、君たちはこの国の恩人だ」
besciry「あの時に君たちが私の手を取ってくれて本当にありがとう。君たちのことは忘れない」
何やかんやで一緒に戦った戦友たちにも別れを告げる。
ダンシングハットのところに戻るとダンシングハットのそばには蹴とばされたのかたくさんのモンスターの死体があったが動物ばかりなのではぎとれるものは何もなかった。
ダンシングハットに入って一息をつく。
明日には鍋で鍵を煮込んで新しいダンシングハットに向かうことになるのだ。
次の冒険の場所は一体どこで何をマストダイすることになるのだろうか?
非常に楽しみである。