!!PCs   !Curro ロクデナシばかりのパーティではわりかしまともで、世間知らずの坊ちゃんのような印象も受けるが、実際のところ剣の練習ばっかしてた上に女の尻追っかけて流れ者になっちゃうようなロクデナシ。   !Dian 文句無しのロクデナシ。いい歳して定職も無く、流れ者をやっていて、今はキャラバンの護衛などというわりとやくざな食い扶持で凌いでいる。酒と歌が好きで割と下っ端のロクデナシ達には好かれている様子。ハーフエルフのRosettaを抑えてPC中最年長。   !Harfwol 成人してるくせに、種族的な特徴を利用しショタっ子を演じるロクデナシ。 育ての親であるKoyaを祖母と慕っているが、Sandpointの町では有力者である彼女の遺産を狙ってのことだと専らの噂。 なんだかんだで一番まともかもしれない。   !Kiri マジメ系ロクデナシ。ついでにサツバツ。 Ameikoの1~2歳下という設定なのだが、Ameikoの年齢がどこにも書いてないのでPC内での世代層としてどの辺に属するのかいまいちはっきりしない。コミュ力が壊滅的な割りにChaが20とかあるので多分かなりの美人。いつも鎧にフルフェイスメットだけど今日は割かし軽装で動く機会も多かった。   !Risaka 内向的ロクデナシ。光魔法『二人組作ってー』で苦しみだす。 ボッチ仲間だと思って擦り寄ってみたSpiveyが実の所ソロ充で、鬱陶しがられ拒絶され世界に絶望する。最終的には雇ったWainwright達と馬車小屋で後ろ向きな友情を育む。   !Rosetta THE ロクデナシ。剣は投げるもの。 状況によってFighterであったりWizardであったり自分の立場をコロコロ変える。 どちらかというとWizardを主張するほうが多いが、PT中最高のStrを誇る。   !!あらすじ! ''カルスガルドについたPC達の一向!'' ''しかし街には既に敵の刺客が多く潜んでいた!'' ''街のゴロツキを雇い、次々と間接的な嫌がらせを仕掛けてくる!'' ''あちこちで向けられる悪意に辟易しつつも骨区にて宿を取ったPC達!'' ''しかしここは今まで来たこともない大都市!格好のデートスポット!'' ''否が応にも期待が高まる!明日が楽しみだ!'' !!1日目 ----   Risaka「う〜ん、ムニャムニャ……油が……ヌルヌル……」 さわやかな日差しが射す中、Risakaはあまりさわやかでない夢を見ていた。 Risaka「オウフ……ロゼッタ……ヌルヌル……」 Rsetta「いいから起きろロクデナシ」 ――――1日が始まる。   ---- 宿のウェイトレスさん(名前はヘクヤさんと言うそうだ)から、朝食を給仕してくれている合間に街のことを訪ねる一行。   ヘクヤ「はいよ、ご注文のスパムとスパムとスパムとスパムとスパムとスパムとスパムだよ」 ヘクヤ「スナエバルドさん?カルスガルドの名家だよ。この街の人なら誰でも知ってるよ」 ヘクヤ「アスヴィグ?誰だいそりゃあ?」 ヘクヤ「カルスガルドについて知りたい?そうだねえ、各Quarterについて、東京に当てはめると -Fire:ギロッポン -Amber:渋谷 -Oak:多摩川沿い -Jade:新大久保 -Horn:奥多摩 -Stone:大田区 -Ice:ザギン -Born:足立区 -Ivory:丸の内 って感じかな。」 ヘクヤ「は?東京?何だいそれは?私は知らないよ?」   ---- この街でPC達のすべきこと3つある。 一つ、Rokuro = Kaijitsu がスナエバルドに託した宝剣の入手。 一つ、極点越えの為の案内人の確保。 一つ、襲ってくる連中の正体の解明。   Curro「手分けして事に当たるのが吉かと」 Kiri「賛成」 Rosetta「じゃあ、二人組み作ってー」 Risaka「グハァ!」 Risakaは苦しんでいる! Curro「シャレル、一緒にスナエバルドさんの御宅訪問しようよ。ついでに途中で買い物とかしながら!」 下心丸出しである。 Kiri「アメイコ、デートしましょう」 最早取り繕うつもりすら無いようだ。   ----   ''Case Risaka''   「じゃあ、馬車の修理頼んだよー」 Risakaをはじめ、Wainwright達と他幾人かを残してキャラバンのメンバーは皆で街へ繰り出していった。 Yellowhat「んじゃあ、リサカの旦那、始めやしょうや。……旦那?」 Risaka「……」 Yellowhat「……旦那?」 俯いていたRisakaは、急に顔を上げたかと思うと、吼えた。 Risaka「嫌じゃあぁ〜!何でゲームの中でまでこんな!俺は観光する!行ってくる!」 何やらよくわからない思念が混じりこんでいるような気がするが、不満をぶちまけ始めた。 Risaka「Spiveyさん!私と!教会へ!行きましょう!」 Spivey「え?なにそれプロポーズ?キモイからやめてよね」 Risaka「グハァ!いえ、そうではなく、我々もデズナ信徒として、旅先の同門の方と顔くらい合わせてもいいのではないかと……」 Spivey「別々で行けばよくない?」 Risaka「一人で行くのは嫌なんです!お願いします!一緒に行って下さい!」 Risakaが終には泣き落としに入ったため、Spiveyも渋々同行して氷区のデズナ教会へ向かうことに。   ――――道中 Risaka「ハッ!しまった!PTが分割されてしまっている!これは巧妙な敵の罠だ!」 Spivey「(何か言い始めた……)」   ――――教会 Risaka「神父様、我々は今、謎の敵に襲われています。どうしたら良いでしょうか?」 神父「(え?何この人、いきなり何を言い出すの?見えない敵と戦ってる系の人?どうしよう。適当にあしらうか。)」 神父「それは大変でしたね。諦めずに頑張ればきっと良い結果になるでしょう。(ニコッ」 Risaka「なんか話が通じてない……」   その後、RisakaはWainwright達に差し入れを買って帰って少し好感度が上がったり、部屋が荒らされてたけど特に何も盗られてなかったりした。   ----   ''Case Rosetta''   RosettaはKeldaと共に船のドッグに来ていた。   船大工「船を誰に貸してたか知りたい?守秘義務とかあるからダメだなー。守秘義務とかあるからなー。部外者に言うのはダメだなー。(チラッチラッ」 Rosetta「そうかー守秘義務とかあるなら仕方ないなー。しょうがないから何か方法考えないとなー。私、考え事始めると何にも聞こえなくなるんだよなー。これからしばらくは何にも聞こえないわー。(チャリチャリ」 船大工「あー急に独白言いたくなってきたわー。これから独白言うわー。3日くらい前にこの船、アスヴィグって奴に貸したらしいなー。アスヴィグは角区に農園持ってるゴロツキだったなー。」 Rosetta「いい考えが浮かばなかったから帰ることにするわー。ここでは何も聞くことができなかったなー。残念だったなー。」 Kelda「私は何のためについてきたんだい?」   ----   ''Case Curro''   CurroはShaleluと共に琥珀区に来ていた。目指すはスナエバルド邸ではあるものの、今後補給できそうな町はしばらく無いだろうことから、色々と物品を買いだしに行くべきではないかとのCurroの弁に従い、二人は琥珀区商店街に来ていた。 Curro「Shalelu、何か欲しいもの無い?」 Shalelu「そうね、やっぱり魔法の弓が欲しいわね。ああ、あと、憧れのBracers of Archeryとか。」 Curro「も、もうちょっと安いもので……あ、このナイフとかどう?今使ってるの大分ちびてきてたよね?」 Shalelu「そうね。買っておきましょう。」 Curro「あ、僕が払うよ!自分の分も買うからお揃いだね!」   スナエバルド邸ではアポ無しだったので門前払いを食らいそうになるが、東方骨董品の鑑定という口実で翌日のアポを取った。   ――――帰路 「ザッケンナオラー!」 「ガキがネーチャンつれていい身分だなあ!」 二人はゴロツキに絡まれていた。 ――――30秒後 「ゆ、許してくれ!頼まれただけなんだ!ホントだって!なんかローブの男に、コーベイン貰って……」 そこには首を刎ねられたゴロツキと矢ぶすまになったゴロツキを前に必死に命乞いするゴロツキが1人。 Curro「とりあえず警備隊にでも突き出すか」   ----   ''Case Harfwol''   氷区のデズナ神殿へ大好きなおばあちゃんと向かう道中、商店街でマジックアイテムの叩き売りが行われていた。 「安いよ!安いよ!」 Koya「おや、本当に安いねえ。どれ、このワンドをおくれ。」 「毎度!」 Koya「Harfwolや、たしかお前の誕生日も近かったはずだし、これをあげよう。」 Halfwol「わあありgブフォッ!これCure Moderateのワンドじゃないですかー!」 Koya「いい買い物ができたわ」   教会で神父と世間話をした後、食事を取ってから宿に戻った。 Harfwol「蜂蜜酒、馬肉焼き、海鳥のシチューをください。」 「スパムとスパムとスパムですね。少々お待ちくださーい。」   ----   ''Case Dian''   Dian「野郎共!飲みに行くぞー!」 「「「オー!」」」 DianはSandru及び、その他雇いのメンバー達と火区の酒場に繰り出していた。 酒場と言えばならず者共の情報が集まる場所。エールを仰ぎながらもしっかりと情報収集するあたり、DianがBardであることを強く印象付ける。 「Crown of the Worldを越えたいって?最近はMorozkoが酷くてとてもじゃないが無理だよ。ああ、でも確かアルフの奴はこの間Morozko吹き荒れる中、キャラバンを送ってきたらしいな。アルフ?Ulf=Gormunderって名前のフリーのガイドなんだけど、最近は見ないな。何かあったのかね?相棒のウサーカが向かいの酒場で飲んだくれてるよ。」   ――――「野郎共!ハシゴすんぞー!」「「「オー!」」」 Dian「あんたがウサーカかい?」 Uksahkka「ヒック、そうだけど?」 話を聞くに、Ulfは1週間ほど前にアスヴィグの農園へ行ったきり帰ってこないとのこと。またしてもアスヴィグ。Dianは何やらキナ臭いものを感じていた。   Ukasahkkaと酒を酌み交わしていると突然男が現れ、Dianの目の前の机で酒瓶を叩き割った。 「おいてめえ!俺のポチを殺しやがったな!」 Dian「は?」 「オオ!可哀想なポチ!今敵をとってやるからなー!ヒック」 Dian「(なんだこの酔っ払い……)俺はやってないぞ」 「とぼけんじゃねーぞ!あのフードの男がお前がポチのスパムに毒を盛ったと言っていたぞ!」 Dian「フードの男?どこに居るんだ?」 「ヒック!あぁん?居なくなってるな?まあ、関係ねー!ここで死ぬか、300gp払うか決めて貰おうか!」 Dian「フン!てめえのポチとやらに300gpもの価値なんぞあるわけないだろう!」 Sandru「おい、Dian。あんまり刺激するな。こいつ強そうだし、ヤバイ。」 「やったらあ!ぶっ殺したらあ!ヒック!」 男はバトルアックスを振り上げ、Dianも応じて鞭を鳴らすが、Dianに斧が深々と突き刺さり、これ以上は危ないと判断したSandruが白旗を掲げる。 Sandru「もう勘弁して下さい。ほら、Dianももう止めろ。」 降参し、値切り交渉の末に100gpを支払った。 命は助かったものの、勝てない相手に喧嘩を売り、挙句Sandruに降参させたDianはキャラバン内での株が大暴落してしまったのであった。   ----   ''Case Kiri''   翡翠区にAmeikoと遊びに来たKiri。ここを逃せば2人きりになれる様なシチュエーションはしばらく来ないことだろう。ここは一気に攻勢をかけて行きたい。 Ameiko「異国情緒に溢れる通りね。こういうの好みよ。」 アクセサリの露天で商品を物色しつつ呟いている、その背後から不意打ちをかける。 Kiri「そのカンザシ似合うわ。私からのプレゼントよ。」 1つ、大粒の真珠をあしらった簪を手に取り、Ameikoの髪に通しながら言う。完璧だ。 Ameiko「ありがとう。嬉しいわ。でも大丈夫?結構高そうだけど。」 店主「300gpになりまーす」 Kiri「問題ないわ。気にしないで。(ヤバイヤバイヤバイ」 事前に魔法の矢を質に入れて軍資金を作っていたのであるが、それでも500gpに満たないKiriの懐は一気に冷え込む結果となった。   ―――― 昼食を取り、劇場などへ行き、そろそろ空も薄暗くなってきたころ、2人は宿に戻るべく人気の少ない路地を歩いているところだった。 他愛の無い会話を交わす中、KiriはAmeikoと自然に手を繋ぐためのタイミングを計っていた。 ふと、Ameikoが視線を上げる。絶好のチャンスだ。Ameikoの右手に左手を伸ばす。あと10センチ。 「ドーモ、ハジメマシテ。アーチャーです。」 Ameikoの視線の先、民家の屋根の上ではメンポを付け、弓を携えた男がオジギをしていた。 Kiriの左手はそのまま背負っている弓に向かうこととなった。 メンポの男はKiriの虚を突かれた隙を見逃さず、その急所に次々と矢を打ち込む。 Kiri「Ameikoは下がってて!」 建物の上下で弓の射ち合いを始めるも、Sneak Attackも無くなり、AmeikoのCureとRay on Handsで回復量が被ダメージを上回ったため、戦況は有利に運び、ニンジャは逃げていった。   ---- ''夜になり、宿に集まった面々は、情報を共有し、翌日の予定について話し合った。'' ''全ての手がかりが同じところの何やら悪そうな奴に集まるメリケンシティアドベチャーな展開はなんともいえない気持ちを沸き起こすのであった。''   !!2日目   スナエバルド邸をPC達全員とAmeikoで訪問する。 アポイントメントを取るときに若干の嘘を混ぜたため、少々問答することになったが、最終的にRokuro=Kaijitsuにまつわる話を聞くことができた。 曰く   -Rokuro=Kaijitsuに託された剣はSuishenというInteligent Weaponである。 -Suishenはつい先日盗まれた。 -マスクをした下手人が数名押し入り、使用人も何人か殺された。 -下手人のリーダーは背の高い男で、話に聞く限りAsvigと特徴が一致する。 -このまま犯人が捕まらないのは面子に関わるので、解決したらSuishenはくれるらしい。   ――――夜   どうにもAsvigがキナ臭過ぎるので、殴り込みに行くことにし、Uksahkkaに案内を頼む。   Asvigの農園に入ってきたところでエントロピックライオンがサモンされる罠が発動した。 Smite Lawfulを使ってくる酷いやつらだ。   建物に着いたが、中で宴会しているようだ。 しばらく外で待ち、外に出てきた奴に皆で襲い掛かった。 立ちション中の男を鞭で引き倒し、サップとフレイルで囲んで殴る。絵面が酷い。 捕まえた男から話を聞きだす。 宴会の題目は有名なヴァイキングでアスヴィグの師匠でもある、スノーリ=ストーンアイの葬式らしい。 ウルフは前にいたらしいが今はどうなったのか知らないらしい。   ディスガイズアザーで変装したKiriが潜入を試みるが、酔った男に肩を叩かれてばれる。 Rosetta「ごめーん」 Asvig(バーバリアン)、Asvigの奥さん(Wich)、ダイアライオン、下っ端(ファイター)沢山 ダイアライオンがとにかく強かった。 ダイアライオンとAsvigが死んだ所で敵は降参。話を聞き出す。 Asvigは「ウルフは親父と死ぬ」と言ってたらしい。 恐らくカルスガルド式水葬で一緒に沈めることであろう。   急いで船着場へ向かう一行。 ウサーカさんにファイアクオータのヴァルキーのセーフハウス(シェーリンのシュライン)の用の割符を渡される。ウサーカさんはそこで待機。 ウサーカさんに借りたカヤックで船に向かう。 途中、ジャイアントヤゴと戦闘。死んでからもしつこい敵。   水葬船に乗り込むと自然発火装置をクリエイトウォーターで消火した。 甲板に置かれた棺には木の人形しか入っておらず、死体は無い。   釘で打ちつけられた船室の扉の向こうから何かの気配を感じる。 扉をこじ開けると、中から隻眼のアンデッドが出てきた。スノーリ=ストーンアイと思われる。 エナジードレイン持ちのクソクリーチャーだった。   船室を一通り調べるが、Ulfはおろか、何一つ気配を感じない。 甲板に戻ると船が燃えてる。炎を背に、常人の2倍はあろう巨躯の男がオジギをした。 「ドーモ、フリーズアイです」 「アイエエエ!ナンデ!?ニンジャナンデ!?」 ニンジャリアリティショック、麻痺ゲイズ、素手殴りが当たるとトリップ。 何とか倒して宿に戻ると、アメイコが居ない。   Uksahkkaさんの待つセーフハウスへ向かうと、ヒュージアースエレメンタルがシュラインを破壊していた。 赤い羽根持つカラスが近くにいて、こちらを攻撃するようアースエレメンタルに命令すると逃げていった。 エレメンタルは流石に強かったが、2Rで消えた。サモンらしい。   フローズンシャドウズという盗賊ギルドが黒い羽をシンボルに使ってることをロゼッタが気づく。 Fsは最近この町にきた盗賊ギルド。 FSはライムランナーギルドとつながりがあるらしい。   翌日、ガードがヘクヤさんの死体が浜で見つかったことを告げた。       続く!   ---- !とりあえずのメモ デートイベント ↓ 剣が盗まれたのも、ガイドが行方不明なのも、なんか狙われてるのもアスヴィグとやらが全部悪い ↓ カチコミ ↓ 黒幕が居るらしい ↓ Ameikoが攫われた! ↓ 続く! ---- ボーナス Curro:0.8 Dian:0.8 Harfwol:0.1+0.5 Kiri:0.5 Risaka:0.6 Rosetta:0.9