Cult of Devaur の末路
折角だから赤い(ランプの)ゲートを選ぶぜ
12惑星のセントラル・コントロールを奪還し、そこの管理AIオステスと協力関係を結んだ一行は、残りのカルティストが向かったという隣の恒星に向かった。
ここも例によって制御用の人工衛星が周囲を周回している。
スキャンしてみたところ、衛星内部へと続く巨大なシャフトが発見された。十分にサンライズ・メイデンが通過可能なサイズだ。
シャフトを下りていくと途中にこれまた宇宙船サイズの巨大なゲートが3つあった。
そのうち1つには赤いランプが灯っており、残りの2つには緑色のランプが灯っている。
何故かみんなの気持ちが赤い(ランプの)ゲートを開けようと一致しかけたが、念のためゲートを調査することに。
スキャンすると操作用の端末らしきものが見つかったので、そこからネズミがハッキングするのに成功した。
どうやらこのゲートの奥は宇宙船の停泊所で赤いランプがついているのは既に使用済みという意味らしい。
…つまり、この赤いランプがついているゲートの奥にはカルティストの宇宙船が停泊しているって事か。
先手は打てる時に打つに限る。完全にシステムのコントロールを奪ったネズミがあっさりとゲートを開け、開いた瞬間にサンライズ・メイデンの全火力を叩き込むと敵宇宙船は抗う間もなく鉄屑に変わったのだった。
これでカルティストも全滅だと良いのだが、そんなはずないので中にいるカルティスト共をきれいに駆除するために中に突入することにした。
手荒い歓迎
既に施設のコントロールを掌握したネズミが端末から情報を引き出すと、この施設は恒星のコントロール以外にキシャリーの遺伝子研究施設でもあったらしい。
とは言え、それは何千年も昔の事だし、今じゃその頃の研究体はとっくに死に絶えてるだろう。(フラグ)
監視カメラなどは死んでいるようなので覚悟を決めて奥に進むとエレベーターがあり、これを使っておりていくようだ。
これはついたとたんに扉越しにハチの巣にされるに違いないとピーチリーフが分身を作ったりフィラーがインビジしたりと一応準備してからエレベーターで降りていく。
すると案の定敵が待ち伏せしていて、扉が開くと同時に攻撃してきた。予想どおりだ。
予想と違ったのは全員がグレネードを投げ込んできたので分身もインビジも意味がなかった事ぐらいか。
不意打ちラウンドに8発のグレネードが投げ込まれ、更にイニシアチブにも負けたので更に8発のグレネードが投げ込まれる。
この攻撃によりスーセイが何もしないうちに火だるまになって倒れ、残りのメンバーも大ダメージを負う。大ピンチだ。
しかし、グレネードを使い切って直接攻撃に移った敵の前にグラッグが立ちはだかった。たまたまグラッグにかけられたDisplacementがものすごくよい仕事をし、敵が攻撃を外しまくっては逆に反撃でバッサバッサとぶった切られていく。
その間に態勢を立て直した一行の反撃の前についにカルティストは全滅したのだった。
ちなみにこのカルティストを率いていたのはパワードアーマーを着込んだドワーフで、全く決断力がなく、何かにつけ私には判断できないとしか言わない無責任上司だったらしい。
縦割り組織の弊害
休憩後に進んでいくと、近くの階段を下りて行ったところに別の敵がいる。
こいつらなんで援軍に来なかったんだろう…縦割り組織の弊害か？
メンテナンスロボを操って攻撃してくるイソキのメカニックがボス。こいつはプロジェクト全体の進捗といった広い視点が全くなく、自分の興味のままに技術的な茶々入ればかり行う自称技術顧問らしい。うーん、迷惑な。
いつもと変わった事をやってみようとフィラーがかけたインビジを利用してボスに急襲をかけたスーセイがロボにハチの巣にされて倒れたが、まあ順当に勝った。
このイソキのコムユニットを漁って情報を得ようとしたが、プロジェクトの進捗資料すらろくに閲覧した様子がなく、こいつはやる気があんのかと何か別の意味の怒りをかっていた。
トイレのキシャリーさんと動く生物標本
トイレを調べると中に何かがいる。鍵が壊されており閉じ込められているようだ。
外から声をかけるとキシャリー語で開けてくれというので、開けると中からキシャリーのアンデッドが出て来て襲ってくる。
こいつはものすごい攻撃力を持っており、運悪く捕まったピーチリーフがあっという間に干からびる。その次はグラッグも危うくやられるところだったが、他の面子の必死の攻撃で何とか倒すことができた。
なんなのこれ？こいつ数千年前からずっとこのトイレにいたのか…
ひどい目に遭ったが、身につけていたキシャリー製の装備はなかなか性能が良かったのでありがたく頂いておいた。
その隣の部屋には謎のクリーチャーが２体いたが、どうもテンポラルステイシスされているっぽい。
見た事のないクリーチャーだ。キシャリーが作ったのかなあ？
さっきのアンデッドで懲りたので中には入らず先に進むことにした。
無茶振りプロジェクトマネージャー
中央の大きな扉を開けるとそこにはアンドロイドとロボ４体がいる。
このアンドロイドがオステスの言っていたカルトのリーダーだろう。
アンドロイドはすでに手遅れでお前たちはここで死ぬと宣言するが、その手の挑発にはもう慣れたので無視して戦闘に突入する。
こいつはスタングレネードを投げて来てこちらの動きを阻害し、その間にロボットが攻撃するという戦術を取ってくる。
グラッグがスタンに抵抗できずに無力化されたが、アンデッドなのでスタンしないチート野郎スーセイがいたため敵の計画は崩れ見事討ち取られた。
このアンドロイドはプロジェクト成功の為なら部下にどんな無茶でも要求するという無茶振り野郎だったようだ。
カルトに入る前は大企業に勤めていて困難なプロジェクトを多大な犠牲を払って完遂したが、会社に評価されなかったことを恨んでカルトに入ったらしい。
多分、完遂したと言っても残業しまくりで大赤字とかだったんだろうなあ。
まあ、このカルトで地雷ばかりの部下を率いて何とかここまでやり遂げた事だけは評価したい。絶対上司には持ちたくないが。
最終決戦だ
アンドロイドが言っていた事は嘘で別に手遅れじゃなかったので、オステスの力を借りてシステムの正常化に成功。
彼は今回の経験を踏まえてデジェネレータ―は完全に破壊しないと危険すぎると考えており、その協力を求めてくる。
しかし、デジェネレータ―の破壊方法はよく分かってないので、手順としては
1：ゲートを開けてデジェネレーターをスキャンする
2：デジェネレーターがこっちの世界に出現するので何とかぶっ壊す
という素晴らしく行き当たりばったりなものらしい。
とは言え、デジェネレータ―を破壊すべきというのは満場一致で賛成なので、なんとかやってみようという話になる。
しかし、何らかの理由でコントロールシステムに不具合が生じており、このままではデジェネレータ―がこちらの世界に現れる前に超新星爆発が起きてこの星系が崩壊してしまうらしい。
それでは我々は助からないし、別次元にあるデジェネレータ―も無傷のままだ。これはまずい。
この事態を回避するにはオステス自身をサブルーチンに分割して各システムに送り込むしかないらしい。
このプロセスは不可逆的で後からオステスを再構成するのは不可能、平たく言うと死んでしまうという話だ。
とは言え背に腹は代えられない。デジェネレータ―の破壊は何としても成し遂げなければならないのだ。
結局オステスを犠牲にしてプロセスは成功。12恒星の位置が微妙に変わり、変化した重力場が異空間へのゲートを開く。
そのゲートから現れたのは全長が30�劼阿蕕い△覽霏膩�造物だ
そして案の定沢山の宇宙船がやってくる。この時を待ち構えていたコープス・フリートの艦隊だ。
うち1台は長さ10�劼竜霏膠�宙船で、同型艦は4隻しかないという超強力な戦艦だ。
艦隊はこの星系に備えられていた防衛システムと戦いを始める。
戦いは今のところ互角だが、お約束としてこのままだとコープス・フリートが勝つんだろう
色々相談した結果、この戦闘のどさくさに紛れてデジェネレーターに向かい、破壊しようという結論になった。
正直生還の望みは薄いがここまで来た以上後には引けないだろう。
どうせコープス・フリートのクソアンデッドどもにデジェネレータ―を奪われれば碌な未来は待っていないのだ。何とかやり遂げて見せよう。
(続く)