★今日の出来事 1日目  EladrinのVexiaからそのご主人、GhaelのShendaを助けるという依頼を請け負ったペプラー、アネルバ、イナオ、フレメアはGeyhawk Ruinへ行こうとするが、なんとラリックの姿が見えない。ラリックの部屋を探すと、そこには手紙が。 「ラリックは預かった。返して欲しければTower of Zagigの地下まで来い」 こうして目的の増えたパーティであったが、クレリック無しではどうにもならない。そこで酒場でリクルートすると、オッサン=ネカリルというSt.Cuthbertのドワーフクレリックが名乗りを上げた。オッサンは少々頭が悪いが、銀色のフルプレートとタワーシールドで身を固めた頼りになるファイター/クレリックだ。彼を連れて前回行った小さい穴通路の所に行き、Gaseous Formのポーションをのんでさらなる奥へ。  そこはZagig's Promnadeと呼ばれるTower of Zagigの遙か地下。昔Zagigが研究とその成果の発表などに使った場所だ。ついた部屋にはすごい風が吹き出てみなを壁にたたきつけたりしたが、ペプラーが機転を利かせてWebを張り、それでたたきつけられるのを防いだ。ここでオッサンがCure Light Wandを持っていないことが分かり一同あわてるが、幸いフレメアが持っていたのでそれを使って奥に進むことに。  次の部屋は応接室で、ソファに座るとUnseen Servantが帽子を取って帽子かけに置いてくれるという仕掛けがあった(罠ではない)。そして「ザギグ師はすぐにおいでになります」というアナウンスが流れるが、もちろん待っても来るわけがない。アネルバが別の扉を開けると、そこは大きなホール、というか回廊になっていて、目の前にはその回廊の上15ftのところにかかる空中歩道がある。また、向こうから削岩機のようなすごい音が聞こえてくる。歩道を渡って反対側に進み、そこにある扉で聞き耳をすると、何かむこうから物音が聞こえる。アネルバは戻ろうとするが、気づかれてしまい、扉から赤い帽子をかぶった目つきの悪い小人が出てくる。小人はPC達を見るとSylvanで「敵襲!」と叫び、扉を閉めた。すると、ガガガガガというすごい騒音が段々近くなってきて、アネルバは巨大な石の戦車みたいなものが近づいてくるのを見た。その上に、赤い帽子をかぶった小人が3人乗って、わいわい騒いでいる。  これはジャガーノートという強力な戦争兵器なのだが、誰も正体を知らなかった。とりあえずまた扉から出てきた赤い帽子をイナオが殴り殺し、さらにイナオはDimension Hopで戦車の上に飛び乗り、赤ずきんを倒そうとするが、その辺りでジャガーノートが張ったWall of Forceで後衛と前衛が分断され、しかも太くて痛い赤ずきんに徐々に押されていく(カタナも一回投げた)。オッサンの回復も間に合わず、ついにイナオが倒れてしまう…がその時、オッサンは見た!イナオの体がびくんと震えたかと思うと、突然巨大な羽が生えた。さらに、剣を落とした手から爪が生え、口から大きな牙が生える。体全身がごわごわと固くなり、赤色に染まる。おののくオッサンをよそに、exイナオはレッドキャップを爪爪羽羽口で引き裂く(倒せなかったけど)!しかも、その目は血走っており、オッサンすらも仲間とは見ていなさそうだ。 (ここでBGMが流れる) あれは誰だ 誰だ 誰だ あれはデビル デビルマン デビルマン 堕落ものの名を受けて 敵味方忘れて 戦う男 デビルクローは2d6(+Str) デビルウィングは2d6(+1/2Str) デビルバイトは1d8(+Str) Fire Resistance 20てん 悪魔の力 身につけた Goodのヒーロー デビルマン デビルマン 説明しよう! イナオのhpが-1以下になると、GreaterPitFiendのアリオック様と結んだ契約によって、イナオの体にデビルの力が流れ込む。これによってイナオのhpは自動的に1点に回復し、Temporary HP50点を得る。さらに、 ・爪が生える(2 Natural Primary Attacks, 2d6+Str) ・羽が生える(2 Natural Secondry Attacks, 2d6+Str/2) ・牙が生える(1 Natural Secondry Attack, 1d8+Str) ・Imuunity to Poison ・Fire Resitance20 ・Str+4 ・Will ST+2 ・皮膚が赤くごわごわになり、Natural Armor+2 ・MultiAttackのFeatを得る(Secondry Attackは-2) この効果は ・2d6ラウンド経つ ・Temp HPが無くなる ・Dispel MagicでDC 20+Inawo's HDのDispel Checkに成功する(orディスジャンクション) のどれかで終了する。 この効果は1戦闘中1回しか発動しない。また、この効果が発動するとイナオのGood Pointが-4される。 しかしそれだけではない。このモードにはいると、イナオは通常通り明晰に行動でき、論理的に動くことが出来るにも関わらず、周囲にいる全てのクリーチャーが敵に見えるようになってしまう。ただし、近くにいるクリーチャーを攻撃するわけではなく、ようは自分1人vs他全員で、どのように動いたら全滅させられるか、という観点で動く。従ってWizardがやっかいだと思ったらそいつを倒してもいいし、Clericがやっかいだと思ったらそいつを倒してもよい。殺戮したいわけではないので、弱い奴から殺すわけではないし、苦しめたりして遊んだりはしない。 …本編に戻る。 デビルの力を身につけRed Capを屠るイナオだったが、Spell Like Abilityを使い尽くして肉弾攻撃に移ったジャガーノートに瞬間的にTemp HPを削られ、しかものそあと車輪で轢かれて死んでしまった。SR36、DR10、AC29の生き物にイナオ無しでは勝てないということで、イナオの死体を引き連れて帰るパーティであった。しかし、オッサンはずっとイナオを不審な目つきで見ていた。 2日目 イナオの回復を待ち、ペプラー達はSpell Bookの書き写し 3日目  ジャガーノートは華麗に無視することにして、アネルバがInvisi+Flyでジャガーノートの上に載っていたイナオのカタナやRed Capのドロップ品である+1Keen Scytheを回収する。上の回廊に昇るための階段だろうと思ってアネルバが階段を偵察に行くと、その階段はもっと上の階からここに降りてくるための階段だった。しかもこの階段には魔法がかかっており、正しい合い言葉を唱えなければ無限に下り続けてしまってPromnardには行けないようになっている。アネルバはとりあえず上の階層に行き、そこで他の仲間がやってくるのを待つことにした。ところがそこにやってきたのは以前戦ったIuzのClericとRangerとBeguilerとBarbarian。そしてUndeadになったGeneral Ut-Ur。しかも、彼等は目がうつろなラリックをつれている。隠れたアネルバは難を逃れたが、その後を追ってきたペプラー達は階段の途中でIuzの信徒達と遭遇してしまった。階段での戦いということでペプラーはグリースを撃って敵の進路を妨害するも、敵のキャスター二人はこけるのを気にせず侵入してきて、ペプラーとイナオにフィーブルマインド。これで戦いの雌雄は決した。強力なオークRangerの人間嫌い攻撃にイナオは瀕死&アババ状態、フレメアはさっさと逃げだし、新参者&Int6のオッサンは状況が読めずおろおろ。すると敵は降参しろといい、命令を聞くなら命を助けるという。話しを聞くと、どうやらIuzが城の地下に閉じこめられてしまったらしく、Iuz教団は大変困っているらしい。そこで彼等は助けに来たわけだが、どうもこの地下は危険らしいということで、パーティに斥候をやって欲しいらしい。するとオッサンは「Iuzという仲間が閉じこめられているのか。閉じこめられているとは可哀想だ、助けるのは当然だ」というようなことを言って、Iuz信徒にちょっと困ったような顔をさせていた。  毎日ちゃんとSendingを送ることで、ラリックを殺さないでいてくれると約束もした。アバババになっているペプラーをラリックはHealで治す。しかしその笑顔はうつろで、「ペイロアおじさんが治しちゃうよー」などと言っていた(普段と変わらないという説もある)。  その後Iuzの信徒達が帰った後、アネルバはみんなと合流する。そしてオッサンの説明を聞いて、Iuzが悪い神様だと言うことを教えてあげるのだった。イナオがアウアウのまま、もう少し奥を探索することにする。  Greyhawkを上空からリアルタイム投影する壁画がかかった部屋や、運命の女神Istusの像がある部屋(ここで金の糸をみんな引っ張ったが、イナオとオッサンは「悪い運命が待ち受ける」という気がした。これは後日分かる。)を過ぎ、何やら物音がする部屋にたどり着く。バフって扉を開けると、底にはグラディエーター風の男が立っており、問答無用でバスタードソードを振るってきた。また、その脇には小さな八本足の金色熊がいる。が、男はペプラーのSculpt Fireballで燃やされて、熊も小さい割には太かったが、たまたまDRを抜けるグレソを持っていたイナオに殴り殺された。男の持ち物は少し燃えていたが、+2ブレストプレートなどが手に入った。帰って宿屋に貼ってある張り紙をみると、そいつはどうやら元Greyhawk闘技場の主で、指名手配中のロリス・ラクニアンという男だったらしい。懸賞金もあったが、消し炭の死体には払われないだろう。 4日目  再び地下へ。ロリスの家の近くにあったダブルドアをあけたら、そこには顔は鳥、手がフック状になっている二足歩行の気持ち悪い化け物がいた。そいつらは問答無用で襲いかかってくるが、うち一匹が放った呪文でイナオがDominate Monsterされる。ペプラーが奥にいる二匹をソリッドフォッグで分断するが、Dominateされたイナオが斬りかかってきた。Invisibilityで隠れるペプラーとアネルバだったが、イナオは魔法戦士らしいところを無駄に発揮して、See Invisibilityを唱える。一方分断されなかったフックホラーは、その額に開いた小さな穴から緑色のスライムを吹き出す。これによって魔法使い勢はみんなスタン、イナオもDominateがとけるもののやっぱりスタン。しかも、額の穴から出てきた触手に絡め取られてイナオは締められる。ついでにSolid FogのむこうからDimension Doorしてきた別のフックホラーもペプラーを締め始め、ペプラー気絶。アネルバは気絶したペプラーなどを助けて逃げようとするが、AoOでグラップルされてDimension Doorで離脱。この時オッサンはすでに締められて死亡しており、スタンが解けたイナオは物扱いのオッサンと共にDimension Hopで逃げ出した。その辺りでLargeサイズのイリシッドが現れ、気絶したペプラーとフレメアは捕虜となった。他のPCはグレイホークへと逃げ帰った。  まずフレメアはちゅるっぽんされ、死亡。しかしペプラーのほうには、イリシッドは質問をする。「お前、VythoonというMind Flayerを知らないか」ペプラーがRogueMind Flayerのことを教えるとイリシッドは大喜び、ペプラーの命を助けてもいいなどと言い出した。ペプラーはイリシッドの靴をなめるなど、すごい頑張って命乞い。結局所持金全部とHead Band of Intelectを奪われたものの生還した。大きなイリシッドはVythoonを追って旅だった。 5日目  帰ってこなかったフレメアの代わりにスワッシュバックラーのサレイジをリクルートし、ダンジョンに。  イリシッドと事を構えるのは嫌なので前回のダブルドアは避けて、残りのダンジョンを探索する。すると、粉砕されたストーンゴーレムの部屋の先に、突然外につながる部屋がある。そこはバルコニーのようになっていて、向こうに街の尖塔や青い海が見える。Illusionだろうということで、Will STをこころみるが、解けない。アネルバはバルコニーにある鳥籠を調べてエラドリンが捕まっていないかと疑ったが、ファンタズマルキラーの罠を発動させただけだった。Illusion以外には何もなさそうだということで、戻って別の所に行く。回廊の先の方に、自然洞窟になっているところがあって、そこには幾つかのテントとドラウの死体が散らばっていた。どうやら、戦いがあったらしい。燃えた死体や、焦げた死体、外傷のない死体などがあった。戦いがあったのは1〜2週間以上前だろう。  そこから伸びる道は二本、片方は7つの穴につながっており、もう片方は黄色く霞がかったように見えるキノコ畑につながっていた。キノコ畑にはバレットの死体があり、動くだろうなぁと思って近づくとやっぱり動いた。しかし、それはゾンビではなくて、近くに住むYellow Musk Creeperという植物モンスターが作り出した種を運ぶキャリアーだったのだ。バレット偽ゾンビはたいして強くなく、イナオがちょっぴり痛いフルアタックを喰らうものの、問題なく倒せそうだった。しかし、そこで悲劇が起こった。まずオッサンがファンブルし、ファンブル表で「ファンブル表を3回振る」を引いてしまう。結局ただのStunで済んだが。そしてイナオが、やはりファンブルして、同じく「ファンブル表を三回振る」を引いてしまう。イナオは自分の足めがけて思いっきり剣を突き立て、クリティカルダメージを受ける。これでhpがマイナスになり、デビルマンに変身した。Stunしたまま恐怖におびえるオッサン。一方デビルマンはバレットを瞬殺し、次の目標をペプラーに定めた。ペプラーとアネルバはインヴィジして難を逃れようとするが、See Invisibilityを唱えるデビルマン。サレイジはイナオをフルアタックするが、倒せない。逆にデビルアタックをくらって気絶する。結局、ペプラーのマジックミサイルによってデビルマンも気絶した。  一方その頃、Yellow Musk Creeperの胞子に操られてふらふらと樹の下にオッサンは近づいていた。樹はドリル状の枝でオッサンの頭に穴を開けようとしている(1d4Int Dmg/round)。これによってIntが0になるとFortSTをし、成功すると先ほどのゾンビになり、失敗すると死亡という恐るべきYellow Musk Creeperだったが、気がついたアネルバがDimension Doorでオッサンを連れて帰ってきた。  イナオにいろいろ問い詰めるために、一度グレイホークに帰った。イナオはデビルと契約したことなどをみんなにばらした。ラリックがいなくて良かったね。 6日目  Yello Musk Creeperを遠くから炎で焼き、今度は穴の方へ行く。七つの穴に適当に潜っていくとなぜかGreater Stone Golemの群れと遭遇しそうになったりして、あわてて逃げる。しかしそのうち辺りの穴を引き、その先に行くと巨大なジグラットが見えた。また、脇道があってその先には中に炎を宿したような綺麗なクリスタルが見つかった。  ジグラットのあたりには石筍や石像が多く、石像にはリアルなものも多かった。用心して近づいていくが、アネルバはふと八本足で角と羽の生えた大きな獣がこっちを見ていることに気がつく。アネルバは心も凍るような気分になったが耐え、戦いが始まった。後衛は近寄るとやばいと言うことで、イナオとサレイジが近づくが、二人ともDC20 Fort STに失敗して石になった(Alter Fortuneも使ったのに)。仕方がないので、魔法使い達は逃げ出した。帰って文献を調べると、どうやらあれはバシリスクとドラゴンを混ぜ合わせたドラコリスクというものらしい(具体的にはHalf Black Dragon Advanced Basilisk)。 7日目  Break Enchantmentを二発用意して、再び突入。まずSolid Fogをはり、ペプラーの渾身のBreak Enchantmentで二人は石から解けた。しかし、二人が石から元に戻ったとき、その目の前にDracoliskがいた。イナオは全力で攻撃しようとするも、また石化(またAlter Fortune使った)。サレイジもまた石化。Dracoliskはイナオの石像の頭を吹っ飛ばして、蘇生できないようにした。ペプラーのBreak Enchantmentが再び飛び、サレイジは回復。今度は石化せず、クリティカル混じりのフルアタックでDrakoliskに大ダメージを与えた。Dracoliskはその後驚異的な攻撃力で前衛を追い詰めるが、オッサンの回復もあってついに倒された。  イナオの頭のもげた石像を前に、Make Wholeで治らないかなどと相談していると、突然赤い風が巻き起こって、圧倒されるような赤い悪魔が姿を現した。その恐怖のオーラに逃げまとうパーティをよそに、その悪魔は「死んでしまうとは情けない」と言ってイナオの頭を接着剤でくっつけ、石化を解いて去っていった。イナオが気がつくと、仲間達が遠巻きにイナオを見ている。そしてなんだかからだが重い。アネルバに差し出された鏡で自分の顔を見ると、なんとスレイヤーズのゼルガディスのように体のあちこちに石が浮き出た気持ち悪い体になっていた。これでChaが3にまで下がる。しかし、なんとDR5/adamantineを得たのだった。  ジグラット調べるが、そのてっぺんで燃えている炎の下にある筒状の通路しか、侵入経路は無いようだ。Protection from Energyをかけてアネルバが偵察に行くが、中に入るには全員分必要と言うことでその日はいったん帰った。 8日目  翌日、またジグラットに突入する。そこで、地下に続く階段と様々な本の入った図書室、そしてハンバーグの出てくる部屋を見つけた。また、別の部屋の壁には虹色の模様が描いてあり、それを見たイナオをオッサンはふらふらとそちらへ近づいていった…かと思うと、壁から光線が飛んできて、イナオとオッサンは危うく狂気に陥ったり、別世界に飛ばされそうになったが、耐えた。その壁のところには黒と白の怪しげな扉があり、こんな所を進むのはいやだということで、一度Antimagic FieldのScrollを買いに帰った。 9日目  AntimagicFieldのScrollでトラップ部屋を通過すると、ちいさなカゴに入った小さなガエルエラドリンがいた。エラドリンはVexiaの依頼で来たことを知ると、助けて下さいとお願いしてきたが、エラドリンが閉じこめられているカゴはZagigが昔作ったGod Trapの試作品で、Disjunctionするか合い言葉を言わない限り壊れないアーティファクトらしい。いろいろ話を聞くと、どうやら彼女をここに閉じこめたのIggwilvという伝説の女魔法使いらしい。しかし、彼女曰く少し変らしい。PC達からシミュラクラムの話しを聞くと、彼女は全てが合点がいくという感じで以下のようなことを教えてくれた。 ・IggwilvはIuzをGod Trapで捕まえた。 ・God Trapを使ってIuzの力を引き出し、シミュラクラムは本物になろうとしているらしい。 ・破れた羽と角、山羊の足をした美しい女のような姿のDaemon,Lilitu Demonを引き連れているらしい。 ・最近ここに来て計画を自慢していったときに、彼女はAbyssalでLilituに以下のようなことを言っていた(エラドリンにToungesがかかっていることを忘れていたのではないだろうか)。 「Company of Sevenが三つのカケラをちゃんとデミプレーンに隠しておくように念を押すのだ。特に、Hollow's Heartにあるカケラを。Boccobの手に渡ることがあってはならない。Rajahaの誰かとコンタクトするのがいいだろう、彼等はもはやFraz-Urb'luuに忠誠を誓っているわけではないのだから。あと数週間だけでよいのだ。それで、もはやカケラは私にとってなんの問題でもなくなる。」 ・Hollow's Heartというのは、Abyssの176階層にある、Demon Prince of Deception, Fraz-Urb'luuの階層。カケラがなんなのかはわからないが、隠しておきたい言うのだから見つけてあげたらどうか。  ちなみに、Comapny of Sevenというのはペプラーは知っているが、大昔に活躍した伝説的な冒険者達で、Keoghtom, Murlynd, Tasha, Zagig, Heward, Quaal, Nolzurの7人。今も幾つかのMagic Itemにその名を残し、彼等の多くはHero Deityになっている。  このような話しを聞いた後、AntimagicFieldが切れる前に別の扉へと向かった。その先には展示室があり、いくつものガラスケースのなかに魔法の品が納められている。真ん中のテーブルには美しいゲーム台があり、そこに一組のカードが載っている。 ガラスケースの説明を読むと、どうやらみんな呪いのアイテムらしい。ここでサレイジが何気なくカードを引くと、サレイジの表情が一変する。なんとこれはDeck of Many Thingsで、彼はその効果を受けてアライメントがLEになってしまったのだ(5枚引いて、STが下がる、ALが変わる、Intが下がる、経験値を失う、全ての持ち物を失うを引いた…)。オッサンもおもしろがって引き、+3 Shock Thundering Spiked Gauntletを手に入れ、5000gp相当のDiamondを手に入れ、経験値を10000点失い、城を手に入れ、アライメントがNEになり、Intが4下がった。これによってオッサンのIntは2になり、動物のようにアーとかダーしか言えなくなった。他のメンバーは一枚ずつひき、アネルバは城を手に入れ、ペプラーは一回だけなにかを無かったことに出来るという能力を得、イナオはErinyesFighter4のサナイが仲間になることになった。  Int2になってしまってHandle Animalしか受け付けない(本人談)体になってしまったオッサンをどうしようか悩みつつも、ガラスケースのアイテムを一応回収してエラドリンの所に戻る。エラドリンは「だいぶ変わりましたね」とコメントし、檻を壊せないなら殺して欲しいとお願いする。殺されれば、True Resurrectionで復活できるからだ。PC達がこれを承諾すると、彼女の奪われた装備がたぶんダンジョンの先にあり、それを持って行ってもいいと言ってくれた。みんなで檻の隙間から殴り殺した。  しかし、先ほど手に入れた呪われたRapierを持ったサレイジの顔がおかしい。そのRapierは呪われた+2Rapierで、バーサークしてしまうのだ。LEであるということもあって、良心の呵責無く攻撃を始めるサレイジ。ペプラーは「ここでパーティの膿は出し切った方がいい」などと思いオッサンやイナオごと葬ろうとするが、さすがに良心の呵責に負けてやらなかった。イナオはLGらしくサレイジに武器落としをかけるが、落とされた武器をサレイジは躊躇無く拾ってまた殺戮をまた開始する。アネルバはさりげなくサナイにむかって「ご主人様が危ないよ」などと言い、サレイジを殺させようとする。この間、オッサンはうーとかあーとか言いながらサレイジを殴ったり蹴ったりしてほとんど外していた。 この地獄絵図は、サレイジが倒れることで終わった。  オッサンのALが変わって呪文がでないため、サイレジの傷を治すことはできない。またResist Energyも当然出なく、炎から出るときにサレイジは死んでしまった。  グレイホークに帰り、Pelor神殿でサレイジを10gpで埋めてもらった。オッサンは城の持ち主であることが分かったので、Druidを雇ってDominate Animalしてもらい、城に置いてきた。そして、図書室で見つけたManula of 〜二冊と、Stone Golem Manualを売って得た55000gp近くを3人で分けた。こう書くとなんだ悪人みたいだけれど、実際のプレイ時には頭(と腹筋)が麻痺して何も思わなかった。ちなみにサレイジを倒して手に入れた経験値は300点くらいだった(DM is Always Any Evil)。  Vexiaにご主人を殺したことをいうとVexiaはちょっぴりショックを受けるが、True Ressurectionで復活させますと言ってIoun Stoneを置いて帰っていった。 ★最近Greyhawkの近くに出来た建物 ・オッサンの城  風雲オッサン城はGreyhawkの近郊、農地の真ん中に立つ巨大な動物園です。中には数々のアニマルやIntが2以下の冒険者が放し飼いになっており、野生のままに平和に暮らしています。来園者はOtiluke's Telekinetic Sphehereの中に入って彼等を間近で観察することが出来ます。しかし、冒険者の中にはIntが2のSorcererがおり、これに近寄りすぎるとDisintegrateを撃たれることがあって危険です。入園料は2cpで、近隣の農民達の良い娯楽になっています。城の主はオッサンというドワーフ(NE, Cleric of Obad-hai8, Int2)で、+3 Shocking Thundering Spiked Gauntletで日々動物たちと戯れています。 ・アネルバ城  アネルバ家は古より続く大泥棒の家系でした。アネルバの先祖の中で最も偉大な業績を成し遂げたとされるAlpin the thirdは、Adult以上の赤、青、緑、黒、白、金、銀、銅、青銅、黄銅のドラゴン一匹ずつから財宝を盗み取るという誓いを立て、仲間の協力を得てそれをやり遂げたのでした。彼はそのようにして得た財宝を、空中を浮遊する巨大な城に隠し、数々の致命的な罠と致命的なモンスターを配置し、誰にも取られないようにしました。その城は全ての占星術から守られ、その上常にFlaness中を飛び回ってその居所を知ることは誰にもできませんでした。  アネルバがDeck of Many Thingsで引いたカードには、Flanessの地図が書いてありました。そして、移動する小さな光の点。直感的に、これこそが彼女の先祖の魔空城だとアネルバには分かりました。そう、数百年ぶりに、先祖の財宝の眠る城へと赴くことが出来るようになったのです。 ★手に入れたもの ・サナイの身の上話  サナイはもともとは別々のErineysと東方の女戦士(LN Human,Fighter4;女は侍にはなれないので)でした。ある日、女戦士は近くに住む悪いウーイェン/シュゲンジャ/ミスティックシアージを倒しに行くという依頼を受け、仲間と共に向かいましたが、あっさり負けました。仲間は皆死にましたが、女戦士はたまたま生き残りました。その妖術師はたまたまその時Erineysをバインドしようと思って頑張っていたのですが、言うことをあまり聞かなく、女戦士と融合させることにしました。こうして生まれたのサナイです。二つの意識は性格が似ていたこともあって、拒否感無く融合して一つになりました。これで力を得たサナイはその妖術師を殺すことに成功し、未知の世界へと羽ばたこうとしたのですが、妖術師が持っていたDeck of Many Thingsを引いてしまい、亜空間に閉じこめられてしまいました。しかし、引いておいた別のカードは、「いつか一人の侍がお前を解放するだろう。その男に心から仕えることで、お前はさらにもののふポイントを得ることが出来るだろう」と教えてくれました。そこでサナイはいつか素敵な殿様が助けに来てくれることを信じて、カードの中で眠りにつきました。Deck of Many Thingsは人の手を渡ってZagigの所にたどり着き、そしてイナオによってカードは引かれ、サナイはイナオに仕えることにしたのでした。 ちなみに、LEのサナイにはイナオのCha3は20-3で17に見えるので、全然問題ありません。  サナイは美しい黒髪を結い上げ、赤いぼたんのかんざしをさしています。そして銀糸で炎の縫い取りがしてある黒い着物を着ています。ただし、動きやすいように着物の足の部分にはスリットが入っています。その背中からは白い羽が生えています。 腰には少し短めのカタナを一本だけ下げており、背中にはかなり大きめの、しかし細い弓と、漆塗りの黒い矢筒を背負っています。  ちなみに、サナイ(の元になったErineys)はアリオック(LE Pit Fiend Cleric20)の元部下です。ついでに言うと、アリオックはDispaterの部下で、その中でもかなりの地位にあるようです。  スタットは次回渡します。 ・Headband of Intelect+6 with prohibiting casitng Int+6だけど、あらゆる呪文が使えなくなる。 ・Book of Infinite Spells  今はHealのページが開いており、それ以外に3ページ残っています。 ・Lesser Metamagic Rod of Quicken with Stunning 使うと1d4ラウンドスタンします。 ・ペプラーがひっつかんできた図書室の本は3冊あり、そこにはLv1〜9までの全てのPHBに載っているEvocationの呪文が記してあり、その上見たこともない呪文が1つと魔法を強化する技のやり方が一つ書いてありました。 呪文 Zagig's Booby Trap Evocation Wizard/Sorcerer5 Component:V/S/M(コウモリ糞) Casting Time:1Std Range:Medium Area:5ft.Rudius Burst Each Duration:1round/Lv Saving Throw:Reflex Half Spell Resistance:Yes この呪文を唱えたとき、Casterは範囲内の1/3CL個のクリーチャーによって占められていないマスを選ぶ。そこに不可視のForceパネルが設置され、効果時間の間そこにある。誰かがこれを踏むと、それは下品な音を立ててそのマスと隣接する8マスで爆発し、1d6/2CL(Max7d6)のFire Dmageを与える(Reflex Half)。隣接しておいてあり、Large以上のクリーチャーがいっぺんに踏んだとしても、ダメージは一回しか受けない。 どこにBoobyTrapが仕掛けてあるかを味方に説明するのにはFull Round Action。 技(ペプラーへのBonus Feat) Vengeful Spell[Metamagic] Spell LV修正:+0 呪文のDCが+2され、Empower, Extend, Silent, Still, Enlargeがかかる。さらに、対象のSRを抜くためのCLチェックに+4のボーナスがつく。ただし、このMetamagicがかかった呪文は、深い恨みを持った相手にしかかけることは出来ない(その対象を範囲内に納める、攻撃対象にするなどでも可)。深い恨みが何かはDM判断だが、例えば ・靴をなめさせられる ・Feeblemindを二回もかけられる ・殺される ・LvDrainされてしかもSTに失敗する ・戦闘中に30ダメージ喰らう ・全滅させられそうになる ・逃げ帰ることを余儀なくされる などがあげられる。 ・アネルバがひっつかんできた呪文書は4冊あり、1〜6LvのEnchantmentが書いてある本と、1〜6LvのDivinationが書いてある本でした。その中に、アネルバは自分に有用そうな見知らぬ呪文を見つけます。 Instant Boo Enchantment Wizard/Sorcerer1 Component:V Casting Time:Swift Range:Close Target:One Living Creature Duration:1raoud Save:None SR:Yes 対象はキャスターからの攻撃に対してFlat-footed扱いになる。 Weak Spot Divination Wizard/Sorcerer4 Component:V/S Casting Time:1Std Range:Personal Duraiton:10min/Lv キャスターは1d6/4Spot RankのSneak Attackを得る。対象がSneak/Skirmish/Sudden Strikeを使える場合、それに対するボーナスに変更される。 ★追加経験点 Lv10だった人:2324(サナイには入りません) Lv11だった人:1623 罠の分を忘れていました。あとGhael Eladrinを解放したボーナス分。 ★次回予告 ついにシミュラクラムIggwilvの野望を突き止めたPC達。もしシミュラクラムが本物になってしまえば、Greyhawkは30LvEpic Wizardによって壊滅的な打撃を受ける(かも)。Iuzの力を吸い取り終わる前に、Iuzを解放するのだ(あれ)。 囚われままのラリックの運命は!? 新しい仲間は1セッション以上持つのか(新しくキャラ作る人は10Lvきっかりでよろしく)? そしてイナオは、LGを保てるのか??? 次回「The Hall of Memory」大変ろくでもない冒険の舞台が君を待つ。 PK:3