六日目  ユイがグリーンドラゴンに食べられてしまったので、一行は今度はSwashbuckler混じりのDuskblade、ナッツをリクルートして、ドラゴンの足止めのためにタングルフットバックを買い込んで出かけた。今回も途中のランダムエンカウントでトロル二体に遭遇し、通常ダメージは非致傷となってしまうトロル相手に苦戦し、Fire Ballなどのリソースを消費してしまう。  しかし、そんな状態で挑んだドラゴン戦であったが、まずムスカリがメジャーイメージでドラゴンを橋から離れた場所に誘き寄せ、トロロの投げたタングルフットバックでドラゴンがエンタングルになり、更にはGlitter DustのSTも落としたことで、戦闘はかなり一行に有利な状況で開始された。そこからはアッシュとナッツのダブルBlade of Blood、トロロのスニークでドラゴンのHPを削っていき、ゴブリン歩兵はムスカリのNatural Maximise Fire Ballで一網打尽。もはやヘルハウンドも敵ではなく、それなりに時間はかかったものの、先日に比べればかなり楽にドラゴン達を倒す事が出来た。  その後ゆっくりと時間をかけてトロロが橋の弱点をSerchすると、それは橋の根元の、ヘルハウンドがいた付近にあった。どのみち倒さないと見つけられないじゃないか。ナッツが橋を殴り、無事壊す事に成功すると、一行は橋の見張り塔の中で休みを取った。 七日目  夜襲もなく、途中でクモとクモ頭に遭遇するもあっさり倒して一行はドレリンへと戻った。自警団のソラナ隊長にグリーンドラゴンの鱗を見せて橋を倒した事を告げると、一日目に捕らえたゴブリンから聞き出したという軍勢の集結場所を知らされ、全部とは行かないまでも幹部の一人でも倒して来てはもらえないだろうかと頼まれる。そこは丁度落とした橋の向こう側で、行くには遠回りをしなくてはならないし、倒せるかは分らないがが、一行は早速そこへと向かう事にした。 八日目  着くとそこには捕らえたゴブリンの言っていた通り、数千ものゴブリンの軍勢が集結していた。しかも赤、黒、白、青、と色とりどりのドラゴンの姿さえ見える。なんか良く分らないOutsiderのHugeドラゴンもどきまでいた。こんな中で幹部一人だけ倒そうとするなんてのはは自殺行為だと一行は悟る。ドラゴン五匹とか無理だよ。(でもLindenには羨ましい光景だったに違いない。ちなみにクロマティックドラゴンのかわいい順は、白→赤→黒→青→緑だと思う(どうでもいい))  とにもかくにも情報を得るべく、変装の出来るトロロとムスカリはそれぞれゴブリンとホブゴブリンに姿を変えて、ゴブリン達の野営地へと潜入した。出身地はどこだとか聞かれる事もあったが、そこはムスカリがKnowlegeチェックを通して逃れ、軍勢を率いているアザール・クレの話などを聞く事が出来た。  まあどう考えてもそれ以上の事は出来そうにないので一行はドレリンに戻り、アッシュ以外の三人は町の住民に町からの避難を促すべく議会に出て、見てきた情景を語った。さすがにドラゴンが何匹もいる数千のゴブリンの軍勢にコモナーが太刀打ち出来る筈もないという事で、近くの町への避難が承認される。そこで一行は避難するついでにと、辺りで一番大きい街でCLWのワンドを買って来てくれと頼んだのだった。  その間アッシュは何をしていたのかというと、唯一Infarnalを読めるのがDesipher Scriptを持っていないアッシュだったので、ヴラース砦で手に入れた竜魔将コス(ソーサラー)の手記を必死に解読していた。解読作業は夜を徹して行われ、竜魔将や竜魔王アザール・クレ、更には倒したグリーンドラゴンの名前がホジラン・ディロンであったなどという事が判明する。アザール・クレはどうもTiamatのクレリックらしい。 九日目  どうもやる事がないので、竜魔将の一人、ゴブリンレンジャーのサルビスが密命を帯びて行ったというレストの遺跡に行こうかという話をしていた一行だったが、ジョウルからフロストジャイアントの生き残りに協力を仰いでみてはという提案をされ、魔女の森の探索に向かった。  前に妙なかかしが立っていたがスルーされた場所から、通った事のない道を進むと、そこには館の遺跡があり、年老いたフロストジャイアントがいた。まあなんとか話をして協力を仰ごうとするが、ヴラース砦でLargeサイズのガントレットを拾っていなかった(拾っても持って帰って来れなかった)一行にジャイアントは興味を示さず、機嫌を悪くさせただけだった。  夕方、ドレリンに帰ってくるとキマイラが町民を襲っていた。が、これもドラゴンと同じくタングルフットバックとGlitter Dustで無力化されBlade of Bloodなどであっさりと殴り倒された。 .   あまりのあっさりさ加減にDMは次回はGlitter Dust対策を強化して、ダブルBlade of Blood(前衛二人が使うのみでなく、クレリックが前衛にかけて自分は回復したりもする)の凶悪さをPLに思い知らせてやろうと心に誓ったとか誓ってないとか。