3.5eエンハンス他PL向けデータの変更
変更点参照
HDの決定
2回まで振る事ができ、最後に振った値を用いる。
HeroPointをこのタイミングで使い振り直しを増やすことも可。
魔法のアイテムの鑑定
基本的にアイテムはラベルが貼ってあったり文字が彫り込んであったりするので、鑑定なしに効果を確認し、使用することができます。
ただし文字が読み取れない、制作者がわざと書いていないといった理由でこういった情報が得られないアイテムも存在します。
その場合Pathfinderのルールに従いdetect magicの呪文と<SpellCraft>の技能を使ってアイテムを鑑定する必要があります。
このような鑑定が必要なアイテムにしかPathfinderのルールで言う所の呪われたアイテムは存在しません。
魔法のアイテムの作成と呪文書への書き込み
ある回に参加したPLとDMは次回の参加までにアイテム作成の機会を得ます。
さらにCharacterPointを1点消費して参加1回につき1回まで追加の機会を得る事ができます。
1回のアイテム作成で行なえるのは次のいずれかです。いずれも作成にかかる時間は無視します。
- 消費型のアイテム(scroll,potion,wand,rodなど)か魔法的でないアイテムを計5つまで作成する。
- それ以外のアイテムを1つ作成する。
wizardがscrollから呪文書に呪文を書き写すなどの行為は消費型のアイテム作成とみなします。
アイテム作成の判定はPathfinderのルールと同じですが次の2点で異なります。
- 作成者のクラスの能力以外から前提の呪文を出す場合、一つにつきDC+5。
- DCから5差以上で失敗しても呪われたアイテムは出来ない。
その他セッション中でDMが認めるタイミングでもアイテムを作成することができます。この場合は作成に時間が必要です。
Dying Rule
- 以下で通常のDyingルールを上書きする。
Death Deck
- hpが0以下になったら、キャラクターは「Unconscious」になり、「Dying」になる。
- Death Card:Dying状態のキャラクターは、毎ラウンド自分の手番の開始時にDeathデッキ(全30枚)からカードをクローズドで一枚ドローする。
- カードには-1〜2までの数字と、場合によっては特殊な効果が書いてある。
- カードの数字の合計値が3以上になったら、現在のHPに関係なくキャラクターは死亡する。
- Cureなどによってhpが1点以上に回復した場合、Dying状態は終了する。Deathカードは全て破棄される。
- Unconscious状態でもダメージは受ける。範囲攻撃などの影響も受けるが、通常通りセーヴ可能(Evasionなどは不可)
- DiehardのFeatを持っているキャラクターは、hpが0点以下の時にUnconsciousにならず、代わりにStaggerdになる。同時にDying状態にもなるため、カードは引かなければならない。
- 戦闘中には、Heal SkillのFirst aidで容態を安定化させることは出来ない。代わりに、次のDeathカードを引かなくてよい。戦闘終了後であれば、First Aidで容態を安定化させられる。
- Stabilize (Clr 0Lv)の呪文は「対象の次のラウンドDeathカードを引かなくても良い」という効果に変更。
- Death デッキは、カードを全て引き終えるまでリシャッフルされない。
Death Limit
- hpが「-Con Score」か、「-1/5最大hp」のどちらか高いほうに到達したら、キャラクターは死亡する。
CP(Character Point)ルール
振り直しなどに使えるポイント。APGのHero Pointルールとは異なる部分がある。また、APG掲載のHero Pointに関連するFeat/Item/Spell等は一切禁止とする。3.5eエベロン等のAPも同様。
獲得
- DMが良RPに対して与える
- シナリオの目的を達成する
ただし最大で4ポイントまでしか獲得できない。
使用
CPの使用はFree Actionであり、Flat-Footedであったり、PCの意識が無かったとしても行える。ただし、そのPCが登場していない場面で使うことはできない。
CPの使用回数に関する制限は無く、好きなだけ使うことができる。
- 1pt
- 振り直し/人に振り直しをさせる
- d20(ダメージダイスを除く)をロールする前に宣言することで、+8の無名ボーナスを得る。ロールした後(DMに結果を聞いた後も含む)に使用することを宣言した場合、ボーナスは+4に減少する。他人のアクションにボーナスをつけることも出来るが、ボーナスは半分に減少する
- 1Standard/Move/Immediate/Swift Actionを得る(Immediateの場合、自分のターン外でも使用可)
- Readyしていたかのようにイニシアチブに割り込んで行動できる。StandardかMoveアクションを一回行う(敵のキャスティングなどに割り込んで、Fizzleさせることも可能)。Readyと同様イニシアチブは今動いている人の直前に移動する
- 隣接する誰か(何か)をかばって代わりにダメージを受けられる
- hpが2以上で、hpが0以下になるようなダメージを受けたとき、1hp残す
- Death Deckで引いたカードを破棄して、もう一枚引く
- 規定の回数を使いきってしまったが一週間以内にまた使えるようになる能力を今一回使う(呪文やSmiteなど)
- シナリオ間のアイテム作成のチャンスを一回増やす(1回/シナリオまで)
- DMに冒険のヒントを貰える(インスピレーションがわくという設定)
- 3pt
- 次のダイス目を20にする(ただし、クリティカルはしない)
- Limited Wish相当の奇跡を引き起こす